2015年9月22日火曜日

<最新情報>Lenovo BIOSトラブル 欠陥 組み込みソフト解決策

 先日よりレポートしているLenovoのパソコン・PCにおける組み込みソフト(BIOS)問題ですが、解決策の新しい情報が9月付けで発表されていたので、これも追従してお知らせしておきます。

 巷で安売りされていたG50の安価モデル(約3万円ノートPC)はG50-30ですので、該当しない方も多いと思いますが、G50-80をお持ちの方は該当です。



 ☆ちなみにこれまでの経緯はこちら↓

 http://kotaro-yoshiie.blogspot.jp/2015/08/lenovo-biosg50.html



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 さて、新情報では、とにかく「BIOSを新しいものに更新しましょう」ということで、その手順が文書になって公開されています。


Lenovo 公式アナウンス
https://support.lenovo.com/jp/ja/documents/HT104000


以下のモデルについては、詳細が説明文書になっているので活用できます。


Flex 3 (1120) BIOS更新手順
G50 (G50-80) BIOS更新手順
S21e (S21e-20) BIOS更新手順
YOGA 3 (1470) BIOS更新手順
YOGA 3 (1170) BIOS更新手順
Z51 (Z51-70) BIOS更新手順
Lenovo LSE ディセーブラ(無効化)ツール作業手順




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 さて、これにて一連のLenovoのプリインストールソフト問題は解決に向かうと思いますが・・・。


 ちなみに9月第4週のG50の価格は36,980円なり。

 http://nttxstore.jp/_II_LN14917563


 これまでの最安値は24,800円だったので、12,000円以上も高くなってますね。

2015年9月18日金曜日

【ヨシイエ的『超』経済理論 その6】誰にでも作れる不労所得! 〜印税生活なんてケチなことはいわない! 10倍返しだ!〜

不労所得、インカムゲイン、印税生活、配当、利息・・・。


いやあ、誰もが好きなこれらのことば。実はみな同じことを指し示しています。

前回、前々回に解説したとおり、これらはすべて


「何がしかの元手となる資本があり、それが仮想的な仕事をすることでリターンを得るもの」


ということです。


 そして、それらの資本は、ときにはお金の姿をしていたり、何がしかのコンテンツの姿をしていたり、あるいは資本が実際に何かの業務の原資として使われて仕事そのものの姿をしながら、利益を増やしてゆくものであることは、これまでに説明しました。



 ところが、誰もが好きな不労所得や印税生活ですが、 誰もが好きなのに、実際には誰もがこの恩恵を受けるわけではなく、一部の人たちだけが享受しています。


 なぜ、一部の人たちだけが不労所得を得て、大半の人たちは不労所得を得ることができないのでしょうか?


 一般的には、

「不労所得などの利益を得られるのは、リスクを取った人たちだからだ」

「リスクに対してリターンがあるのだから、投資をしなければ利益はない」

などと言われていますが、それは嘘ぴょんです。


 なぜ、上のような言い回しがされるかといえば、それはリスクのある金融商品とか、何かをあなたに売りつけたいがために、リスクに対してリターンがセットであるかのような言説がされるのです。


 厳密にいえば、リスクがあればかならずリターンがあるかといえば、それは明確な因果関係があるとは言えません


 金融商品にも、ある程度リスクとリターンの相関があるものは存在します。


 たとえば、定期預金などは、預け入れ期間の自由を奪われるリスクと、利子の高さは相関があります。


しかし、長期国債などのように、「いつその国が破綻するか」を掛け率に使っているようなものは、「いつその国が破綻するか」は誰にもわからないので、博打です。


 リスクとリターンに相関があると信じている人は、競馬のオッズと馬券が当たるかどうかの相関を信じているレベルにとどまります。

 高いリスクの馬券を買えば、馬券が当たる確率と手取りが多くなるということが因果関係で証明されているのであれば、 もう誰も競馬で損はしません。


 しかし、現実は、リスクの確率と実際の馬の到着順とは厳密な相関ではなく、かなりずれているところがあるのです。それを博打というのです。


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 というわけで、今回は、「リスクをとらず、投資もせず、不労所得を得る究極の方法」というのをご説明したいと思います。


 前回の記事で、パッケージ化されたコンテンツはお金を生むということを説明しましたが、そのコンテンツをまとめる作業は、リスクではありません。

 別にそれに失敗したらお金が減るとか、借金を背負うとか、そういうことではないので、平たくいえば「あなたの経験に基づく何かを文書にする」というのはリスクではないのです。

(あえていうなら、労働作業というコストですね)

