2019年3月27日水曜日

■【資本主義をハックする 20】 なぜ、学歴や学力がある人が経営してもうまくいかないのか



 もうすぐ70歳近くになろうかといううちのおかんがよく呟いていることばに、たとえば政治であったり、あるいは国際問題であったり、またあるいは何かの経営活動などに対して、


「どうして賢い人たちがいっぱいいるのに、うまくいかないのかねえ」


というものがあります。


 政治経済のニュースを見ながら、それぞれ「賢い人たち=えらい学者さんや、えらい指導的立場野人たち」がいちおう一生懸命やっているのにも関わらず、どうしてこの世はうまくいかないことが多いのか、という素朴な疑問ですが、たしかに言いえて妙なセリフだと言えるでしょう。



 別に取り立てて、「お上とは、自然に偉いもので、かつ賢いものだ」なんていうつもりは毛頭ないけれど、東大やら京大やらを出た企業人や、官僚、あるいはそれには劣るかもしれないけれど、とりあえず、わが国の大学教育を受けた人たちがたくさん政治家になっていて、それでもこの状態なわけですから、



「学力とはなんだ?!」



という疑問を抱いても、それもまたおかしいことではありません。



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 某家具屋さんの経営がうまくいかないと、ここ数年来ずっと話題になっていますが、「父と娘の確執とか」「娘が社長を下りればいい」とか、井戸端会議レベルの評論はたくさん出てきますが、いざこの娘さんの経歴を見てみると、なかなかどうして賢い人であることがわかります。


 彼女は、「一橋大学経済学部を出て、筑波大学の法科大学院も出ている」才女です。


 実業の世界へ飛び込むまでは、研究者になろうと思っていたくらいの人ですから、お勉強はとてもできるのだと思います。



 ここで、またまた事前につっこみを入れておきますが、「しょせんお勉強はできても、経営はできなかったんじゃない?」なんて、井戸端会議レベルの感想を言うのは、すこし脇へ置いておきましょう。



 一橋大学を出ていないものが、やっかみでそうした発言をするのは、”ビールのアテ”レベルでは別にかまいませんが、もしまともにそれを議論すると


「一橋大学へ入れる学力も、一橋大学の教育も、筑波大学院の教育も、実業にはなんの役にも立たない」


のが真実であれば、わが国の教育制度そのものが崩壊するし、また、一から教育を見直さなくてはならないという大変な事態であることを認めることになるわけです。これは非常にまずいことといわざるを得ません。




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 こうしたことから、この世界において、とくにこの資本主義社会の経済で、成功したり、順調に経営を進めてゆくには、


「いわゆる学力と、経営力の間に、なにがしかの違いがあるのではないか?」


ということに気づく必要があるということだと思います。もちろん、それは学力と政治力の間、と言い換えてもよいかもしれません。


 そして、もしここをうまく読み解くことができるのであれば、この資本主義を渡ってゆく「資本主義ハック」にうまく活用できるのではないか?と推測を立てることもできるわけです。




 さて、結論から言えば、「学力と経営力の間に隠れているもの」というのは、それほど難しい話ではありません。


 よく一般的に



「頭で考えるのと、実際にやってみるのとでは違うわなあ」



なんていいますが、高学歴の人が実務に携わってうまくいかないのは、まさにこれで、



「学問上起こっていることと、現実に起こっていることの間には、大きな乖離がある」



ということが一つの結論の核だと思います。



 このことは、学問をまじめにやっている人から見れば、至極当然の話で、学問というのは



◆ 再現性があること


◆ 一般化できること


でなければ学問になりえません。


 つまり、簡単に言えば、あまたの事象の中から、法則性を見出すことが、そもそもの学問だ、というわけですから、現実社会がカオスな様相を呈しているのであれば、そもそも学問でそれらの事態は補足できないというわけです。




 ですから、学歴があり、学力があるということは



「確実性のあることについて、その内容を理解し、対応できる力がある」



ということになるのですね。



 それに対して、現実社会というのは



「不確実性の中で、その対応を考えなくてはならない」



ということなので、 だからこそ「学力があっても、その結果にコミットできない」ということが起こりうるわけです。




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 すなわち、家具屋の娘さんが、確実性の高い学問の世界で優秀でありながら、不確実なこの現実社会の中で、もがいてしまうということは、充分起こりうるわけです。


 そして、娘さんは、おそらく「こうしたらいいのではないか?」という法則的施策をつぎつぎに考え出しては実行するのだけれど、いくら「確実だと推定できる作戦」をたくさん繰り出しても、実際には


「この世の不確実性のもとに、惨敗する」


ということが起きているわけですね。


 これは家具屋さんに限らず、政治でも経済でも、経営でも、いたるところで起きています。



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 そうすると、いわゆる「不確実性」とは、「サイコロバクチ」のように、私たちには見えますから、



