前回の続きで、ヒート速乾モード(冬)がついている除湿機(衣類乾燥機)を大事に使わなくてはならなくなった吉家さん。
そこで、新しくシャープのCV-W80CH 2008を中古で入手したのをいいことに、故障した
CV-T71CH 2006
CV-U71CH 2007
を 同時修理しよう!ということになりました。
昔から自力でテレビを作ったり、エロビデオのモザイク消し機(笑)を作ったり、秋月電子通商に入り浸ったりしていた吉家さんなので、この手の作業はお手のものです。
※ 分解清掃、修理などは良い子は真似しないでください。シャープに修理を依頼しても部品の保有期限が切れていますので、新しいのを買い直してください。予算を確保してください。奥さん・旦那さんと話し合ってください。
では、どこかの誰かの参考になるように、分解開始です。
2)裏面下部のビスを外す
3)横フタ右のビスを外す (ちょっと色違いなのはU71なので)
4)横フタ左の下部のビスを外す
5)左右の横フタを、ガバッと外す
どちらの横フタも、ゆすりながらはずすと外れます。爪が何箇所かに出ているので、最初は外しづらいと感じると思いますが、コツがわかればガバッと全体的に外れます。
6)横フタの中に見えたビスを外す
7)この段階で裏ブタ(裏面パネル)が外れる
ちょっとボヤけてしまいましたが、裏パネルが外れると正面左右にヒートパイプとラジエタ、右部にホース類、正面左下に基盤類が見えます。
8)この状態で、清掃開始!!
(基本的には、裏面パネルが外れると水漏れの原因となるホコリ類は9割方清掃可能です。)
↑こんな風に、開けたらホコリだらけであることが多いので、これを掃除機、雑巾などで取り除いてゆきましょう。
↑反対側もホコリまみれ・・・。
基盤まわりも掃除機でしっかり吸っておきます。
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9)水漏れ対策には、下部受け皿周囲の清掃も
水タンクを外すと、内部に6箇所のビスがあります。これを全部外すと下部分が受け皿のような構造になっているのですが、そこも外れます。
写真の上部に「インベーダーゲームのインベーダー」みたいな白いのが見えていますが、これが排水フタとパッキン部分です。この周辺もホコリがたまっていると水が伝って漏れますので、徹底的に掃除します。
この水タンク収納庫の内部は、けっこうホコリが思わぬところまで侵略していることが多いので、じっくり取り除いてください。
10)キャスターがついている下部受け皿部分の内部もしっかり清掃。
水漏れ対策には、下部受け皿の内部もしっかりホコリを取り除いてください。
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※)オプション 満水センサ廻り
これまたホコリかぶっていますが、裏面の左中段(ラジエタの下部の左)に爪でハマっているのが磁気センサです。
この真下にタンクのフロート(浮き)につながった磁石が来て、それをセンサが感知して満水エラーを解除します。
このセンサ基盤が何かの拍子で外れたり、浮いたりしていると磁石を感知しない場合があります。接触不良などもあるかもしれません。
うちのT71くんは、残念なことにココが水をかぶったらしく、センサICが死んでしまっていたので、ホールIC(磁気センサIC)でも買ってきて直そうかしら。
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とこんな感じでお掃除してください。まだまだいけるぜー!