 ところが、その文書を仮に本として出版するとしましょう。


「40年勤めたサラリーマンが、リストラもされず昇進もせず、でも年金満額支給で笑顔で暮らす方法


とか

「もし、新橋のサラリーマンがドラッカーを読まなかったら(こんな目に遭った)」

 とか、

あなたならではのコンテンツを本にして売ろうと言うわけです。


 ところが、この本にして売る段になるとリスクが生まれます。

「5000部刷ったけれど、100部しか売れなかったら残りが全部損害になるかもしれない」

とか、


「そもそも普通のサラリーマンの書いた本など誰が読みたいだろうか」


とか、


本にして出版する段になってはじめて、その行為のリスクが顕在化する


ことがわかると思います。


 だから、そうした本は出版されないし、実際には潜在的になにかコンテンツを持っている人でも、お金に替えることはできていないのです。


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 しかし、ここからが重要ですが、



「出版社がターゲットとしている、5000~1万人の購買層はいないけれども、1人~1000人くらいまでの少ない購買層が心から求めているコンテンツは確実に存在する」



ということを見逃してはいけません。一般的には、これをニッチな需要、と言います。



 この層にコンテンツを届けるだけであれば、別に出版社から書籍を出版してもらう必要はありません。


 ワードで文書を打って、せめてフォントはフリーのフォントを使って、プリンタで刷ってホチキスで止めただけでも、ちゃんと売れる。


のです。


 オタクの世界では、こうした同人誌(薄い本、コピー本と呼ばれたりします)を販売して生計を立てている人はいくらでもいますので、必要な人に必要な情報を届けることは、軽んじるべきではありません。



 PDFファイルや電子化されたデータであれば、印刷コストすら不要です。




 また、この直販の自主出版は、もう一つ素晴らしい面があるのです。



 それは印税が100%である、というレバレッジが効く事です。



 通常、出版社における印税は10%くらいですが、そうすると1000円の本が1万人に売れたとして、合計売上げが1千万円になります。


 そこから、あなたへの印税が10%で100万円が入るのですが、自主出版だと印税率100%なので、1000人に売るだけで100万円が入手できます。


 1万人手売りするのは、ちょっと難しいそうに感じるでしょうが、1000人だと、ネットに転がしておけば到達できそうな金額だと思いませんか?


 実際にヨシイエは、この作業を別のペンネームでやっていますので、1000人に自分のコンテンツを販売するのは難しいことではない!と断言できます。



 あなたのコンテンツが一つだけあれば、100万円の不労所得を得ることは容易いことだといえます。


 最初にワープロを打ち、PDFファイルを作成し、口座番号を教えて、入金と引き換えにファイルをメールで送る。それを労働と呼ぶならそれでもよろしい。たったそれだけの数分の労働で口座の残高はどんどん増えてゆきます。


 まさに、あなた自身が資本なのです!



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 ・・・どんなコンテンツなら売れるのか。についてはまた別に説明しようと思ってます。


 今日はこのへんで。




 






【ヨシイエ的『超』経済理論 その5】不労所得の作り方 〜働かないで収入を得る方法〜

 前回は、資本と利息の関係になぞらえながら、あなたという「労働資本」と稼ぎだした「おぜぜ」の話を考えてみました。

 自分がもし奴隷だったとしたら、自分にどれだけの価値があって、どれだけのものを生み出すか、という視点はとても重要で、 この考え方に生理的拒否感(自分を奴隷に例えるなんて!)を覚える人は、たぶんお金持ちになることはないでしょう(^^;;


 なぜ、こうした考え方がポイントになるかと言うと、サラリーマン労働者として生きるにしても、経営者として生きるにしても


「自分がどれだけの人的資本に換算できるのか」


は基本中の基本だからです。


 あなたがもしサラリーマンであれば、あなたが稼ぎ出す利息創出能力より、あなたに支払っている給料が多ければリストラの対象になります。

 また、あなたがもし経営者であるのなら、あなたが稼ぎ出す利息創出能力が一般的サラリーマンの給与より低いのであれば、起業しなかったほうが幸せだったか、あるいは父親の会社なんて早いうちにたたむか再構築しておいたほうがよかった、ということになるわけです。


”あなたはあなた自身にいくらの値段をつけますか?”


