2020年12月8日火曜日

オゾン発生器 オゾン消臭機 を 完全レビューする!(つづき) プロ向けと家庭用の違いとは!

 

 

 さて、みなさんおまちかねの オゾン発生器 レビューの続きです。

 

  介護が必要になった老人の自動車について、車内の匂いを消臭したい!ということがそもそものきっかけだったのですが、


 ”12V仕様で、基盤むき出しのオゾンプレート2枚仕様な「10000mg/h」発生装置”

 

 



 

を実際に使ってみての感想です。(販売価格2500円〜3000円くらい)

 

 運転時間は5分にしてみました。無人駆動で、締め切って私は車外に避難して動かしています。

 

 結果は!

 

 

 凄い!すごい!一回の使用で、体感臭度は半分になった感じ!

 

  臭いに敏感な、うちの奥さんと(機械を外し、軽く換気して)締め切ったまま、2日後に行って、いっしょに判定したのですが、毎回毎回何をしても抜けきらなかった臭気が体感で半分になったと感じます。

 

 もちろん、一発ですべてオールクリア、気分爽快!というわけではありませんが、確実に「効いている実感」がありました。

 

◆ オゾンを使う前は、腐臭・汚臭で不快感がある。この中に入りたくないという気持ちが起こる

 

のに対して  ↓ ↓ ↓

 

◆ オゾン後は、臭いは残っているものの、「不快でえずくような気持ちにはならない」し耐えられる

 

という違いがあります。

 

  おそらくあと2~3回程度、何回かに分けて運転すれば、かなり効くのではないか?という予感です。


 このあとの状況もいずれレポートしてゆきます。

 

 

 

  ==========



 さて、今回のレビューで判明したように、オゾンテクノロジーズさんのものや、基盤むき出し型のオゾン発生器、オゾン発生装置は、完全に

 

 プロ向け、業務用

 

であることがわかると思います。孤独死の後に特殊清掃の人が使うのと同じくらいハイレベルなマシンということを理解しておきましょう。

 

 ところが、これらの商品郡とは別に、楽天・アマゾン・ヤフーなんかを見ていると中国製の

 

「オゾン発生器・オゾン消臭器」

 

 がめちゃくちゃ安い価格で売られていることも、ググってみればすぐにわかると思います。

 

 具体的には、

 

◆ コンセントに差すだけのちっちゃなオゾン発生器で2000円〜3000円くらいのもの

◆ 12Vシガー電源に差す、1000円〜3000円くらいのオゾン消臭器を称するもの

 

などがたくさん売られています。

 

 理屈の上でも、やっていることもまったくおなじ「オゾンの発生」なのですが、実は私が今回購入した商品群(仮にプロ向けとしておきましょう)と、これらの安いオゾンマシン(仮に家庭用を称するものとしておきましょう)は全然その中身や本質が違うので、ぜひ今日はそれを覚えて帰ってほしいと思います。

 

 2000円〜3000円くらいで売られているオゾン発生器を称する家庭用の製品群は、実はオゾンの発生量がとても少ないという特徴があります。

 

 おおむね、こうした価格帯の製品は、せいぜい5mg/hくらいのオゾン発生量しかありません。

 

  そして、ほとんどの安価な製品は、ファンを搭載しておらず、ただ機械の周辺にほんのりオゾンをふわふわさせるだけの機能しかありません。(タイマーや断続運転はできるものが多いです)


 なぜそんな仕様になっているかというと、前回と今回の話を総合すればわかると思いますが、そもそもオゾンは毒性が強く


 ヤバイ


からです。

 

 なんにもわからないド素人さんが、「あら便利な消臭器があるのね」と買ってきてコンセントに入れてしまっても、数ミリグラムしかオゾンが発生しなければ、死ぬことはありません。

 

 ほとんど悪臭物質に届く前に、そこらへんの何かを酸化させておしまいになってしまうので、人体に危害を加えることがないくらいのレベルにとどめてあるということなのです。

 

 つまり、

 

「こころもち、気分程度にしか、効果がない」

 

ということで、すなわち

 

「だから、安全、死なない。ヤバくない」

 

ということを両立させているのですね。


 なので、こうした安価な製品では、オゾン発生を「セラミックプレート」のようなある程度の面積がある装置ではなく、


「針のさきっちょ」


くらいの面積で放電させてオゾンを発生させています。ほんのわずかの面積でしか生成していないので、安全だというわけです。

 

 で、ここからがさらにややこしいのですが、実はオゾンを放電で生成させると、酸素同士がくっついてオゾンができるのもさることながら、その周りにある窒素も酸化してしまうので、窒素酸化物が付着します。

 

 オゾンプレートや針は、オゾンを作るとそれと同じくらいに窒素酸化物を作ってしまうので、

 

「実は一定ごとにプレートや電極を掃除してやらねばならない」

 

