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2026年6月7日日曜日

2026年、最速のOSは ChromeOS である!






 ヨシイエさんは、基本的にはDOS生まれWindows育ちである。

 もちろん、ごくごくたまにMSXなどを使ってみたこともあるが、コンピュータ生育歴の大半はWindowsとともに過ごしてきた。

 1993年に大学生になった頃、PC-98やEPSONの286Vなどからコンピュータの世界に入り、すぐ1995年にWindows95が登場したので、同世代の人は「Windows派」になった人が多かったのではないだろうか?


 もちろん、専門分野が「Macintosh」に寄っていた人も一定数はいたので、そちらはマックはとして生涯を過ごすことになった可能性がものすごく高い(笑)


 2000年くらいになると、急速にLinuxが台頭してきて、ご多分に漏れずヨシイエもLinux遣いへと移行していった。

 で、先日ブログにも書いた通り、50歳を過ぎてMacを買ったので、これで

”OSはすべてコンプリート”

したことになる。

(もちろん、BeOSを生身で触ったりしたことはないが、SunのSPARCワークステーションでCのコンパイルとかさせられたことがあるので、UNIXも履修済みである)



 このように、一般的には、DOS・Windows・Mac・Linuxをいじっていれば、一応はOSについてのある程度の理解ができている、といっても大丈夫であろう。


 そして、近年では、Linux派生のAndroidChromeOSが存在するが、上記4つのOSを触っていれば、とくに悩むことはないはずだ。


 かくして、全部のOSに触れたうえで、最終結論が出たので、メモ代わりに書いておくと、


「最速のOSはChromeOSである!!」


と断言することができる。


 もちろん、細かいことを言い出せば、DOSやコマンドラインのUNIXは速い。そりゃあCUIなので速いのは当たり前であるが、そんな屁理屈を言いたいわけではない。

 Linuxで言えば「Tiny Core Linux」は最速だが、これもマニアック中のマニアが好むOSなので、一旦は脇へ置いていてよいだろう。


 さて、ではChromeOSがなぜ最速なのか。その理由を説明してゆこう。



<Windowsは、レガシーの塊>

 まず、Windowsは激重ぷんぷん丸である。常に最新、最高のハードウエアを要求する重量級OSであり、遅くて重いことはもはや言うまでもない。

 これは、Windowsが「昔の馴染み客」まですべて相手するように設計されているからであり、OSが更新されても過去の資産を「できるかぎり取りこぼさないように」作られているから重たいのだ。

 また、使えば使うほどレジストリなどにすべての記録(ログ)を残そうとするので、さらに重くなってゆく。重くなってどうしようもない頃に買い替えを意識させる戦略なのではないか?と疑うほどである。



<Macは、クセつよ>

 最近マックをまともに使うようになって、その設計思想がよく理解できるようになってきた。MacOSはUNIXそのものだが、UNIX遣いとしてはその動きがわかるものの、そこに変なユーザーフレンドリーさを被せているので、結果としてクセが強くなっている(笑)

 日本語入力も、2段階右折みたいになっていて、「一発で決めやがれ!」とイライラするww。

(もちろん、日本語入力ソフトを別のに変えればいいのだが、デフォルトのは予測変換がクセつよである)

 PC用OSなのに、でっかいiPhoneのアイコンみたいなのが出てきたり、Macの思想に染まらなければ快適にはならない宗教みが感じられるほどだ。

 そのMacも、一時期はインテルのCPUを載せざるを得ない時代があったりして、迷走していた様子がひしひしと伺える。

 現在採用されているディスクシステムのAPFSは、SSDならまともに動くが、HDDだと「ありえないほど遅い」バケモノへと変貌するファイルシステムになっており、意味不明である。

 ただ、Appleシリコンが最強になって以降は、Socパワーに任せて、いくらOSがクセつよでも「力まかせ」に速いマシンを打ち出してくるようになった。

 まあ、そういうところはいかにもアップルらしい。iOSもMacOSのお仲間である。

(ぶっちゃけ、Socの世界では、アップルはこれからも最速最先端をぶっちぎるだろう)」



<Linuxは一長一短>

 Linuxは良きである。軽量で速いLinuxのディストリビューションもあるし、「全部入り」の重量級のディストリビューションもある。良くも悪くも自由自在で、ユーザは好きなものを選択できる。

 有料、という文化がほとんどなく、これまでWindosやMacが有料ソフトウエアとして開発発展させてきた様々な仕事や動作を、ほぼ無料でできるようになっている。

 無料すぎて、たまにライセンス上の問題があるソフトが動かないくらいである(笑)


 古いマシンでもそれなりに速く走らせることもできるし、速いマシンではソフトてんこ盛りで空母のように巨大に全部詰め込んで走らせることもできる。


 しかし、ある意味ではLinuxは「汎用品」でもある。Andoroidが多種多様な機種の上で動くように、またそれが故に多数のメーカーで採用されているように、「万人向け」であり「八方美人」なのがLinuxだ。

 八方美人は、けして「一途」ではない。そこがのちのちネックになってくるのである。



<ChromeOSほど、練りに練られた変態OSは存在しない>

 Linuxが汎用品、汎用向けであるのに対して、Macは「自社品のみでチューニングされている」という強みがあった、

 ハードウエアもソフトウエアも専用品で構成されるため、Macは常に「最速」の名をほしいままにしてきた歴史もある。

(ただ、インテルマックの時は、ちょっと迷走したww)