「学歴なんか無関係で、わしは一発当てたんじゃ!」



というやんちゃな兄ちゃんやおっさんが、企業家として成功してしまう場面にも遭遇することになります。


 これもまた、この世界ではよく見られる場面です。



 となると、これで上手くいった人たちに言わせると、今度は、



「経営なんて学校のお勉強は無関係なんじゃ!」


ということになりますが、実はそれもまた正確には「正しいとはいえない」のです。





 不確実性というのは、表面的に見ると、「偶然・偶発・ランダムな事象」のように見えます。


 もし本当に偶発的なことの集りなのであれば、この世はバクチと同じなので、一生懸命努力をしたり、学校で勉強したり、何かを我慢したりせず、とにかく好き勝手やってみて


「当たるのを待つ」


ことが正しい戦略になります。


 しかし、当人が好き勝手やっていて、たとえばお笑いの賞レースで偶発的に優勝することが少ないように、実際には


「一見偶発的、偶然的に見える事象でも、それなりに裏ではある程度なんらかの整理された事情が隠れている」


と考えるほうが妥当です。お笑いの芸が偶然100%ではなく、それぞれバラバラに見えるものの、なんらかの下積み努力が底を支えているのと同じです。



 同様に、料理屋をはじめるのもバクチ、就職するのもバクチ、仕事というものはバクチ、であれば、この世界はきっとすぐに破綻することでしょう。ということは



「一見バクチに見えるけれど、実はそうではない」


のがこの世界だということです。




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 より正確に話すのであれば、学問や学力は「確実性」の世界だというならば、この世界で起きているのは

「不確実性」

というよりは

「複雑性」

といったほうが正しいでしょう。けしてバクチで動いているのではなく、



「その法則性を見出せるほど単純ではないか、あるいはいくつもの法則性が複雑に絡み合っていて、結果としてランダムのように見える状況」


なのが、正確だと言うわけです。



 この複雑性を読み解き、ある程度まとまった回答を出すのは、実は賢い人たちでもかなり難しい作業です。ですから、賢い人たちでも、この世界を取り回すのはうまくいきません。



 たとえば天気ひとつを取ってみても、大気はかなり複雑な動きをして、スーパーコンピュータをぶん回しても、「これぞ!」という正解にはたどりつきません。


 なんとなく、大まかには当たるけれど、それでも正確性は70%程度なのかな?といった状態なわけです。


 政治や経営とは、これに近い分野で、人々の移り気や市場の需要、あるいは供給の数値、海外でのブームや傾向、ニュースや関心事によって、


「民意や売れるものの傾向は複雑系として移行する」


と言ってよいでしょう。 これを読み解いて、対応するには、賢い人たちが数百人集ってぶっ倒れるまで考え抜かねばならないわけですね。



 まあ、実際にはそれができないから、誰もうまくいかないわけです。


(実際には、仮に超頭脳な人たちが集っても、声がでかいやつとか偉そうなやつに言いくるめられたりするので、あまり当てにはなりません)




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 そうすると、僕たち私たちのようなあまり賢くない庶民が、いくら「こうだろうああだろう」と考えても、そもそもダメなわけですが、かといって、自分の仕事や日々のくらしを


「今日もサイコロ振ってきめちゃお!あ、×が出たから今日は営業行ってもムダー!」


というふうにバクチにゆだねるわけにも行かないので、 せめてできることがないか考えるわけです。



となると、もう一度、原点に立ち戻って、


◆ 確実性の世界で高みを目指すことが学力である。


→ しかし、わたしは一橋大や筑波を出ていないので、アホである。



と、まずは「確実性の分野で、戦おうとはしない」ことを心がけることができます。



そして、



◆ この世は、不確実ではあるが、ランダムではない。



→ したがって、バクチのような生き方はやめよう


という心がけもできます。




 そして、いよいよまとめに入っていきますが、


◆ この世は、複雑系なのだから、答えはわからないし、アバウトに作用する。



→ ひとつの考え方に固執せず、何をやるにも、「ええ加減、(よいころあい)」ぐらいでいい




◆ しかし、偶発事象ではないので、なんらかの方向性ぐらいはある。



→ アンテナを張って、それがよさそうだとなんとなく思ったらやってみる(でも固執しない)




という考え方が大事で、できるならこのサイクルをころころスピード感を持ってやることが大事だとわかるのです。



そうすると「頭で考えるのと実際にやるのは違うけれど、すぐ修正してゆく」ことも可能になってきます。




 この生き方、外部からみると


「すごくふわふわしていて、変わり身も早い」


とか


「けっこうその都度場当たり的で、いいかげん」


に見えるというマイナスもありますが、でも、それでいいのかもしれません。



 少なくとも、バクチ打ちよりマシで、かつ「凝り固まった秀才」よりも結果を出すことは間違いないでしょう。





2019年3月20日水曜日

富士通 FUTRO(ヒューロー) MP702 の中古は買いだぜ! (MA552との違いは?)