という宿命になっているのです。具体的には、発生面をエタノールや水で拭く、洗い流すことが推奨されています。

(プレートを取り出して拭くタイプや、水をかけられるように口が開いているものがあります)

 

  ところが2000円くらいの安いオゾン発生器には、そんなメンテナンスができる(開け閉めができる)場所がついていません。


 ということは、電極が窒素酸化物で汚れてしまい、放電ができなくなればそれでおしまいなのです。

 

 だからアマゾンのレビューを見ると、

 

「半年でオゾンが出なくなった」

 

とか

 

「1年もせずに壊れた」

 

という評価だらけになるのですが、それで正しいのです。だってメンテナンスができない仕様なのだから。

 

 逆にそうした安価な機器を買って、その都度分解清掃して使うこともできないわけではないのですが、それだったら私が今回買ったように

 

最初からむき出し!!

 

のスパルタンなマシンを買うほうが理にかなっているということになるのです。おなじ2000円台だしね。

 

 というわけで、総合的に考えた場合の「オゾン発生器」との向き合い方は

 

◆ 無人運転でガッツリ消臭するつもりで、そこそこ高い(1〜3万)ものを買う。ただし、理屈を理解すること

 

が第一。その次に、

 

◆ 理屈がわかっていて、安全に配慮ができるのであれば、ユニットだけを買うのもあり

 

ということになります。

 

 三つ目の視点としては、


 ◆ 安価で、かつオゾン生成量が少ないおもちゃまがいの物なら、買わないほうがまし。ファブリーズのほうがいいかも

 

ぐらいの考え方で決まりだと思います。

 

 




 




オゾン発生器 オゾン消臭機 を レビューする! プロ向け? 家庭用?

 

 久しぶりの更新です。最近はnoteに生息していますが、今回はガジェットレビューのためにブロガーさんに戻ってきました。

 

  ちょっとのっぴきならない事情があって、


「消臭」


に特化した機械を探していたのですが、いきつくところはやはり


「オゾン発生器」


ということに。


 いやはや、ただの消臭だったら液状のスプレーなどがたくさん市販されていたり、脱臭用の炭なんかもあるわけですが、実は親類が「介護が必要な状態」になり、そのための消臭が必要になってきたという次第。

 

 老人臭、加齢臭、介護臭くらいなら可愛いものですが、その人物の場合はどうも尿もれなどがあるらしく、尿臭やゴミなどの腐敗臭が入り混じった状態になっているので、

 

 スプレーごときでは効かぬわ!!

 

ということになってしまったのです。

 

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 というわけで、強力な消臭や除菌に対しては、よくテレビなんかでやっている「特殊清掃」の人が、オゾン発生器を用いて最後に全部キレイにするというのを思い出しまして。


 買ってみました。



 オゾンというのは危険な物質なので、大真面目にレポします。




  まず、買ったのは↑のマシン。


 介護における消臭をするに当たって、まずは本人が使っていた自動車がかなり強烈な匂いを発していたので、本人は免許を返納するのだけれど、病院への移動などにその車を使う必要があったので消臭対象に。

 

 この写真のものは12V電源で特に車に特化したオゾン発生器となっています。実はこれとは別にもう一台購入しており、それが

 


 

  オゾンテクノロジーズさんが出している「オゾン発生器」です。こちらは100V電源仕様。

 

 12Vのほうは車用、100Vの方は主に居室用として購入しました。

 

 

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 さて、ここからが本題です。オゾン発生装置というのは、実は素人さんが簡単に手を出してはいけない危険物で、

「ある程度しっかりとした科学的理解」

をしておかないと、使いこなせない商品ということをまず覚えておきましょう。

 

 オゾンは強力にモノを酸化させ、劣化させるので、その力で菌や匂いを破壊することができるわけですから、ごくごく単純に言えば

 

「毒を撒き散らかす」

 

ということを密閉空間でやるわけです。その空間にいれば、人体だってやられます。

 

 そういう機械だという前提で、話を進めてゆきたいと思います。

 

  12Vのものも、100Vのオゾンテクノロジーズさんの機械も、どちらも高電圧・高熱を発しながらオゾンを生成します。

 12Vのほうはオゾンを発生するセラミックプレートがむき出しで、かなりスパルタンな作りになっているのですが、この青い表面でバチバチと放電を起こして酸素を結合させてO3(オゾン)を作り出すのです。

 ですから、プレートむき出しのほうは触れません。近寄ることも危ないです。(さすがに、高圧を出す電子基板の部分はモールドされています)

 

 100Vのほうは、しくみはまったく同じで、金属製のガワ(箱)の中にオゾン発生プレートが取り付けてあり、おなじく高電圧基盤が隠れています。さらにファンとタイマーが追加されて、実用性がアップしています。