 ところが、現代OSとしてあまりにも肥大化してしまった。Macは良い。悪くない。でも、もはやデカすぎる。

 デカすぎて、自分自身を動かすのもしんどい。それはWindowsが陥った罠と似ている。

 ただ、アップルは自社で「最速のCPU(Soc)」を設計して作れるという自負がある。そこは圧倒的だ。


 ChromeOS、というかChromeBookは、機種こそ多様なメーカーから出ているが、設計思想はMacのように「あたかも専用品のように振る舞う」ことを目指している。


 それを「デカい、肥大化したOS」でやろうとすると、これは大変な作業だが、ChromeOSの割り切りは

「ブラウザのことしか考えない」

ということで、それを実現させてしまった。


 幸いなことに、現在のネットやブラウザは、JAVAスクリプトなどのおかげで、常に双方向性をもち、OSのように振る舞うことができる。

 だからブラウザの中にOSを放り込んでしまい、見かけ上OSとして振る舞うことができるのだ。

 だから軽量で最速なのである。よけいなモノが、最初から「無い」からだ。


 その設計が変態的なのは、いくつかの要素からも十分に理解できる。次の項目で解説しよう。



===========


 <ChromeOSの変態例>


 まず、ChromeOSは、おなじものが2つ内部に入っている。RAIDというか、おなじOSがダブルで動いているのだ。仮面ライダーWみたいになっている。

 そして、片方を動かしながら、もう片方をアップデートしたりする。なのでWindowsやMacのようにアップデートや更新で「待たされる」とか「電源を切らないでください」ということが起きない。すごい。変態だ。褒めてる。

 Linuxなんかは、アップデートに関してはもっとも「微妙」で、システム丸ごと再インストールが推奨のディストリビューションもある。更新とか、発想が最初からないのだ。


 Linuxのパーティションを知っている人はわかると思うが、普通のLinuxの場合、パーティションは2つくらいになる。本体部分と、スワップ領域の2つである。

 ところがChromeOSは、12個のパーティションに分かれる。なんで12も必要なのか意味不明だが、その中で2つは本体のAと本体のBだww。これは間違いない。

 いったいどういう設計思想なんだ?と作った人の頭の中身を疑うほどである。



 次に、ChromeOSは、その正体がブラウザそのものであるため、何かを実行すると「サンドボックス」という隔離された部屋で動く。なので、ウイルスなどに非常に強い。

 サンドボックス内部は、独立しているので、システム全体には影響を及ぼさないのだ。


 さらに、ChromeOSはZramという変態技を使う。ふつう、OSはメモリが足りなくなるとディスクのほうにスワップ(いったん別置きする)させるが、ChromeOSの場合はLinuxのzram機能を使って「物理メモリ内部に圧縮データを持つ」という動きになる。

 つまり、スワップ先がメモリそのものなので、速度が落ちないのだ。


 あまつさえ、ChromeOSはブラウザであるため「開いているタブに全振り」して、他を無視する行動を取る。

 ふつうのOSはタブを開けば開くほど、マルチタスクをすればするほど、メモリがどんどん奪われてゆくが、ChromeOSは、そもそもがブラウザなので「見えてるとこ」しか気にしない。

 裏でファイル管理をしなくてはいけない、とかバックグラウンドのことを気にしないのだ。これはすごい。変態だ。


 とまあ、他にも挙げればキリがないくらい変わった動きをするのだが、結果として、どのOSよりも「速い」というオチをゲットすることができているのである。



==========


 もちろん、ChromeOSはLinuxなので、自分でカーネルから何から再構築、最適化できる人は、ChromeOSの速度を超えるLinuxを作ることはできるだろう。

 しかし、無料で最初からそのパッケージが作られているChromeOSが、いかに凄いかは想像すればすぐわかると思う。

 チューニング済みなのである。

 
 だからこそ、ChromeOSには欠点もある。正体がブラウザだからこそ、スタンドアロンで自分の機体内部で動かすソフトウエアには向かない。

 Windowsのように、Excelのマクロを自分のファイル内部で動かす、とかはできないのだ。

 MacのようにFinal Cut Proで自分のストレージ内部の動画を編集する、とかもできない。


 そういうのはほぼ何もできず、あくまでも「ブラウザのその先であるインターネッツ」とのやり取りだけが最速になる。


 逆に言えば、noteを書くのもX(Twitter)も、Canvaも、ChatGPTとのやりとりも、ブラウザを介したその先のクラウドとの処理は、ChromeOSが最速ということになるのだ。



 とまあ、長々と書いてきたが、ChromeOSは凄い。ChromeBookも凄い。

 Googleの内部には、すごいエンジニアがいる。これは間違いない。

 最速のOS、最速のLinuxは、これからもしばらくはChromeOSということになるだろう。


 この記録が破られることは、おそらくないのではないだろうか?



