ラベル ドローン の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル ドローン の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2022年5月18日水曜日

2022年6月〜 衰退するドローンかいわい (それでいいのか?)


 

 

 

 2022年6月より、ドローン界隈の新規制がスタートして、100g超の機種は「登録」などが必要になりました。

 

 民生ドローンの歴史は、2010年ぐらいから本格的になりましたが、おおまかな歴史は、

 

 ドローンの歴史まとめ


に時系列で書いておきましたのでご参考になさってくださいね。

 

 

 本格ドローンや、撮影用ドローンなどが人気となったのは、ここ10年くらいの間なのですが、近年に近い後半の5年間は、中国製トイドローンがメキメキバリバリ開発されて、たくさん市場に投入されてきたように思います。

 

 かつ、当初は小型の「おもちゃ」レベルだったものが、Djiの模倣ではあるものの、「GPS」搭載とか、「オプティカルセンサ」搭載とか、「4K以上画質」などを誇るようになり、トイドローンではありながら本格派、みたいなのがどんどん出てくるようになったわけです。


 ところが、それらはみな100g超200g未満で設計されていますから、2022年6月以降は


「登録しないと飛ばせない」


機種になってゆきました。

 

 これがなかなか微妙な措置で、永遠に飛ばせず無駄になってしまうわけではないものの、たかだか数千円のトイドローンを登録してまでとばしたいか?と言われれば、そんなものはめんどくさいわけで、結果として

 

「百花繚乱のトイドローンの世界は、終息に向かうだろう」

 

と言えます。

 

 

 

 

 もちろん海外では100g規制は関係ないので、中国発の「市場」そのものはもうちょっと続きます。

 

 しかし、日本人がこれから新たに、GPS付きのドローンを買ったり、200g未満の4Kモデルを買ったりはしないということです。

 

 おもしろいことに、為替の問題、円の弱さ、中国製造業の疲弊などもあって、おもちゃドローンの値段は「高くなって」います。

 

 マイクロ・トイドローンの代表であった「Eachine E010」などは最安値の時は1000円台で購入できたのに対して、現在はざっくり3000円〜くらいになっています。

 

 5千円でおつりが来たような機種も、1万円に近くなっていますし、ザクザクざっくり言えば、

 

トイドローンの価格も、1.5〜2倍近くになっている

 

 と言えるでしょう。

 

 

 となると、DJIを使わなくてはいけない「業務寄り」の人はドローンを変わらず使うでしょうけれど、一般ユーザーやこども・新米パパなどは、あまりおもちゃドローンに寄り付かなくなってゆくと思われます。

 

 一種の「オワコン」化するのですが、果たしてそれでいいのかな?という感想。

 

 

 というのも、我々今回のロシア・ウクライナ間の戦争で

 

「いやというほど、ドローン(系飛機)の有用性について考えさせられた」

 

わけです。

 

 別に戦争が起きるかもしれないから、ドローンの配備が必要だ!ということではなく、少なくとも第二次世界大戦以降、一番有用でエポックメイキングな技術は、ドローンということで間違いないだろう、というコンセンサスが世界的に生まれてしまったんですね。

 

 となれば、これはもう、

 

「いちおうは、誰もがいじっておいたほうがいい」

 

ということになるでしょう。兵器としてではなく、現代の文明の利器として、その構造・しくみ・使い方・発展などについて触れておいて損はないと思うわけです。

 

 一部の人しか使いこなせない、というものがヤバイということは、今回の戦争で痛感しました。

 

 「誰もが、少しの習得で使いこなせて、反転攻勢(有効活用)できる」

 

という道具って、大事です。



 さて、今年後半以降、ドローンかいわいはどうなるんでしょうかねえ。

 

 

 

 

 

 

 





2021年12月13日月曜日

2022年6月以降 ドローン新規制対応 100g以下でカメラ付きドローン一覧

 

 2022年の6月から、いわゆる200g以下のこれまで「トイドローン」と呼ばれていたクラスにも規制がかかることになり、100g超えの機種は登録や手続きが必要になりました。

 

  よく売れた代表的な機種にRyzeのTelloがありますが、Telloが80gなので、これら程度のクラスまでが限界ということになりそうです。

 

 そうなると現在山ほど売られている「200g以下」クラスのドローンは軒並み規制対象となり、おもちゃドローンで遊ぶ人口も激減すると思われます。


 さらに、現在200g以下の機種を持っている人は、そのままでは飛ばせなくなるので、手続き等が面倒な人は、そのままお蔵入りにしてしまうかも。

 

 そこで、今回は、2022年の6月以降も自在に飛ばせる「100g以下かつカメラつき」の機種を一挙まとめてみました。


 ご参考に。



Ryze Tech Tello 720P 80g


DEERC D20 720P 69g

 

JJRC H37 720P 75g

(Eachine E50 720P 75g)



Holy Stone HS210 720P 33g

Holy Stone HS420 720P 31g

Holy Stone HS160 720P 83.5g

Holy Stone HS220 720P 80.3g



KIDOMO F02 1080P 55g

 

Tech rc TR008W 解像度不明 42g 

 

Holyton HT02W 720P 19g (最小ピコクラスドローン)

Holyton HT25 1080P 57g

 

Potensic P7 720P 68g

Potensic A20W 720P 20g 

Snaptain A10(新版) 1080P 61g (旧版は720P)


 

 基本的には720Pのカメラ性能のものが多いようです。1080P対応はわずかにありますが、比較的新しい機種で数は多くありません。

 

200g以下機ではトイドローンであっても1080Pや4K対応機種がたくさんでていたので、それらを飛ばすのは「期間限定」or「登録してから」ということになりそう。

 

 

2021年7月28日水曜日

ドローンの送信機 プロトコル覚書

 

 

 ドローンの送信機で判別する、プロトコルについてのメモです。

 

 ■ Bayang 送信機(プロポ)


 

 とある海外サイトで単体販売されていたので、確信に変わる。

 〇 Eachine E011  

 〇 JJRC R010

 〇 JJRC H67

 〇 Eachine H8

 

 これらはすべて共通で、Bayangプロトコル送信機。しかし、これの技適プロポってみたことないぞ??。

 

 

■ Bayang 送信機

 

〇 JJRC H98 国内でも技適つきが流通していたらしい。中古があればゲット。


 


2021年7月24日土曜日

ドローンの送信機(プロポ)チップ(IC)は意味不明すぎてもはやジャングル。

 

 トイドローンの「プロトコル」や「技適番号」は闇が深すぎて、すでに

 

 もう、わけがわからない!

 

状態なのですが、いっそのこと、どこまでも追求してやろうと思って、さらに研究を深めてみました。

 

 というわけで、国内的に技適に通っているか、通っているかは不明としても、ドローンのRTF(レディ・トウ・フライ/買ったらすぐ飛ばせるプロポ付き)送信機に使われているチップを調査してみた結果です。

 

 

=========

 

 

■  JJRC R010 XNS1042CV

 

■ Eachine E016H XNS1042CV

 



■ NEHEME NH320(C56) RF2418

 

■ DEERC D20 RF2418

 

 


■ SNAPTAIN A10 RF2518

 

■ スカイバイクドローン RF2518


■ スタイリッシュジャイロドローン(HAC2375) RF2518


(□ Eachine E010赤基板 RF2518)

 

■ TOHO DX-DN03 RF2518




■ SMRC ICAT1 PAN186CV

 

■ SNAPTAIN H823H PAN186CV

 

■ JOZEN JRH4029 PAN186CV

 

 

 

■ DRONE PRO MX5323

 

■ JJRC 345 MX5323

 

■ Realacc R11 MX5323

 

 

 

■ SNAPTAIN SP500 XN297LBW

 

 

■  SNAPTAIN SP650 HW2171

 

 

■ SNAPTAIN SP350 FC298TX

 

■ Eachine E016H V2 FC298TX


=========

 

 

チップとプロトコルの関係もよくわからん。どうやってプロトコルを確定していたり、記憶しているのやら。

 

https://t-techlab.com/teardown/%E6%B7%B1%E3%82%BB%E3%83%B3%E3%81%A7%E5%A3%B2%E3%81%A3%E3%81%A6%E3%81%84%E3%82%8B%E3%82%AF%E3%82%A2%E3%83%83%E3%83%89%E3%82%B3%E3%83%97%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%82%92%E3%83%90%E3%83%A9%E3%81%97%E3%81%A6/

 

のサイトを見ると、同じように分解なさっている方の送信機は

 

「送信チップ」+「マイクロコンピュータ」

 

の構成になっているので、マイクロコンピュータのほうに書き込みをしているのであればプロトコルはそっちに格納されているとわかるのですが、今回分解した大半の送信機は

 

「送信チップ」

 

が1個しか載っていない基板ばっかりなのです。謎、謎すぎる。


 もう少し研究に励みます。



==========


※追記


だんだんわかってきた!たとえば

https://www.deviationtx.com/forum/protocol-development/8738-realacc-r11-mini 

 

を見るとわかるが、MX5232にはMCUと呼ばれるマイクロコンピュータが内臓されているらしい。

 

MCU memory FLASH: 2K bytes RAM: 208 bytes (40 dedicated RAM + 168 general RAM)

 

とあるので、プロトコルや制御はここに書き込まれているということか!