 







 中古の出物で「当たり!」なガジェットが出てくることがたまにあるのですが、今回ゲットしたのは、




富士通 FUTRO(ヒューロー) MP702

http://www.fmworld.net/biz/thinclient/1206/mp702/


というちょっと変わった、にくいあんちくしょうです。


 とりあえず、PuppyLinuxが動いています。ライブUSBを刺しただけ。



 ヤフオクでたまに1980円くらいで出品されているので、お宝好きな方は、どうぞ。


 このマシン。ほとんどネットにも詳しいことが出てきませんが、それもそのはず、普通のパソコンではなく「シンクライアント」として企業向けに供給されているので、


「どこかの企業の社内PCの更新」


の時なんかに、ぞろぞろと複数台放出されることが多いようです。











【1 シンクライアントってなあに?】

 パソコンが10台並んでいるとすると、その10台がそれぞれ頭(CPU)を使っていろいろ計算したり考えているのが、普通のパソコンの世界観です。

 それに対して、シンクライアントは、10台モニタとキーボードが並んでいるのだけれど、肝心の計算やら考え事は、中央や別の部屋にある「すごいコンピュータ(サーバ)」が一手に引き受けて、みんなの手元の機械は実はなーんにも考えていない、というしくみです。


 むかーしむかしにも「オフコンとターミナル端末」という形でこれと同じことをやっていたのですが、現在ではセキュリティやメンテナンスの面からメリットがあるので、この中央集権型のシステムが見直されているというわけ。





【2 シンクライアントのメリットは?】


 大きい会社や組織で、パソコンの管理を任された経験があるならわかると思いますが、何かソフトをインストールしたり、すべてのマシンに同じソフトを入れなおさないといけないような場面があれば、100台あれば100回同じことをしなくてはなりません。

 でも、シンクライアントであれば、100台あるのは単なる端末なので、中央のサーバだけ手直しすればOK!

 ざっくり言えばそういう感じのメリットがたくさんあります。





【3 MP702ってどんなマシン?】


 富士通さんが販売していたシンクライアント向け、「端末」用途で設定されたパソコンです。

 基本は法人向けなので、そこらへんでは売っていません。

 シンクライアントは、「何も考えないアホなマシン」なのですが、実際にアホなマシンを一から作るとよけいにコストがかかるので、富士通さんの場合は



 ふつうのパソコンと共通した機械で、シンクライアント向けモデルを作っている



と言えるでしょう。なので、結果的に普通のパソコンとハードウエアはとても似ています。





 【4 中古のMP702はどこがいいの?】


 なんと言ってもクセがあるモデルなので、元からWindows10が入っていたりはしません。

 ましてやライセンスを示すシールも貼っていないので、windows系のOSを使いたい人は、導入には苦労すると思います。

(別にWindowsを買ってこないとダメだから)


 ですが、Linuxを使う人にとっては、MP702はものすごくコスパがいい!ということを知っておきましょう。


  では、どこがいいのか?


 ◆ だいたい、ノートPCの動作可ジャンク品の相場は、CPUがCeleron 900・575・500あたりのシングルコア2GHZ前後で、 メモリ1Gハードディスク無しで3000円(+送料)くらい。

 ◆ それに、ちゃんとWindows7以上の正規のライセンスがついて、正常稼働品で5000円~7000円くらいになる。

 ◆  Core2Duoの当たり品で、3000円ぐらいから買えるが、普通は2コアのマシンだと5000円くらい。正常稼働品で10000円くらいが相場。


 ◆ MP702は、もともとWindowsのライセンスがないので、いわゆるOSが載った品は最初の購入者が後からOSを入れているものが大半。OS不要派には元から都合がよい。


 ◆ スペックがなんと!

Celeron 877(1.40GHz)2コア +メモリ2G

 どのみちジャンク品だと、ほかのノートでも大半HDDは欠損しているので、HDDが最初から入っていないMP702でも全然問題がない。


 ◆ 12.1型ワイドのB5ファイルサイズなので、超コンパクト!いわゆる安いPCだと15.6インチもしくは15.4インチのA4ファイルサイズの出物が大半のなか、貴重なB5サイズ!
 WXGA(1280×800ドット)


◆ 無線LANもUSB3.0もついている!セレロン900クラスのノートPCだと、まだ無線LANとUSB3.0が標準でない時代のものが多いので、お得!


◆ 裏ブタあけたら2分でごはん!・・・ちがった、HDDを内臓可能!

 


 ほれ!2.5インチHDDのマウンタと、フレキシブルケーブルの接続端子が!



 


【5 MP702の残念なところは?】

  ない!といいたいところですが、光学ドライブ(DVD/CD)を内臓していないので、ドライブがほしい人には不向きです。

 でもまあB5ファイルサイズですからね。そういう人は、光学ドライブは必要な時にUSB外付けなのではないでしょうか?

