2021年4月28日水曜日

2021 ここ3年くらいで、トイドローンが劇的に進化している件

 

 

 2021年のゴールデンウィークは、新型コロナウイルスの影響で「日本全国どこへも行くな!」という状況になったわけですが、おうちで子供たちが遊べるように、

 

 

 ドローン

 

 

のおもちゃを買いました。

 

 実はドローンの購入は初めてではなくRyze Technologyの Telloをすでに持っていたのですが、今回は子供用として新規に買ったのです。

 

 Telloは2018年の発売で、少し古い機種のように見えますが、まだまだ現役です。

 


というのも、ドローン界のリーダーであるDJIの技術が投入されているからで、実売12000円くらいのトイドローンの中では、頭ひとつ抜きん出て優秀とされています。

 

 

 ==========



 2018年にTelloが登場する少し前までは、それこそDJIのファントムなどが別格で突出していましたが、


■ ドローンの本家元祖であるPallotのBEBOP


などが、ある程度安価で手を出せそうな機種として売れ筋でした。


それでもシステムをちゃんとそろえると7〜8万くらいはする機種だったと記憶します。

 


 つまり、本格ドローンは別として、トイドローンクラスで、FPVめいたことができる機種は、

 

■ Pallot BEBOP

 

が登場してのち、その手頃版として

 

■ Ryze Tello

■ Pallot MAMBO

 

あたりが1万円ちょい超えの機種として出てきたイメージだったと思います。

 

 

 もちろん、その頃にはすでにたくさんの中国メーカーがトイドローン市場に参入しており、Hubsanなどが、安価な機種を多数発表していました。


 けれど、今でもまあそうなんですが、そうした新興メーカー系のドローンはあくまでもトイドローンで、djiの牙城を崩すものではありません。

 

 PallotのBebopの領域にも到達していなかったと思います。


 しかし、それからしばらくして、言い方は変ですが、TelloやMANBOクラスの模範品が、バカスカ出てくる、という感じになります。



 ところが、そのトイドローンの中身がとても進化しているのです。以前のあまたの中国メーカーの製品は、

 

「ドローンとして飛ぶ」(飛び上がることは飛び上がる)

 

ということのみを主眼としており、やっぱり「おもちゃではじまり、おもちゃで終わる」ような製品が多かったのです。ところが、今は違います。

 

 具体的になにが一番違うかというと


「気圧センサーの搭載」


でしょう。

 

 トイドローンは、当然ながら飛びます。どの中国製トイドローンも、いちおう飛びました。

 

 しかし、2021年現在になると、各中国メーカーのいちばん安価なトイドローンでも


「(コントローラから)手を離しても飛ぶ」


ようになったのです!これはめっちゃすごいことです。(その場で静止できる)

 

 

 

 今回買ったのは、SNAPTAINのもっとも安価な機種でした。

 

 

 SP350という2500円〜3500円くらいで実売している機種です。

 

  なんとこれでも、ほぼ自動ホバリングするのです!

 

 

==========

 

 ドローンの上位機種は、

 

■ GPS

■ 赤外線センサ

■ 気圧センサ

■ 加速度センサ

■ 磁気方位センサ

■ ジャイロはかならず搭載

 

など各種センサ類を駆使しながら、自律して高度を維持する仕組みをもっています。

 

 それが下位機種やトイクラスにまでどんどん降りてきていて、現在の中国メーカー品で3000円くらい出せば、

 

 ■ ほぼすべての機種に高度維持機能がついている

 

のは驚きです。

 

SNAPTAIN

Holy Stone

Potensic

DEERC

あたりのメーカーであれば、ほぼ似たようなフライトコントローラを載せているのか、自動ホバリングが可能だと思います。

 

 

 これにくらべて、一昔前のトイドローンや、クレーンゲームの景品になっていたようなより安価な製品は、

 

自動ホバリングができない

 

ので、常に操縦桿を細かく操作していないと、天井に激突して大破します。

 

よく


「安いドローンを試して、一日で壊した、どこかへ行った」

 

というのは、 こうしたタイプのことだったのだろうと思います。



 

 逆に言えば、これからおもちゃのドローンを買う人は、



「一日で壊れたりせず、長く遊べる」


ということです。これは技術の進化ですね!



 

0 件のコメント:

コメントを投稿