2018年2月16日金曜日

給料が上がる理由を、大半の人が勘違いしている件 ~結果を出しても給料は上がらない理由~



 世の中のビジネスパーソンにとっては、最大の関心事ともいうべき

「お給料」

について、ネットで面白い記事があったのでご紹介。


一生懸命がんばって結果も出しているのに、お給料が上がらない人の傾向と対策
http://www.yutorism.jp/entry/Salary


 話の流れは、元々ネタの小島アジコさんの記事から発展してます。


報酬は苦痛や苦労に払われてるって勘違いしてませんか?
http://orangestar.hatenadiary.jp/entry/2018/02/10/201334



というわけで、それぞれのお話を踏まえて、「給料や報酬とは何か」について考えてみたいと思います。



 まず、元々ネタの小島アジコさんのお話は

「報酬というのは、苦痛や苦労に払われるのではなく、生産性に対して払われる」

というものでした。生産性の概念がややこしければ「結果に対して」と読み替えてもいいでしょう。

「報酬はプロセスではなく、結果に対して払われる」


みたいな感じです。


 それに対して、らくからちゃさん(ゆとりずむ)のお話は、


「結果を出しても、報酬が上がらないことがある。あるいは、報酬はその人材の希少性に対して払われる」


というニュアンスでしょうか。これもまた当然どちらもありえる話です。



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 さて、これからヨシイエが話すのは、こうした事柄を踏まえて(ぜんぜん否定するとか、そういうことじゃなくて)みなさんが誤解している給与や報酬の真実ですので、耳の穴をかっぽじってよく聞いていてください。


 まず、よくよく勘違いされてしまう大前提の部分を説明しますね。


 それは報酬には2通りの意味合いがあって


「事前報酬(事前給与)」と「事後報酬(事後給与)」


という視点があるということです。


 私たちは、ごく一般的なビジネスパーソンとして


「自分は仕事をこんなに頑張ったから(プロセス)、そしてこんな成果を上げたから(結果・リザルト)ゆえにたくさんの給与や報酬がもらえるべきだ」


と考えますが、実はプロセスや結果と報酬の因果関係はまったく無関係のことが多く、たいていの会社員はそれとは異なる論理体系で報酬が払われていることを理解するべきでしょう。


 もちろん、上記のような「プロセス→結果→報酬」モデルを採用している会社や職種もあります。それはいわゆる完全歩合制の会社や、請負の場合です。

 建築請負などでは、中間金をもらったり(プロセス)、フルコミッション営業職では、売上高の%で報酬を受け取ったりしますから、これはたしかに「過程と結果と報酬」が相関するといってよいでしょう。



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 しかし、一般的な会社員にとっては、「プロセスや結果」を報酬で評価することはできません。たしかに、ある営業マンが商品を100万円売ってきたのと、200万円売ってきたのとでは、プロセスや結果は2倍の数値で異なりますが、給料には反映されないことがほとんどです。

(もし、給与が2倍になる体系なら、それはフルコミッション営業だということですから)


 あるいは、どれだけ社員が頑張って成果を上げても、社長が飲み食いにお金を費やしていて、赤字を抱えているなら、給与にはまったく反映されないでしょう。


 またあるいは、経理の仕事をしている人は、取り扱い高が増えれば給与アップで、売り上げ高が下がったら給与がマイナスになることもありません。ある月に伝票枚数が3倍になったからといって「君は今月3倍仕事をしているね」とは誰も評価してくれないだろうことは容易に想像がつくでしょう。



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 では、給与が上がる、報酬が増えるとは、いったい何なのでしょうか。海外では多少意味合いが異なりますが(なぜなら海外の仕事はフルコミッション寄りだから)少なくとも日本国内で日本人もらえる給与というのは


「期待値」


にほかなりません。そうなのです。日本では、給料アップとはすなわち


「事前報酬」


の意味合いが強いのです。


 もっともわかりやすいのが、新卒採用や中途採用時に示される「給与」の提案ですね。海のものとも山のものとも知れない新人が、


これから会社に貢献できるかどうかまったく不明なのに20万や30万といった金額をつけられる


というのは、期待値以外の何ものでもありません。


 そして、会社員の経歴の中では、


「新しい役職についた時点で、給与がアップする」


ことがほとんどです。これは、新しい役職への期待値で給与という価格が決まっているということなのです。



 ということは、私たちは


「頑張ったから給料が上がるだろう」


と思っていますが、会社はそんなことはあまり考えておらず


「これから(期待される任務を)頑張るだろうという人間の給与をアップさせよう」


と思っている、というズレがあるということなのです。





 これが、実は「派遣社員が正社員になかなか登用させてもらえない理由」とか、「公務員試験が1種や2種に分かれている理由」とか「キャリアとノンキャリアの違い」とかを説明する有効な理論になるのです。