 
 あと、CPUは交換不可、直付けですので、あしからず。





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 というわけで、よい子はマネしちゃいけない


デュアルコアノートが1980円なら、おもちゃとしては最高だよ!

(HDDはヤフオク中古で500円ぐらいからあるので買ってね!)


というお話でした。


 シンクライアントPCなので、BIOS周りがややこしそう?と思うかもしれませんが、ライブUSBにしておいたLinuxがそのまま動きます。

 むしろ、何も考えずともライブUSBがさらっと動いたので、拍子抜けしたぐらい。


 





<おまけ> 


 FURTOの中古だとMA552もたまに放出されています。


 こちらは15.6インチのフルサイズノートなので、大きくていいなあ!と思いがちですが、いくつか気をつけるポイントが。




 ◆ まず、初期バッテリーが発火の恐れがあり、リコール対象。

 ◆ CPUがCeleron B730(1.80GHz)というシングルコア! 


 ◆ フルサイズノートだけれども、どっちみち光学ドライブは元から不搭載!




 ◆ でも、こちらは液晶がフルサイズHD!(1920×1080)

2019年3月19日火曜日

【たのしい裁判入門】 スピンオフ 「さしおさっ!」



こんばんは、なんとなく「けいおんっ!」とか「とめはねっ!」とか、そういう美少女アニメのノリで書いてみましたが、少しはかわいく見えるでしょうか?あなたのおたくの恋人(←おたくの意味が違う!)不動産オタクの吉家孝太郎です。

というわけで、しばらく遠ざかっていましたが、さしおさ・・・差し押さえですよ。奥さん。

今月は弊社の「不良顧客キャンペーン月間」なので、売掛が残っている&もうおまえなんきゃ客じゃねえ、な方々に対して法的措置をガンガン推進してゆく強化月間なのです。


しばらく更新もせずになにをやっていたかというと、仕事ですよ。仕事(^^

今回は通帳を差し押さえちゃいます!

登記簿謄本をとってきたり、申立て文書を作成したり、当事者目録や請求債権目録を作ったり、地裁の事務方に電話をかけて

「はあはあ・・・はあはあ・・・、おねえさん、第三債務者が2名の場合の郵券の額はいくら?」

ということを尋ねたり(←はあはあ、は不要 笑)


まあ、ちょっとコミカルに書いていますが、実際は至って黙々と準備をします。

この裁判系の書類と言うのは、とかく細かく・ややこしいので時間と手間がかかるのは致し方ないところ。

たとえば

「あんたっ、これこれこんだけのお金、払ってほしいんだからねっ!だからこんだけ、差し押さえちゃうんだからね!」

という内容を書くのが「請求債権目録」という文書なのですが、

ここには

「元々の未払いのお金の金額」
「そこから一部支払ってもらった額」
「未払い期間の遅延損害金の額」
「これまでの裁判とかにかかった費用の額」

を書きます。


それに加えて

「今回の差し押さえ手続きの手数料」
「それの通知に使う切手代」
「法務局へ行って来てとってきた登記簿謄本の代金もおまえ払えよな」
「この書類を作ったのにだって手間がかかるんだぜ、だから手間賃くれよな」
「あ、そうだ前の裁判の結果がちゃんと相手に届いているか確認して!な証明書代」

などを書き加えていきます。

で、請求する総額を決定して、今度はそれを各銀行さんに対して振り分けて請求をかけるわけです。

全部の金額が100万円だとしたら、A銀行からは50万、B銀行からは残りの50万、みたいな感じです。

あ、それから「今回の事件の人間関係一覧」とも言うべき「当事者目録」というのもつくらなくてはなりません。

「払ってもらってないうちの会社」
「払ってくれないあの人の名前」
「あの人が持ってる銀行名と頭取の名前」
「あ、本店じゃなくて、どこそこ支店ね、そこの住所と名前」

みたいな住所と名前のリストです。

今回は銀行2箇所にガサ入れするので、その分リストが増えますね。


あ、そして大事な、銀行さんへの「陳述催告の申立て」というのもあります。

まったくもって、法律関係のことばは難解なのですが、簡単に言えば

「陳述」=言って 「催告」=させて 「申立て」=お願いしますよってに

ということ。

「あのな、裁判所はんが尻叩いて、銀行はんに「あいつ、口座に○○円持ってまっせ」って言わさせたってくれ。お願いしますわ」

です。

これをしないと裁判所が「○○銀行、そのほうにあるだれそれの預金を、しかと差し押さえる」と命令をかけても

「は~?うちにその人の口座があるかどうか、なんであんたに言わなあきまへんねん」

みたいになるわけです。

だから裁判所は「そんなこと言わんと、ほれ、こうやってうちにも「銀行はんによろしゅう言うたっておくれやっしゃ」って頼まれとりますのや」

という文書を見せるわけです。


さあ、ここから銀行はんがどう出るか!!!