 12Vのユニットは、実はこうした「オゾン発生器」として商品化されるものの「内部ユニット」だけを別にして、とりあえず車用のシガー電源プラグをつけただけの簡易的なものです。


 さすがは中国製で、日本人なら絶対に「ガワ」をつけて販売しないと恐ろしくて売れないようなパーツのみを、とりあえず使えるよ、な状態にして販売してしまうという代物。


 生産者責任なんて全然考えられてないので、購入者が自ら気をつける以外にありません。

 

 


  さて、肝心のオゾン発生量ですが、12Vのものはセラミックプレートが2枚になっています。1枚につき5000mg/hのオゾンが発生します。

  2枚搭載なので、つまり10000mg/hです。

 

 オゾンテクノロジーズの100V機は、5000mg/hのオゾンを作ります。つまり、内部を見るとわかるのですが、セラミックプレートが1枚載っているだけということになります。

 

 ここから、さらに大事なことを言いますね。

 

 12Vのほうは、ネット通販で2500円くらいで買えます。100Vのオゾンテクノロジーズの製品は、1万2000円から1万5000円くらいです。タイマー時間の違いや、プレートの取り替えがしやすい改良型など、いくつかの種類があります。

 

 価格的にはオゾンテクノロジーズの製品が、基盤むき出しより5倍くらい高いのですが、これは「安全なケース、ガワ(箱)と、ファンの値段」と思ってください。

 ぶっちゃけ、電子工作やパソコンを自作なさる方であれば、タイマー部品とファンの値段なんてたかがしれていることをご存知だと思うので、安いユニットだけを買って、既存部品を集めてもう少し使いやすいオゾン発生器を自作することも可能です。

 

 私もそのうち、ケースを自作して使おうと思っているくらいです。

 

 アマゾンを見ていると、「プレートユニット」+100V仕様電源+ファンがむき出して組み付けてあるユニットも売られています。こちらは6000円くらい。

 あとはガワ(ケース・箱)とタイマーを買えばいいのですが、そうなると結局1万円弱くらいになってくるので、 自作が好きな人以外は、ふつうにガワまでセットされた製品を買ったほうが楽でしょう。

 

 で、ここからが大事なこと。

 

 今回私が買った12Vのユニットのほうが、オゾンテクノロジーズのまるごと製品より、2倍のパワーがあります。

 

 でも、ファンとタイマーがないんだよ、という違いを理解しておきましょう。

 

 そして、一番大事なのは、12Vユニットはただ2500円でやすっちいだけではなく、オゾンテクノロジーズの製品より強力でヤバイやつだということを知ってほしいのです。本来なら、めちゃくちゃヤバイ機械が、基盤むき出しで売られているのだ、ということを科学的に理解しましょう。

 

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 実際に電源を入れると、ヤバイことが起きます。100Vのオゾンテクノロジーズの製品は、タイマーと電源スイッチがあるので、電源をONにすると作動します。

 ガワの内部で、青い炎のような放電をしながら、バチバチとオゾンを発生させる様子がはっきり見えます。(家の中が薄暗い場合)

 

 そして、ファンがついているので、強制的にオゾンが吹き出します。


 ユニットだけの12Vのほうは、セラミックプレートの表面で、むき出しのまま放電が起きます。それも2枚も!!

 電源スイッチなどありません。エンジンが起動すればすぐ放電が始まります。



(オゾン発生器 動作の様子 日中/夜間)


 なので、車の中に置く際は、「何かに触れないように、かつあなたが触れないように」安全なところに置いて、ましてや「こけたりしないように」して、周囲の安全と避難ができる状態にしてから、エンジンキーをまわす必要があります。

 

 瞬時に車内は生臭いと形容される「オゾン臭」でいっぱいになるので、吸ってはいけません。すぐにドアを閉めて車から離れてください。

 

 オゾンテクノロジーズが推奨する、「車における作動時間」はなんと

 

30秒

 

です。たった30秒で止めないと、危険ということでもあります。

 

 12Vのユニットに付属する薄っぺらい説明書には、5分作動させて止め、20分換気せよとあります。ですからせいぜい1〜5分までで止めないとヤバイような代物ということになるでしょう。

 

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 とまあ、ここまでですでにいろいろ書きました。オゾン発生器ってどうなの?という以前に、ヤバイ化学物質や高電圧を扱うので、事前に気をつけないといけないことが多いのがこの商品群の特徴なのです。

 

 というわけで、肝心な

 

 

「で、においはどうなったの?」

 

ということは、次回に引っ張ります(笑)期待してね!