 この考え方を忘れなければ、下流老人になることはありません。


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 さて、ここからが真髄です。

 今回、テーマを「不労所得」としたのは意味があります。

 自分にいくらの価値があるのか、ということは概念としてはわかりますが、具体的にはよくわかりません。

 奴隷を一人購入するとしても、「じゃあ、彼は実際に何ができるのか」ということが本当のポイントになるわけです。

 農作業ができるのか、家事ができるのか。高度な専門技術があるのかどうか。

 そういう観点に変換すると以下の公式が成り立ちます。



<あなたの人的資源の価値を示す公式1>


 あなたという人間の価値=あなたが持つ(生み出す)コンテンツ・能力の価値の集合体

 
 掃除ができる。家事ができる。農作業ができる。専門的仕事ができる。こうした一つ一つの仕事の内容、つまりコンテンツの集合体が奴隷の価値になりますから、仕事におけるあなたの金銭的価値というのは、最終的にはあなたが持っていたり、生み出したりするコンテンツ・能力の総積算ということになるわけです。


  たとえば、あなたが交通整理のアルバイトをするとしましょう。そこでは、あなたの「旗振り能力」だけが貨幣に換算されて給料が出ます。

 テレアポでもいいです。そこではあなたの「テレアポ能力」だけが貨幣に換算されて給料が出ます。

 今度は、総合職の正社員だとします。そこでは「交渉能力」「企画能力」「接待能力」「嘘つく力」「ごまかす力」「上司にへつらう力」などなど、多数のコンテンツの集合体がお金に変わっているというわけです。



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 さて、今回の肝である「不労所得」についてです。

 上の公式で、あなたが仕事をする際の「能力」と「コンテンツ」という言葉を併記したのにはわけがあります。

 仕事を遂行することやその力と「コンテンツ(中身)」がどうリンクするのかピンとこなかった方も多いと思いますが、たとえば、ある仕事を遂行する際の注意点やポイント、その流れを文書でパッケージング化すると、それはすなわちコンテンツになる、ということを意味しています。


 たとえば、あなたがある会社の倉庫番だったとして、その会社にとってもっとも効率のよい出入庫作業のやり方を知っているとします。

 そのノウハウは、文書化されていないコンテンツです。

 もし、文書化できればその会社にとって価値のあるマニュアルになるし、文書化しなくてもあなたがそれを実行している限り、あなたは会社にとって価値のある人間、でいられるわけです。



 
<あなたの人的資源の価値を示す公式2>


 パッケージング化されたコンテンツ=あなたが持つ・生み出す能力の価値の集合体


 2つめの公式を挙げましたが、これが示しているのは、


「あなたという人間の生き様は、文書化・具体化されていないコンテンツであるが、それを文書化したり、具体化したりすれば、パッケージとしてまとまったコンテンツになる」


ということです。


 熟練工の手の動きを、プログラムとして汲み取って再現すれば、そのロボットは最高の動きをしてくれることはご存知のとおりです。これも、人間の能力のコンピュータ形式での具現化に当たります。


 このプログラムに価値があることは、誰にでもすぐわかりますね?



 もっともっと、平たく言い換えましょう。さっきからしきりに「文書化」という言葉を挙げていますが、わかりやすく「書籍にして売り出す」としたらどうでしょう。

  世の中には、溢れるほどビジネス書やノウハウ本が売られていますが、それらはすべて誰かの人間の能力や作業コンテンツを文書化してお金に変えているものに当たります。



 そうです!働いて収入を得ることと、働かないでその内容を文書化してそこから収入を得ることは、実は内容としては同一なのです。


  働く、労働するということは、そのコンテンツを何度も自分で再現して工程を実現することですが、文書化するのはたった一度きりでよいわけです。そして、今度は多くの人にそれが読まれることで、何度も再現され工程が実現される、というわけです。



 このことに気づくと、ビビビッとくるはずです。


  老後を迎えるに当たって、「今までしていた仕事の技術を生かして何かをする」というのは、自分のコンテンツを再現して工程をのちのちまで実現することです。

 老後を迎えるに当たって、「今まで自分で得た経験を元に、そのノウハウを文書化する」というのは、コンテンツの再現を他人に委ねることで、結果として複数回の工程を実現することなのです。



 ここまでが、概論!



 では、実際にどのようにすれば、あなたの持つコンテンツを文書化し、また現金化できるのかご説明したいと思います。


 「いくらノウハウを持っていても、出版社が興味を持ってくれないよ」と思われる方も多いと思います。


 それでも全然問題ありません!出版社なんて不要です。そもそも出版不況で、書籍業界に頼ることそのものが時代遅れなのですから。



 さあ、もうちょっと詳しい内容は、次回に書くことにしましょう。こうご期待!









2015年9月12日土曜日

【ヨシイエ的『超』経済理論 その4】もっとも効果的かつ、高配当が見込める投資とは! 〜当たり前のことを見逃すな!〜

 前回は、特に下流老人にスポットをあてて、投資詐欺に騙されないようにね〜とか、目先の配当に目がくらんで原資を失ったり、原資に手が出せないような状況に陥らないようにね〜という注意を書いたところです。


 しかし、原資がいつでも自由になり、かつ配当があり、かつ元本保証な金融商品が「普通預金」しかないのであれば、超低金利の昨今にあっては


 原資がただ目減りするだけじゃん!


