2021年2月14日日曜日

FUTRO(ヒューロー) MP702 と Linux の相性

 富士通のMP702という中古シンクライアントがよくできていて、一時期、一台あたり2000円くらいで出回っていたので、たのしくて複数買いをしてしまった。   

 

 そのあたりの経緯は↓に書いている。

 

https://kotaro-yoshiie.blogspot.com/2019/03/futro-mp702-ma552.html

 

  当時の記事はPuppyLinuxの日本語版5.7.1が動いている画面を載せているのだけれど、もちろん、パリーリナックスがさらりと動くことは間違いない。

 

 ただし、

 

 た・だ・し

 

ちょっとだけ注意事項があるのに気づいた。

 

 

 実は先の検証記事のあと、実際にはLinux MintをHDDにインストールして動かしているのだが、記事では

 

「ライブUSBを刺して動かしている」

 

ということをちょこっと書いている。ややこしいので詳しく書くと

 

 

■ PuppyLinuxの日本語版5.7.1のライブUSBから起動させて、当然さくっと動く

 

というのが、元記事で、先日までは

 

■ LinuxMintの19をHDDにインストールして起動させたら、当然さくっと動く

 

という運用をしていたというわけ。

 

 ところが、ちょっと思うところあって、

 

■ PuppylinuxのXenialpup7.5を ライブUSBから起動させてインストールを試み


たのは良かったのだが、ライブUSBは動くのにHDDからは起動してくれず、シンクライアントとして初期から入っている謎のブートローダのようなものばかりが立ち上がるハメになってしまった。

 

 つまり、

 

 ☆ MP702は、HDDからではpuppylinuxが動かない!

 

ということが起きてしまったのである。もちろん、ライブUSBからは普通に動く。

 

 困ってしまって、いろんなパターンでHDDに再度インストールを試みても動かず、そのHDDを取り外して他のマシンに載せると、普通に動くので、どうもこれは

 

☆MP702の一番最初のブートローダとpuppylinuxの相性が悪い

 

のではないかと思う。 


 それで仕方なく、今度はLinuxMintの20を、HDDにインストールして再起動したらあっさり動いた。

 

 うーむ。LinuxMintのMBRと、パピーのMBRのしくみがちょっとどこか違うのか?

 

 どちらもGRUBだと思うんだけれどなあ。(浅学・・・。)