 

 実は、次回もまだまだ、知っておくべきことがたくさんあるのです。

 

 

(次回へつづく)


 

 

 

 

 

 

 

 


2020年8月25日火曜日

『新・資本主義をチートする』も書いた ~裏話その2~

 

 前回のシリーズ「資本主義をチートする」の続編、かつ補稿でもある

  「新・資本主義をチートする」

 のシリーズも、ようやくざっくりとまとめることができました。

 

 こちらも前回同様、約20編の記事を集めたそこそこ壮大なスケールでお届けしています。

 

↓ 最初はこの記事からどうぞ。

 

「借金まみれでも生活を立て直す魔術」

https://note.com/yoshiie_koutaro/n/n664439d44de6 

 

 全体的に前シリーズを補う話が多いので、できれば最初のシリーズから読んでいただいたほうがよいかと思います。

 

 もちろん、単発で読んでも、役に立つ話を載せているつもりです。

 

 さて、最終回のあとがきでも書きましたが、資本主義のしくみそのものは変わらないものの、その「運用をどうするか」ということは、新型コロナウイルスの登場で、大きく変容してしまいました。


 コロナ前の資本主義のあり方と、コロナ後のそれは、まったく同じものには戻らず、

「リスクや危機」

を踏まえた上での修正がなされることは必至です。


 コロナ前の社会と比べて、いっしょう重視されるのは結局

「ひとつのかごに盛るな」

ということでしょうか。 

 

 資産にしても、収入を得る仕事にしても、たとえば「観光」「アパレル」「飛行機」といった狭いジャンルの特定の事物は、今回のようにあっという間に退路を絶たれるということが起きることがわかりました。

 そうなると、本業・副業・請負・手仕事など、ジャンルを問わず、仕事の手法を分散しながら総体として収入を立ててゆく、あるいは

「自分の立ち位置」「自分は何者か」

ということを構築してゆく必要があるということかもしれません。 


 なかなか、より一層生きづらい世の中になるような気もしますが、逆に言えば、それぞれがその都度


「好きなことを好きなようにやってゆく」


くらいの気構えであってもよい時代が来たような気がします。


 私の仕事は○○である、私は○○に属している、ということがあやふやになるのですから、その制限において我慢をする必要も薄れてゆくのだとすれば、それはそれでアリだとも言えるでしょう。

 

 さて、未来はどうなるのか。楽しみでもあります。

 

 

2020年4月7日火曜日

『資本主義をチートする』を書いた ~裏ばなし~



 bloggerさんでは、ずっと「資本主義をハックする」というタイトルで、いろいろな記事を量産してきたのだけれど、それらを一回きちんと整理して、



 一体資本主義とはなんぞや



ということを、庶貧民である僕たち私たち目線でまとめたものをnoteに書いてみました。


 つい先日、ようやくそれが一段落して、まとまりができたので、こちらでも紹介しておきます。



 資本主義をチートする 「年収300万だった僕が、所得倍増計画で取締役になれた理由」 
 https://note.com/yoshiie_koutaro/n/ndc7f413c90f7



 この記事が第1回で、最終回とあとがきまで含めて全19記事がセットです。


 話の大枠は、こちらのブログでも書いていた「資本主義をハックする」シリーズに準じているのだけれど、一般公開では書かなかった


「個人的な情報や、実際の起業・副業の秘話」

も書いているので、その部分は有料になっています。


 ふだんから、こちらでも「いろんな名前を使い分けて、ちっちゃなビジネス的なことをしている」話は書いてきましたが、それらも全部有料の中では明かしております。



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 我々一般庶民には、「資本主義」という大きな存在はなかなかわかりにくかったのだけれど、それを経済などには疎い一般の素人である私が、「こうかな、ああかな。こうでもない、ああでもない」と考え抜いて出した答えが、ある程度は見つかったような気がしています。


 僕らは、なかなか「資本家」にはなれないし現状ではまだなっていないのだけれど、「資本主義のあちら側」へ立って、「資本家」側になれば、見えてくるものが増えることは確かです。



 僕たち私たちは、なぜ現在貧しいのか





 そこから脱却するにはどうしたらいいか


を、手のとどく範囲から説明しながら書いたので、よろしければぜひ。



 結論から言えば、「バクチに手を出す」以外では、一発逆転はありません。


 しかし、資本主義のしくみをよーく見ると、瞬速で勝利しよう!なんておこがましいことを思わなければ、


 ある程度時間をかけて、資本主義を乗り越える


ことは可能だと判明してきました。



 ですから、個人的には、現在不遇な人や、弱者である人に、(時間はかかるものの)、考え方や視点を変えて、中長期的な勝利を目指してほしいと思っています。



 今回の「資本主義をチートする」では書ききれなかったこともいろいろあります。ここから先はもう少し雑多な内容になってしまうかもしれませんが、足りない部分は今後補足していこうと考えているので、いましばらくお待ちくださいませ。












 



2020年4月1日水曜日

DELL  WYSE Xx0c (シンクライアントノート)は買いか?否か?