 

 


2021年7月22日木曜日

帰ってきたドローン技適探偵団 なぜあの機種はあの技適番号なのか!

 

 

 まいどおなじみドローンな技適探偵団です。

 

前回)

https://kotaro-yoshiie.blogspot.com/2021/05/eachine-e010jjrc-h36luxond-005.html 

 

 


 最近の中国製ドローンは技適さえ通っていればとりあえず何にも考えずに飛ばせる善良なメーカーもあるのですが、



「一体全体なにがどうなっているのかよくわからない番号」



が割り振られているドローンもあったりして、なかなか奥深いです。

 

 DJI などの超メジャーメーカーはもとより、HolyStone  などのちょい歴史ある中国メーカーのドローンは、まあまあしっかりした技適表示がなされているのですが、中にはやや表示が怪しいメーカーもあるのはご存知と思います。

 

 その点、日本向けにしっかり技適を取っていたSNAPTAINは、信頼できるメーカーだと思っていたのですが、おそらくamazonの依頼型レビュー(やらせレビュー)問題のからみで、BANを喰らったようで、今はアマゾンさんからは撤退しています。

 

 2021年7月現在では、SNAPTAIN の機種は、メーカーの公式ではなく「ノーブランド」扱いで代理店(という形?)で販売は続いているようですが。

 

(前から終売かも?と言っていたEachine E010もアマゾンから現在消えています。もうあまり在庫がないのかな?)

 

==========

 

 技適がしっかり表示されているメーカーは

■ SNAPTAIN

■ HolyStone

■ DEERC

■ 4DRC

です。 

 

□ Potensic

□ JJRC

□ Tomzon

□ Eachine

あたりは機種によって不備が見つかったりしているようで。


Eachineなんかは、もうFPVマイクロドローンのほうに充分移行が進んでいるので、一般向けトイドローンからは徐々に撤退するかもしれないですね。

 

 

==========

 

 

 

 さて、技適探偵団です。

 

 JJRCのH36やLUXONのD-005といえば、おなじみEachine E010の兄弟機ですが、

 

H36とD005には 【 204ー520295 】

 

という 番号が表示されて販売されているものがありました。JJRCのH37でも、この番号のものが流通しています。


 ところが、この番号、検索ページで調べると


「F180・F181・F183・F186」

 

という機種に対して割り振られていることになっています。 なので、H36やH37、あるいはD-005を持っている人の中には

 

「ほんまにこの技適番号、正しいんかな?」

 

と疑問を持ちながら使ってる人もいるようで、ネットに載せている番号を隠して写真を上げている方もおられます。(たぶん、自信がないんでしょう)

 

 

 さて、今回。中古ドローンを漁っていて、おもしろいものを見つけたのです。それが

 

【204ー520295】

 

が割り振られたドローンのコントローラで、恐らく「Potensic F183」に相当する機種と思われます。

 

 この機種

 

■ Potensic F183DH

 

は、5G帯を使うFPVを搭載していて、プロポコントローラ側は2.4Gなので上記技適が通っているのですが、おそらくドローン側からの映像送信は免許が必要です。なんとセットには受信モニタが同梱されていました。

 

 

 その廉価版として

 

■ Potensic F183WH

 

というのもあり、こちらは2.4GFPVなので、いわゆるスマホで画像を受信するタイプと思われます。

 

 機体の構造を見ていると、どうも「SNAPTAIN SP650」あたりの前身というか、古い設計に相当すると思われます。

 

 

 ここでF183の技適番号が明確になり、シールも貼ってあるので

 

【204ー520295】とは、Potensicの F180・182・183・186なのだ、とわかったわけですね。

 

 ところがおもしろいことに、これらの機種はHoly Stone からも同じくF183といった名称で販売されていて、おそらく技適は共通かもしれません。

 

*HolyStoneのF181で同じ技適番号の物を見つけました。

https://denseforestreviewcannotsay.blogspot.com/2016/11/holy-stone-hd-iphone-fpv-24ghz-4ch-6-12.html 

 

 さらにおもしろいことに、この機種は JJRCの H8Cとも同型と判明!

(H8は違う仕様です。H8Cは中型機・H8はマイクロ)

 

  これらの機種は、JJRCのH8Cが2014年から販売されていることを考えると、かなり古典的なマシンなのだとわかってきました。

 

■ JJRC H8C  NRF24L01 プロトコル V2X2

■ Potensic F180 NRF24L01 プロトコル V2X2

■ Potensic F182 NRF24L01 プロトコル V2X2


これらが軒並み2014年ぐらいから流通している機種ですから、F183も同じチップ・プロトコル構成と思います。


■ JJRC H36 NRF24L01 プロトコル MJXq

■ Eachine E010 (前期) NRF24L01 プロトコル MJXq

(後期はCC2500にチップ変更)

 

ですから、例の技適番号というのは、プロトコルはともかくおなじNRF24L01を使っているということで、同系統機種としてまとめてしまったものとわかります。

 

 なので、技適の申請として正規の手続きかはよくわかりませんが、2014年くらいの古い機種では、こういうことが起きていたのだな、と納得。

 

 

 

 

2021年7月7日水曜日

ドローン 技適番号 一覧表 (判明分)

 

 ドローン 技適番号 一覧 (2021.7現在判明分・随時追加します。)

 

 

 

 ■ Eachine

E52 E010 E010C E012 E012C E012W E10 E10C E10W E33 E33C E33W E50 E50S E51 E53 E54 E55 E56 E57 E58 E59 E60 E70 E708 EX1

= 【201-170957】 H29

 

 

E016H E016F E61H E61HW E019 E020 E020S E021 ER02

ER03 EC03 EC01 EC02 E511 E511S E520 E520S E530

E530S E35HW EX3 EX4

= 【210-128222】 H31

 

 

 

■ Holy Stone

 HS150, HS160, HS100, HS171G, F181, F183, F180, F186, HS170G, F181W, F181C, HS170W, HS210, HS220, HS230, HS240, HS101, HS102, HS172, HS173

= 【018-170233】 H29

 

 

■ Holy Stone / DEERC

HS210,HS140,HS620,HS520,HS420,HS340,HS450,

D50,D60,D70,D23,HT20,HT25,HS720E,HS700E

= 【211-200407】【211-200408】 カメラ側と送信機側 R2

 

 

HS720,HS700G,HS720G,HS175,HS710,HS610,HT05,HT10,HT02,HT07,HT06,D10,D20,D30,D40

= 【211-191106】カメラ側  【211-191107】送信機側  R2

 

 

 ■ 4DRC

 RC Drone [4D-V4, 4D-V3, 4D-V8, 4D-V9, 4D-F1, 4D-F4, 4D-F5, 4D-F6, 4D-M1, 4D-M3]

= 【210-145820】【210-148652】 (双方) R2

 

 

■ SNAPTAIN

 A10,A15H,A15F,A16,SP350,SP500,SP510,SP550,

SP600N,SP650,SP700,SP7100,SP7300,SP7500 

= 【007-AJ0077】カメラ側  【007-AJ0078】 送信機側 R2

 

S5C, H823H, A15H, SP300, SP600, SP900

= 【204-820635】送信機側 H31

 

 

■ HAC

 HAC2375

= 【208-190180】 送信機

 

 

■ JJRC (Fukuyama Trade)

 H36 H47  509W

= 【208-180114】 送信機 H30



■ ZEROTEC 

 DOBBY

= 【201-160601】 H28

 

 

■ Potensic 

 F180 F181 F183 F186

= 【204-520295】 H27

 

HS160, F181C, F181W, F181D, F183W, F183D, F185, F185D, F185W, F188, F188W, F189, F189C, F189W, F189D, F190, F191, F192, F193, F194, F195

= 【018-170406】 H29

 

 