 派遣社員や契約社員は、いわば「下っ端としての役割を下っ端としての給与」でまかなわれている人材です。なので、仮にその立場でめっちゃ頑張っている人や、めっちゃ成果を上げている人がいたとしても会社としてはラッキーですが、多少は寸志で評価すればいいだけで、正社員にする必要はありません。

 正社員にしたいのは「ハイスピードで下っ端業務をできる人材」ではなく、「それを管理できる人材」ですから、その期待値に対して正社員に引き上げるわけです。

「ハイスピード下っ端」さんは、ハイスピードでその仕事を回してくださるほうが、ありがたいということです。


 実は戦国時代や江戸時代も、このへんはしっかりと切り分けられていて、おなじ戦闘にかかわる武士のような仕事をしていても3種類くらいの役職・身分がありました。


 いわゆる侍というのは「士分」ですが、これは馬に乗って戦う武将を意味します。

 次は「徒士」という歩兵です。このへんから藩によっては士分だったり士分じゃなかったりします。

 最後は「足軽・卒」という身分です。これも歩兵ですが、侍、士分ではありません。



 足軽から出世できたのは、長い戦国時代でも豊臣秀吉ぐらいのもので、まあ基本的には「いくら敵をたくさん倒しても、足軽は足軽」だったので、侍にはなれませんでした。



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 結論としては、会社員にとっては「給料が上がるのは、あなたに新しい任務が与えられる瞬間である」と思ってまず間違いない、ということです。


 このことを知っているか否かで、働き方は大きく変わると思います。過去を振り返って自分の頑張りに対して報酬が少ないとか言っている場合ではないのです。明日や未来に、あなたに何ができるか、が問われているということなのですから。











2018年2月14日水曜日

奨学金の延滞率の報じ方がムチャクチャすぎる件



 吉家は、その昔映像製作なんかをやっていて、それもドラマとか映画じゃなくドキュメンタリーのほうが得意だったこともあっていちおう



 メディアとは何であるか



については、多少なりともしっかりした考えを持っているほうだと一応は思っています。


 ついでに、教育関係の仕事についていた時代もあるのでそっちにも造詣が深いわけですが、奨学金をめぐる2つのメディア報道がとてもよい教材になったので今回は取り上げる次第。


 まずは


 「私大トップクラスの奨学金返済能力を誇る大学は?」 
https://www.news-postseven.com/archives/20180213_649700.html


というNEWSポストセブンさんの2月13日の記事をご覧いただきたいのです。


 これを読むと、「ああ、奨学金をきちんと返している学生はどこの大学にいるのかな」ということがわかるようになっているのですが、そのデータを引用させてもらうと、



延滞率が低い大学



ということで、関西の主要私大が取り上げられているわけです。


■ 関西大学 0.9%

■ 関西学院 0.9%

■ 同志社  0.8%

■ 立命館  0.9%

■ 京都産業 1.1%

■ 近畿    1.2%

■ 甲南    0.7%

■ 龍谷    1.2%


そして、基準がわりに「早稲田が1.0%」という数字を上げて


関西はおおむね、延滞率が低く優秀なんじゃない?


という論調になっています。



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 さて、今度は2月14日付のおなじくNEWSポストセブンさんの記事を見てみましょう。


 「奨学金延滞率が多い大学ワースト10」
http://www.news-postseven.com/archives/20180214_649613.html


 今度はワースト10を挙げているので、おそらく「優秀じゃないほうをリストアップする」つもりで書いておられるのだと思います。


 ではその10校を引用させてもらうと・・・・・・。


ワースト1位から(ただし延滞者人数順・ここでは延滞率を抽出)

■ 1位  日大    1.3%
■ 2位  東海    1.8%
■ 3位  近畿    1.2%
■ 4位  大阪産業 3.3%
■ 5位  帝京    1.8%
■ 6位  九州産業 2.4%
■ 7位  早稲田  1.0%
■ 8位  福岡    1.4%
■ 9位  専修    1.8%
■10位  立命館   0.9%