という恐ろしい事態が起きてしまうわけで。


 そこで今回は、最も効果的で高配当な投資とはなにか!ということについてヨシイエ的理論をぶちかましてみたいと思います。


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 実は第四回を迎えるこのシリーズ、「ヨシイエ的超経済理論」のコーナーは


 実は当たり前のことなんだけど、それを完全に忘れちゃってる日本の経済活動者のみなさんのために、もう一度当たり前のことを思い出してもらう


ということをテーマにしています。当然今回も、物語るのは「当たり前」の話です。そしてかつ、当たり前であるが故に奥深い話ということになるわけで。


 なぜ、こんなに「当たり前」を強調するかといえば、最も効果的で高配当な投資、の答えがあまりにも「当たり前」なことだからです(笑)


 まず、思い出してみましょう。資本金が1000万円あるとしましょう。これが原資です。この1000万円を完全投資(いま勝手に作ったことば)である普通預金に預けるとして、年利は0.01%ぐらいでしょうか?

 ということは、1000万円の貯金で年間もらえる利子は1000円ということです。


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 なあんだ1000円ぽっちか、ひどいなあ!としか思わない人は、普通人です。

 超経済理論を学ぶ者だと、こんな風に考えます。すると、当たり前のことながらものすごいことがわかってきます。


 1000万円の貯金といいますが、このお金はただ寝ているだけではありません。実際には貸し出されて運用され、比喩的にですが1000万円のお金が仕事をして1000円の利息を稼いでくるわけです。

 安全で、危険のない仕事にでかけた1000万円は、利息も少ないですが、「危ない仕事」とか「リスクの高い仕事」にでかけた1000万円は、高い利息を得て帰ってきます。

 こうした「ヤバい仕事」に出かけてゆくことが、お金を高リスク高金利商品に投資する、ということになるわけですね。



 さて、あなたが1年間何かちょこちょこっと体を動かして、年に1000円だけ貰えるとしましょう。

 その作業がとても安全で、かつ1000円がちゃんともらえる仕事だったとして、その時あなた自身には1000万円の価値があるという計算が成り立ちます。


 労働者は「体が資本だぜ!」なんて一般的に言いますが、まさにあなた本体を資本だと捉えるならば、年間1000円の収入を生んだ時、あなたは普通預金換算で1000万円の価値があると言ってよいでしょう。



 しかし、ふつうの人は、年間1000円しか稼げないなんてことはありません。さすがに年収1000万円は無理でも、平均的サラリーマンなら年400万円くらいは稼ぎますので、その時の平均的サラリーマンの資本価値は、単純計算で、


 40000000000円


の価値があるということになるのです。


 ちなみに数字は400億円です。


 あなたは400億円の資本に相当する労働資本価値がある、ということです。


 働くあなた自身が「資本」の一つとして計上できる、という考え方はすでに古典と言われているマルクス経済学でも当たり前の話です。


 つまり、あなたが400億の資本に相当するということは当たり前のことなんですが、誰もそんなことを考えたことはありません。


 しかし、あなたがもし奴隷だったらどうでしょう。あるいは、あなたが奴隷を購入するとすればどうでしょうか?



 普通預金の利息率と、奴隷の稼ぎ率が同じだと仮定します。すると、1000万円預けた貯金が年1000円の仕事をするのと、400億円払った奴隷が年400万円仕事をしてくるのが同じ話だとすぐわかるでしょう。

 そして、1000万円は貯金を下ろすこともできるし、400億円の奴隷を売り飛ばすことだって可能だとすれば、言ってる意味が完全にイコールであることは、理解できると思います。




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 このことから、もっとも高配当で効果的な投資とは、実は自分自身が少しでも長く健康に働けることである、ということがわかっていただけると思います。


 下流老人にならないためには、わけのわからんリスクのある投資話に載るよりも、老後でも自分でできる仕事やキャリアはなんなのか追求したほうが良い、ということです。


 昔に連載していた「高校生のための人生の教科書」にも書きましたが、わたしは仕事というのは結局は「ご飯・エサを探し出してくること」の変形に過ぎないと考えています。

 だとすれば、いくら高齢になったとしても、自分のエサくらいは探せないと飢えて死ぬことになるのです。


 つまり、死ぬ寸前まで何らかの形で人は仕事をすべきだと考えるわけです。



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 しかし、実際には上記の数字のパラメータは作為があります。いくら年400万円稼ぐとはいえ、それが全くのほぼゼロリスクで安全な投資なわけではないからです。