「しゃーおまへんな。ほなまず金額は言うたげますわ。50万、50万円口座におます」

と一応の回答をしてくれますが、次に

「銀行はん、そしたらそのお金、この債権者はんに払ろたってくれますか?」

と尋ねたら回答が分かれるのです!!!


ア)うまくいく場合

「よろしおま。ほな、その兄さんに来てもろてください」

イ)うまくいかない場合

「なにを言うて播磨屋橋!この預金は、ビタ一文払うわけにはいきませんのやっ!なんで?ってあんた。うちが貸したある借金がありますのや。うちに貸付がある以上、なんぼ預金があったところで、払うことはできまへん」


いやあ、裁判ってほんとうにドラマですね。では、また次回をおたのしみに!




<オリジナルは2012年の記事です。「たのしい裁判入門」はここから永遠の中断に入って今に至ります。>

2019年3月18日月曜日

【たのしい裁判入門】 スピンオフ  督促OLの回収4コマブログ



みなさまおばんです。吉家孝太郎です。

北海道では、夜の会合なんかの挨拶で「おばんです」と言います。たとえ集っているのがみんなおじんでも、おばんなんです。

もっと丁寧に言うと


「みなさまおばんでございます」

になります。ええ、わたくしもそろそろいいかんじのおじんでございます。



さて、今日は、すごく興味深いブログを見つけたのでご紹介。



督促OLの回収4コマブログ
http://ameblo.jp/tokusokuol/



某信販会社で債権回収のお電話をなさっている方のブログです。


ああ、ボクも「共感っ!」するところが多々あったので、ぜひみなさんにも読んでいただきたいっ。


督促OLさんの謙虚で謙虚で謙虚な語り口調に涙です。


うちの場合は債権回収ではなく、売掛金の回収ですが、似たようなものです(苦笑)


違うところといえば。


督促OLさんは、電話や書状での督促がメインなのに対して、ボクは民事裁判での督促がメインだったということでしょうか(爆)


裁判所に行くとね、督促OLさんたちの領域を超えてしまった債務者たちのリストをもった顧問弁護士さんが原告席に座って、裁判官にリストを読み上げてるわけですよ。

「はい、〇〇さん来てません。なので〇〇ということで。〇〇さんもですね。はい。はい。」

と裁判官も

「はい。では〇〇ということで。はい。はい」


・・・・なにこの流れ作業的な!!!

というわけで、続々と判決が確定してゆきます。「主文 被告は原告に〇〇円支払え」みたいな感じで(^^;

で、傍聴席で、ボクはそれを聞きながら自分の番を待っているという(苦笑)


たまーに、それでも、カード会社の弁護士さんVS茶髪でジャージのやつれた女子、という構図を見たことがあります。

まあ、たいてい被告は出廷しないので、原告である債権者の主張がそのまま判決になります。しかし、被告が現れると、話し合いということになります。

「で、おたくは月いくらくらいなら払えるの?」(裁判官)
「・・・一万くらいです」(茶髪女子)
「こちらはこう言っておられるけど、どう?」(裁判官)
「まあ、それで分割で行きます」(カード会社側弁護士)
「うん。では、そういう方向で」

みたいな感じですね。かなりゆるいです。


あ、それからカード会社じゃなくて携帯会社の弁護士もいましたね。


で、ボクの番。ボクが原告席に座り、お金を払ってくれない顧客が被告席に座ります。そして、裁判官が言う。

「まあ、こうして裁判にでてきてくれてるんだから。話し合いで解決しましょうよ。ご覧になったとおり、裁判にすら出てこない人が多いのが事実なんですよ。ね、〇〇社さん」

は、はあ・・・・。

みたいな(笑)

・・・しばらく更新してない裁判ネタも、そのうちそのうち弁解しながら日が暮れる。みつお。




<ヤフーブログ終了に伴う転載。 オリジナル日付は2012.3.14>

2019年3月17日日曜日

【たのしい裁判入門】 第2話「支払い催促はボクの仕事、支払い督促は裁判所の仕事」③



(このシリーズは、事実を元ネタにしたフィクションです。ちょっくら、いろいろいじくってありますのでご了承ください)


さて、しばらくぶりのこのシリーズ。前回までは、いろいろ売り掛け代金がたまっている不良顧客から、どうやってまずは集金の催促をするか、というお話でした。

ところが、実際に訪問したり、連絡したりしてちょびっとでも代金を支払ってくれる顧客なんてすくないもので、ほとんどの場合は、暖簾に腕押し、ぬかに釘、豆腐には生姜が合うよね、です。

そこで、いよいよ社長と相談の結果、とある不良顧客に対して、「支払督促」制度を使ってアタアアアアック!してみようということになりました。


<支払督促制度って?>

ヨシイエ流、とってもわかりやすい書き方でご説明しますね!

