ドローンの送信機で判別する、プロトコルについてのメモです。
■ Bayang 送信機(プロポ)
とある海外サイトで単体販売されていたので、確信に変わる。
〇 Eachine E011
〇 JJRC R010
〇 JJRC H67
〇 Eachine H8
これらはすべて共通で、Bayangプロトコル送信機。しかし、これの技適プロポってみたことないぞ??。
■ Bayang 送信機
〇 JJRC H98 国内でも技適つきが流通していたらしい。中古があればゲット。
ドローンの送信機で判別する、プロトコルについてのメモです。
■ Bayang 送信機(プロポ)
とある海外サイトで単体販売されていたので、確信に変わる。
〇 Eachine E011
〇 JJRC R010
〇 JJRC H67
〇 Eachine H8
これらはすべて共通で、Bayangプロトコル送信機。しかし、これの技適プロポってみたことないぞ??。
■ Bayang 送信機
〇 JJRC H98 国内でも技適つきが流通していたらしい。中古があればゲット。
トイドローンの「プロトコル」や「技適番号」は闇が深すぎて、すでに
もう、わけがわからない!
状態なのですが、いっそのこと、どこまでも追求してやろうと思って、さらに研究を深めてみました。
というわけで、国内的に技適に通っているか、通っているかは不明としても、ドローンのRTF(レディ・トウ・フライ/買ったらすぐ飛ばせるプロポ付き)送信機に使われているチップを調査してみた結果です。
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■ JJRC R010 XNS1042CV
■ Eachine E016H XNS1042CV
■ NEHEME NH320(C56) RF2418
■ DEERC D20 RF2418
■ SNAPTAIN A10 RF2518
■ スカイバイクドローン RF2518
■ スタイリッシュジャイロドローン(HAC2375) RF2518
(□ Eachine E010赤基板 RF2518)
■ TOHO DX-DN03 RF2518
■ SMRC ICAT1 PAN186CV
■ SNAPTAIN H823H PAN186CV
■ JOZEN JRH4029 PAN186CV
■ DRONE PRO MX5323
■ JJRC 345 MX5323
■ Realacc R11 MX5323
■ SNAPTAIN SP500 XN297LBW
■ SNAPTAIN SP650 HW2171
■ SNAPTAIN SP350 FC298TX
■ Eachine E016H V2 FC298TX
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チップとプロトコルの関係もよくわからん。どうやってプロトコルを確定していたり、記憶しているのやら。
のサイトを見ると、同じように分解なさっている方の送信機は
「送信チップ」+「マイクロコンピュータ」
の構成になっているので、マイクロコンピュータのほうに書き込みをしているのであればプロトコルはそっちに格納されているとわかるのですが、今回分解した大半の送信機は
「送信チップ」
が1個しか載っていない基板ばっかりなのです。謎、謎すぎる。
もう少し研究に励みます。
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※追記
だんだんわかってきた!たとえば
https://www.deviationtx.com/forum/protocol-development/8738-realacc-r11-mini
を見るとわかるが、MX5232にはMCUと呼ばれるマイクロコンピュータが内臓されているらしい。
MCU memory FLASH: 2K bytes RAM: 208 bytes (40 dedicated RAM + 168 general RAM)
とあるので、プロトコルや制御はここに書き込まれているということか!
まいどおなじみドローンな技適探偵団です。
前回)
https://kotaro-yoshiie.blogspot.com/2021/05/eachine-e010jjrc-h36luxond-005.html
最近の中国製ドローンは技適さえ通っていればとりあえず何にも考えずに飛ばせる善良なメーカーもあるのですが、
「一体全体なにがどうなっているのかよくわからない番号」
が割り振られているドローンもあったりして、なかなか奥深いです。
DJI などの超メジャーメーカーはもとより、HolyStone などのちょい歴史ある中国メーカーのドローンは、まあまあしっかりした技適表示がなされているのですが、中にはやや表示が怪しいメーカーもあるのはご存知と思います。
その点、日本向けにしっかり技適を取っていたSNAPTAINは、信頼できるメーカーだと思っていたのですが、おそらくamazonの依頼型レビュー(やらせレビュー)問題のからみで、BANを喰らったようで、今はアマゾンさんからは撤退しています。
2021年7月現在では、SNAPTAIN の機種は、メーカーの公式ではなく「ノーブランド」扱いで代理店(という形?)で販売は続いているようですが。
(前から終売かも?と言っていたEachine E010もアマゾンから現在消えています。もうあまり在庫がないのかな?)