 ・・・・・・はい。賢明な読者諸君にはもうわかりましたね。


 前回は「延滞率が少なくて良いんじゃない?」とされた近畿大学や立命館大が、こちらでは「延滞率ワースト10」入りしているんです。






 これ、おなじ記者さんがもし書いたのだとすれば、



 「精神が分裂ぎみだと思うので、早く医者に行ったほうがいいですよ」

と言いたくなります。




 あるいは、編集長さんはおなじ人物だと思うので、


「ちゃんとチェックしたほうがいいと思いますよ」


と言ってあげたほうがいいと思います。あるいは、ほんとうにどっちでもいいのかもしれません。そんなことでは文春に負けてしまいますよ。




 逆にいえば、メディアというものは、データの見せ方ひとつで


「ある方向付けを好きなようにすることもできるし、真逆のことだって言える」


わけで、これは全くもってその良い例だと思ったのでご紹介した次第。


 ぜひ来年の大学入試で取り上げてほしいくらいです。




2018年2月11日日曜日

lubuntuなどのubuntu系LinuxがライブUSBで運用できない件



 ふだん、自宅と会社で仕事をする際に、もちろんどちらにもPCがあるので両方を使うのですが、データの管理の上でLinuxのライブUSBを使って、どちらのPCでも同じ環境で作業を行うことがあります。


 その場合、これまではPuppyLinuxをLiveUSBで使っていたのですが、Lubuntuも問題なく軽い!ということでLubuntu環境を作ろうといろいろ試行錯誤しているところでした。



 ところが、Lubuntuに限らず、ubuntu系Linuxには、ふだん使いする上でちょっとした問題点というか、クセがあって、


 何かの更新に失敗したり、グラフィックボードとのドライバ相性によっては、ログインループを繰り返す


というトラブルがちょこちょこ発生するわけです。


 けして、パスワードが違っていてログインできないわけではなく、パスワードは合っていてもちろんログインは通っているんだけれど、またログイン画面に戻る、という問題です。


 これはGUIベースで起きるので、コマンドラインに降りてやればもちろんちゃんとログインもできるし動くのですが、(ただしCUIベース)、いちいち設定を書き直したり、たまに原因がよくわからないことがあって、できればご遠慮したいところです。



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 で、「おそらくこういった原因でそうなるよ」という当たりはついているし、実際に同様の現象についてのネット記事もたくさんあるのですが、どうも私の感触では、


「USBが8G(もしくはそれ以下)だと、何かを更新しようとして空き容量が足らず、更新不全が起きている」


のだと思います。


 今のところ、8GのUSBにインストールしたlubuntuは、「テーマが設定できない」旨のエラーで、次の立ち上がりからログインループになることが多いです。


 で、その原因を見ると、ディスクの容量が足らないようなことを言っているわけで。

 (ところが、実際には容量はかなり空きがあって、その程度の更新では足らないはずがないんだけれど、なぜかディスクと相性が悪いらしい)


 インストールする前の、とりあえず使ってみるためのインストール用USBでもおんなじことが起きています。こちらは4GのUSBを使っていましたが、同様のエラーが起きます。


 まだ、16GのUSBでは試していないのですが、上の2つの場合は、OSの自動更新をすべてオフにしても同じことが起きるので、悩ましい限り。


 いったいubunntuくんは何を更新しようとしているのだろう・・・・・・。






2018年1月21日日曜日

Minergate(マイナーゲート)をLinuxで運用する。 ~仮想通貨はLinuxで掘れ?!~



 本家仮想通貨のBitCoin(ビットコイン)は大暴落してえらいことになっていますが。


 そりゃあ、もともとの価値から大暴騰したものは暴落するに決まってます(笑)


 なので、こういうギャンブルをやるときは、「現在価格の低いものが、後に価格が上がるのを狙う」のが必勝のセオリーというわけで。


 そこで、現在価値の低い仮想通貨が、将来値上がりするかもしれない、という夢を楽しもうではあーりませんか。


 それも、怪しげな仮想通貨に手持ちの現金をぶち込むのは気弱なボクのメンタルではどうにも難しいので、



 仮想通貨は掘るべし(マイニング)