 (おしまい)











 









 







 



 

2023年6月24日土曜日

ほんとうに 最速 最軽量のLINUXを探す 2023年版


 今はなき東芝のLibretto20に、Slackwareを入れて遊んでいた時代からのLinuxファンですが、とにかく「古い」マシンが大好きで、これまでありとあらゆるLinuxをインストールしてきました。

 

 Linuxの世界では「軽い」とか「古いマシンでも動く」なんてことが求められることが多く、肥大化したWindowsの代替として用いられたり、アップグレードに取り残された機種の救済として使われることも多いと思います。


 さて、Linuxの世界で言われる「軽い」というのは、いくつかの意味があります。


 ■ CPUの速度、能力をあまり要求しないという意味での軽い

 ■ メモリをあまり使わないという意味での軽い

 ■ インストール時のメディア容量が少ないという意味での軽い


などです。


 これらの言葉はごちゃごちゃに用いられているので、たとえば「CD一枚に入ってしまうので、CDだけでライブ動作ができる」というディストリビューションもあるし、逆に、「CPUの要求度やメモリ消費量は少ないのだけれど、インストールメディアはCDでは焼けずDVDじゃないとだめ」みたいなこともあります。


 このあたりは整理されていないので、各自が「いくつかのディストリビューションを試して」判断するしかありません。


 さて、では実際にいろいろなLinuxに触れてきたヨシイエ的には、どんなディストリビューションがよいのか?


 なんとここに来て、ある程度の結論が出てしまったので、「独断と偏見」を交えながら2023年のLinux事情についてお話したいと思います。


========


■ 古マシンで実用・最軽量Linux → XenialPup7.5


 CeleronMなどの非PAEなCPUや1Gくらいのメモリしか積んでいないという意味での古いマシン(Windows XPの最後あたりのモデルとか)であれば、XenialPup7.5が一択だと思います。

 実際にその構成で運用しており、たしかに遅いですが動きます。

 一般的に、Linuxでも、バージョンが古ければ古いマシンでも対応しますが、近年のバージョンになってくると必然的に「要求スペックも高くなる」のはLinuxでも同じです。


 Xnialは Ubuntu 16.04 LTS の互換ですから、いくらLTS(ロングサポート)とはいえ、最新の22.04LTSと比較すると6段階も昔ということになります。ところが、このバージョンでインストールされたFirefoxは、最新のアップデートにもバージョンアップできるので、ブラウザを中心に使う場合には「最新の」ものが使えることになります。

 おなじPuppyLinuxでも6以下だと、ブラウザのアップデートが途中までしかできないので、2023年にこのクラスの機種を復活させる場合は、一択ということになるわけです。


 基本的に「軽量、低スペックCPUでもOKで、メモリ量も要らず、かつ最新ブラウザが使える」というわけですから、バランスが取れています。



■ CPU・最軽量Linux → PuppyLinuxシリーズ


 というわけで、CPUが古い、遅い、メモリが少ないという場合は、まず「第一選択」がPuppyLinuxになります。最新のFossaPupは、Ubuntu 20.04 LTSに追従しています。

 なぜ「第一選択」になるかというと、CPUが遅くても大丈夫で、メモリが少なくてもOKで、なおかつ『使い方がわかりやすい』からです。


 たしかにPuppyのデスクトップやらメニュー、アプリの動かし方は「くせ」があります。表示の仕方や説明は洗練されておらず、「まるで素人が説明書きを書いたような」感じがして、戸惑う人が多いと思います。

 しかし、結果的にはそれでも「一番わかりやすく、なおかつ親切で、設定が楽ちん」なのです。


 もちろん、日本語化等は、ほんのわずかだけ日本語化パックを適用したりしないといけないので、「アホでもできる」というほど楽ではないですが、それでもわかりやすいです。

 シングルコアで、メモリが2G以下の場合は、まずPuppyLinuxを試してみてください。



■ 動作・最軽量Linux → Antixシリーズ


 さて、実用LINUXとして動作が最軽量なのはAntiXだと思います。ぶっちゃけPuppyLinuxより、ほんのわずかだけ速いのではないか?と思います。

 起動時間、アクションを起こしてからの反応などを比較すると、PuppyLinuxもかなり速いですが、それよりほんのわずか速いのがAntiXです。

(メモリ使用量を計測した方がいるようですが、AntiXは大抵の場合最小を示します)


 ただ、問題点がいっぱいあります(笑) まず、日本語化の設定がめんどくさかったり、Wifiの電波を掴む設定がめんどくさかったり、メニューの中から必要な設定を探すのがめんどくさかったり、設定そのものがめんどくさかったりします(爆)


 なにせ、ありとあらゆるところが、「親切そうなふりをして不親切」なのがAntiXなので、Linuxが大好きなマニアであれば「特に困らない」とか嘯(うそぶ)きますが、初心者からしたら「え?これってどうしたらいいの?」とハマる箇所が多いディストリビューションだと言えるでしょう。


 嘘だと思ったらインストールしてみてください。めんどくさいから!


 他にも、PuppyLinuxだとフルバージョンのFossaPupでもISOイメージサイズが500MBなので、CDRに焼けばすぐ使えるのですが、AntiXのフルは1.4GBもあるのでDVDRにしないといけないのです。そして、CUI(キャラクタのみ)ではなく、GUI(マウスが使える)バージョンの最低サイズでも800MBあるので、これまたCDRに焼けません。DVDRがやっぱり必要になるというめんどくささです(笑) そこは700以下にしろよ!