 定期的にヤフオクあたりでしょーもないものが出ていないかウォッチしていたのですが、


DELLのシンクライアント WYSE ノートの中古


がえらい安く出ていたので、リサーチ。





 こういう感じの。


 WYSEというのは、元々は、1980年代からターミナルの端末なんかを作っていた会社のようで、その関係か

サーバー+シンクライアント

なクラウドぶら下がりモデルを得意とするメーカーみたい。2012年にDELLとくっついていますね。


 さて、この中古シンクライアント Xx0C(X90C) が 2台で1600円 ぐらいからヤフオクで出ているので、
 


 むちゃくちゃ安いな


と思って調べてみたのですが、 結論から言えば購入見送り。



■ 11.6インチ液晶

■ シンクライアントなのでHDD等なし

■ メモリ2G

■ Intel Atom Z530 1.6GHz



 やっすいんだけどなあ、CPUが


今さらのAtom ♪ (はじめてのアコムみたいなノリで)



■ WEBカメラ内臓


とか、今っぽいところもあるのだけれど、Z530は 2008年くらいのCPUで、ネットブックもどきみたいなのに使われていた頭脳です。



 まあ、シンクライアントなので、「端末はアホでもかまわない」といえばそうなのですが、さすがに改造してノートPC代わりに使うのはしんどい。



 おなじような中古シンクライアントだと、吉家がずっとオススメしている、


Fujitsu FUTRO MP702



という名モデルがあるので、こちらもヤフオク実売1台2000円くらいなので、HDDをつけても2500円+運賃くらいで仕上がります。



 まあ、WYSEのまるっこいデザインは、嫌いではないのだけれど。


 いやあ、それにしても今更Atom Z530 は、あかんで。


 

2020年2月26日水曜日

インフルエンザにかからない身体になってしまった!



 すこし前にもレポートしたのですが、家族全員がインフルエンザに罹患してつぎつぎに倒れてゆく中、私だけ全然元気だという謎がありました。



私だけインフルエンザにかからない!
 https://kotaro-yoshiie.blogspot.com/2020/01/blog-post.html



 その時は5人家族中、私以外の4人が「インフルエンザA」にかかってしまい、みな高熱を出して寝込んでしまったのですが、私は微熱程度が一日あったものの、


 未発症


でやりすごした次第です。



 それからしばらくして、なんと今度は、息子が学校でもらってきたらしく、今度は



インフルエンザB



にかかったようで、これまた高熱を発しています。


 もはやインフルコンプガチャの様相を呈していますが、いま流行のコロナがやってきませんように!と祈るばかりです。



 おまけに今朝からは、娘のほうも高熱を発しており、またまた2回目の


「家庭内パンデミック」

みっくにしてやんよ


なのか!と恐れおののいております。が、わたしは元気です。




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 これで、今回も私だけ平気だという結果になれば、インフルAもインフルBもクリアです。



 よほど遺伝子が変化したへんてこなインフルでないかぎり、



インフル無敵ボディ



を手に入れたことは、確率が上がってきました。



 これもみな、ギランバレーにかかったせいなのでしょうか。



 それともバイオハザードのアリスのように、私はもうジョヴォヴィッチしてしまったのでしょうか!!



 
 今後の解明が期待されますね。













 

2020年1月29日水曜日

■【資本主義をハックする25】 終身雇用は守れるが、年功序列は維持できない



 終身雇用や年功序列が維持できず、すでに契約社員や派遣社員を含めて「労働」の形態が大きく変動している昨今ですが、今回は


 資本主義をハックする


という観点から、この終身雇用と年功序列が維持できるのかできないのかについて考えてみたいと思います。


 とても簡単な思考実験ですから、ぜひみなさんも考えてみてください。


  私はふだん、とっても小さな中小企業の取締役という肩書きで経済活動をしていますが、儲かるとか、儲からないとか、会社を維持できるとか維持できないとかは、実はとてもシンプルです。何も難しいことはありません。


 弊社は卸し業を営んでいるので、シンプルに利益が2割あるとしたら、


 年商1億円で利益は2000万円


ですから、会社経費をゼロと考えた場合年収500万円の社員(わたしも入れて) が4人雇えるに過ぎません。


 実際には、会社経費、社員の年金等の負担もありますから、社員一人あたり倍かかるとして、2人しか雇えないので、3人目を採用したら破綻に向かいます。


 とてもシンプルですね。



 こうした観点で見てゆくと、弊社の歴史は40年近くありますが、


「社員が市場に対して多かった年は赤字、社員が市場に対して少なかった年は黒字」


であることがシンプルに判明します。


 ここには、正社員なのか、年齢が高くて給与が高い社員なのか、若い社員なのか、パートの事務員さんがいるのかいないのか、など、一見細かそうな要素がたくさんありそうに見えますが、



