2016年〜2017年くらいに発売されたドローンなので、かなり旧式なのですが、意外とヤフオクなどで2022年現在でも生き残っているドローンに
JJRC H37 ELFIE
Eachine E50
という機種があります。この機種、OEM先がかなりたくさんあって、おなじ機体や似た機体で、ほかに3社くらいから発売されているのを見たことがあります。
このドローンは、「セルフィ」と言って、空中から自撮りをするために開発された別のドローン(DOBBY)のパクリなのですが、元の機種はそれなりにしっかりしているのに対して、上記ドローンはあくまでもパクリなので、たいした自撮りはできません。
(そもそも、原型が5万円くらいして、パクリが5000円くらいですから、期待してはいけません)
さて、このH37/E50は最初からコントローラ(プロポ)が同封されておらず、スマホの画面上のアプリを使って操作するようになっていました。
今では簡易FPVでスマホ画面に空撮映像を映せるドローンは定番になっていますが、そうした空撮FPVドローンの中でも、けっこう初期の機種に当たります。
そうした事情でコントローラ/プロポがないのが玉にキズで、意外とスマホだけでは使いにくい、細かい操作がしづらいという問題がありました。
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おまけに、当初からH37/E50はドローンを動かしているプロトコルが不明で、初期の機種のわりには多くのマニアが解析しても、どの規格で動いているのかわからない、ということが続いていたわけです。
で、私もこのプロトコルに合う「プロポ/コントローラ」を探していたのですが、ようやく見つかりました。
形はこれ!
HolyStoneのHS160というドローンほかに付属しているコントローラです。
JJRC H37 と このプロポの組み合わせ。
HolyStoneが販売しているものは、技適がちゃんと表示されているので、安心です。
実際に動きをたしかめてみましたが、ちゃんとこのコントローラでH37を作動させることができました。
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このほかH37/E50を動かせるコントローラは、海外では以下の形状のものが販売されていたようですが、日本国内では見たことがありません。
これとおなじ形状のコントローラは、SNAPTAINの一部の機種に採用されてはいますが、互換性はないようです。
さらに童友社の一部のドローンのコントローラでも操作できた、という話も見たことがあり、確認しました。
◆ 童友社 ドローンnanoX
のコントローラで作動しました。
(ただし、このコントローラは、Wifi FPVの画面を受けるためにスマホを取り付けられるようになっていない、素のプロポなので、画面は別途見なくてはならない)
とりあえず現時点では、スマホ画面を見ながら操作するなら、HS160のプロポ一択だと思います。
(そもそもHS160の形状がH37とかなり近いので、後継機かつ同じプロトコルと考えてよいと思います)
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(追記)
HS160の送信機、コントローラとまったく同じ形状のものはHoly stoneのF181などにもついているのですが、こちらも購入して試したみた結果は × バツでした。
なので、形の上では同じでもH37向けには使えないと思います。
によると
JJRC H8C や H6C
は V2x2 プロトコルになっています。
を参照すると、おそらくF181はこの形状で、かつV2x2なのではないか?と思います。
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