 とにかく、「少しだけPuppyより速そうだけれど、めんどくさい」のがAntixです!



■ なにもない・最軽量Linux → Tinycoreシリーズ


 どこのサイトでも声を大きくして「言ってない」けれど、何といってもこの世で最も最軽量なLinuxはTinycoreです。間違いない。Pentium2でも動きます。GUIなしだと486DXでも!

 まあ、Linuxが動き、マウスが使える(GUI)という、ただそこまでしか動かないLinuxなので、当然最軽量なのですが、まともに使いこなすには、技量と熱量と我慢強さが必要です。


 Linuxが大好き、Linuxの変態、Linuxなら抱ける、というツワモノだけがインストールしてよいLinuxだと思います。


(それでも、昔のSlackwareでXを動かすのよりは楽で、インストールするだけですぐ動くのよ!)


 そんなわけで、ビジネスに使ったり、ブログを書いたりするような用途には、まったく向いていません。


(でも2022年現在でも新バージョンが出続けているという恐ろしいヤツです)




■ すべてが揃ったバランス・最軽量Linux → LinuxMintシリーズ


 Windowsを使っていた人が、ほとんど違和感がなく、また感覚的に「どうしたらいいかわからない」ということがなく、なおかつLinuxの中でも軽量で、「まるで市販のソフトウエアメーカー品みたいに洗練されてる!」のがLinuxMintです。

 Linuxのディストリビューションの中でも、使用者が最多に近いのも頷けます。

 よくできていて、他のソフトをインストールするときなども実にわかりやすく、親切丁寧でかっこよくてレディファーストで女たらし、みたいなディストリビューションです(笑)


 2コア以上、かつメモリ4Gクラスのマシンであれば、まずはこのLinuxMintを入れてみるのが良いかと思います。

 中身はほぼ、ubuntuみたいなものなので、情報もたくさんあります。


 困ったことがあるとすれば、現在バージョン21くらいまで上がってきたんですが、じわりじわりと重くなってきています。

 ぶっちゃけ「2コアになったばかりのCPU(Coreシリーズ初期や安値のCeleron)やら、4Gメモリ積んでいてもHDDだったりすれば、待たされる時間が多くなってきました。


 動き出すとそれなりに快適なのですが、そこまでにちょっと時間がかかる感じがしてきたのが残念です。


(日本語化とか考えなくても、日本語ですぐ使える設定箇所が最初からあります)




■ 実は「最速」Linux → ChromeOS Flex もう最強!


 そして、完全なるダークホースなんですが、けして「最」軽量とは言えないものの、「最速」かもしれない?おそろしいLinuxが見つかりました。


 それがChromeOS Flex です!!


 今、この文章を打っているのはCeleron900 2.2GHz メモリ2Gのマシンですが、これまで当然のようにXnialPup7.5を入れていました。

 それが、これくらいの構成では一番速い選択だったからです。


 ところが、このマシン、ChromeOS Flexが入ったんですね。入ってしまえば、youtubeの動画解像度の選択などで調べても、なんとPuppyLinuxより速いのです!


 ちょっとややこしいことにChromeOSは「最軽量」をうたっていません。なぜなら公式には


■ 64ビット対応CPU

■ メモリ4G

■ USBインストールメディア8G以上


となっているからで、まあそれなりには要求度が高いからです。


 PuppyやAntiXは32ビット版がまだあるし、メモリも1Gくらいから大丈夫です。

CDR一枚に入るし、それくらいで動くということは、HDDも1G〜2Gが大丈夫ということなので、ChromeOSの8G要求は高めということになるでしょう。


 それでも、なんということでしょう!


 ぶっちゃけ、ChromeOSの現行版はメモリ2Gでも十分動くのです。


 動いてしまったら、PuppyLinuxより速いってどういうこと?!!


(軽いのではなく、ほんとうに”速い”。CPUの能力をフルに引き出している感じです)


 そうすると、みなさんの周りには、「2コアで、メモリ2Gから4Gからくらいのマシン」が転がってますよね?いわゆる10年くらい前のマシンですが、そういうのであれば、第一選択が


 ChromeOS Flex


に変わってくるわけです。これは大穴が後から追い上げて来た感じがしませんか?!



========


 動作原理として、PuppyLinuxが速いのは、「いったんOSもソフトも全部メインメモリに取り込んでしまって、その上で動作する」という特徴がありました。

 なので、物理的にディスクアクセスはしないし、メインメモリ上だけですべてが完結するので、速度が出せるということになります。


 わからないのは、そんな「原理上最速」であるはずのPuppyLinuxより、ChromeOSが速い理由ですね。


 AntiXの場合はもともとXを使わないとかsystemdを使わないとか、まあ変わったことをして速度を出している感はあるのですが、ChromeOSの場合はよくわかりません。


 設計思想が「すべてをぶっ飛ばしてChromeブラウザが動くことしか考えていない」ので、それに起因するのでしょう。


 なおかつ「Chromeはスピード狂である」という名言があるくらいで(笑)


「Chromeはなぜ速いのか?」

 https://atmarkit.itmedia.co.jp/news/analysis/200812/22/chrome.html


だとすれば、ChromeBookが「マジで速い」理由も見えてくるような気がします。



 というわけで結論



■ アホみたいに古いマシンをなんとか再利用しなくてはいけないというときはPuppyLinux

■ アホみたい古いマシンで遊んだり勉強したりしたいときはAntiX

■ 古いマシンが余っている人間はChromeOS Flex

■ 古いマシンでLinuxを勉強してみようかな、というときはLinuxMint

■ マシンも変態、自分も変態な人はTinyCore


です。


 もう間違いない!