 現実には、「有能な社員」であれ、「無能な社員」であれ、「年齢が高い社員」であれ「年齢が低い社員」であれ、年間500万円を支払うのかどうなのか、リアルに倍として1000万円を社員経費として使えるのか使えないのか、という大枠で考えてゆくと、個々の事情は丸め込まれてしまうので、関係なくなります。


 この社員は能力が2割高いとか、この老人は給料が年功で高いとかそういうのは500万が600万・700万になるだけ(100万~200万しか増えない)なので、大勢には影響をほとんど与えないのです。


 それより5人の社員が7人になれば、そこで2500万が3500万円になるので、1000万も増えてしまう!ということがおきます。


 要するに人数なのです。



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 従って大企業が正規社員を減らして、人数を増やしたり減らしたり自由にできる「非正規雇用」にシフトするのもよくわかりますし、昨今流行の45歳以上の中堅社員を一斉にやめさせようとしているのもよくわかります。


 一般的には、「新卒を1000万円で雇うために中年を減らそうとしている」なんて話がありますが、もちろんそれもできます。人数さえ減れば。


 年収500万の社員を10人辞めさせて、年収1000万の社員を3人雇う


だけで、能力も上がり、かつ2000万円のお釣りも出ます。すごくラッキーです。




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 比較的大きな企業にいると、その理屈がちっとも見えませんが、うちのように小さな企業だと、露骨にそうした事態が目に見えます。


 そして、市場の縮小の大きさは、個人の営業努力の規模よりもかならず大きいので、どんなに頑張っても人数問題には勝てません。つまり、努力や能力は一切関係なく、すべてはシンプルに人数の問題なのです。




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 さて、ここで思考実験です。私達はすでに少子化社会に生きていますので、これからの市場は単純に減少します。

 今年1000あった市場規模は、来年には980になったり、890になったりしているのが、どこの企業でも直面している事態です。


 となると、ここで実験的に、全ての人口が雇われているという完全なる会社、「完全会社」や全ての人口が就労しているという「完全社会」が存在しているとすれば、


今年は1000の市場規模を、すべての社員に1000分だけ配当することができる


ことは誰にでもわかると思います。(経費等はいっさい考えないとして)ところが、それが翌年に980の市場規模になったとすると


全ての社員が前年比98%の給与で我慢できるのであれば、「完全会社」「完全社会」は維持できる


ということになるでしょう。


 これを繰り返してゆけば、市場の上がり下がりに連動して、給与の上下が認められさえすれば「完全会社、完全社会」は維持できると言えます。

 つまり、終身雇用の維持はそれほど難しくありません。


ただ一点、給料が減少することが許される


のであれば。



 一般的な中小企業では、市場にあわせて「減少」させるという荒療治は行えないので、「給料据え置き」という形でなんとか踏みとどまっているのが実情です。





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 終身雇用は維持できますが、年功序列は維持できません。なぜか。これも資本主義ハックの理論で説明ができます。



 20歳の新入社員がすこしずつ給料を上げてもらって、最初20万円から、65歳定年時に65万円にアップしているという分かりやすいモデルを組み立てましょう。年あたり1万円昇給です。



 ここで、また完全モデルの会社を作ってみます。20歳から65歳までの社員が1人ずつ、45人在籍しているという会社です。

 
 この会社では一人新入社員が入ってきても、一人定年でやめていきます。ということは、会社が社員に対して支払う給与の総額は


「毎年おなじで、一切変動しない」


という完全会社であることがわかると思います。かつ、社員内部からみれば、全員が確実に昇給する年功序列の会社です。



 さて、この会社が維持できる世相というのはどのような経済状況でしょうか。まず、65歳から20歳まで45年間ありますから、創業から45年経っていないと完全状態にはなりません。


 創業45年以降は、完全会社として総支払額が変わらず運行できます。


 ところが、創業45年までは、給与の支払額は増え続けます。



  今年創業したとして、「20万円が一人」、来年は「20万円が一人と21万円が一人」、さ来年は、「20万円、21万円、22万円」と


 アホみたいに給与総額は、45年間増え続ける


のです。ようするに、完全会社になるとは「それ以上給与総額が増えない」ということだけです。



 完全会社になれば「負担が増えずに年功序列を維持できる」ことは理論上わかるのですが、実は45年も創業しつづけることが至難の業であることは、まともな経済人であればわかると思います。




 もうひとつ、45年間給与総額が増え続けても、大丈夫な状況となる世相があります。それは、「毎年確実に経済成長している」世界にいるときです。

 
 その社会全体の成長角度が、20万円から1万円ずつ増えてゆく成長角度より余裕がある場合にのみ、完全会社は成立してゆきます。


あるいは完全会社が成立してしまえば、経済成長が平衡である社会でもギリギリ成り立ちます。


ただし、その場合は45年経つまでに、多くの会社が脱落するでしょうが。




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 ここまで書けば、どうして大企業と呼ばれる一定の企業群が、終身雇用と年功序列を維持できたかがわかると思います。そこには