 現実的には、400万円稼ぐあなたは、ストレスや通勤や転勤や災害や、顧客からの暴言や上司からの圧力など、


 ものすごく大きいリスクを取って、その代償として400万円稼いでいる。


という話が成り立つわけです。


 とすると、数字的倍率で言えば、年400万円のサラリーマンという職業は、古代ローマのグラデュエーターほどではないにしろ、かなりの高リスク金融商品だと言えます。


 たとえばここに、1億円でアパートを立てて年5%の実利で運用している不動産投資があるとしましょう。1億円預けて500万円毎年利益が上がってくるという計算です。

 不動産投資も空き室やら孤独死やら、リフォームやらなんやらでかなり高リスクですから、これまた仮に、あなたのサラリーマン人生とアパート経営がいったん同じくらいのリスク率だとすると、


 年400万円稼ぐサラリーマン人生の利息率が年5%だとすれば、その人物の本体資本は80000000円(8千万円)ということになりますね。


 あんたのお値段8千万円


と言われると、ちょっと安いやんけ!とお怒りになるかもしれませんが、まあそうですね。安いんです(笑)



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 こんな風に、人間の価値と人生のリスクを換算するのはとても難しいし、果たしてそこに正当性や整合性があるのか、という問題もあるわけですが、こういう考え方をするだけで、これまでの人生とこれからの人生はちょっとだけものの見え方が変わってくると思いませんか?


 これまたパラメータのいじり方として、わたしたちの生涯賃金の平均がいま2億円を切ったくらいだというので、仮に2億円だとして、


 200000000円÷人生80年=250万

という式が成り立ちます。


 これはとあるおっさんの価値を2億だと仮定したときに、彼が80年間で稼ぎ出した利益が年250万円平均になったよ、ということを示すものです。


 そしてまた、仮にそのおっさんの人生という総資本金額が2億円なのだとしたら、


 200000000円×年1.25%=2500000円


(2億円預けていて、年1.25%の利子がつくと、年間250万の利息)
 

 ということになります。


 「なるほど、ワシの人生の価値って、ちょうどバブルの時の普通預金くらいの感じなのね〜」


と懐かしく思う方も多いはず。あの頃はよかったっすね(なんの話や)



 こういう見方をすると、なんか変な感じもするけど、どこか納得できるようでおもしろいでしょ?





















2015年9月11日金曜日

【ヨシイエ的『超』経済理論 その3】下流老人にならないための投資の公式 〜誰もが間違っている投資の真実!〜

 誰も知らない知られちゃいけない〜♪

 それでいてこの世界の真理を突くような公式や定義を連発しまくっているヨシイエ的超経済理論のコーナーですが、今回は、投資詐欺に引っかからないための究極の公式をお伝えしようと思います。


 これも、よくよく考えれば当たり前のことですが、ほとんど多くの人が誤った認識や誤解をしたまま資産を運用していることが起きており、ここらで再確認が必要かもしれません。


 世間では”下流老人”が流行語大賞を獲りそうな勢いですが、そんなものが溢れかえった日にゃ、ダメよ〜だめだめ、です(もう古いわ!)


 さて、そんな下流老人にならないために、これまた世間では「投資や運用で老後の資産を」とか「年金だけでは足りないぞ」とか、「退職金があっても、すぐ無くなっちゃうぞ」なんて脅し文句が並べたてられていますが、超経済学者のヨシイエ的には、そんな流言飛語に右往左往させられないために、以下の公式をちゃんと覚えておこうね!と心から思っています。



 年金だけでは足りず、退職金も食いつぶす一方だというのなら、果たして我々はどのように生きていけばいいのでしょうか?


 その一つの答えが、ある程度若いときから「バランスのよい投資を考えろ」なんて一般的には言われていますが、ヨシイエ先生が言うには、


「それもまた、カモにされるだけの妄言である」


と一刀両断です。


 投資がなんぼのもんじゃい!!!


 そんなもんに騙されるな庶貧民よ!