2021年11月26日金曜日

2021年 おすすめ軽量Linux 2トップ! 軽さと充実度のバランスが取れているのは?

  2021年もそろそろおしまいに差し掛かっていますが、今現在でのお気に入りLinuxのお話をちょこっと。

 

 実は2018年にもおなじようなネタを書いていましたが、いろいろ時代が進むと事情が変化しております。

 

2018年版 おすすめ軽量Linux 

 

 2018年には

 第3位 LinuxBean

 第2位 PuppyLinux

 第1位 Lubuntu

を推していましたが、LinuxBeanは開発が停滞してしまいました。


Lubuntuは一時期ちょっとしたバグがあって、その対応がめんどくさかったので抜いてしまいました。

 

 結局、今でも使っているのはこの中では「Puppylinux」です。




■ ヨシイエのオススメその1 PuppyLinux

 


 

 

 時代はなんとWindows11だそうですが、こちとらまだまだシングルコアのセレロンマシンノートみたいなのがゴロゴロ転がっています。

 そんな時代遅れのマシンでもバリバリ使えるのが「 PuppyLinux」のよいところ。


 本家のUbuntuに追従して、バージョンもいろいろ上がっています。

 https://puppylinux.com/

 

 FossaPup64 9.5は最新版。Ubuntu 20.04 LTSに追従しているので、2025年までサポートされますよ。

 ただ、 Puppyは軽い軽いと言われながらも、さすがに重量が増えつつあります。シングルコアでは厳しいです。

 初期の2コアでも、もっさり感があります。


 そこで、シングルコアノートに最適な逸品をご紹介!

 XenialPup 7.5

は最高です。速度と機能のバランスが取れてます。Firefoxなども最新版がちゃんと自動で入るし、日常生活で困ることはありません。

 

 元になったUbuntuは 16.04 LTS Xenial なので、2021年4月まで対応。あら?ちょうど終わっちゃったところですね。

  CPUとメモリに余裕があれば、この次のバージョンである「BionicPup」もいいですよ!こちらは初期の2コアマシンで使ってたことありますので、問題なしです。

  最近のPuppyは、不要なプレインストールソフトをどんどん削る機能がついているので便利です。さらなる軽量化がすぐできます。

 

 

 

=======

 

 

 

■ ヨシイエのオススメその2 LinuxMint

  



 LinuxMintもよく使っています。19.1と20.1を現在も使用中。

 安定しているし、Windowsのようでわかりやすいし、それでいて重たいと感じることが少ないです。

 ただし、シングルコアノートでは流石に荷が重いので、せめて2コア以上で運用したいところです。

 こちらもほぼ何でもできるし、困りごとは少ないのですが、LinuxMintさんの考え方として、「バージョンアップは、クリーンインストールで」というのが哲学。

  ということはFirefoxなどは、最初に入っているものでバージョンが固定されちゃうのです。

 PuppyLinuxだと「入るとこまで、新しいのが入る」「性能が追いつかないところまで行くと、起動しない」のですが、LinuxMintは、それぞれのソフトのバージョンは固定です。

 なので、OS本体のバージョンと心中しながら使うことになります。

 

 それから、19.2から標準の日本語対応フォントが「中華フォント」になってしまいました。

 まるで一昔前に流行した、中華アンドロイドタブレットみたいな「中華風フォント」で表示されてしまうのです!

 このあたりの好き嫌いは分かれるかもしれませんね〜。




 

2021年2月14日日曜日

FUTRO(ヒューロー) MP702 と Linux の相性

 富士通のMP702という中古シンクライアントがよくできていて、一時期、一台あたり2000円くらいで出回っていたので、たのしくて複数買いをしてしまった。   

 

 そのあたりの経緯は↓に書いている。

 

https://kotaro-yoshiie.blogspot.com/2019/03/futro-mp702-ma552.html

 

  当時の記事はPuppyLinuxの日本語版5.7.1が動いている画面を載せているのだけれど、もちろん、パリーリナックスがさらりと動くことは間違いない。

 

 ただし、

 

 た・だ・し

 

ちょっとだけ注意事項があるのに気づいた。

 

 

 実は先の検証記事のあと、実際にはLinux MintをHDDにインストールして動かしているのだが、記事では

 

「ライブUSBを刺して動かしている」

 

ということをちょこっと書いている。ややこしいので詳しく書くと

 

 

■ PuppyLinuxの日本語版5.7.1のライブUSBから起動させて、当然さくっと動く

 

というのが、元記事で、先日までは

 

■ LinuxMintの19をHDDにインストールして起動させたら、当然さくっと動く

 

という運用をしていたというわけ。

 

 ところが、ちょっと思うところあって、

 

■ PuppylinuxのXenialpup7.5を ライブUSBから起動させてインストールを試み


たのは良かったのだが、ライブUSBは動くのにHDDからは起動してくれず、シンクライアントとして初期から入っている謎のブートローダのようなものばかりが立ち上がるハメになってしまった。

 

 つまり、

 

 ☆ MP702は、HDDからではpuppylinuxが動かない!