ということになりました。


 初心者でも簡単に仮想通貨を掘ることが出来るソフトは、やっぱりMinergate(マイナーゲート)です。





マイナーゲート サイト
https://minergate.com/


 説明が英語なのでわかりにくいかもしれませんが、GUIでほぼマウスクリックだけでマイニングができるので簡単です。

 Android用だけですが、スマホ版もあります。


■ 使い方 ■

1) ↑上記サイトでメールアドレスを用いてアカウントを登録する。

2) パスワードなども設定する。

3) 実際にマイニングするソフト(アプリ)をダウンロードして、設定したアカウントでログインして掘る。



流れはこれだけです。



 ダウンロードできるのは以下のバージョン。





  パソコン版での対応OSは、

 Windows7  32ビット 64ビット
 Windows8  64ビット
 Windows10 64ビット

 MacOS 10.9以降  64ビット

 Ubuntu 16.04以降  64ビット

 Fedora 25以降  64ビット


が選択可能。基本は64ビットOS向きだと理解しましょう。


Windows7の32ビット版とLinux版で動作を確認しました。




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 吉家の実際の運用は、

 Lubuntuの64ビット版に、Minergate(マイナーゲート)を入れて、それをライブUSBで動かしています。


 Minergate(マイナーゲート)は、その性格上ウイルスソフトで検知されてしまうことがあるので、ふだん使っているメインOSの上では動かしたくないなあ、と思うので。



■ 実際の運用 ■

1) Lubuntu 16.04 64ビット版のLiveUSB(ライブUSB)を作成。

2) マイナーゲートをインストール

3) ライブUSBでマシンを立ち上げて掘る


という形です。これで、メインのOSにご迷惑をおかけしません(^^



 体感的には、Windowsで掘るよりも、Linuxで掘ったほうが、少しだけ速度が速いような気もしますが、マシンパワーがモノを言うため、差は微々たるものですね。











2018年1月20日土曜日

2018 おすすめ実用 軽量Linux ベスト3 軽いLinux3選


 実は東芝リブレット(懐かしい)の頃から、slackwareをぶちこんでは持ち歩いていたLINUX使いの吉家さんです。


 もちろん、現在でもいちばん多く使っているPCのOSはLinux。このブログもLinux上で動いているブラウザから書込しています。


 なおかつ、パソコンに関しては「値段の高いもの」なんてほとんど使わず、10年くらい型落ちのマシンを平気でそこらじゅうに置いて使うタイプの人間なので、


軽量Linux


については、ものすごくこだわっております。


 そこで、2018年からLinuxを使ってみようかな、とお思いのあなたへおすすめのベスト3を!




■第3位■  LinuxBean

https://ja.osdn.net/projects/linuxbean/


 もともと古いWindowsXPマシンを違和感最小で移行できるようにと考えてまとめられたディストリビューションなので、初心者でもわかりやすいです。

 Ubuntu 12.04 LTS Ubuntu 14.04 LTS ベースなので互換性もあります。

システム条件も

12.04 推奨環境
ディスクの空き:8GB 以上 CPU:i386 800MHz 以上 メモリ:256MB 以上
14.04 推奨環境
ディスクの空き:10GB 以上 CPU:i686(Pentium M, Celeron M 以降)及びそれらと互換性のあるプロセッサ。 PAE必須。 メモリ:384MB 以上

と、かなり古いマシンでも動きます。

 ただし、32ビットなので64ビットで動くあたらしめなマシンには逆にもったいないかも。


 実用している感じだと、初期搭載がメモリ1Gぐらいの1コアCPUマシン向けだと思います。

 日本人の方が開発しておられるので、日本語環境については特筆すべきものがあると思います。




■第2位■ PuppyLinux
 
http://openlab.jp/puppylinux/


 実はヨシイエが、家や会社じゅうに置いているマシンの大半に入っているPuppyLinux。

 軽量Linuxの決定版!と言ってもいいと思っています。その実力は、とにかく実用Linuxの中では最軽量であること!