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 それではここで、楽しい老後を送るために、一般的に人はどんな風に投資や投資的詐欺に騙されるのかについて、確認しておくことにしましょう。


 まず、ここに「老後の生活な心配なAさん」がいるとします。

 Aさんは、年金や退職金だけでは老後の生活が金ケツになるらしい、と聞いて、それなら「今手持ちの資産を継続的に増やしたい」と考えるわけです。

 そこで、証券でも不動産でもなんでもいいのですが、「手持ちのお金を預けるなりなんなりして、そこから毎月決まった額の配当が欲しいなあ」と漠然と考えるのです。


・・・ここまでは問題なさそうですよね?一応は、彼の言うことはもっともらしく聞こえます。


 で、いろんな方法がありますが、株の配当とか証券の配当とか不動産の家賃収入とか、そういうものに手を出して、毎月ある程度決まった額のお金を手にして満足するわけです。


・・・何の問題もないじゃん。いいじゃん。


とお思いでしょうが、ここに大きな落とし穴があります。


 どんな投資の方法でもよろしいが、「成立・成功する投資」と「失敗・騙されている投資」の本質的な違いは、実はたった一ヶ所・1ポイント・一点の差しかありません。


 そこが、ズバリ公式の本質です。



<下流老人にならないための勝利の公式1>


 投資は、常に投資した原資があなたの自由になるかどうかだけに気をつけろ!


 わかりますか?

 もう少し具体的に話をしましょうね。


 老後の配当なり利子を期待して、1千万円という資産を投資にぶちこんだとします。

 その1千万円は、あなたの自由になるものでしょうか?それとも、投資してしまったことにより、あなたの自由にならないモノと化したでしょうか?


 たとえば、不動産に1千万円をぶちこんだとします。そこから家賃収入なりなんなりの配当を毎月5万円受け取ったとしても、1千万円の物件を即時に現金化できないのだとすれば、あなたは


5万円だけを握り締めた文無し野郎


だということに気づくでしょうか?

 仮に1千万円の物件が半年後に売れたとしましょう。すると、あなたは月5万で6か月生き延びねばならないという罰ゲームにさらされることになるわけで、はたまたその物件が800万円でしか売れなかったら、


200万損して、あまつさえ月5万円で生活する生活保護以下の人(半年間)


ということになるわけです。


 まあ、上のような話は極論かもしれませんが、投資した資本が、あなたのアンダーコントロールド(管理下)にないということは、その資本はこの瞬間にはまったく役に立たないし、この瞬間にはないのと同じだ、ということを忘れてはいけません。


 不動産の場合、1千万円で投資した物件が1千万円で売れるかどうかは、最後の最後蓋をあけて見るまではわかりません。

 なので、あなたは1千万円の原本を投資したと思い込んでいても、それがいくらになるかは売れてみてはじめて結論が出るという恐ろしい博打であることも知っておく必要があります。


 そういう意味でも、不動産をあなたの管理下に置くことは、たいへんに難しいのです。


 このパターンに陥ると、騙されたというほどではないにしろ、不動産投資は失敗だと言わざるを得ないでしょう。





 これが株式であれば、一応毎日どこかで誰かが取引していますので、まだ換金性と言う意味では良好です。

 もちろん、株価は上下しますので、博打要素も存在しますが、毎朝新聞を見て管理できるだけマシかもしれませんね。



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 さて、投資で詐欺にひっかかる人の大半は、どういう理屈で騙されるかわかりますでしょうか?

 実は投資関係詐欺のパターンというのはたった一つしかありません。


 そう!たった一つしか、投資詐欺の理屈は存在しないのです!


 その公式は、とても簡単です。



<投資系詐欺の必勝公式>

 預かった原資から、配当を払え!詐欺師の儲けも、原資から抜け!



・・・先ほど、第一の公式を説明しましたが、実はこれは一つ目の公式を詐欺師側から見ただけのことになります。


 理屈はわかりますね?


 誰かが投資した原資を、その人の管理下から奪うことに成功すれば、後は投資詐欺を見抜けにくくすることはとても簡単です。


 預かった原資から、その老人に配当をくれてやればいいだけです。もともとあんたのものなんだから痛くもかゆくもありません。


 そして、詐欺師の儲けもそこから頂戴すればよろしい。


 なおかつ、一言付け加えておけば、もう投資詐欺は完璧です。


「元本保証です!」


と。


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 第三の公式も覚えておきましょう。配当とか利子という言葉に弱い人は、肝に銘じておくように


<この世界に存在する、配当と利子の鉄則の公式>


 いいかおまえら。元本保証を名乗っていいのは、この世でたったひとつ、普通預金だけだ!!!