■ Hubsan

H7000 【018-160165】 H28

HT011A 【018-180152】 H30

H216A 【018-180070】 H30

H501M 【018-180213】 H30

H507A 【018-170023】 H29

H901A 【018-160164】 H28

H906A 【018-180118】 H30

HT001 【018-170017】 H29

HT005 【018-170024】 H29

HT006 【018-180067】 H30

HT009 【018-180069】 H30

HT015 【018-180068】 H30

H501A 【018-170022】 H29

H107 【204-220113】 H24

H1000, H107C+, H109, H107P 【208-160015】 H28

H111 【204-320251】 H25

HT016 【211-181225】 H31

ZINO 【211-181226】 H31

H117P-J 【216-200014】 R2

HT016P-J 【216-200015】 R2

 

 

 

■ Jumper

T8MP 【211-171003】 H29

T8SG-V2-PLUS 【211-181001】 H30

JP4IN1, JP4IN1-SE 【211-181019】 H31

T16, T16PRO, T16PLUS, T16SE 【215-JRA027】 R1

T18, T18PRO, T18PLUS, T18SE, T18LITE

= 【215-JCD030】 R2

T-LITE, T-LITE PRO, T-LITE SE 【215-JLX011】 R3

 

 

 

■ Frsky

Taranis X9 Lite,Taranis X9 Lite Pro,Taranis X9 Lite SE,Taranis X9 Lite Plus,Taranis X9 Lite S

=【211-190626】 R1

 

 

■ DJI

W321 【211-150501】 H27

GL200A 【211-160812】 H28

RC1A 【018-180209】 H30

 

 

■ FUGU INNOVATIONS (SMAO SMRC)

SMAO FG-SMAO-01  【204-720587】 H30

SMAO S5(FG-SMAO02) 【204-720587】 H30

SMAO S5PRO(FG-SMAO04) 【204-720587】 H30

 

 

■ HJHRC 

RC Quadcopter 【 217-204173】 R2

 

■ ㈱トーシン産業

DRONE PRO (CH) 【 204-520287】 H27

 

2021年6月22日火曜日

トイドローンは「トイ(おもちゃ)」ではない?という不思議な話 なぜ対象年齢14歳以上なのか

 

 ドローンについて、あれこれ語っている昨今のヨシイエブログですが、経済などのお話はしばらくお休み。

 

 ところで、ドローンって、なぜか対象年齢が14歳以上になっていて、これは中国から直輸入したパッケージなどにも「AGES 14+」と書いてあったりします。

 


 

 

 14歳というのは中学2年生。日本の学年の考え方では別に「中学生になったら」というわけでもないし、微妙なところです。なぜ、14歳なんだろう???

 

(実際、小学生のこどものおもちゃとしてトイドローンを買っている親御さんも多いことでしょう)

 

==========

 

 さて、その理由です。

 

 おもちゃの定義は 


■ 日本のおもちゃに適用されているSTマーク制度では、14歳未満のこどもを対象とする「玩具」とされている。

 

■ ヨーロッパの玩具安全基準規格(EN71)では、14歳以下のこどもが使用する「玩具」とされている。 また欧州では、製造物に対して、EU 加盟国で取り決められた規定に適合した商品であることを示す CE マーク制度がある。

 

とのこと。


 とりあえずは、以下と未満という微妙な差はあるにしても、14歳は国際的な境目ということができると思います。


 ドローンのパッケージには「CE」マークがついているものも多く、これは「欧州向けに適合しています」という意味と思われますが、怪しげな俗説として

 

 ”China Export”の略

 

というものもあります。ほんまかいな。 CEマークに適合しているとみせかけて


”中国製だよ~ん、と言ってるだけだもんね”


ということもありうるわけです。実は何にも適合していないかも!

 

(wikiにも説明があります)

https://ja.wikipedia.org/wiki/CE%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%82%AF



 ということは「AGES14+」の表示は、おそらく


「これは玩具ではないし、その基準など知らんもんね、なので、オトナの責任で使ってね」


という主張なのだと思われます。あら、トイ(玩具)じゃないじゃん!


 こども向けだよ、という基準に落としこもうとすると、いろいろメンドくさいからですね。


  いやあ、やっぱり中国製ガジェットは奥深いわ。

 

 


 

2021年6月20日日曜日

ドローンの形状(デザイン)4種類と飛行安定性の違いについて

 

 まいどおなじみ、ドローン沼にはまったおっさんです。

 

 いろいろなトイドローンを飛ばしていて、そりゃあ、機種によっていろいろ性能が違うことは当然なのですが、

 

「ドローンの形状、デザイン」

 

による違い、差というのが確かにあることが見えてきましたので、今日はそのお話を。

 

 ネットの記事などでは、市販されている機種ごとのレビューなんかはたくさん転がっているのですが、まあ、大半は、仕様諸元に基づいた当たり障りのない「引用」に止まっていて、本当にその機種の「よしあし」がわかる訳でもなさそうです。

 

 で、実際に複数機種を飛ばしてみると、経験と分析からはっきりわかることがあるので、そこを鋭く突いてみたいと思います。

 

 

========

 


【ドローンの形状分類 4つの形態】


 細かく言えば「機種」で分かれてしまうと思いがちなドローンですが、形状から考えると以下の4つくらいに分類できます。


 それぞれ、性能や特性が異なります。


 ただし、ドローンというのは結局「4つの腕と4つのプロペラで、強制的に機体を持ち上げてグワングワン振り回す」だけのものです。それが大前提!



1) 大名籠(だいみょうかご)型 〜 吊り下げ型 〜


(dji Phantomなど)


 いわずと知れた空撮用ドローンの定番「ファントム」などに用いられているこのデザインは秀逸です。動画などの撮影においては、安定感間違いなしの形状と思います。


 Phantomのコピーはたくさん出ており、「SNAPTAIN SP600/650」や「HolyStone HS110/120」などのトイドローンでも似たような形状のものが入手可能です。

 

 室内などの無風状態で動画を撮影すると、まるでデジタルズームで動かしているかのように、上下、左右のパンができます。つまり、無風であればジンバルなしでも超安定しているということ!

 

 それはすべて、上部で機体を持ち上げ、下部にカメラを置いて重心を下げてくる、というデザインに由来します。大名が乗っている籠(かご)みたいです。

 

 地球に重力がある限り、この形状は理にかなっていると言わざるを得ません。おそるべしdji。デザイナーは優秀だと思います。

 

 とにかく初心者でも左右にブレにくい、という形状特性があり、撮影にはオススメです。

 




2) コウモリ・ムササビ型 〜 標準型 〜

(MJX Bugsなど)


 哺乳類のボディどおり、真ん中に内蔵があつまってお腹が膨らんでおり、そこから軽量の羽根が伸びている、というデザインです。

 正面から見ると薄型で、重心はお腹のところ、つまり中央部にあります。

 基本的に、十字架にプロペラをつけて飛ばせばドローンになるわけですから、標準的な形状と言えます。

 Djiのマビックやそのクローンも、「折りたたみ(フォルダブル)」機能があったりしますが、おなじ分類で良いでしょう。

 

 このタイプは、左右のブレ特性がひどいです。実際に飛ばしてみると、左右にかなりロールします。

 動画を撮ってみると、上下ブレはあまり起きませんが、左右ブレが大きくなる特徴があります。


 上級機種では、オプティカルフローセンサーやGPSをつけて安定性を図りますが、お金とパワーの力技で抑え込んでいることになります。

 

 



3) お神輿型 〜 持ち上げ型 〜

 


(WALKERA FPVドローンなど)

 

 マイクロドローンのレーシングモデルなどが、この形状に寄っていっていますね。神社のお神輿(おみこし)のように、下側のフレームから重量物を持ち上げるスタイルです。

 

 FPVドローンでは、フライトコントローラは、まあ中央に置くにしても「カメラ」と「アンテナ」などを上部に持ってきて、重心が上がります。

 

 安定特性は悪いのですが、モーターパワーで機体を持ち上げ、(そもそも軽量で小さい)重力を無視して機敏に飛び回る用途なので、この形状が適しています。

 

 当然、カメラはブレまくりますが、「美しい映像を記録する」ためにカメラがあるわけではないので、別に問題ありません。遅延なく操縦映像を真っ正面から映してくれればそれでいい、ということです。

  地球の重力に逆らうためにある形状と言えるでしょう。

 (空飛ぶじゅうたんや、金斗雲スタイルですね)

 

 

 

4) ダクテッドファン型 〜 フープ型 〜


(Blade Inductrixなど)

 

 ドローンの形状分類のうち、独自!と言ってよいのがこのデザイン。マイクロドローンの先祖とも言うべきinductrixの形を考えたデザイナーもすごい!思います。

 

 ファントムのデザイナーが秀才だとすれば、このフープ型のデザイナーは天才だと思います。

 