 

ということが起きてしまったのである。もちろん、ライブUSBからは普通に動く。

 

 困ってしまって、いろんなパターンでHDDに再度インストールを試みても動かず、そのHDDを取り外して他のマシンに載せると、普通に動くので、どうもこれは

 

☆MP702の一番最初のブートローダとpuppylinuxの相性が悪い

 

のではないかと思う。 


 それで仕方なく、今度はLinuxMintの20を、HDDにインストールして再起動したらあっさり動いた。

 

 うーむ。LinuxMintのMBRと、パピーのMBRのしくみがちょっとどこか違うのか?

 

 どちらもGRUBだと思うんだけれどなあ。(浅学・・・。)

 

 

 

 

2019年2月24日日曜日

2019年 おすすめLinuxベスト3 ほぼ一択やんけスペシャル。


 毎度おなじみ、ヨシイエコータローは、もう40代なかばの充分すぎるほどのおっさんなのですが。

 コンピュータ暦は大学ぐらいからなので、さすがにTK-80とかは知らんけど(古いわ)、いちおうMS-DOS3.3(だっけ)ぐらいから触り始めて、当時大学で一番速いマシンに

Windows3.0

が入っていたのを覚えています。


3.1じゃないぞ!3.0だぞ!AXパソコンだったぞ!


 まあ、それはまだGUIが入っていたから良かったほうで、別のパソコンルームだと、EPSONの286互換機が鎮座していた記憶が・・・。5インチフロッピー・・・。



 さて、それから時は流れて、ムーアの法則かなんかしらんけど、現在のPC界はそこから比べれば大変なことになっているわけですが、


・・・。

・・・・・・。


でも、なんだか、全然つまらない感じがしません?最近。



 ヨシイエは、マック派ではなかったので、PC-9801から始まってDOS/Vがどうたらこうたらして、 Windows95がどっかんどっかんして、Windows2000とかXPとか7とか8とか10したことは覚えているのですが、


 もうなんか、ときめかない


よね。実際。 マイクロソフトも、いわゆる正規のバージョンアップはせずに、Windows10は10のままで更新して


「永遠の10(テン)」by百”田”尚樹


みたいなこと言ってるし、 マックは「漢字Talk」が「ことえり」になって、「くまえり」が捕まって、いつのまにかUNIXになってるし。


 きっとマック派の人も、いまは全然ときめいていないのだろうと推測します。


 そう!2000年ごろから2020年を迎えるこの20年の間に、


「パソコンの進化は終わっちゃった」


ような感じがしますね。なのでOSのバージョンアップにも、別に逐一追従することもなくなったわけで。




 インターネットやデジタルな情報を享受する主役は、すでにパソコンからスマホになってしまっているので、

「ソフト」

という言い方も、すでにパソコンですら

「アプリ」

に変えられてしまいました、とさ。めでたくないぞ!




==========




 で、linuxです。

 ヨシイエさんは、まだXwindowに目玉がきょろきょろしていた時代から(懐かしい!)

(画像はWikipediaさんより)

Linux使っていましたが、いつのまにかセカイはLinuxに支配されている感じです。


 AndroidだってLinuxだしねえ。



 で、いよいよ本題。パソコンの世界、OSの世界がときめかなくなってきたのと同じように、LINUXディストリビューションの世界も、だんだんときめかなくなってきました。


 私が個人的に大好きなPuppyLinuxだって、日本語版は2014年で止まってるし、欧米系の最新も2017年ぐらいでボチボチ更新されている感じ。

 

 それもそのはずです。2019年のLinuxディストロ人気シェア率は、


◆ Ubuntu  約40%
  Debian派生だが、使いやすい。日本語支援が多い。いわゆるパソコン用途に向く。GUI向け。

◆ Debian  約20%
  GNUの名前が示すとおり、フリーソフトであることにこだわる。ターミナル向け。

◆ CentOS  約17%
 レッドハットのクローン。サーバ向け



で、残りは有象無象のLinuxのセカイとなっているからです。


 

出典:Webサイト向けLinuxシェア

https://news.mynavi.jp/article/20190106-750441/



もう、この上位3つはよほどのことがない限り、揺るがない感じです。なので、2019年のおススメLinuxベスト3は


「Ubuntu」 最新安定版 18.04 Bionic Beaver 2018年4月

「Debian」 最新安定版 9.0 stretch 2017年6月


「CentOS」 最新安定版 7.6 2018年10月

以外にはありえない。


 もう、グダグダ言わずに、とりあえずUbuntu使っとけ、ということなのです。エビデンス的にはね。


 要求されるハードウエアスペックも、Ubuntu でおおむねwindowsXPが動いていたパソコンならほぼ大丈夫なので(Pentium4以降~・メモリ1G~・HDD10G~の感じ)、Windows7代替には、ちょうどよいと思います。




 2017年ぐらいから、この傾向は強まっていて、2010年代前半に雨後のタケノコのように出てきたLinuxディストロのバリエーションは、2020年を前に次第に収束に向かっています。