支払い督促制度は、裁判所が〇〇さんに「あんた△△さんがお金払ってほしいて言ってるから、払ってあげなよ!」と肩をおしてくれる制度です。

もちろん、〇〇さんの意見も大事なので、「〇〇さんだって、文句があったりするんだよね?もしそんな文句があるなら裁判してあげるから、嫌ならいやだってはっきり言っていいんだよ!そんなときは裁判しようね!ほら!裁判しよう!」という風にも、公平に相手にも肩を押してくれます(^^

なので、支払い督促は、「相手方に文句がない場合」はそのまま進行しますが、「相手方に文句がある場合」は、「というわけで、お互い言い分があるっぽいので、ファイッ!!カーン!」と裁判に移行します(笑)

裁判に移ってしまえば通常の訴訟なので、また別の機会に説明するとして、そのまま進行した場合について、ご説明!

裁判所からの連絡が来て、相手が2週間なにもしなかったり、文句がなかったりすると、次は「仮執行宣言」をつける手続きをすることができます。

この仮執行宣言というのは、簡単にいえば「とりあえず、払ってもらってない代金を、仮に押えてしまっちゃおっか!」ということで、いわゆる差し押さえみたいなことができる制度です。

本裁判ではないので、きちんと裁判官が判決を決めて「これは許さん!差し押さえの上、とりあげじゃ!!」って決めたわけではないので、”仮”なんて言葉がついてますが、ぶっちゃけふつうに差し押さえて取り上げできるので、超便利な制度です。

法律的には、なんと、仮執行宣言付支払督促は「確定した判決とおなじ効力を持つ」のだそうで、・・・ぜんぜん仮じゃないじゃん!!!


(もちろん、簡易裁判所扱いの支払い督促なので、金額が大きくないというのがミソです。やはり数百万とか大きい金額になると、なにをするにも正規の手続きが必要です)


さて、2週間たつと、裁判所から「相手方なんも言ってきよりまへんで、どないしはりますか?」という連絡がきます。

そこで、さっそく、こちら側としてはもう一度「仮執行宣言付支払督促」の申し込みをします(^^

2段階になっているので、ちょっとめんどくさい感じなのですが、それでも正規の裁判よりはるかに簡単なので、相手が何も言ってこないのは「ホンマにあほちゃうか!しめしめ。うひひひ!」な感じです(笑)

そして、もう一度「仮執行宣言付支払督促」申し込みをしてから2週間すると・・・・


なんということでしょう!!!


差し押さえしていい権利が確定するのです!!!まあ!さすが匠!!


しかしまあ、支払督促が来てから4週間も「なんだよ!オレにだって言い分あるんだよ!」という反論のチャンスがあるのに、何もしない「しらんもんね。ほっとけほっとけ」な人はアホというしかないですね。

なにもせずに「差し押さえされてもいい権利」をあげちゃうわけですから!!!


こっちから見れば、「差し押さえしていい権利」が来てしまえば、あとは給料を差し押さえしようが、通帳を差し押さえしようが、やりたい放題です。不動産や車とかは、差し押さえ手続きがめんどくさいのでお勧めしませんが、「そいつがつぎに請け負う仕事」とか「いま契約して進行している工事」とか、そういうのも差し押さえできますので、これはおいしい!!!!


こんな面白い制度ですから、ぜひ良い子のみなさんはマネをしてください!!


☆ちなみに、注意点がいくつか

〇通常の裁判は、自分の住んでいる地方の裁判所に相手を呼びつけることができます。
なので、ボクの会社が大阪で、相手が東京の場合、「おらおら大阪の裁判所までこんかい!おらおら!」と呼びつけることができます。

しかし、支払督促は、相手側の管轄裁判所になるので、今の例だと「東京の裁判所に申し込み」をすることになるのです。そのまま、黙って進行すればいいのですが、もし反論があって「通常裁判」になると「え?オレ東京まで行かないとダメなの?」ってことになります。

なので、遠方の場合は、支払督促はちょっとデメリットが大きいかな。地元の商売なら、バンバン使いましょう!

〇手数料は通常訴訟の半額ですが、ふつうの裁判に移行しちゃうと通常の金額に戻ります。なので、基本的に「相手にまったく文句がない場合」や「相手がほんまにアホ」な場合に有効な制度だといえますね。

しかし、「異議申し立てをしないなんて、そんなアホなやつがそんなにいるのか?」と思われると思いますが、実は、多くの人は反論(異議申し立て)しません(苦笑)

というのも、裁判所からの命令みたいな感じで令状(笑)が来るので、「ああ、なんかもう裁判所の命令だからだめなんだ」みたいに観念する人が多いのです。

(そこで、ちょっと法律に詳しい友達とか、何度も破産してプロになってるダメ社長とかが知り合いにいると「おまえ、それ手続きしないと差し押さえやられるぞ」みたいに入れ知恵される人は、異議申し立てをして助かります)

そんな友達がいない人は、確実に黙ってしまいます。なので、うちの会社としては、大体勝率7割くらいで、そのまま支払督促が通ってしまうのです(爆笑)

3割は、やっぱり裁判に移行しちゃうかな。


というわけで、今回は説明ばっかりでしたが、次回からまた物語に戻ります!