  「吊り下げ」「標準」「持ち上げ」の3つしか、基本的には無いわけですが、このフープ型の形状は、理論的に分類しにくいところがあります。

 

 


 基板は、基本的に中央です。カメラがつく場合は上部にきますが、まあ中央とみなせないこともありません。


 そして、それとバランスを取るように、モータを足に見立てて下げて配置するのです。


 したがって、全体としては、上にカメラを積んだとしても上下のバランスが非常によくなります。


 なおかつ、ある程度幅の広い4つの「ダクテッドファン」でそれらを取りまとめます。この時何が起きているかというと、ダクテッドファンによる強力な整流力で、垂直方向に対する安定性が増しているのです。

 

 ダクテッドファンは「筒」なので、上下・垂直方向にジェットエンジンがついているようなものです。

 

 ハイパワーで、なおかつ、上部と下部のバランスが撮れていて、さらに筒形状で全体が一体化できているという

 

 おそろしく神がかったデザイン(しくみ)

 

をまとっている形状と言えるでしょう。

 

 もともとペラが小さく、空気をかき混ぜて持ち上げる力が小さいマイクロドローンにおいては、この形状が一瞬で流行したのもよくわかります。


(現在のマイクロドローン界は、ダクテッド形状を卒業していますが、その分だけモーターもブラシレスになり、電池も2つ・3つと複数搭載してパワーを上げています。つまり、コスパは悪くなっているとも言えます。)

 

 

 

<まとめ>

 

  飛行安定性は、まちがいなく1がトップ。つぎが4です。

 

「吊り下げ」「ダクテッド」が上位に来て、「標準」と「持ち上げ」が下位です。

 

 しかし、実際の機種では、機体形状に付随して「モーターパワー」や「各種センサー」類などで味付けがなされていますので、形状がすべてではありません。

 

 それでも、初心者がドローンをロストしにくかったり、空撮が楽しく味わえるのは、「吊り下げ」で決まりでしょう。


 また、室内であちこちぶつけながらでも飛ばして楽しいのは、「ダクテッド」ということになります。


 それ以外の形状は、慣れてきてからの購入でも良いと思います。むしろ、後から買って、「こんなに違うんだ!」と驚くことになると断言できます。

 

 

 ご参考まで。

 

2021年6月4日金曜日

トイドローン バッテリー容量 コネクタ 一覧 JJRC EACHINE SNAPTAIN ほか

 

 

 個人的な備忘録メモですが、主なトイドローンのバッテリー関係についてメモしておきます。

 

 

(随時追加します。)

 

 

 なんのために調べているかというと、自動車の「車格」みたいに、だいたいのドローンの位置づけがわかるからです。

 

→ 300mah以下のマイクロドローン系 = 軽自動車みたいなもの?

→ 500mah程度 720Pクラスの折りたたみ系 = コンパクト普通自動車

→ 1000mahクラス 1080Pカメラ = セダンというか、普通車というか

→ 1500mah超え or 7.4V の機種 = 2K・4Kなど解像度が高いか、GPSなど搭載 高級ミニバン

 

DJIの機種等を模倣しようとすると、どうしても電池も食いますね。


7.4V機は、いわゆる2S(セルが2つ)機だと思います。電圧を上げて1000mahクラスで抑える方向へ進むのか、それとも3.7Vのまま2000mahくらいの方向へ進むのか・・・。


2019年ごろからの機種は、どんどんカートリッジ式に移行しているようです。コネクタプラグ式は、やはりちょっと古い機種と、TinyWhoopの影響を受けているマイクロドローン系に多いようです。

 

カートリッジ式は、手軽ですが、廃盤になるのが早く入手性が悪くなるのが難点かと思います。


今後については未知数。





◆ HAC HAC2375    3.7V    150mah    JST-XH


 

◆ Eachine E010    3.7V    150mah    JST-PH 2.0

 

◆ Eachine E58    3.7V    500mah    カートリッジ


◆ Eachine E520    7.4V    1200mah    カートリッジ


 

◆ JJRC H36    3.7V    150mah    JST-PH 2.0

 

◆ JJRC R010    3.7V    260mah    JST-PH 2.0

 

◆ JJRC H37    3.7V    500mah    JST-XH

 

 

◆ DEERC D20    3.7V    500mah    カートリッジ

 

◆ DEERC D30    3.7V    1600mah    カートリッジ   

 

◆ DEERC D50    3.7V    1500mah    カートリッジ  

 

 

◆ SNAPTAIN H823H    3.7V    240mah    JST-PH 2.0

 

◆ SNAPTAIN SP350    3.7V    300mah    JST-PH 2.0

 

◆ SNAPTAIN SP650    3.7V    1000mah    JST-RCY

 

◆ SNAPTAIN A10    3.7V    380mah    カートリッジ


◆ SNAPTAIN A15H    3.7V    800mah    カートリッジ

 

◆ SNAPATIN A15F    3.7V    1100mah    カートリッジ

 

◆ SNAPTAIN S5C    3.7V    800mah     JST-XH 

 

◆ SNAPTAIN SP500    7.4V    850mah    カートリッジ


◆ SNAPTAIN SP600N    3.8V    1800mah    カートリッジ



◆ Holystone Hs160    3.7V    500mah   


◆ Holystone    HS210    3.7V    220mah


◆ Holystone    HS330    3.7V    300mah


◆ Holystone    HS370    3.7V    450mah


 

◆ DJI Tello    3.8V    1100mah

 

◆ 

2021年5月16日日曜日

気圧センサーなし 高度維持機能なし 修行用ドローンを探せ!  E010代替機

 

 2021年現在、おもちゃレベルのトイドローンでも、どんどん高性能化しており、ほんとうにほんとうの初心者や子供でも

 

 いきなりそれなりに飛ばせる

 

ようになっている昨今です。うちの小学生の息子でも、ワンキーでテイクオフして、数十分でけっこう自在に操れるようになるくらい!

 

 

 それって、たぶん、いいことなのですが、ドローンの技術訓練のためには、逆にそうした「自動ホバリング機能」や「高度維持機能」がないほうがいい場合があるようで、操縦に慣れた人は


 高度維持機能なし


に、あえて着目するようです。



 私も実際に高度維持機能ありの機種と、なしの機種を飛ばし比べていますが、

 

「まったく挙動が違う」

 

ので、マジで修行になります。


 そこで高度維持機能がない「 練習機 」に向いた機種を一覧で。

 

 

■ Eachine E010

■ Luxon D-005

■ JJRC H36

■ FuriBee F36

 

・・・ド定番のNH010型機種。中身はおなじ。ただし、技適ありは、だんだん国内在庫のみしかなくなりそう。中国ストアからは技適なししか入らないと思う。

 

 

■ HAC2375 (スタイリッシュジャイロドローン)

 

・・・国内の企画品なので技適がしっかり印字されている。機能的に素のE010系と似ているが基板は違う。

・・・そのままのボディはかなり飛ばしにくいが、機体を取り替えるとおもしろいヤツに早変わり。

 

 

 

■ SANEI RCコンパクト ドローン

■ Gforce PXY nano

■  CCP pico Drone

 

・・・いずれもケース兼コントローラの極小サイズドローン。 ナノドローンという名称もあるが、中身はたぶん似たようなものだと思う。Gforce品は技適が安心。




■ Gforce PXY


・・・付属コントローラはモード1。カメラ付きなのでスマホからの操縦も可能。

 

 

■ Gforce SQUARED(初代)

 

・・・ 付属コントローラはモード1。このへんのGforceの機種は古い(2017年ごろ)ので、日本向けにプロポがモード1のものが多い。

 SQUAREDシリーズは、カメラ付きの新型は自動ホバリングがついているので×。



■ CHUSEI ミニドローン SHARP

■ ラジオコントロールタイプ ミニ ドローン

 

・・・アミューズメント景品。クレーンゲーム用?国内企画っぽいが、技適は現物を見ないと不明。高度維持なんて高度な機能は最初からついていないぜ〜。

 

 

■ ピーナッツ・クラブ クアッドローン

 

・・・ これもアミューズメント景品。なーんもついていない素の機種。ジャイロとLEDだけのシンプル構成。

 

 

■ P&Kコーポレーション ドローンV

 

・・・コントローラが、H823とE011を足して割ったような感じなので、中身はまともな機種かもしれない。 H823の左ジョイコンをマニュアルに変えたような感じ。

 

 

■ ZERO2NEO

■ ZERO

 

・・・素性がよくわからない謎のドローン。アミューズメント景品。

 

 

 

■ gptoys ミニマルチコプター f8

 

・・・ これも、E010/E011系の似たようなコントローラを使っている。スタイリッシュジャイロにも似ているが、コントローラはそれぞれ微妙に違う。

 

 

■ JOZEN ジャイロマスターG4 (AHでないものAHはオートホバリング)

 

・・・ジョーゼン社も古くから国内企画でけっこういろいろ出しているが、古いもののほうが高度自動機能がない。

 

 


■ 童友社 ピッコロ

■ 童友社 ナノスパイダー


・・・これもE010系コントローラの製品。それぞれ微妙に違うのはなぜ?