 ああ!ときめかねーなー。





2018年2月11日日曜日

ubuntu系LinuxがライブUSBで運用できない件



 ふだん、自宅と会社で仕事をする際に、もちろんどちらにもPCがあるので両方を使うのですが、データの管理の上でLinuxのライブUSBを使って、どちらのPCでも同じ環境で作業を行うことがあります。


 その場合、これまではPuppyLinuxをLiveUSBで使っていたのですが、Lubuntuも問題なく軽い!ということでLubuntu環境を作ろうといろいろ試行錯誤しているところでした。



 ところが、Lubuntuに限らず、ubuntu系Linuxには、ふだん使いする上でちょっとした問題点というか、クセがあって、


 何かの更新に失敗したり、グラフィックボードとのドライバ相性によっては、ログインループを繰り返す


というトラブルがちょこちょこ発生するわけです。


 けして、パスワードが違っていてログインできないわけではなく、パスワードは合っていてもちろんログインは通っているんだけれど、またログイン画面に戻る、という問題です。


 これはGUIベースで起きるので、コマンドラインに降りてやればもちろんちゃんとログインもできるし動くのですが、(ただしCUIベース)、いちいち設定を書き直したり、たまに原因がよくわからないことがあって、できればご遠慮したいところです。



========



 で、「おそらくこういった原因でそうなるよ」という当たりはついているし、実際に同様の現象についてのネット記事もたくさんあるのですが、どうも私の感触では、


「USBが8G(もしくはそれ以下)だと、何かを更新しようとして空き容量が足らず、更新不全が起きている」


のだと思います。


 今のところ、8GのUSBにインストールしたlubuntuは、「テーマが設定できない」旨のエラーで、次の立ち上がりからログインループになることが多いです。


 で、その原因を見ると、ディスクの容量が足らないようなことを言っているわけで。

 (ところが、実際には容量はかなり空きがあって、その程度の更新では足らないはずがないんだけれど、なぜかディスクと相性が悪いらしい)


 インストールする前の、とりあえず使ってみるためのインストール用USBでもおんなじことが起きています。こちらは4GのUSBを使っていましたが、同様のエラーが起きます。


 まだ、16GのUSBでは試していないのですが、上の2つの場合は、OSの自動更新をすべてオフにしても同じことが起きるので、悩ましい限り。


 いったいubunntuくんは何を更新しようとしているのだろう・・・・・・。






2018年1月21日日曜日

Minergate(マイナーゲート)をLinuxで運用する。 ~仮想通貨はLinuxで掘れ?!~



 本家仮想通貨のBitCoin(ビットコイン)は大暴落してえらいことになっていますが。


 そりゃあ、もともとの価値から大暴騰したものは暴落するに決まってます(笑)


 なので、こういうギャンブルをやるときは、「現在価格の低いものが、後に価格が上がるのを狙う」のが必勝のセオリーというわけで。


 そこで、現在価値の低い仮想通貨が、将来値上がりするかもしれない、という夢を楽しもうではあーりませんか。


 それも、怪しげな仮想通貨に手持ちの現金をぶち込むのは気弱なボクのメンタルではどうにも難しいので、



 仮想通貨は掘るべし(マイニング)



ということになりました。


 初心者でも簡単に仮想通貨を掘ることが出来るソフトは、やっぱりMinergate(マイナーゲート)です。





マイナーゲート サイト
https://minergate.com/


 説明が英語なのでわかりにくいかもしれませんが、GUIでほぼマウスクリックだけでマイニングができるので簡単です。

 Android用だけですが、スマホ版もあります。


■ 使い方 ■

1) ↑上記サイトでメールアドレスを用いてアカウントを登録する。

2) パスワードなども設定する。

3) 実際にマイニングするソフト(アプリ)をダウンロードして、設定したアカウントでログインして掘る。



流れはこれだけです。



 ダウンロードできるのは以下のバージョン。





  パソコン版での対応OSは、

 Windows7  32ビット 64ビット
 Windows8  64ビット
 Windows10 64ビット

 MacOS 10.9以降  64ビット

 Ubuntu 16.04以降  64ビット

 Fedora 25以降  64ビット


が選択可能。基本は64ビットOS向きだと理解しましょう。


Windows7の32ビット版とLinux版で動作を確認しました。




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 吉家の実際の運用は、

 Lubuntuの64ビット版に、Minergate(マイナーゲート)を入れて、それをライブUSBで動かしています。


 Minergate(マイナーゲート)は、その性格上ウイルスソフトで検知されてしまうことがあるので、ふだん使っているメインOSの上では動かしたくないなあ、と思うので。



■ 実際の運用 ■

1) Lubuntu 16.04 64ビット版のLiveUSB(ライブUSB)を作成。

2) マイナーゲートをインストール

3) ライブUSBでマシンを立ち上げて掘る


という形です。これで、メインのOSにご迷惑をおかけしません(^^



 体感的には、Windowsで掘るよりも、Linuxで掘ったほうが、少しだけ速度が速いような気もしますが、マシンパワーがモノを言うため、差は微々たるものですね。











2018年1月20日土曜日

2018 おすすめ実用 軽量Linux ベスト3 軽いLinux3選


 実は東芝リブレット(懐かしい)の頃から、slackwareをぶちこんでは持ち歩いていたLINUX使いの吉家さんです。


 もちろん、現在でもいちばん多く使っているPCのOSはLinux。このブログもLinux上で動いているブラウザから書込しています。


 なおかつ、パソコンに関しては「値段の高いもの」なんてほとんど使わず、10年くらい型落ちのマシンを平気でそこらじゅうに置いて使うタイプの人間なので、


軽量Linux


については、ものすごくこだわっております。


 そこで、2018年からLinuxを使ってみようかな、とお思いのあなたへおすすめのベスト3を!