  システム条件は、

CPU: Pentium 166MMX, RAM: 128MB, CDROM: 20倍速以上
メモリーは4系128MB 5系256MB以上


 なので、古いVAIOのノートPCなんかでも動きます。


 システムそのものが起動時にRAMに読み込まれて動作するので、ディスクアクセスを極力しないことで高速動作を生み出しています。

  派生ディストリビューションも英語版ベースながらいろいろあって、自分好みのものを選択できるのも面白いですが、初心者向けではないので、はじめて扱う人はオーソドックスな日本語版がよいと思います。


 しかし、1位ではなく2位にした理由は、実際に使っていて次の3つの残念ポイントがあるからです。


 1つめは、日本語版の最新となるPrecise-571JPが2014年1月のリリースであること。

 さすがに2018年1月を迎えた現在では、古いシステムとなっていることは否めません。
 


 2つめは、chromeなどの有名どころブラウザのインストールが、やや難しいこと。もともとアプリケーションの管理がpetという独自のパッケージなので、ややど素人にはわかりにくいかな、という部分もあるのに、さらに基本中の基本である著名ブラウザを動かすのに手間がかかるのは、マイナスポイントだと思います。
 ただし、その分、先人がいろいろと取り組んだ記事などは山ほどありますので、困難が解決しないことはないでしょう。


 3つめは、これも仕様でシステムをメモリに読み込むことから、ライブUSBで運用すると定期的に現時点での状態を記録するためにディスクに書き出しに行くところです。
 この書き出しに入ると、突然そっちに全エネルギーを持って行かれますので、古い性能の低いマシンだと待ち時間が発生します。これがつらい!





■第1位■ Lubuntu


 https://wiki.ubuntu.com/Lubuntu/Japanese


 おそらく軽量度、軽さで比較すればPuppyLinuxに軍配が上がるのですが、トータルの使いやすさでは、Lubuntuのほうが洗練されています。

 システム条件は

  • 266MHz 以上のプロセッサ
  • 128MB 以上の RAM
  • 3GB 以上のハードドライブ
  • 汎用のグラフィック
 <実用>
  • 32・64 ビット 512 MHz 以上のプロセッサ
  • 512MB 以上の RAM
  • 6GB 以上のハードドライブ
  • 汎用のグラフィック

で、LinuxBean同様、1Gぐらいのメモリが載った1コアCPUマシンに最適です。2Mとか2コア以上ならさらに快適。

 そして、64ビット版があるのも嬉しい限りです。当然、ここで64ビットCPU以降とそれ以前でLinuxBeanやPuppyLinuxとはスタンスが別れるところですが、64ビットCPU搭載なら、迷わずLubuntuをチョイスしましょう。


 Lubuntuのオススメ点は、なんといっても「ubuntu系最軽量」と言ってもよい軽さです。

 もともとubuntuというディストリビューションがあり、その軽量版としてまとめられたのがLubuntuですが、別にXubuntuというのもあります。

 これももちろん軽量なのですが、Lubuntuは、本家やXubuntuに比べて実際に半分くらいしかメモリを使わないというデータがあります。

 また、最新のソフトウエア更新も常になされつつ、かつ「LTS」といってロングターム(長期間)使用を念頭に設計されるため、ヨシイエが使っている16.04LTS版だと、2019年4月までサポートがあります。


 このあたりは、個人開発のLinuxBeanや、開発が停滞ぎみのPuppyLinuxより安心感が高いと思います。

  まさに、2018年向けとなると、ubunntu系一択ですね。


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 というわけで、楽しいLinuxライフを。

 

 
 


 

2018年1月18日木曜日

100円(100均)で驚きの効果! WiFi速度を劇的に速くする魔法のツール?!



 普段、自宅の1FにWIFIのルータを置いて、2FでPC作業をすることがあるのですが、昔は有線LANを階段に沿わせて上げていたのに猫が毎回線をかじるので、ついに止めました(苦笑)


 どうも、うちの猫は、LANケーブルにものすごい執着があるらしく、カバー的なものをつけてもわずかな隙間をこじ開けては線を噛みちぎり、困ってしまいます。


 仕方がないので、無線LANを飛ばすことにして、しのいでおりましたが、



 どーも、有効速度があまり出ていない気がする



とモヤモヤしながら過ごしていた次第。


 解決策としては、もちろん


 無線LAN(WIFI)中継機


なるものが販売されていたり、WIFIルータを新調した際に古いものを中継機として使うなどの方法もあるのですが、お金がかかるなあとほったらかしにしていたのです。



 そんな時、ふと思いついて、無線なんだったら電波飛ばしてアンテナ長くすればいいんじゃない?ということで実験してみたらものすごい効果が!!!




買ってきたのはこれ!単なるUSB延長ケーブルです。今回は1mで100円(108円)でしたが、60センチ程度のものでも良いと思います。

 そう。言わずとしれた100均グッズに他なりません(笑)


 私のノートPCは、旧型なので、USBタイプのWIFIを差し込んでいます。それを一旦外して、延長ケーブルを間にはさめば・・・。






 あら不思議?!