 



2021年5月15日土曜日

2021年ドローン界 中華フープのもと、Eachine E010系列は、今後日本では入手できなくなる?  幻の名機

 

  ドローン界隈に遅ればせながら片足をつっこんでヨシイエさんですが、

 

■ 空撮ドローン

 

の世界と

 

■ マイクロドローン

 

の世界へと、界隈は分化していることを知りました。

 

 で、マイクロドローンがらみを見ていると、中華フープと言われる、ちっちゃいドローンにカメラをつけてFPV化することが、数年前から流行しているそうです。

 

 そのベースとなる機体がいくつかあるのですが、「Eachine E010」「JJRC H36」「Luxon D-005」「Furibee F36」などと呼ばれている

 

 NH-010型機

 

というものが世界中で人気を集めています。

 

 この機種は、すでにレビューや関連サイトが日本のみならず世界中に山ほどあるのですが、

 

■ もっとも素直で高性能な機体

 

■ ぶつけても壊れる確率が低く、互換パーツがたくさん出ている

 

■ 気圧センサーがなく、高度維持機能がないことで、逆に練習にうってつけ

 

という特徴を持っています。

 

 FPVにハマる人や、ドローンの技術を磨きたい人は、今ではほとんどといってよいほど、この機種に触れて、マルチプロポなどを導入して飛ばしているとのこと。

 

 ところが、この機種、今の日本では問題があって、

 

■ 当初は技適を取得しておらず、付属のコントローラで飛ばすのは違法状態だった

 

■ 一部のショップやバイヤーが、技適を取って販売したが、コントローラに技適シールを貼らずに出荷されたものが多かった

 

■ 機体のみを技適取得済のプロポで飛ばすのはもちろん合法

 

ということになっています。

 

 機体というか、付属コントローラ(プロポ)は技適は通っています。ですが、その表示が不完全なものが多いために、結果として違法状態になっているわけです。

 

 なぜ、そうなるかというと、この機種は2015年に登場したかなり古い設計の機体で、今から遡れば6年前の機種ということになります。

 

 各メーカーはここ3年くらいの間に、体制を整えて良心的なメーカーは中国製であっても「製造段階から技適取得/表示(印刷で印字)」するようになっており、ふつうに出荷しても適法となります。

 

 ところが、この機種は古いので、日本に向けて適法状態で出荷しようとすると手間がかかるわけです。

 

 日本向けではなく、海外でもバンバン売れているので、そちらに顔を向ければ日本のことなど気にすることはないわけで、当然、海外では技適なんか知らんがな、ということで今でもバカスカ売られています。

 

 

 ところが、2021年5月初旬の段階で、最後までアマゾンでこれを販売していたEachine社がついに在庫を一掃してしまいました。

 

 そして、E010の販売から撤退したと思われます。

 

(別にE010にこだわらなくても、後継機種は普通に売れるので、会社としては問題はない)

 

Eachine社は、途中までは良心的と思われていて、技適シールを貼り直して出荷したりしていたのですが、最後はもうシールも貼らずに販売していたようですね。

(もうええわ!という気持ちになったのかもしれません)

 

 

========

 

 というわけでおそらく今後、日本ではE010型機(NH-010)は新たに販売はなされないと思います。


 後は、小売店、バイヤーなどに残っている在庫のみが流通するだけだと思われます。


 そうした在庫品は、E010なのかH36なのかわかりませんが、


■ 技適は通っているけど、表示(シール貼り付け)がないもの

 

が9割だと推定されます。

 

 私が調べている限りでは国内トレーダーが技適を取って販売しているものでも、シールの貼り付けがないものが多いです。

 

 

==========

 

 

 しかし、国外では当たり前のように売られていますので、中国系ネットサイトから購入すれば、技適なしのものは輸入できます。

 

 また、技適表示がなくても「技適表示ありのマルチプロポ」 で飛ばすにはぜんぜん問題がないので、古参マニアはどこからでも仕入れてくるでしょう。



 しかし、これで、「これからドローンをはじめたい!」と思っている志ある若者にとっては

 

「もっともふさわしい練習機がない」

 

 という事態が生じることは間違いありません。

 

 2021年以降の新造トイドローンの99%は、

 

■ 気圧センサーありのオートマ車

 

ですから、マニュアルの運転が練習できないことになるのです。

 

 

 これ、ドローン界隈にとって、「一大事」かと言われれば、たぶんそうではなく、

 

「技適ありのオートマ高度維持ドローン」

 

は別に普通に買えるし、初心者はそれで運転すればいいだけなので、 表面的には問題があるようには思えないと感じます。


(E社も、本音はそうなのでしょう。めんどくさい機種はもう扱わねばいいだけです)



 しかし、高度な腕を磨きたいという志あるものにとっては



『高度維持機能なしの、純粋な練習機』


は、探し回らなければ入手できない事態になった、ということです。

 

 そう、まるで自動車の世界で、『マニュアル車』がレアものになったように!!

 

 

 ・・・というわけで、最後のE010を買い込みました。ちゃんちゃん。

 

(アマゾン、売りきれたわ)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2021年5月14日金曜日

中華ドローンの技適問題について 検証! Eachine E010 JJRC H36 Luxon D-005 技適探偵団

 

 まいど、ドローン探偵「泥(どろ)沼男(ぬまお)」です。

 

 ドローンネタをやりはじめると避けて通れない「技適」問題。

 

 FPVなどをやりたい人は、ささと無線免許を取ったり、マルチプロポを買ったりして、個々の機種の技適についてはあまりギャーギャー言わないかもしれませんが、いちおう法律問題・遵法問題なので、知らないでは済まされない感じ。

 

 法律というのは、その内容を知らなくてもお国は許してくれないので、理解はしておく必要があります。

 

 ここ5年くらいの間は、技適のないドローンが国内に入ってきたり、実際に販売されていたりして微妙に脱法状態が続いていたのですが、

 

 

2020年、2021年ぐらいの新作で、メーカーがしっかりしているもの

 

については、技適問題はほぼキレイにクリアされるようになっています。

 

 アマゾンでは中華ドローンがたくさん売られていますが、

 

■ Dji

■ Parrot

 

あたりの大御所はもちろんバッチリ大丈夫です。(個人輸入品とかでなければ)

 

 また、私が実物をみて確認している範囲では、

 

■ SNAPTAIN

■ HolyStone

■ DEERC

 

あたりも、ちゃんとしています。バッチリくん。

 このへんの機種は、送信側も、受信側もちゃんと技適を取って、かつ印刷でボディそのものに印字されています。

 

<注意>

似たメーカーにPotensic/関連会社Tomzonがありますが、こちらは技適・5G帯・200g重量などの管理がアバウトらしいので、注意が必要です。

(こちらの会社はシール貼り付けらしい)


 

 国内での販売にきちんとエネルギーを割いているこうしたメーカーでは、

 

☆ 技適認証をちゃんと取る



☆ 技適番号を印字で表示する


ということをやっていますので、一安心。

 

 

=========


 しかし、一方で、DJIとParrotならびに、こうした新興メーカーに比べて、ひとむかし(5年くらい)前からドローンの製造販売を行っている中華メーカーやトレーダーは、日本向けの技適が問題視される前から製造をしているわけで、技適のない国でもバンバン販売しているものだから

 

■ 技適への対応が未整備、不十分

 

だった時代があったようです。

 

 そこで、後から機種ごとにトレーダーや日本国内の販売会社などが

 

「国内販売向けに、あとから技適を取る」

 

ということをやったらしいのですね。

 

 そうすると、製造段階で技適番号が印字されていないものだから、輸入販売はしたのだけれど

 

■ 技適表示がきちんとなされていない。技適シールが貼られていない

 

ということが起きてしまっているのです。

 

  こうした機種では、もったいないことに「技適はちゃんと通っている」けれど、「その表示が不十分」なので、結果として「違法状態」になっているため、残念です。

 

 


==========



 さて、ここから。

 

 

(☆検証内容は独自研究ですので、あくまでも参考情報としてください。以下のデータについては、その内容を保証するものではありません。)

 

 

 私の持っているLuxon D-005は技適シールが貼られています。ところがこれは製造メーカーが申請した認証ではなく、どこかのバイヤーなりトレーダーが取った技適番号なのだと思われます。