「高度経済成長時代からの社会的余力の長期的な集約」


があったからこそ、大企業が存在できたのだとわかるのです。(すべてがそうではないですが、これに当てはまったラッキーな会社はいくつもあったということです)



 旧財閥系なんかが、徐々に体力を落としながらもやってこれたのは、長期に渡る擬似的な完全会社が成立して、かつ、その上昇カーブよりも社会の上昇カーブのほうが大きかった期間が長い、からこそ持ちこたえたということかもしれません。



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 以上のように、企業をとりまくシステムはとてもシンプルですから、右肩下がりの社会では、すでにこれまでのような年功序列は維持できません。



A 会社にいる人数を物理的に減らすことで、一人当たりの分け前を維持する

 (大企業45歳やめさせる説)






B みんなでなだらかに賃金が横ばいもしくは、やや減少ぐらいのあたりでソフトランディングをめざす

 (中小企業、ボーナスなんてここ数年ないよ。給料は変わんないし説)





C どこか脱落した会社のおこぼれをひろうことで、自社だけはちょっと増えちょっと下がりを繰り返しながらフラフラしたカーブ描く

(生き残り、という名の死にぞこない説)




かのどれかしかないわけです。











2020年1月28日火曜日

【資本主義をハックする24】 貧困はかならず自然発生する



 まいどおなじみ「資本主義をハックする」のシリーズです。


 小学生に起業させたらどんなことが起きるか、という面白い実験の話があったので、紹介がてら考えてみたいと思います。




 なぜ日本の学校は「お金」について教えないのか(プレジデントオンライン)
 https://president.jp/articles/-/32450



 この話、実に面白くて、「アクションワールド」という仮想的な通貨を作って、教室で流通させたら何が起きるか、というお話なのですが、もちろん「子供たちにお金について考えさせる」という素晴らしい面があるのと同時に


「そこで貧困が発生した」


という点が、資本主義ハッカーとしては見逃せないポイントだと考えます。結果論からいえば、資本主義である限り淘汰が発生し、富める者と貧しい者が自然発生することは当然なのですが、小学生における擬似実験でもその通りになったことは注目すべき事態ではないでしょうか。



 この実験の中で生じた経済行動、活動は以下のような感じです。


■ 仕事にありつこうと順番待ちが生まれる

■ それぞれが会社をはじめてサービスを立ち上げようとする

■ 消費が進まないとデフレが生じる。

■ お金を溜め込もうとする

■ 優先的立場の取り合いが生まれる

■ 宝くじ・ギャンブルを売り出すものが現れる

■ 公的銀行による通貨投入

■ 不動産(土地)の高騰

■ 多様多彩なサービスが自然発生する

■ 借金がかさんで貧困になる個体が現れる



 教育活動における実験という意味では、「借金が膨れ上がりどうにもならない生徒」が発生したことによって、消滅を迎えたそうです。



 元ネタの記事では、著者さんが、ある意味するどい観察をしているのですが、


『その借金で困った子たちは自分からまったく動かず、誰にも助けを求めようとしなかった』


という点は重要です。


 著者さんは、基本的には強者の論理で動いているので、「助けを求めてくれればどうにかしてあげられた」という強い確信がありました。しかし、実際には、弱者は助けを求めることはしません。

ここが、大きなミソです。


 私は学校教育に携わっていて、どちらかといえば弱者が自然に集まってくる学校にも赴任したことがあるため、彼らの行動パターンや心理というものに精通していますが、


「行動を起こさないからこそ、弱者なのである=弱者になってゆくのである」


ということもまた言えるのです。


 橘玲さんの論説ではありませんが、国の制度や公的システムというのは偏差値60ぐらいの人が活用できるように設計されています。


 それは偏差値40の人には、活用しようにもそこへサービスを求めにすらいけない、ということを示します。



 教育実験としては、それを踏まえて、「強制的に富の再分配を行う」ことが必要だったのでしょうが、それは奇しくもピケティの「21世紀の資本」そのものということになるでしょう。



 しかし、教育現場では、それを行わずに「消滅」させることにしたのは、良策であると思います。


 もし、富の強制的分配を行えば、何が起きるか。


 小学生レベルでは「俺は頑張ったのに、あいつは再起のチャンスが与えられて、ずっこいわ」という感覚が広がるでしょう。


 そして、もっとイヤラシイことを言えば、「なぜ再起のチャンスが与えられるべきなのか」の論理的説明がある一点を除いてできなくなってしまうことも予想されるのです。


 その理由とは


「世の中には、能力が低い人間がいる」


ということを、「能力が高い人間」に悟らせてしまう結果になるから、にほかなりません。




 現実社会ではこの通りなのですが、教育現場で小学生からこれを見せ付けてしまうのは、あまりよろしくないということは、誰にも納得できうることだと思います。



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 もし、万人の能力や活動が平等で、擬似的経済活動の中で、「一発当てたり、資産をがっつり築くものと、そうではないものが生まれる」ことが、偶然の産物であったり、「誰でもどちらの立場にもなる可能性がある」ものであるとすれば、この教育実験はそもそも不要です。


