めずらしく日常生活のお話ですが、
「何年も連れ添ったのに、浮気したらとんでもないだまされ方をした男」
な吉家孝太郎です。まったくもう!たいへんな目に合いました。
当然、湿っぽい濡れ濡れな話なのですが、え?女の人の話?
違います、違います!
・・・・・・除湿機(衣類乾燥機)の話です。
(ネタなのでおおげさに書いていますが、笑って許してくださいね)
もう何年も家で使っていた除湿機が水もれを起こすようになりまして、いよいよこれは買い替えかなあ!ということで新しい除湿機を買ったら、
とんでもない違い!
に気づいてしまったというお話です。みなさまも除湿機を買うときには
「よーく調べてから買って」
くださいね!
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どういうことかと言うと いまの一戸建てを買う前にアパート暮らしをしていたのですが、ベランダがなかったせいで洗濯物を部屋干しすることが多く、そのころ何の気なしに買ったのが
シャープの 除湿機(コンビニクーラー)CV-T71CH 2006年製
という機種でした。で、これがとても便利で使いやすかったので、もう一台くらい別の部屋で使ってもいいな、ということで、そこらへんのディスカウントストアで買ったのが
シャープの 除湿機(コンビニクーラー)CV-U71CH 2007年製
という機種だったわけです。ちなみにどちらも実売1万円ジャストで、超お買い得。
型番を良く見るとわかるとおり、TがUになっているだけで、ほとんど同じものです。性能的にも99%ほぼ一緒。 違いはTはどこかが青く光るくらい。
この2台を重宝しながら大事に使ってきて、おまけに8年くらい前に一戸建てに引っ越して、
◆1 梅雨時期は、部屋内の湿気取りや部屋干しに
◆2 冬時期も悪天候(雪)時や、日照が少ない日の部屋干しに
◆3 浴室前の脱衣所に物干し棹をつけて浴室じゃない乾燥室代わりに
使っていたわけです。
で、今年いよいよ2019年、製造されてからもう10年以上も頑張っているので、当然二台ともくたびれてきます。水タンクとは違う場所から水漏れを起こしたり、満水センサーがおかしくなったりして、新しいのと買い換えるかというつもりで
新調しました。新しい除湿機。
でも、服が乾きませんでした!(冬)
どういうこっちゃねん!
なんで新品やのに乾かないねん!
・・・・・・実は、その新機種の性能が低いとか、悪いとか、そういうわけじゃないんですね。私も全然気づかなかったのですが、結論から言えば↑前述の2機種は、現在販売されている除湿機(衣類乾燥機)の中では、かなり変わった性格の持ち主だったのです。
それに気づいたおかげで、わたくし吉家、除湿機マニアになってしまいました!
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2006年ごろにはあまり話題になっていなかったのですが、除湿機にはいくつかの方式があって、
◇ エアコンとおなじ冷媒を使ったコンプレッサー式
◇ 乾燥剤に水分を吸わせて、再びその水分を熱で飛ばすデシカント式
の2種類が主になっています。
シャープの除湿機は当時「コンビニクーラー」を名乗っていて、エアコンみたいに冷風を出せるぜ!ということもうたい文句にしていました。なので当然コンプレッサ式です。
コンプレッサー式は、夏場は電気代が安くパワーがあります。しかし、冬場は寒いのに冷房を入れるようなもので、除湿能力が落ちるらしいのです。
デシカント式は、そもそもヒーターで乾燥剤の水分を飛ばすのがしくみなので、電気代が高いのが特徴で、その代わり動作音が小さいというメリットもあります。
ところが、うちのT71とU71には、「ヒート速乾(冬)」モードというのがついていて、冬場でもヒーター風を出して除湿力を上げる、という機能が最初からついていたのです。
なので、なんとも思わずに冬でもガンガン衣類乾燥ができていた、というわけ。
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ところが、最近そこらへんで売っている除湿機は、
1) 1万8千円くらいの実売で売っているコンプレッサー式(シャープとか、アイリスとか)
2) 1万5千円くらいまでの少能力デシカント式(アイリスとか)
が王道なんです。
ちなみにうちの除湿機の型番71というのは、一日あたり除湿能力が7.1リットルなので71なのですが、現在安価で販売している除湿機は、おおむねコンプレッサー式で65~80くらい、デシカント式で20~くらいになります。
除湿性能が100(10リットル)クラスになると、安価とはいかず、実売で3万5千円くらいはするので、やっぱり性能も価格もレベルが一段階上がると思ってください。
そして、現在71型番をつけているシャープの除湿機も何世代かありますが、
なんと!
なななんと!
ヒート速乾モードは、省略(コストダウン)
されているのです!どっひゃー!知らなかったよ早く言ってよ!
それどころか!なんということでしょう!
シャープの除湿機でヒート速乾モードがついていたのは歴代何機種もあるのに
CV-T71CH 2006
CV-U71CH 2007
CV-W80CH 2008
のたった3年間だけ、だったということが発覚したのです!
ええ!すべての取り説を、調べまくりで判明したこの事実!2009年以降のシャープ除湿機には、ヒート速乾モードは、もうついていなかったのです!
そして、うちはたまたま「ヒート機能」がついている時ばっかり買っていたので、「当たり前についているもんだ」と思い込んでいたのです。
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余談ですが、うちのように「冬場でもしっかり衣類を乾燥させたい」というコアな人が満足するには、現在では
「4万円くらい出して、ヒートモードがついているコンプレッサー式(コロナなどが出している)を買うか、 80型番クラス(8リッタークラス)のデシカント式(トヨトミなどが出している)を買う」
しかありません。予算を覚悟してください。
そこらへんで売っている1万から2万円の除湿機では、歯が立たないのです。
そこで、除湿機マニアはどうしたか!
こうなったら!ヤフオクだ!メルカリだ!
とCV-W80CHを中古で無事購入。しばらくもたせます。
これがCV-W80CHだ!おんなじ形ばっかりあるんだ!
(この話、まだつづきます)
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