◇ Luxon D-005  技適 204ー520295


実はこの番号で、JJRCのH36に貼り付けしたものも確認しています。

よって

 

◇ JJRC H36 技適 204ー520295

 

でもあるわけですね。 


 一方、福山商事さんが独自に技適を取得しており


◇ (JJRC) H36 技適 208−180114


です。

 

 さらにEachineも独自に技適を取得しており

 

Eachine E010 技適 201−170957

 

の番号になっています。

 

 ただし、これらの技適番号は、兄弟機であるNH010型の「旧型」に当たるもので、基板が緑色の

 

■ JR-NH010T  / JR-NH010R


に付された番号だと思われます。

 

 NH010型は、近年基板が赤色に更新されており、

 

■ JR-NH010T5  / JR-NH010R5


へとバージョンが変わっています。


 おそらくこれに対する技適番号は


◇ Eachine E010(新)  技適 210−128222

 

です。2019年以降は変更になっている可能性が大。 



 ややこしいことに、これらのJJRC・Eachine製品は、技適は通っていてもシール貼り付けがない場合が多く、そのため混乱が生じています。


 意外に Luxon D-005は、パッケージにも技適マークが印刷されており(ただし、マークのみで、番号はないので無意味)おそらくこの製品名で販売企画された段階で、技適については「ちゃんとやろう」という意識が働いたものと思います。

 結果として、おそらくLuxon品は、技適番号が貼られた状態で世に出ている可能性が高いと推測します。



==========


 と、ここまでが前半。まだまだ謎が隠されていますよ!


 実は、LuxonのD-005に付与されている技適番号ですが、おなじ番号で

 

◇ JJRC H37 技適 204−520295

 

になっている個体があるのです。これはこの目で確認済。

 

 H37はセルフィドローンで、当初は技適が通っておらず、未認証の機体が国内にも入ってきていましたが、今は通っています。

 

 このH37については、福山さんが

 

◇ JJRC H37 技適 208−180114

 

でも通しています。

 

 ところが、技適番号を検索すると

 

204−520295は「F180・F181・F183・F186」という機種に対して付与されていることになっています。


余談ながら


208ー180114は「H47・H36・509W」への付与です。


 F180うんぬんは、Holy stoneのF180シリーズと思います。まあ、機体呼称は違いますが、チップが同じかなにかで、ざっくりで通したのでしょう。


 福山さんのほうも、H47でH37の認証を通しているようで、これは中身がおなじなのだと思います。


(余談 H37は元々480Pで撮影できるセルフィドローンだった。たぶん、これは認証が通っていない機種。

 それが720Pで撮影できるタイプにバージョンアップした。これがH47と同等なのだと思われる。F180シリーズも720P撮影が可能なドローンなので、この段階でH37の技適が通ったのだろう。

 当初のH37は機体も古いので、認証は取っていないものと思われる)

 

 

 全体を見ると、H36とH37はチップが共通。なのでD-005とH37の技適番号が同じということがありうるのだと推測します。

 

 それにしても204−520295は簡易的というか、機体呼称と合致させずに技適が通っているので、非常にわかりにくいです。

 

 本家のHoly Stoneさんは、後でF180シリーズを含めて別の

 

◇ HS 主要機種  技適 011−170233

 

の番号で改めて通していますので、 結局「旧」技適番号は宙ぶらりんになっているような感じですね。


 SNAPTAINも、SP650の技適をSP600で通しているロットがありました。ところが、この機種はバージョンが変わると新しい技適番号を取り直しています。


◇ SNAPTAIN 主要機種 技適 007−AJ0077(受信側)

◇ 同送信側          007−AJ0078


 SNAPTAINやDEERC(実はHoly Stoneと系列会社)では、直近の技適は、


「送信機側」「受信機側」

 

の両方を連番で通しています。

 

 これは2.4GFPV搭載の機種(つまり撮影可能機種)が増えたことで、 プロポと機体のどちらも電波を出す場合が多いので、セットで技適を取ってしまい、カメラなし機体でもそのまま使えるようにしているようです。


◇ DEERC 主要機種 技適 211−191106(受信側)

◇ 同送信側         211−191107



 というわけで、おすすめメーカー


■ SNAPTAIN

■ Holy Stone

■ DEERC


 

 注意が必要なメーカー

 

▲ Potensic

▲ Tomzon

▲ Eachine

▲ JJRC


などなど。



 いやあ、技適って本当におもしろいですね。さよなら、さよなら、さよなら。





 

 

 

 

 

 

 

 

 

 





 

 

 

 

 

 

2021年5月11日火曜日

中華ドローン 兄弟機メモ 

 

 基本的に似たスペックやおなじボディを持つと思われる「兄弟ドローン」の一覧です。

 

 本体は同じでも、カメラが違うことがあります。特にPhantomタイプの吊り下げカメラは、別のモジュールが載っていることがあります。

 

 付属するリモコン(コントローラ)も、別のものが付属する場合があります。

 

 また、基板の中身がわずかに異なることもあるようです。

 

 

=========

 

 

■ SNAPTAIN SP650  =  ■ SMAO S5 PRO カメラ違い

■ SNAPTAIN SP600  =  ■ SMAO S5

 

■ SNAPTAIN SP650  = ■ MUSASABIドローン2 カメラ違い

■ SNAPTAIN SP650本体部  = ■ DRONE PRO

■ SMAO S5 PRO  = ■ SAC DRX35

 

 

■ SNAPTAIN H823H(カメラなし)  =  ■ CCP H823(カメラあり)

 

■ Eachine E010  =  ■ JJRC H36

■ LUXON D-005  =  3機種おなじ

 


■ Eachine E011  =  ■ JJRC H67


 

 

■ CIVORC C56  =  ■ NEHEME NH320  = ■ JJRC H74

 

■ Eachine E50  =  ■ JJRC H37  = ■ DHD D5

■ Eachine E50  =  ■ SAC DRH810

 

■ SNAPTAIN SP500 = ■ GoolRC S166

 

 

☆随時追加します〜。

 

 

 



 

 

 

2021年5月10日月曜日

中国製 トイドローンのプロトコル一覧表 JJRC Eachine Hubsan Walkera プロトコル

 

 中華ドローン、中華フープをいじくっていると、それぞれの製品のプロトコルがどうなっているか知りたい場合があるので、そのメモ。

 

RCモデルデータベース


たとえばこれ Eachine E010は2019年に変更になっていることがわかる。


2016・9・7  E010  NRF24L01  MJXq

 

 Select "E010" format option, XN297L@250kbps, might not work with every NRF24L01 module

 

 

2019・5・16 E010  CC2500  E010

 Should work better than NRF24L01 protocol



■ 旧 E010は MJXq チップはNRF24L01

■ 新 E010は E010 チップはCC2500

■ ちなみに E011(もってないけど)は Bayang NRF24L01

 

■ JJRC H36は 旧E010とおなじ。

 

 

=======

 

https://github.com/pascallanger/DIY-Multiprotocol-TX-Module/blob/master/Protocols_Details.md 

 

こちらも役に立ちます。

 

旧E010

新E010

のどちらも記載あり。新はR5

 

☆ メモ随時いろいろ追加します。



2021年5月7日金曜日

中華フープ マイクロドローン(ベース機) 3台レビュー E010/H36/D005 SP350 C56/NH320

 

  ドローンにハマりつつあるヨシイエです。

 

  Tiny Whoopのベース機になるトイドローンをいくつか購入したので、レビュー。




 左から、【CIVORC C56】 【LUXON D-005】【SNAPTAIN SP350】 です。

 

 

==========

 

◆ CIVORC C56 (NEHEME NH320)

 


 アマゾンで2500円くらいで販売されています。65mmマイクロドローンの互換機としては、 後発ではないかと思います。

 コントローラがやや大型で使いやすいです。

 自動ホバリングや、3Dフリップなど、近年の基本的なトイドローンの動作は押さえています。

 全面ガードなので、ぶつけても故障が少ないと思います。 

 電源スイッチはワンプッシュで上面にあります。


  


 裏面はこんな感じ。裏蓋がごっそり開きます。バッテリーは格納タイプ。ほんとうはバッテリー裏蓋は、ネジ止めするようになっていますが、ネジはなくてもちゃんとツメで止まるので、ネジは外してしまって大丈夫でしょう。


 

  コントローラのサイズ感はこんな感じ。

 

 ========


◆ LUXON D-005 / Eachne E010 / JJRC H36 / FuriBee F36

 

 