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技適がしっかり表示されているメーカーは
■ SNAPTAIN
■ HolyStone
■ DEERC
■ 4DRC
です。
□ Potensic
□ JJRC
□ Tomzon
□ Eachine
あたりは機種によって不備が見つかったりしているようで。
Eachineなんかは、もうFPVマイクロドローンのほうに充分移行が進んでいるので、一般向けトイドローンからは徐々に撤退するかもしれないですね。
==========
さて、技適探偵団です。
JJRCのH36やLUXONのD-005といえば、おなじみEachine E010の兄弟機ですが、
H36とD005には 【 204ー520295 】
という 番号が表示されて販売されているものがありました。JJRCのH37でも、この番号のものが流通しています。
ところが、この番号、検索ページで調べると
「F180・F181・F183・F186」
という機種に対して割り振られていることになっています。 なので、H36やH37、あるいはD-005を持っている人の中には
「ほんまにこの技適番号、正しいんかな?」
と疑問を持ちながら使ってる人もいるようで、ネットに載せている番号を隠して写真を上げている方もおられます。(たぶん、自信がないんでしょう)
さて、今回。中古ドローンを漁っていて、おもしろいものを見つけたのです。それが
【204ー520295】
が割り振られたドローンのコントローラで、恐らく「Potensic F183」に相当する機種と思われます。
この機種
■ Potensic F183DH
は、5G帯を使うFPVを搭載していて、プロポコントローラ側は2.4Gなので上記技適が通っているのですが、おそらくドローン側からの映像送信は免許が必要です。なんとセットには受信モニタが同梱されていました。
その廉価版として
■ Potensic F183WH
というのもあり、こちらは2.4GFPVなので、いわゆるスマホで画像を受信するタイプと思われます。
機体の構造を見ていると、どうも「SNAPTAIN SP650」あたりの前身というか、古い設計に相当すると思われます。
ここでF183の技適番号が明確になり、シールも貼ってあるので
【204ー520295】とは、Potensicの F180・182・183・186なのだ、とわかったわけですね。
ところがおもしろいことに、これらの機種はHoly Stone からも同じくF183といった名称で販売されていて、おそらく技適は共通かもしれません。
*HolyStoneのF181で同じ技適番号の物を見つけました。
https://denseforestreviewcannotsay.blogspot.com/2016/11/holy-stone-hd-iphone-fpv-24ghz-4ch-6-12.html
さらにおもしろいことに、この機種は JJRCの H8Cとも同型と判明!
(H8は違う仕様です。H8Cは中型機・H8はマイクロ)
これらの機種は、JJRCのH8Cが2014年から販売されていることを考えると、かなり古典的なマシンなのだとわかってきました。
■ JJRC H8C NRF24L01 プロトコル V2X2
■ Potensic F180 NRF24L01 プロトコル V2X2
■ Potensic F182 NRF24L01 プロトコル V2X2
これらが軒並み2014年ぐらいから流通している機種ですから、F183も同じチップ・プロトコル構成と思います。
■ JJRC H36 NRF24L01 プロトコル MJXq
■ Eachine E010 (前期) NRF24L01 プロトコル MJXq
(後期はCC2500にチップ変更)
ですから、例の技適番号というのは、プロトコルはともかくおなじNRF24L01を使っているということで、同系統機種としてまとめてしまったものとわかります。
なので、技適の申請として正規の手続きかはよくわかりませんが、2014年くらいの古い機種では、こういうことが起きていたのだな、と納得。
トイドローンは中国製で各社から百花繚乱といっていいくらい、たくさんの種類が販売されていますが、 モーターに関してはそれほど種類はなさそうです。
いろいろドローンを分解して判明したことをメモ。
■ ドローンのモーターは大きく2種類に分かれる。
ひとつは「ブラシレスモーター」DJIなどの上位機種や、レース用・FPV用の機種で採用されている。
ブラシがないので、摩耗が少ないため、長持ち
もうひとつは「コアレスモーター」と呼ばれるブラシありのもの。主に低価格なトイドローンなどで多く用いられる。
■ ブラシモーター・コアレスモーターは以外に種類が少ない。
○ 615モーター
回転数などについてはバリエーションがあるが、6mm径×15mmというサイズは共通。
Eachine E010 / JJRC H36などでおなじみのマイクロドローンの標準。
プロペラを直接回すことが多い。
○ 716モーター
7mm径×16mm
JJRC R010 / Eachine E011 などで使われているちょっとパワーのあるモーター。
これもプロペラは直回しタイプが多い。
○ 816モーター
8mm径×16mm これより大きくなるとギア併用でプロペラを回すことが多い。
○ 820モーター
8mm径×20mm
○ 8520モーター
RyzeのTelloで使われている8.5mm×20mmのモーター。
Telloは比較的大きなモーターを直回ししている。
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これ以上強力なモーターとなると、ブラシレスに以降しているので、トイドローンでも一部の高級機はブラシレスを搭載している。
1万円以下で販売されているトイドローンのほとんどは、コストのこともあり、上のどれかのモーターが載っていることが多い。