・・・当たり前ですが、みんな忘れがちです。原資がつねに預けた人の管理下にあり、即時換金可能で、かつ配当と利子がつき、おまけに元本を下回らないことを保証している唯一の金融商品は、普通預金以外にはありません。


 おまけになんと、1000万円までの倒産保証までついているという、最強の金融商品だというのですからすばらしい。


 それ以外のすべての商品は、リスクがあります。たとえば、定期預金は元本割れのリスクはありませんが、一定期間あなたの管理下から離れ、かつ即時換金ができなくなるというリスクがあります。

 これは回転資金という意味では、たいへんに重要なポイントです。



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 こうして見てきたように、下流老人にならないために、人は「配当の方に目がいきがち」なのですが、実は超経済理論的にもっとも肝心なのは、「原資があなたの管理下にあり、かつ自由であること」であると言えるわけです。



 しかし、それでは消費生活の中で原資が減ってゆく一方なので、最終的には枯渇してしまいますね。


 では、ヨシイエという男は、どうやってそれを乗り越えようというのでしょうか?


 そうです。あるんです!私が実は実践している


「原資が一切減少せず、かつ配当がかならずもらえ、それが普通預金の金利よりも大きい」


という魔法のような経済理論があるというのです。


 その具体的な中身は、次回以降に一節立てて説明しようと思います。






















2015年9月7日月曜日

コンピュータの進化が止まった件 ~パソコンはすでに不要の長物に、そして人類の進歩も止まった?!~



  ここのところ、3万円のコンピュータの話題でアクセスが多く、「めっきりパソコンも安くなったなあ」ということで感慨深いものがあるわけですが、実はまともに激安PCのベンチマークを計測すると、数年前のマシンよりもはるかに


遅い


ものが新品・新製品として販売されていることがわかってきました。


 これは別に、数年前のパソコンの廉価版が新しく出ているというわけではなく、簡単に言えば、CPUのスペックなんてとうに人間の処理能力をはるかに超えているので、もう何年もコンピュータやパソコンは進化していないということが明らかになっているわけです。


 コンピュータの進化が止まった、ということは既にネットでもけっこうネタになっていて、恐ろしいことにスマホやタブレットが実用に耐えうるまで進化してしまったので、


「もう、若い人は逆にパソコンが使えない」


なんて言われているそうで(^^;


 たしかに、彼らはフリック入力で長文だって打ちますし、業務に付くまではワープロも表計算も使わなくても困らないわけで。


 結局、コンピュータの究極の役割は「ブラウザ」でしかないのかもしれません。


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 さて、そういうわけで、DOSの頃からコンピュータをいじってきた生き証人であるヨシイエ的に、コンピュータで


何ができるようになったのか





何が進んでいないのか


をこの際明らかにしてしまおうと思いつきました。以下のコンピュータにまつわる各時代を振り返ってもらえれば、


パソコン・コンピュータって結局何なのか


という哲学的な問いへの答えがなんとなくわかると思います。







コンピュータの進化 ~何ができるようになったのか、何があんまり変わらないのか~



【CPU】80286の時代 【OS】DOS 

 ワープロ一太郎・表計算ロータス123 

 グラフィック16色・FM音源/BEEP音 2Dゲーム

  FDD RS232C パラレル端子



【CPU】386の時代 【OS】DOS+windows3.0

 ワープロ一太郎・表計算ロータス123

 グラフィック256色・FM音源/PCM音源 2Dゲーム

  FDD HDD RS232C パラレル端子



【CPU】486の時代 【OS】DOS+windows3.1

 ワープロ一太郎・表計算ロータス123

 ブラウザネットスケープ(ダイヤルアップ接続)

 メーラーいろいろ

 グラフィック1677万色 FM音源/PCM音源/MIDI音源  

  FDD HDD MO CDROM RS232C パラレル端子 SCSI



【CPU】Pentiumの時代 【OS】Windows95

 ワープロWord・表計算EXCEL・プレゼンPowerPoint

 ブラウザIE メーラーOutlookExpress

 グラフィック1677万色 3Dゲーム PCM音源/MIDI音源

  FDD HDD CDROM RS232C パラレル端子 SCSI



【CPU】Pentium2の時代 【OS】windows98/NT

 ワープロWord・表計算EXCEL・プレゼンPowerPoint

 ブラウザIE メーラーOutlookExpress

 グラフィック1677万色 3Dゲーム PCM音源/ソフトウエアMIDI

  FDD HDD CDROM USB-MBレベル RS232C パラレル端子 SCSI



【CPU】Pentium3の時代 【OS】windowsMe/2000

 ワープロWord・表計算EXCEL・プレゼンPowerPoint

 ブラウザIE/FF メーラーOutlook

 グラフィック1677万色 3Dゲーム 音源について意識する必要なし

 IEEE DV端子とSD動画編集

  FDD HDD CDROM DVDROM USB-MBレベル RS232C パラレル端子 SCSI



【CPU】Pentium4の時代 【OS】windowsXP~

 ワープロWord・表計算EXCEL・プレゼンPowerPoint

 ブラウザIE/FF Webメールが台頭

 グラフィック1677万色 3Dゲーム 音源について意識する必要なし

 IEEE DV端子とSD動画編集

  HDD CDROM DVDROM USB-GBレベル(USB2)