  中華フープの基本中の基本、誰もが通る道とはこの機種のこと。

 65mmフープのベースとして、おそらく世界ナンバーワンベストセラーだと思います。

 この機種のあと、いくつか性能アップ版が発売されたのですが、どんどんFPVフープのほうに移行してしまい、終売に。

 結局、いちばんベーシックなE010のみが現在も売られています。

  中国系サイトでは1500円くらい、国内アマゾンでも2500円くらいで売られています。

 

 

 バッテリー格納はオープンタイプ。差し込んでおくだけ。電源スイッチもなく、バッテリーをつなぐと即起動します。

 今回紹介する中では、この機種のみが「自動ホバリング」ができません。マニュアルスロットルです。

  私は息子とともに、自動ホバリング機から入ったのですが、それでも充分習熟できます。

 ほんとうに良い機体です。

 


 

 コントローラは、ダサいけれど味わいのある独特のものです。今となってはこれを見ると、「E010だ!」とすぐ分かりますね。


========


◆ SNAPTAIN SP350



 
 もちろん自動ホバリングOK。E010のコピー機はいくつかの会社から出ていますが、形状や質感はどんどんレベルアップしています。

 その分、形状互換はどんどんズレていっているので、フレームの形はそれぞれけっこう違ってきています。


  こちらもバッテリー格納タイプですが、軍事用ヘリの後ろがパカッと開くみたいに、ボディの後部がヒンジで開くようになっています。

 写真では小さく白いのが写っていますが、マイクロスライドスイッチが搭載されています。



 SNAPTAINのコントローラは、後発だからなのか、かなり洗練されていて、かっこいいです。自動発着ボタンがわかりやすく、子供はこのボタンでスタートできるので便利。ちゃんと機能が印字されているのも好感触です。

 

 

==========

 

 実際に飛ばしはじめてみると、気圧センサーつきの自動ホバリング機は似たようなものです。E010のみが挙動が全然違うのですが、それはマニュアル車なので致し方ないというもの。

  全体を通してみると、後発機のほうが、製品としては洗練されていて、機能が上がっている感じはあります。

  

 今回は購入していませんが、子供が最初に遊ぶ機種としては、H823やC56など

 

「プロペラが全面ガード」

 

のものが安心かもしれません。かならずあっちやこっちにぶつけますので・・・。

(毛などを巻き込みにくいという意味でも、全面ガードは安心です)

 

 

 以上、3機種レビューでした。

 

 

 

 

 

2021年4月30日金曜日

素人のためのマイクロドローン一覧 Tiny Whoop(ベース)互換機 総まとめ 中華フープ

 

 

 先日より、GWの遊びとして導入したドローンにハマっておりまして、完全に沼です。

 

 もとよりRyzeのTelloを持っていたので、 トイドローン未体験というわけではなかったのですが、


「マイクロドローン」


というさらなる奥深い世界があることを知り、オタク道に拍車がかかりそう(苦笑)

 

 

 なんでも、欧米ではTiny whoop という極小のドローンにカメラを乗せてFPVするというのが流行しているらしく、いわゆるドローンレースでこうした機体が用いられているそうです。


 そこで、TinyWhoopから派生したマイクロドローンの世界について、その基本を個人的備忘録としてまとめてみました。


 本格的なFPVに取り掛かる前の段階として、あくまでもトイドローンの一環として互換機を総まとめしてみたいと思います。

 

 

 

<Tiny Whoop 互換機一覧(ベース機種)  中華フープ>



■ オリジナル  Blade Inductrix

 Tiny Whoopの元になった機種。シンプルな構造で、かつ衝撃に強いボディを持っている。6ミリモーター。これにカメラと映像送信機をつけるとFPVモデルが出来上がる。

  4枚羽。 2015年登場なので、けっこう古参だが、設計は秀逸。

 

 ドローンの基本形状は、4つのプロペラを持つことだけれども、この機種の設計においては「ダクテッドファン」を搭載することを売りにしている。

 Bladeさんの解釈は、つまり「4つのプロペラ推進装置」ではなく「4つのダクテッドファン推進装置」を持っていることなのだそうだ。

 

 この設計、結果的にはものすごい効果を上げた。単なるプロペラガードではなく「ダクテッドファン」なので、推力が増したわけである。

 

 もっと平たく考えると、ドローン業界のダイソン扇風機みたいな感じ?(笑)

 

 さて、2.4GHZ帯の電波でFPVをすると、遅延等が起きるので、現在のレーシングドローンでは、操作系とは別に5.8GHZ帯の電波を飛ばして映像を送るため、無線免許がいる。



 この機種が、モーター軸間「65ミリ」だったので、65サイズと呼ばれる。このあと、FPV用レーシングドローンは「75」サイズや「85」サイズが登場。

 モーターもブラシレスを搭載するなど、どんどんグレードアップしている。

 バッテリーも1つ搭載のものから2つ搭載のものまで、レーサー機はどんどん発展しているが、ここでは割愛。あくまでもベース機種に注目。



■ Eachine  E010 / JJRC H36

 

  互換機の中では最もベストセラー。 JJRC H36、Eachine E010、Furibee F36は同じ機種。このほかにもLuxon D-005という名称でも販売されている。ほかにも元はおなじOEMのものがあるらしい。

 6ミリモーター 4枚羽 本体電源スイッチなし。電池コネクタをつなぐと起動。

 スティック型バッテリーへの改造が容易。



■ Eachine  E011 / JJRC H67


 上記機種のモーター増強版。7ミリモーター搭載。増強した分、さらに重いものを載せることができる。

 っていうか、販売時にはレゴの人形が乗っていたらしい。だから増強されている(笑)


☆ ここまでが気圧センサーを搭載していない、「素の機種」「マニュアル車」みたいなもの。

☆ FPVレーシングドローンは、そのすべてがこれらと同じく「マニュアル車」のような仕様で、6軸ジャイロくらいしかセンサーがついていない。


 E011と同型のH67は、現在は販売終了のもよう。7ミリモーターなどの増強機種は、FPVマイクロドローンのほうにどんどん移行しているので、従来型の入門機はE010のみ販売が続いている。



==========




☆ ここからは「オートマ車」「初心者むけ」の機体。

☆ Tiny Whoop派生機ではあるものの、レーシングのベースにはあまり用いられない機体。

 


◇ SNAPTAIN SP350



 気圧センサーが搭載され、格段に操縦しやすくなった機種。かつてのトイドローンにくらべて、はじめて開封しただけの子供でも、すぐ上手に飛ばせるようになる。なんといっても、自動でホバリングするのがすごい。

  起動スイッチあり。電池が格納型なので、スティック型バッテリー改造しんどい。4枚羽。

 

 

◇ Potensic A20

 


  SP350とほとんどおなじことができ、性能もあまり大差がない機種。気圧センサーがついているので、自動ホバリングが可能。

 なんと、実はこの機種のみ3枚羽。電源スイッチあり。電池は格納タイプなので、スティック型電池の搭載はしんどい。

 

 

◇ Potensic A20W

 

 


 型番はA20に”W”がついただけだが、中身は大きく異なる。なんとこの機種はカメラがついていて、720PでいちおうFPVができる。

 TinyWhoopが流行していて、「それっぽいことができる」という意味では、他社より頭ひとつ飛び抜けているが、しょせん2.4Ghz帯でのWifi−FPVなので、映像は途切れたりする。

 おもちゃとして流行しているFPV機能付きトイドローンをこのサイズに押し込めたという意味では、実は隠れた名作かもしれない。


 3枚羽。電池格納型。


◇ Holy Stone HS210




 SP350やA20の同等機種。おおむねこのあたりはできることは同じ。自動離着陸、空中1回転など、機能的には大差ない。

  本体起動スイッチなし。電池をつなぐと即起動。 4枚羽。

  スティック型バッテリーへの改造が容易。

 

◇ HS210 PRO

 

カメラ付き。A20Wに近い機種。4枚羽

 

===========

 

 このほか、これらの機種とおなじフライングコントローラや、おなじモーターを使って、ボディ形状が異なる兄弟機が各社から出ている。

  ただし、Tiny Whoopの基本形状からはどんどん離れていくので、中華フープという枠組みからは、ズレてゆくと思われる。

 

 たとえば、「プロペラガードが上面、前面にある」ものなど。

 TinyWhoopらしい「筒型のガードが4つ並んでいて、中央部が十字架形状になっている」というデザインとは異なってくる。

 

 FPVができるレース機はもっともっとバリエーションがあり、フレームだけで売られているのを構成したりするので、ここでは除外した。

 

 モーターについてもオリジナルは6ミリ×150ミリという細長い筒型のもので、上記の機種もほぼこのモーターが収まるような躯体になっているが、FPVレーシングモデルは横に広いデブっとしたブラシレスモーターが載せられるようになっていたりする。