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とここまで書いたのが、2011/8/25日まで。yahoo!ブログが終了になるので移動してきましたが、続きはいつになることやら。


(いちおう未完で中断です)


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2019年3月16日土曜日

【たのしい裁判入門】 第2話「支払い催促はボクの仕事、支払い督促は裁判所の仕事」②



(このシリーズは、事実を元ネタにしたフィクションです。ちょっくら、いろいろいじくってありますのでご了承ください)

売掛金の支払いを滞納している不良顧客の処理をはじめた吉家&社長のドタバタコメディがはじまったところですが、まずは王道の「直接顧客に支払いをお願いしにゆく」ということも大切なわけで。

顧客の状況を知ったり、住所を確認したり、いろんな調査をするためにも、ボクは領収書を持って「顧客まわり」を始めたのでした。

もちろん腹の中では「ふふふ、支払い督促やら、小額訴訟やら、そして本裁判までしてやるもんね」という不埒なことを考えていますので、ただ訪問するわけではありません。

「こんにちは~〇〇社の吉家と申します~」

と顧客(ただし、いまでは支払いをしていないので、ずっとツケだけが残っている元顧客)の家を訪ねます。

「・・・なに?だれ?」

と家人やら本人が出てきたら、まだまし。新しく担当になった事情を話して、少しでも支払ってくれるように交渉するだけです。

まあ、100%

「ごめんなあ。わかってはいるんだけど厳しくて」

と表面上は大人のお話が続きます。しか~し、その場でお金を回収できることはまず、ないわけで(笑)

で。「どうですか、最近の仕事の状況は」とかさりげない話をしながら、様子を伺うわけです。

定期的な仕事はあるのか、単発でどんな仕事をやっているか、などなど。

その影で、

「持ち家か借家か」「金目のものはあるのか」「車はどんなの乗っているか」「嫁はんを連帯保証人にできそうか(パートで仕事しているか)」「子供は独立してるのか」

まあ、ちら見で調査する項目は山ほどあります。

「おとんやおかん(じいちゃんばあちゃん)と同居しているか」とかも大事な項目。

だって、家屋敷が「じじいの名義のまま」かどうかは重要ですから!!!(キリッ)

ぶっちゃけ。訪問の目的は「お金の回収」ではなく「裁判の準備」なわけですよ。

だから心優しい、弱弱しい、いかにも新人なんすよ、ボク的な雰囲気で相手からいろんな話を引き出すことが大事なわけです(笑)

面白いのは、相手が兼業でちょびっと農家だったりするときに「農協に何を卸していて、どれくらい農協から借りていそうか」なんてことも値踏みします(^^

秋になって収穫があると、現金が入るし、まともに農協とやりやっても「農協のほうが貸付金が多くて勝てない」という場合もあるからです。


しかし、完全に居留守を使われる場合もあります。だって、そりゃあなた。〇〇社のロゴが入った車で乗り付けたら、バレるがな(爆)

でも居留守でも留守でも大丈夫!!

ボクはかならずお手紙を書いてゆきます。そして、おもむろにおうちの状況をチラ見させていただき、お隣さんやら、近所の方々に「質問コーナー!」をはじめるわけです。

「あの、、、〇〇さんいらっしゃらないようですが、いつもお留守なんですかね」

と近所が仲良しだろうが、険悪なムードだろうが、尋ねます。

わが社では、こうして出会えた近所の方を

「第一村人(BY笑ってコラえて)」

と呼んでますが、この第一村人たちがまあ

おしゃべりなこと!!!

「いや、ワシらはよ~知らんのやけどな。いや、あんまりわからんのやで」
と言いながら、近所のうわさは全部話してくれます!!!(笑)

実際、ボクはさっきのひとことしか話さず、あとは「はい」と「そうなんですか!」しか口にしないのに、全部話してくれるのです。

ご主人のこと、奥さんのパート先、こどもの話。

都会のマンション暮らしの顧客だとそうもいきませんが、まあ建築関係の仕事をしている人間は地場の人であったり、作業場を持っていたり、資材置き場を借りている関係上、だいたいそこら辺の人とつながりがあります。

そして、顧客が本当に居留守ならしめたもの、第一村人たちと話している僕の姿をみながら、悶々とした気持ちになっていただけるからです。


一番面白かったのは、この第一村人作戦の翌日から、実際に1万円ずつうちの会社に支払いをはじめてくれた顧客がいる、という事実!!!!!