■第3位■  LinuxBean

https://ja.osdn.net/projects/linuxbean/


 もともと古いWindowsXPマシンを違和感最小で移行できるようにと考えてまとめられたディストリビューションなので、初心者でもわかりやすいです。

 Ubuntu 12.04 LTS Ubuntu 14.04 LTS ベースなので互換性もあります。

システム条件も

12.04 推奨環境
ディスクの空き:8GB 以上 CPU:i386 800MHz 以上 メモリ:256MB 以上
14.04 推奨環境
ディスクの空き:10GB 以上 CPU:i686(Pentium M, Celeron M 以降)及びそれらと互換性のあるプロセッサ。 PAE必須。 メモリ:384MB 以上

と、かなり古いマシンでも動きます。

 ただし、32ビットなので64ビットで動くあたらしめなマシンには逆にもったいないかも。


 実用している感じだと、初期搭載がメモリ1Gぐらいの1コアCPUマシン向けだと思います。

 日本人の方が開発しておられるので、日本語環境については特筆すべきものがあると思います。




■第2位■ PuppyLinux
 
http://openlab.jp/puppylinux/


 実はヨシイエが、家や会社じゅうに置いているマシンの大半に入っているPuppyLinux。

 軽量Linuxの決定版!と言ってもいいと思っています。その実力は、とにかく実用Linuxの中では最軽量であること!


  システム条件は、

CPU: Pentium 166MMX, RAM: 128MB, CDROM: 20倍速以上
メモリーは4系128MB 5系256MB以上


 なので、古いVAIOのノートPCなんかでも動きます。


 システムそのものが起動時にRAMに読み込まれて動作するので、ディスクアクセスを極力しないことで高速動作を生み出しています。

  派生ディストリビューションも英語版ベースながらいろいろあって、自分好みのものを選択できるのも面白いですが、初心者向けではないので、はじめて扱う人はオーソドックスな日本語版がよいと思います。


 しかし、1位ではなく2位にした理由は、実際に使っていて次の3つの残念ポイントがあるからです。


 1つめは、日本語版の最新となるPrecise-571JPが2014年1月のリリースであること。

 さすがに2018年1月を迎えた現在では、古いシステムとなっていることは否めません。
 


 2つめは、chromeなどの有名どころブラウザのインストールが、やや難しいこと。もともとアプリケーションの管理がpetという独自のパッケージなので、ややど素人にはわかりにくいかな、という部分もあるのに、さらに基本中の基本である著名ブラウザを動かすのに手間がかかるのは、マイナスポイントだと思います。
 ただし、その分、先人がいろいろと取り組んだ記事などは山ほどありますので、困難が解決しないことはないでしょう。


 3つめは、これも仕様でシステムをメモリに読み込むことから、ライブUSBで運用すると定期的に現時点での状態を記録するためにディスクに書き出しに行くところです。
 この書き出しに入ると、突然そっちに全エネルギーを持って行かれますので、古い性能の低いマシンだと待ち時間が発生します。これがつらい!





■第1位■ Lubuntu


 https://wiki.ubuntu.com/Lubuntu/Japanese


 おそらく軽量度、軽さで比較すればPuppyLinuxに軍配が上がるのですが、トータルの使いやすさでは、Lubuntuのほうが洗練されています。

 システム条件は

  • 266MHz 以上のプロセッサ
  • 128MB 以上の RAM
  • 3GB 以上のハードドライブ
  • 汎用のグラフィック
 <実用>
  • 32・64 ビット 512 MHz 以上のプロセッサ
  • 512MB 以上の RAM
  • 6GB 以上のハードドライブ
  • 汎用のグラフィック

で、LinuxBean同様、1Gぐらいのメモリが載った1コアCPUマシンに最適です。2Mとか2コア以上ならさらに快適。

 そして、64ビット版があるのも嬉しい限りです。当然、ここで64ビットCPU以降とそれ以前でLinuxBeanやPuppyLinuxとはスタンスが別れるところですが、64ビットCPU搭載なら、迷わずLubuntuをチョイスしましょう。


 Lubuntuのオススメ点は、なんといっても「ubuntu系最軽量」と言ってもよい軽さです。

 もともとubuntuというディストリビューションがあり、その軽量版としてまとめられたのがLubuntuですが、別にXubuntuというのもあります。

 これももちろん軽量なのですが、Lubuntuは、本家やXubuntuに比べて実際に半分くらいしかメモリを使わないというデータがあります。

 また、最新のソフトウエア更新も常になされつつ、かつ「LTS」といってロングターム(長期間)使用を念頭に設計されるため、ヨシイエが使っている16.04LTS版だと、2019年4月までサポートがあります。


 このあたりは、個人開発のLinuxBeanや、開発が停滞ぎみのPuppyLinuxより安心感が高いと思います。

  まさに、2018年向けとなると、ubunntu系一択ですね。


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 というわけで、楽しいLinuxライフを。