コンピュータの話をしているかと思えば、突然バリカンの話を始めたり、無節操なヨシイエさんですが、世の中には面白いことが溢れているので、ついつい脱線してしまいます。
最近は経済がらみのお話はおやすみですが、noteのほうに軸足が移っております。
吉家孝太郎 note
https://note.com/yoshiie_koutaro
カタイお話が好きな人は↑へどうぞ。
ところで、今回は「やわらかい」お話。そうそう!最近
せっけん
にハマっておりまして。石鹸です。せっけん。あの泡が出るやつ。
今までとくに、ボディソープにこだわったりシャンプーにこだわったりすることもなく過ごしてきたのですが、ふとした気の迷いで
マルセイユ石鹸
なるものに手を出して世界が変わりました!すっげーなにこれ、めっちゃいい。
女性の方にはギシギシするのでオススメしませんが、なにしろヨシイエじゅうぶんおっさんですから、なんと髪を洗うのもマルセイユせっけんで洗っています。
ちょっとキシむけど、短髪ならぜんぜんOK。もうシャンプーとかいらないです。
~~~~~~~~~
何がいいのか、どこがいいのかというと、たぶん「しっとりなめらかにする成分がほとんどない」のがいいんだと思います。
純粋に汚れと油分を落としてくれるので、カラダに残った油分や汚れやのちに悪さをすることがありません。
たとえば、ふだん生活していて、汗をかいたりしたら、後で体が臭ってくることがありませんか?
そういうのが皆無になりました。すげえ、なにこれ!
たぶん、細菌のエサになるようなよけいな皮脂を残さないくらい、すっきり洗えているのだと思います。
~~~~~~~~~
というわけで、なんと100均ダイソーで買えるマルセイユせっけんをドドンと一挙レビューです!
また、スーパーのラ・ムーで買えちゃうタイプもあるので、そちらも一緒に紹介します。
<ダイソーのマルセイユ石鹸>
全8種類、100円(110円)です。100g
オリーブ・ジャスミン・ハニー・ローズ・ラベンダー・グレープフルーツ・ハニーサックル・スウィートアーモンドの8つです。
(今回、上記写真では、グレープフルーツがたまたま売り切れ)
この中で、「マルセイユせっけん」を名乗ることがOKなのは「オリーブ」だけだそうで、配合的にほかのものはおなじフランスの会社が作っているのだけれど、名称的には「マルセイユ石鹸」を名乗れないのだとか。
オリーブには「サボンドマルセイユD」と書かれています。原材料に注目。この「オリーブ」だけが「オリーブオイル」から出来ています。
「オリーブ」は元祖マルセイユせっけんの配合なので、ぶっちゃけ使用感は「油くさい」です。オリーブオイルのきつい香りがするので好き嫌いがあると思いますが、成分的には純粋なマルセイユせっけんなので、昔の「てづくりせっけん」みたいな感じです。
香りが気になる人は、自分の体のどこを洗うかで使い分けたらよいでしょう。たとえば髪を洗う時は別の香りのものにするとかね。
たとえば、この「ハニーサックル」などは香りもさわやか系で、オススメです。こちらも裏面をみておくと事情がよくわかります。
まず、名称が「マルセイユソープD」になっています。香料や配合などのために名称が違うそうです。
また「オリーブ」以外は「パーム油」ベースになっているので、香りの意味では「オリーブオイル」よりもあっさりしています。
パーム油ベースのものは、かおりそのものが淡白です。
そのため、おなじマルセイユ石鹸ではあるものの、顔や髪といった香りが残りそうな部位は「オリーブ」以外を使うのが良いかもしれません。
逆にボディの脂・汚れおとしにはガシガシ「オリーブ」を使うのがGOOD。
~~~~~~~~~~
そして、おなじ関西の会社が輸入している「ラ・ムー」版のマルセイユせっけんもあります。
ダイソーのもラ・ムーのも「サボネリー・デュ・ミディ」社製で、豊中にある「ダイショートレーディング」扱い。
こちらのほうがマルセイユせっけんとしてはおなじみの形をしています。
「ラ・ムー」版の特徴は、
■ 香料なし
■ パーム油
■ 300g
■ 180円(198円)
という点。
ここで、賢い人はすぐ気付きますね!
「ん?300gで約200円なら、ダイソーより安いじゃん」
と。そうなの。安いの!
こちらも香料なしなので、「ややあぶらっぽい香りがする」と感じる人もいると思いますが、ダイソーの「オリーブ」ほどではありません。こちらも「昔の手作りせっけん」みたいな感じです。
なので、できるだけ安値を求める人はラ・ムー版、いろいろなフレグランスを楽しみたい人はダイソー版をチョイスするのがいいと思います。
余談ながら、本来のマルセイユソープは「オリーブオイル」限定なのだそうですが、今では「製法・成分」が準拠していれば「マルセイユせっけん」を名乗れるのだそうです。
その意味では「ダイソー」の「オリーブ」は元祖マルセイユ石鹸がどんな感じがわかる!ということです。
========
最後に実際に使っていて気付いたこと。
ふつうせっけんはどんどん使っていると小さくなって堅くなり、あわ立たない謎の固形物へと変化するのをご存知と思います。
あれは、水溶性の成分が先にどんどん溶け出して、水に溶けにくい成分が残りがちなのであんな風に堅くなるのだそうですが、
マルセイユ石鹸は、小さくなっても固くなりにくい
という印象です。
というより、けっこう溶けるのが早いので、小さく硬くなる前に使い切ってしまう感じがします。
なので、普通のせっけんより、使用スピードが早くなってしまいますが、それを「もったいない」と感じる人には向かないかも(笑)
それより「ガッツリ泡立って、シャカシャカ洗える」という豊かな泡の感じを楽しんでほしいと思います。