見てたんだね~。ブラインドの隙間から。

すごいパワーです。1万ずつじゃ話にならんのだけど、でも踏み倒されるよりマシですね。


まあ、こんな感じでボクは「支払いの取立て」みたいなことは全くしません。ふつうにお話をしにゆくだけです。


そう、実際の取立て威圧行為は裁判所に任せて「国家の権力」という圧力をかけてもらうためです!


僕らはちっちゃな吹けば飛ぶような存在ですから、そんなそんな、なにも力がありませんよ(笑)

2019年3月15日金曜日

【たのしい裁判入門】 第2話「支払い催促はボクの仕事、支払い督促は裁判所の仕事」①



(このシリーズは、事実を元ネタにしたフィクションです。ちょっくら、いろいろいじくってありますのでご了承ください)


さてみなさん聞いてください。

第一話では、裁判所でいろいろと手続きはしたものの、結局「訴訟の取り下げ」というなんとも後ろ向きな手続きしか体験できなかった吉家&社長ですが、(社長&吉家と書け!とか、そういうちっちゃなことでは怒らないわが社のトップです(笑))
いよいよ第二話からは、もう少し本格的なお話に突入です。

しかし、いくら売掛金を払わない客がいるからといって、すぐに「訴えてやる!」というわけにもいくのかいかないのか。


では、売掛金を回収するのにどういう方法があるのか、ということで吉家&社長はいろいろと事前にお勉強をするわけで。

というか、「お勉強をするのは吉家で、その報告をもとに一緒に考えるのが社長」です。そこんとこよろしく。


「まあ、まずは直接お会いして『払ってください』のお願いをするのが筋ですよね」
と、やわらかくスタートする吉家。

「まあな」と社長。「しかし、それでうまく行っていないからこうなるのだ。そして、親父がそういう顧客をほったらかしにしていたので、こうなったのだ。・・・それは、まあいいとして。ほら、よく聞くじゃないか!『内容証明郵便』を送りつける、とかなんとか」

「ありますね。内容証明というのは、その手紙に書いてあることの中身を郵便局でコピーしておいて客観的に『ほれほれ、こんなこと言ってまっせ』という証拠を取るものですね」


「効くかな?・・・無駄かな?」

「うーん。どうでしょう。少なくとも法的にはなんの力もない作戦ですから、相手さんがビビるかどうか、というそこだけの問題だと・・・」



説明しよう!『内容証明郵便』は、その名のとおり、内容を証明してくれる郵便なのだっ!

ちなみに、ただ、それだけなので、心理的な負荷をかけることはできても、法律的にはなんの意味もない、ということになります。

でも、たとえばクーリングオフとかの場合に、「〇日以内にちゃんと、いらなくなったことを意思表示したよ!」という証拠にはなりますね。特に日付については重要。

単純に「ちゃんと言ったわよ!」とかだけだと客観性がないので、トラブルになったときに証拠がないわけで。なので、そういう用途には有効です。


「そうか・・・。じゃあ、次はいよいよ裁判に訴えるしかないのか」と社長。

「いえいえ、そんなノビ太くんのために、ちゃらちゃらっちゃら~!!」

おもむろにポケットからボクが取り出したのが、コレ!

「しはらいとくそくうううう~!」

「支払い督促?支払いのさいそくをするってことだろう?」

ちょっとばかし社長は不思議そうな顔をしています。

「もちろんことばの意味はその通りです。支払いを早くしてね、と催促することです。ただ、普通の催促は『早く払ってくださいよ』と僕ら営業マンが顧客にお願いや腕ツンツンすることですが、裁判所の場合はもうすこし厳格なものです」

「ふむふむ」

というわけで、みなさんにもわかりやすく説明しますね!


まず、支払督促というのは、お金を貸している側が「あの人に早く払えって言ってやってよ!」と裁判所に申立てをするところから始まります。

そうすると裁判所は「あいつが早く金払えって言ってるぜ、払ってやれよな」と援護射撃をしてくれます。

で、相手が「仕方ないです」と納得すればよし、もし「そんなの知るかボケ!」と納得しない場合は、「なんか、不満があるらしいぜ!」と裁判所はちょっと気合が入ります。

だって、そのまま「ほんまもんの裁判に突入」するから!!!(^^

支払い督促に不服があると、本裁判に移行するのでそこからがいわゆる「裁判」なのですが、相手が100%納得している場合は、裁判にはなりません。

なので、売掛額とかがもう決まっていて、払ってくれない事実が確定している場合は、処理が早くできることが多いのです。


おまけになんと、手続き費用は、本裁判の半額です!50%オフ!バーゲン!

手続き費用も安く、書類も簡単、うまくすすめばそのまま差し押さえまで突入できる。


「うまい!はやい!やすい!」

のまさに裁判界の吉野家・王将のような制度なのです!!!


「よよよ、よし!それ、それで検討してみよう!」

「御注文ありがとうございます!トクソクいっちょ~!!!コーテルイーガ!」


(というわけで、支払督促制度に興味しんしんな次回もお楽しみに!)