 劇的に速度がアップしたじゃあーりませんか?!



 まずは、BNRの速度チェックで比較。
 
 http://www.musen-lan.com/speed/


<使用前>


<使用後>


 5.08Mbps → 14.01Mbps へ


約3倍速




おなじくUSENさんのテストでは

http://www.usen.com/speedtest02/


<使用前>

 <使用後>


 これも約3倍速!!!


 なんじゃこりゃあああ!なライ○ップもびっくりな



 結果へのコミットぶり



です。



 もちろん、環境によっておおきく変わるので3倍速に必ずなるわけではありませんが、108円で得られる効果としては絶大だと思います。



 USBタイプのWIFI子機を利用している人は、ぜひというかマストで試してみてくださいね!!!


2018年1月11日木曜日

43歳の元教育関係者が考える「大学に行くべきか」論の決定版。


 あまりおおっぴらには言っていませんが、吉家は「教育関係」の仕事を少ししていたことがあって、いわゆる大きな意味で

「ガッコウ」

と名のつくところで仕事をしていたことがあります。


 なので、教育の重要性とか、大学の大事さなどはある程度理解しているつもりですが、その上で改めて考えてみたいことがあるのです。




 それが「大学へ行くべきか」という大問題。





 奇しくも先日、河相我聞さんが、年間700万円近くもの学費を投資するのは、ありなのかなしなのかについて、とても大切な問題提起をなさってくださいました。


 この話題はニュース等でも議論になっているようです。




■ 42歳が大学受験を考えてブチ当たった2つの問題。
http://www.otousan-diary.com/entry/2018/01/11/113903


 この記事の骨子は、ひとつは「大学には多大な学費を投資する価値があるのか」ということ、そして、もう一つは難関な大学からFラン大学まで幅広い大学が存在する中で「価値に見合う大学に入るには、どれだけの時間(等)コストがかかるか」ということでした。


 ましてや河相さんは一般の受験生ではなく、42歳のおっさんであるため、その労力・コストとリターンについて真剣に考えるにふさわしい状況にある、とも言えるでしょう。




 さて、同じような問題提起は、ネット界隈では有名なイケダハヤトさんよってもなされています。



■ え?この時代に「大学に入る意味」があると、本気で思ってるの……?
 http://blogos.com/article/270110/


 BLOGOSさんの記事のほうは、イケハヤ氏ならではの煽り口調で、好き嫌いがあると思うので、比較的穏やかに同じ話をしている


■ 今、大学に行く理由
http://www.ikedahayato.com/index.php/archives/5809


のほうが読みやすいかも。



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 大学に行くということは、実は2つの意味を内包します。ひとつめは、


1)「大卒」という資格 学士という学業的身分を得ること 


です。そして、もうひとつは、


2)より高等(であると思われる)教育内容を享受すること


という意味もあります。 この2つは本来別件なのですが、よく混同されるし、似た意味をもつことが多々あります。


 そのため、この2つを巡っていろんな議論が起こることは、まず念頭に置いておいて損はないと思います。


 たとえば、「大卒じゃないとダメな仕事や資格がある」なんて話は1に関することです。あるいは、「偏差値の高い大学が就職で優遇される」なんてのは2に関することです。

 はたまた、「大卒のほうが給与が高い」なんてのは、1のようでもあり、その理由付けは2に相当する混在した話になります。

 しかし、高卒でも稼ぐ人はいるし、技術が高い人はたくさんいるわけですから、2の内容は覆すことができます。ところが、技術が高くても、稼いでいても1は覆せない、という面もあるわけです。


 だから話がごっちゃになってきます。




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 さて、吉家が大学について感じていることがいくつかあります。これは個人的な視点です。



<1> 大学の教育内容は、ウィキペディアレベルで十分代替できる。

 ウィキペディアの内容が正確かどうかはあまり問題ではありません。大学の教授の論説だって同等程度には正確でないこともありますから。

 問題はそこではなく、すでに大学で学べる内容と同等のコンテンツは、ネット上にテキストや動画、画像などの形で溢れるほど提供されていることは事実です。

 いわゆる学術論文も、ネット上で対価なく読めますから、大学に通う意味はほとんどありません。




<2> 知識は、すでにグーグル先生のほうが勝っている。なので知識量ではなく、運用法を学ぶべき。

  知識をどれだけ覚えているかという視点では、もはや個人の脳よりもはるかに多くの出来事がネットワーク上に収容されていますから、自由自在に引き出しさえすれば、大学教育として個人個人の脳に収容させることは無意味です。

