2021年5月10日月曜日

Tiny Whoop 関連メモ タイニーフープとはなにか。 ドローンの歴史まとめ

 

 ドローン沼にはまりつつあるヨシイエの個人的メモ。

 

 ネットにはすでに、たくさんの情報が溢れ返っているので、わかりやすいようにシンプルにまとめたもの。

 

 

 

<ドローンの歴史 ざっくり>

 

■ 2010年 フランスのParrot社 「A.R.Drone」を発売。

 ・・・一般向けドローンのはしり。720P撮影。

 

■ 2012年 中国のDJI社 「PHANTOM」を発売。

 ・・・初代。抜群の安定性でヒットしたが、カメラは別だった。

(ジンバルでカメラをぶら下げるスタイルの元祖)

 

■ 2012年。Walkera Ladybird 登場 

 ・・・マイクロクアッドのカテゴリが徐々に生まれる。FPVカメラをつける改造も行われた。

 

■ 2015年 Parrot Bepop 発売

 ・・・1080P撮影が可能な、民生機。これも大ヒットとなり、コンパクトドローンのお手本となった。 個人的には欲しかったのでポチる寸前だった。7万円。

 

 

■ 2015年 Blade Inductrix 登場 

 ・・・これに後付けでカメラをつけたものを「Tiny Whoop」と呼んだ。ダクテッドファンの形状は、多くの模倣品を生む。



■ 2015年 Eachine E010 登場

・・・Inductrixのコピー品。これにカメラをつけて「中華フープ」ブームも起こる。



■ 2016年 本家Blade からInductrix FPV が登場。

 ・・・公式にカメラがついたタイニーフープが発売された。


■ 2016年 セルフィードローン Dji Spark / ZEROTECH Dobby 登場

 ・・・セルフィー(自撮り)がプチブームになるが、その後収束。

 ・・・この前後に数機種、自撮りに特化したドローンが出た。Dobbyは4K撮影ができたのがミソ。

 

 

■ 2021年現在 

  ・・・トイドローンもFPVマイクロドローンも中国系各社から百花繚乱の状態。

 ・・・FPVマイクロドローンはフレームサイズが、65ミリサイズから75/85/95まで拡大。

 ・・・搭載バッテリー数も、1S(ひとつ)から3S・4Sまで拡大しているらしい。

 ・・・トイドローン系は、Djiの折りたたみ「Mavic」の模倣機なども増え、メーカーも新興企業が増えた。

 ・・・モーターは、ブラシありから「ブラシレス」へと発展。

 ・・・カメラは当然720P→1080P→2K→4Kへと順次性能アップ中。

 ・・・オプティカルフローセンサ、GPSなど安定飛行のための装備が増える。

 ・・・当然、電気を使うので、3.7Vから7.4V等へ電圧アップ。トイドローンで2000mah越えも。



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 2012年頃がいわゆる民生ドローン草創期だとすると、2015年くらいに小さな革命がいくつも起こって、今につながるっぽいことがわかった。



 2015年ごろ、ParrotのBepopが欲しいなあ、と何度も悩んだのだけれど、セットで揃えると10万くらいかかるので、いったん保留にしていた。

 

 その後、中華製品が大量に溢れて、元祖で本家だったPallotもMAMBOというトイドローンを売り出した。(2016)

 その対抗馬が、Dji関連のRyzeが出した「Tello」(2018)だったので、telloを購入。


(このあたりで、トイ機が一気に低価格帯に降りてきた)


 2018年〜2021年の3年間で起きたのは、

 

『旧来の上級機の機能(気圧センサー)などの搭載が最下位クラスの機種まで降りてきた』

『FPVはレース向け5.8G帯と、トイ向け2.4G帯で完全に切り離れたものとなった』

『1万円以下で、そこそこ/かなり遊べる中華機が激増した』


ということかしら。

 

 Djiの最高峰牙城はあまり崩れず、Parrotも個性的な中〜上級機を小ラインナップで作っている。

 それ以下はトイの世界/レーシングドローンのマニアな世界。

 

 2020年以降は、気圧センサー搭載の自動ホバリング機が、3000円前後で買えるので、初心者はどこから入ってもOK。



 

 

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