【CPU】Coreシリーズの時代 【OS】windowsVista~windows7

 ワープロWord・表計算EXCEL・プレゼンPowerPoint

 ブラウザChrome Webメールへ移行

 グラフィック1677万色 ゲームはスマホ・タブレットへ

 HD動画編集

  HDD CDROM DVDROM USB-GBレベル(USB2)



【CPU】iシリーズの時代 【OS】windows8~10

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 以上のように、CPUの進化とOSの進化、さらにアプリケーションとして何ができるようになったかをまとめてみました。

 さらに、グラフィックやサウンド、外部接続端子の推移もまとめています。


 これによって、ここ20数年くらいの一般的なパソコンの進化の動向がわかると思います。

(ただし、各要素の切り分けはざっくりです。高性能モデルか否かによって、搭載された機能は変動しますが、おおまかな進化と捉えてください)



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こうして概観すると、面白い分析が出せると思います。


<結論>

ビジネス文書を作る(ワープロ・表計算)だけなら286時代でも十分だった。

音楽や静止画を扱うには、Pentium2から3程度でよかった。

インターネットとブラウザの基本は、Windows95~98時代にほぼ確立した。

Pentium3から4で出来るようになったのは、SD動画の編集作業。

Coreシリーズ以降出来るようになったのはHD動画の編集作業。

iシリーズ以降出来るようになったのは4K動画の編集作業。

高性能PCが可能にしているのは、すでに高密度動画(3D描画含む)の編集だけにすぎない。



 要するに、サラリーマンが仕事で使う分には、286で十分であり、この20年間はオーバースペック祭りです。

 ぐぐっと進化したのはマルチメディア機能で、これはたしかに素晴らしい。

 最近の進化は、もはや情報量の多い「動画のきめ細やかさ」だけ。


 ・・・となると、パソコンの進化で喜ばしいのはクリエータだけで、ほかの人にとっては実はどうでもいい機能ばっかり、ということになりますね。


 ネットを見るとかツイッターするとか、そういうデータ閲覧はスマホ・タブレットで十分ですから、パソコンは確かに不要です。


 逆にいえば、直近の進化が「動画の画素数の増加」に過ぎないので、あれば、おそろしいけれどもはやコンピュータは新しい何ものかを生み出すことはない、のかもしれません。



 iphoneなんかも、実際に持っていて感じますが、CPUの性能バランスとサクサク度合い、できることできないことなどを勘案すると、


iphone5が一応の完成形


だと言えると思います。

(ソフトウエア的には、4Sでほぼスタイルは完成ですが、CPUがおっついていないのでどうしても遅い場面が多々見受けられます)


iphone5Sも6も、これから出るであろう6Sも、基本的には5が速くなっただけ、と言っても過言ではありません。


Retina(網膜)ディスプレイが登場したときに、まっさきに思ったのは、



「人間の網膜で感知できないレベルの緻密さだと言うのであれば、もうそれ以上画素数が細かくなっても意味ないじゃん


ということでした。小型液晶は、すでにオーバースペックの領域に突入したわけです。


 もっとも、人間が文字を打つ速度に対していえば、286時代ですでに「人間の速度をオーバースペックしており、コンピュータがお待ちになってた」わけで(笑)

 専門的な言葉で言えば、もうあの頃からすでにウエイトがかかってたのですね。





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 こんなことを考え続けていると、昭和20年からこの平成30年頃までというのは、日本人にとって


「かつてないほど、幸福で進歩的だった時代」


だと言えるのかもしれません。


 まず、戦争がなく、経済成長があり、科学技術も進歩し続けた時代、というわけです。


 高度成長万歳、バブル景気万歳、自動車の進化万歳、コンピュータの進化万歳!




 そしていよいよ、経済的にも天井、人口も天井、景気も天井、金利は底値、コンピュータもこれ以上進化しないし、燃費も最高だし、どう考えても自家用飛行機が普及するとは思えないし、ボクらはこれ以上豊かになるとは思えない!



 だとすれば、21世紀、平成27年前後は、特に日本人にとっては歴史上最高に素晴らしい期間を生きてることになるわけです。




 果たして、ぼくやわたしやあなたに、そんな自覚と感謝の念があるのかどうか!


「バブルの頃はよかったぜー」と嘯いているおっさんたちもすでに初老にさしかかっているわけで、「二回目の東京オリンピックで、日本はいよいよ終わったよな」とならないように、頑張りたいものですね(苦笑)