 となると、大学でもし学べることがあるとすれば、「情報の組み立て方」「組み合わせ方」、そして「それらから新しいものを生み出す訓練」以外にありません。つまりは、人類の英知の運用法を学ぶことにだけ、高等教育の意味が生まれてくると言うことです。




<3> 大学の教育内容はプッシュ型であり、自ら学ぶのはデマンド型

 しかし、自分で物事を学ぶには、ネット環境はまだまだ散逸的です。大学教育は、テーマごとに「パッケージ化」して情報をプッシュ型で提案してくれる、という意味では有益です。

 自分でこのパッケージを組み立て、そして自律的に学ぶのはなかなか難しいことかもしれません。

 逆に、有志が大学教育パッケージにまとめたネット上の情報をカテゴライズして与えてくれるなら、大学は本当に不用になるでしょう。



<4> 大学で学べる大きな素養は、リアルな人間関係における身のこなし方。

 とすれば、大学で学ぶことができるのは、仮想的でない現実の課題ばかりです。肉体を動かすスポーツや音楽、友達づきあいや組織での動き方、異性との関わりなど、その期間に身につけるべき素養はたくさんあります。

 しかし、大学へ行っても部活もせず、友達も恋人もできないままで卒業するなら、全くの無意味でしょう。知識オンリーではほぼ、社会では役立てることができないからです。学位だけが手元に残ります。




<5> 日本の大学は、すでに知恵ではなく「身分」を買いに行く場所。
 つまり、大学は「なにがしかの身分」を得に行くためにあります。大卒の資格や、東大卒、早稲田卒といったラベリングによる「学歴身分」の場合もあるでしょう。

 逆に言えば、大卒資格が必要な仕事に就かないFラン大学なら、行く意味はありません。


 また、大学で買えるのは「身分」だけなので、身分に関係なく起業や投資で食べていける人材にも大学は不要です。


 つまり、大学とは「そこで得られる大卒資格や、○○大卒というラベルを使って、会社員や公務員になろう」と思っている人にのみ有効な場所、とうことです。

 逆説的ですが、こうしたことを望んでいる人は、たくさんいるため、そのたくさんの人には大学への進学は有効である、とも言えます。


☆例外ながら海外の大学へ行く場合はその意味付けがいろいろ異なります。




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 こうした事実が、現実社会で何を引き起こしているかの論考がバズフィードにありました。



■ 「学歴」という最大の分断 ~大卒と高卒で違う世界が見えている~
https://www.buzzfeed.com/jp/satoruishido/gakureki-bundan?utm_term=.sqVdyvvA1#.ge4XJddxa


 今の日本社会の様子がわかりやすくまとめられていますが、「なぜ階層の固定化」が起こるのか、「なぜ学歴の再生産」が起こるのか、はとても簡単なことなのです。


 つまり、「大卒はお金で買える身分」だからです。そして、「大卒という身分が、給与や(経済的身分)を引き上げる」からに他なりません。




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 さて、これだけ前提条件が出てきた上で、話をまとめます。


 700万円(と4年の歳月)もの投資をして、そのリターンが得られるかという大バクチですが、「大卒とは身分である」という話を起点にすれば、おのずと答えは出るでしょう。


 これは、「奨学金を借りてまで大学へ行くべきか」という投資課題とも同じテーマです。



 河相我聞さんの場合は、その経歴からして、今後「大卒身分」が必要な仕事に就く確率はとても小さいと言えます。

 「大卒でなくてもいい仕事」には転職する可能性はあるかもしれませんが、「大卒あるいは有名大ラベル」を使わなくても、生きていけるような気がします。


 もし、投資効率を最大にしたいなら「通信制大学へ行って大卒身分だけを得る」のがお勧めです。


 逆に「河相我聞があの○○大を出た!」という仕事上のネタとして使いたい意識を持つなら、せめてMARCHクラスの大学を卒業する必要があるでしょう。

(京大を出てロザン宇治原さんになることは、カブリますから不要です)




 奨学金問題も同じです。500万円近い奨学金を借りて大学へ行くわけですから、それなりのリターンのある大学を選ぶべきです。どこでもいいというわけではありません。


 どこでもいいのなら、数十万円で通信制大学を選ぶべきだからです。