 つまり、この世界で成功するか貧困になるかは、偶然の産物であるということですから、 実社会に出ても当たるか外すかは運しかないことになります。



 ところが、現実はそうではなく、「能力があり成功するもの」は、ある程度の相関で成功し、「ないものは貧困に陥る」のは、ある程度の相関でそうなるわけです。


 それを可視化してしまうと、


「あいつは能力がない」


ということを示してしまうことになりかねません。これは教育上は、よいことではありません。



 著者さんは、「助けを求めてくれれば、なんとかなったのに」という言葉で濁していますが、弱者や貧困者は、「その助けを求めるという行動力がないからそうなる」という点をあえて隠すことで、教育上の平等さや公平さをなんとか維持している、というわけなのです。


 このあたりは、世界がその方向へ向かっているという「リベラル」自由主義と自己責任の問題を見ているようで、たいへんに面白いと言わざるを得ないでしょう。


 










2020年1月27日月曜日

私だけインフルエンザにかからない! ~インフルエンザとギランバレーの謎~




 令和2年の1月も、もう末日がそこまできている昨今ですが、なぜか今年は、私の住んでいる関西の山深いエリアは


 雪が降りません


なぜだ。そもそも、某国民的テレビドラマのクライマックスで、木村拓哉が、この町の雪山の中で猟銃自殺するシーンが有名であるほどの


 雪が降る町


なのに、今年はちっとも降りません。異常気象というやつですね。



 さて、そんな中ですが、うちの家族がつぎつぎにインフルエンザAにかかってしまいまして、一日ごとにメンバーがつぎつぎぶっ倒れるという地獄の所業が繰り広げられています。


 小学生の男の子

 幼稚園前の女の子

 うちの奥さん

 幼稚園の女の子


の順で、2日おきくらいにどんどん発熱してゆきます。



 ところが、同じようにおなじ空間で生活しているはずのわたしは、どうも発熱もしなければ元気はつらつです。

 

 もう十分罹患に必要な期間は経過しているのですが、十分うつっていてもおかしくないのに、今のところその兆候がありません。


 そのため、毎晩寝る前には


「朝がくるころには、のた打ち回っているのだろうか!」


と恐れながら布団に入るのに、毎朝元気なのです。もうこれで4~5日くらいは元気です。


 インフルエンザの潜伏期間が最長7日間あるらしいので、もしかすると明日くらいには発症するのかもしれませんが、今のところそんな感じがなさそうなので、



逆にビビッています。



「わたしはもしかするとアホなのではないか?」


と!!!(ほら、アホは風邪引かないと言うではないですか)




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 そこで、インフルエンザについて調べていると、どうも原因はこれではないか?という仮説が浮かび上がりました。


 もちろん、まったくエビデンスがないので、今後この謎が医学会で解明されることを期待しているのですが、一体全体どういうことでしょう。



 そう!もしかすると!わたしがインフルエンザを発症しないのは



”ギラン・バレーにかかったせいではないか?!”


という仮説です。



 ちなみに、わたくしヨシイエがギラン・バレーにかかったお話は


 ギラン・バレー症候群 闘病記
 https://kotaro-yoshiie.blogspot.com/2015/12/blog-post.html



 その2
https://kotaro-yoshiie.blogspot.com/2015/12/blog-post_8.html 


にあります。




 そもそも、インフルエンザは鳥さん由来のウイルスですが、ギラン・バレーも鶏肉を食べて発症したり、インフルエンザのワクチンを打って発症することもあるという



 非常に、親和性が高いというか、近い原因


がそこにあります。



 ギラン・バレーは免疫についての病気なので、インフルエンザウイルスと関係性が高いのであれば、ギラン・バレーをとりあえず克服したということは、



「抗体っぽい何かができている」


ことはたしかでしょう。



 はてさて、


”ギラン・バレーにかかったものは、インフルエンザウイルスに耐性が強い”


なんてことがあるのでしょうか?



 もし、そうなのだとしたら、私は


「インフル無敵!」


「インフル無双!」



なボディにチェンジしてしまったというのでしょうか?




 あと2日、どうなるかドキドキワクワクです。





 
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追記


この日の昼ごろから体温が37.5℃ぐらいに上がりはじめ、


「いよいよくるのか?!」


と思っていたら、夜には36℃台に戻ってしまいました。(結局半日くらい37度台だった)


どうやら、勝利したようです。


感染はしているけれど、重篤な発症の仕方をしないのだったら、わたしは



インフル無敵マン



になったってこと?!