前回のシリーズ「資本主義をチートする」の続編、かつ補稿でもある
「新・資本主義をチートする」
のシリーズも、ようやくざっくりとまとめることができました。
こちらも前回同様、約20編の記事を集めたそこそこ壮大なスケールでお届けしています。
↓ 最初はこの記事からどうぞ。
「借金まみれでも生活を立て直す魔術」
https://note.com/yoshiie_koutaro/n/n664439d44de6
全体的に前シリーズを補う話が多いので、できれば最初のシリーズから読んでいただいたほうがよいかと思います。
もちろん、単発で読んでも、役に立つ話を載せているつもりです。
さて、最終回のあとがきでも書きましたが、資本主義のしくみそのものは変わらないものの、その「運用をどうするか」ということは、新型コロナウイルスの登場で、大きく変容してしまいました。
コロナ前の資本主義のあり方と、コロナ後のそれは、まったく同じものには戻らず、
「リスクや危機」
を踏まえた上での修正がなされることは必至です。
コロナ前の社会と比べて、いっしょう重視されるのは結局
「ひとつのかごに盛るな」
ということでしょうか。
資産にしても、収入を得る仕事にしても、たとえば「観光」「アパレル」「飛行機」といった狭いジャンルの特定の事物は、今回のようにあっという間に退路を絶たれるということが起きることがわかりました。
そうなると、本業・副業・請負・手仕事など、ジャンルを問わず、仕事の手法を分散しながら総体として収入を立ててゆく、あるいは
「自分の立ち位置」「自分は何者か」
ということを構築してゆく必要があるということかもしれません。
なかなか、より一層生きづらい世の中になるような気もしますが、逆に言えば、それぞれがその都度
「好きなことを好きなようにやってゆく」
くらいの気構えであってもよい時代が来たような気がします。
私の仕事は○○である、私は○○に属している、ということがあやふやになるのですから、その制限において我慢をする必要も薄れてゆくのだとすれば、それはそれでアリだとも言えるでしょう。
さて、未来はどうなるのか。楽しみでもあります。
0 件のコメント:
コメントを投稿