ドローン 技適番号 一覧 (2021.7現在判明分・随時追加します。)
■ Eachine
E52 E010 E010C E012 E012C E012W E10 E10C E10W E33 E33C E33W E50 E50S E51 E53 E54 E55 E56 E57 E58 E59 E60 E70 E708 EX1
= 【201-170957】 H29
E016H E016F E61H E61HW E019 E020 E020S E021 ER02
ER03 EC03 EC01 EC02 E511 E511S E520 E520S E530
E530S E35HW EX3 EX4
= 【210-128222】 H31
■ Holy Stone
HS150, HS160, HS100, HS171G, F181, F183, F180, F186, HS170G, F181W, F181C, HS170W, HS210, HS220, HS230, HS240, HS101, HS102, HS172, HS173
= 【018-170233】 H29
■ Holy Stone / DEERC
HS210,HS140,HS620,HS520,HS420,HS340,HS450,
D50,D60,D70,D23,HT20,HT25,HS720E,HS700E
= 【211-200407】【211-200408】 カメラ側と送信機側 R2
HS720,HS700G,HS720G,HS175,HS710,HS610,HT05,HT10,HT02,HT07,HT06,D10,D20,D30,D40
= 【211-191106】カメラ側 【211-191107】送信機側 R2
■ 4DRC
RC Drone [4D-V4, 4D-V3, 4D-V8, 4D-V9, 4D-F1, 4D-F4, 4D-F5, 4D-F6, 4D-M1, 4D-M3]
= 【210-145820】【210-148652】 (双方) R2
■ SNAPTAIN
A10,A15H,A15F,A16,SP350,SP500,SP510,SP550,
SP600N,SP650,SP700,SP7100,SP7300,SP7500
= 【007-AJ0077】カメラ側 【007-AJ0078】 送信機側 R2
S5C, H823H, A15H, SP300, SP600, SP900
= 【204-820635】送信機側 H31
■ HAC
HAC2375
= 【208-190180】 送信機
■ JJRC (Fukuyama Trade)
H36 H47 509W
= 【208-180114】 送信機 H30
■ ZEROTEC
DOBBY
= 【201-160601】 H28
■ Potensic
F180 F181 F183 F186
= 【204-520295】 H27
HS160, F181C, F181W, F181D, F183W, F183D, F185, F185D, F185W, F188, F188W, F189, F189C, F189W, F189D, F190, F191, F192, F193, F194, F195
= 【018-170406】 H29
■ Hubsan
H7000 【018-160165】 H28
HT011A 【018-180152】 H30
H216A 【018-180070】 H30
H501M 【018-180213】 H30
H507A 【018-170023】 H29
H901A 【018-160164】 H28
H906A 【018-180118】 H30
HT001 【018-170017】 H29
HT005 【018-170024】 H29
HT006 【018-180067】 H30
HT009 【018-180069】 H30
HT015 【018-180068】 H30
H501A 【018-170022】 H29
H107 【204-220113】 H24
H1000, H107C+, H109, H107P 【208-160015】 H28
H111 【204-320251】 H25
HT016 【211-181225】 H31
ZINO 【211-181226】 H31
H117P-J 【216-200014】 R2
HT016P-J 【216-200015】 R2
■ Jumper
T8MP 【211-171003】 H29
T8SG-V2-PLUS 【211-181001】 H30
JP4IN1, JP4IN1-SE 【211-181019】 H31
T16, T16PRO, T16PLUS, T16SE 【215-JRA027】 R1
T18, T18PRO, T18PLUS, T18SE, T18LITE
= 【215-JCD030】 R2
T-LITE, T-LITE PRO, T-LITE SE 【215-JLX011】 R3
■ Frsky
Taranis X9 Lite,Taranis X9 Lite Pro,Taranis X9 Lite SE,Taranis X9 Lite Plus,Taranis X9 Lite S
=【211-190626】 R1
■ DJI
W321 【211-150501】 H27
GL200A 【211-160812】 H28
RC1A 【018-180209】 H30
■ FUGU INNOVATIONS (SMAO SMRC)
SMAO FG-SMAO-01 【204-720587】 H30
SMAO S5(FG-SMAO02) 【204-720587】 H30
SMAO S5PRO(FG-SMAO04) 【204-720587】 H30
■ HJHRC
RC Quadcopter 【 217-204173】 R2
■ ㈱トーシン産業
DRONE PRO (CH) 【 204-520287】 H27