2019年3月18日月曜日

【たのしい裁判入門】 スピンオフ  督促OLの回収4コマブログ



みなさまおばんです。吉家孝太郎です。

北海道では、夜の会合なんかの挨拶で「おばんです」と言います。たとえ集っているのがみんなおじんでも、おばんなんです。

もっと丁寧に言うと


「みなさまおばんでございます」

になります。ええ、わたくしもそろそろいいかんじのおじんでございます。



さて、今日は、すごく興味深いブログを見つけたのでご紹介。



督促OLの回収4コマブログ
http://ameblo.jp/tokusokuol/



某信販会社で債権回収のお電話をなさっている方のブログです。


ああ、ボクも「共感っ!」するところが多々あったので、ぜひみなさんにも読んでいただきたいっ。


督促OLさんの謙虚で謙虚で謙虚な語り口調に涙です。


うちの場合は債権回収ではなく、売掛金の回収ですが、似たようなものです(苦笑)


違うところといえば。


督促OLさんは、電話や書状での督促がメインなのに対して、ボクは民事裁判での督促がメインだったということでしょうか(爆)


裁判所に行くとね、督促OLさんたちの領域を超えてしまった債務者たちのリストをもった顧問弁護士さんが原告席に座って、裁判官にリストを読み上げてるわけですよ。

「はい、〇〇さん来てません。なので〇〇ということで。〇〇さんもですね。はい。はい。」

と裁判官も

「はい。では〇〇ということで。はい。はい」


・・・・なにこの流れ作業的な!!!

というわけで、続々と判決が確定してゆきます。「主文 被告は原告に〇〇円支払え」みたいな感じで(^^;

で、傍聴席で、ボクはそれを聞きながら自分の番を待っているという(苦笑)


たまーに、それでも、カード会社の弁護士さんVS茶髪でジャージのやつれた女子、という構図を見たことがあります。

まあ、たいてい被告は出廷しないので、原告である債権者の主張がそのまま判決になります。しかし、被告が現れると、話し合いということになります。

「で、おたくは月いくらくらいなら払えるの?」(裁判官)
「・・・一万くらいです」(茶髪女子)
「こちらはこう言っておられるけど、どう?」(裁判官)
「まあ、それで分割で行きます」(カード会社側弁護士)
「うん。では、そういう方向で」

みたいな感じですね。かなりゆるいです。


あ、それからカード会社じゃなくて携帯会社の弁護士もいましたね。


で、ボクの番。ボクが原告席に座り、お金を払ってくれない顧客が被告席に座ります。そして、裁判官が言う。

「まあ、こうして裁判にでてきてくれてるんだから。話し合いで解決しましょうよ。ご覧になったとおり、裁判にすら出てこない人が多いのが事実なんですよ。ね、〇〇社さん」

は、はあ・・・・。

みたいな(笑)

・・・しばらく更新してない裁判ネタも、そのうちそのうち弁解しながら日が暮れる。みつお。




<ヤフーブログ終了に伴う転載。 オリジナル日付は2012.3.14>

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