 

 

 というわけで、お子さんが最初に遊ぶには、SP350/A20/HS210などの「オートマ」モデルがおすすめ。

 

 お父さんが一緒に遊ぶには、あえてのE010/H36/D-005をチョイス。

 

 FPVはより大型の機種で安定感を楽しむか、FPVレーサーを見越して免許申請の間の練習用にA20Wを買うか、といったところかな。

 

 

 

2021年4月28日水曜日

超初心者のためのドローンの選び方 ドローン選びのたったひとつのポイント 2021

 

 前回に引き続いて「最初の」ドローン選びのポイントをご紹介します。

 

  実は2021年を迎えて、超初心者が最初のドローン選びをするに当たって、とても



ハズレ



が少ないようになっています。

 

 これは、ここ3年くらいで、入門者向けの安価なドローンがとても進化したからで、ある程度激安の商品を買ってもハズレがないようになりました。

 

 

 その入門者向けドローンの「違い」というのは、実はたったひとつの要素しかないことに気づいたのでお知らせです。

 

 

 その違いというのは、とてもシンプル

 

 

「気圧センサーがついているかどうか」

 

 

です。それだけで全然違います。

 

 

 2018年ごろまでの入門者向けドローン、ミニドローン・トイドローンは、

 

 

「気圧センサーがついていない機種」

 

 

が多く、それが初心者を悩ませていました。

 

(いまでも、わずかにそうした機種が残っています。)

 

 

 この気圧センサーがあるかないかで、どれくらい差があるかというと

 

 

「気圧センサーがある機種はオートマ車」

 

「気圧センサーがない機種は、マニュアル車」

 

 くらいの違いがあります。

 

 

 一番体感できる差は、最初に飛ばした時に、

 

「気圧センサーがある機種はどこかにいってしまわない。その場で浮いている」

 

「気圧センサーがない機種は、最初のフライトで天井か壁に激突する」

 

という違いです。えらい違いですね。

 

 どれくらい動きに差があるかは、YouTubeの動画で確認できます。

 

 




 (気圧センサーのあるSNAPTAIN SP350)


5:07あたりからよく見てください。




 (気圧センサーのないEachine E010)

 

 4:54あたりからよく見てくださいね。

 

 

 どちらの動画もある程度ドローンに慣れた人が撮影しているので、ぱっと見ただけでは違いがわからないかもしれませんが、

 

■ SP350のほうは、一回浮き上がり、少し高度を下げたけれど、一定の位置で高さを維持している。

 

■ E010のほうは、スロットルを上げてゆくとじわじわ回転が早まり、徐々に上がる。

 

 

という違いがあります。

 

 

 この差は、じつは手元ではもっと違っていて、

 

 

■ SP350は、手元レバーに触れなくてもその位置でホバリングする

 

■ E010は、手元レバーを緩めると重力にしたがって落ちる

 

という感じです。

 

 この差が、気圧センサーのあるなしになります。

 

 

 

==========

 

 この違いは、本来のドローン業界では、「気圧センサがあるほうが高級」という意味ではないからややこしいのですが、FPVドローンのように、ものすごい速度でぶっ飛ばしながら動画を撮影したり、見ながら操縦するレーサーモデルでは当然ながら

 

「オール・マニュアル」

 

 なので、気圧センサーなんかついておらず、ジャイロのみで飛ばします。

 

 

 ところが、DJIのような「空撮ドローン」かいわいでは、「とにかく安定した撮影ができる」ことが要求されるので、高級期では気圧センサーのほかにGPSまで搭載させて

 

「つねに同じ位置に浮かんでいること=オートマ」

 

性能がどんどん高まってきたのです。

 

 

 ですからドローンの定義の上では、「気圧センサーがあるほうがいい」というわけではないのですが、

 

「初心者がはじめて飛ばすには、当然安定するほうがいい」

 

ので、DJIのような設計思想が適しているということなんです。

 

 

 amazonで購入する際には、気圧センサつきモデルは



■ 自動ホバリング


■ 高度維持


といった言葉で説明されます。

 

 また、リモコン送信機の操作レバーが、常に中央に戻ってくるタイプは、気圧センサがあり、自動で高度を維持するものが多いです。

 

 動画や写真のリモコンをみて、操作レバーが一番下まで下がっていたりするものは、自律でレバーが中央に戻らないので、

 

「スロットルがマニュアルなんだな」

 

 とわかります。

 

 

 ご参考にしてください。

 

 



 

 

 

 

 

 

 



2021 ここ3年くらいで、トイドローンが劇的に進化している件

 

 

 2021年のゴールデンウィークは、新型コロナウイルスの影響で「日本全国どこへも行くな!」という状況になったわけですが、おうちで子供たちが遊べるように、

 

 

 ドローン

 

 

のおもちゃを買いました。

 

 実はドローンの購入は初めてではなくRyze Technologyの Telloをすでに持っていたのですが、今回は子供用として新規に買ったのです。

 

 Telloは2018年の発売で、少し古い機種のように見えますが、まだまだ現役です。

 


というのも、ドローン界のリーダーであるDJIの技術が投入されているからで、実売12000円くらいのトイドローンの中では、頭ひとつ抜きん出て優秀とされています。

 

 

 ==========



 2018年にTelloが登場する少し前までは、それこそDJIのファントムなどが別格で突出していましたが、


■ ドローンの本家元祖であるPallotのBEBOP


などが、ある程度安価で手を出せそうな機種として売れ筋でした。


それでもシステムをちゃんとそろえると7〜8万くらいはする機種だったと記憶します。

 


 つまり、本格ドローンは別として、トイドローンクラスで、FPVめいたことができる機種は、

 

■ Pallot BEBOP

 

が登場してのち、その手頃版として

 

■ Ryze Tello

■ Pallot MAMBO

 

あたりが1万円ちょい超えの機種として出てきたイメージだったと思います。

 

 

 もちろん、その頃にはすでにたくさんの中国メーカーがトイドローン市場に参入しており、Hubsanなどが、安価な機種を多数発表していました。


 けれど、今でもまあそうなんですが、そうした新興メーカー系のドローンはあくまでもトイドローンで、djiの牙城を崩すものではありません。

 

 PallotのBebopの領域にも到達していなかったと思います。


 しかし、それからしばらくして、言い方は変ですが、TelloやMANBOクラスの模範品が、バカスカ出てくる、という感じになります。



 ところが、そのトイドローンの中身がとても進化しているのです。以前のあまたの中国メーカーの製品は、

 

「ドローンとして飛ぶ」(飛び上がることは飛び上がる)

 

ということのみを主眼としており、やっぱり「おもちゃではじまり、おもちゃで終わる」ような製品が多かったのです。ところが、今は違います。

 

 具体的になにが一番違うかというと


「気圧センサーの搭載」


でしょう。

 

 トイドローンは、当然ながら飛びます。どの中国製トイドローンも、いちおう飛びました。

 

 しかし、2021年現在になると、各中国メーカーのいちばん安価なトイドローンでも


「(コントローラから)手を離しても飛ぶ」


ようになったのです!これはめっちゃすごいことです。(その場で静止できる)

 

 

 

 今回買ったのは、SNAPTAINのもっとも安価な機種でした。

 

 

 SP350という2500円〜3500円くらいで実売している機種です。

 

  なんとこれでも、ほぼ自動ホバリングするのです!

 

 

==========

 

 ドローンの上位機種は、

 

■ GPS

■ 赤外線センサ

■ 気圧センサ

■ 加速度センサ

■ 磁気方位センサ

■ ジャイロはかならず搭載

 

など各種センサ類を駆使しながら、自律して高度を維持する仕組みをもっています。

 

 それが下位機種やトイクラスにまでどんどん降りてきていて、現在の中国メーカー品で3000円くらい出せば、

 

 ■ ほぼすべての機種に高度維持機能がついている

 

のは驚きです。

 

SNAPTAIN

Holy Stone

Potensic

DEERC

あたりのメーカーであれば、ほぼ似たようなフライトコントローラを載せているのか、自動ホバリングが可能だと思います。

 

 

 これにくらべて、一昔前のトイドローンや、クレーンゲームの景品になっていたようなより安価な製品は、

 

自動ホバリングができない

 

ので、常に操縦桿を細かく操作していないと、天井に激突して大破します。

 

よく


「安いドローンを試して、一日で壊した、どこかへ行った」

 

というのは、 こうしたタイプのことだったのだろうと思います。



 

 逆に言えば、これからおもちゃのドローンを買う人は、



「一日で壊れたりせず、長く遊べる」


ということです。これは技術の進化ですね!