今日のツカミ。
”まだ教職で消耗してるの?”
教師になりたい、という人間がおそらく減少し始めていて、そして今後も激減するであろうことは簡単に予想がつくわけですが、その理由をまとめてみると、大変興味深いことに気付きます。
そう!もはや教師というのは人間が到達できるレベルではないほどの「サイボーグ兵士」とか、「ミッションインポシブル・スパイ」くらいの超絶した職務能力が求められているからです。
ちなみに、ヨシイエは個人的には「そこらへんのおっちゃん、おばちゃんであっても、ちょっとお勉強ができれば勤まるくらいの仕事」が教師の実像であるのが望ましいと考えていますが、それは実際には真逆の方向へコトが進んでいるようで。
では、現在の教師にはどんなことが求められているのか、一つ一つ冷静に考えてみましょう。
【1】 教科の指導がきちんとできること。
ふた昔前には、授業でギターを弾くとか、ただ怖いだけの先生とか、そういうのでも存在価値が認められていましたが、現在の学校では「脱ゆとり教育」「高度な人材育成」が求められているため、教科指導がきちんとできることは大前提です。
それも、わかりやすく訴えかけるプレゼンテーション能力が高く、かつ、覚えやすいドキュメンテーション作成能力があり、なおかつ、一人一人の様子を観察し、的確に補助することのできる教科指導教員が求められているのです。
もう、これだけで「お、なかなか使えそうな営業マンってことだな」と民間の方はピンとくると思います。
【2】 保護者との的確なコミュニケーションがとれること。
ふた昔前には、連絡帳と学級通信ぐらいでよかった保護者との情報交換は、「今日どんなことがあったか」「メンタルはどうか」「学業の進行具合はどうか」など、多岐にわたりかつ個別の連絡が求められている昨今の教師です。
トラブルなどがあれば個別の面談や家庭訪問などを行うのはもちろん、朝の会(ホームルーム)や、放課後の様子なども含めて、気配りし、かつその様子をきちんと伝達できることが望まれています。
PTA活動も保護者と協力して行い、円滑な学校教育を遂行するわけです。
もう、このへんで「お、なかなか優秀なマネージャーってことだな」と民間の方はピンとくると思います。
【3】子供の問題行動や家庭の環境などにも配慮できること。
鬱や中ニ病、メンヘラ、リスカ、援助交際、不純異性交遊、暴力行為、万引きなど、ありとあらゆる犯罪行為や、精神的トラブルにも、適切な援助ができ、かつそれに気付くアンテナ能力が求められている教師の仕事です。
実際に、校外での指導を伴う場合もあるし、校内でも人間関係のトラブル、部活動内でのトラブルなどをいち早く察知する必要があります。
これをおろそかにして「いじめ」などに発展してしまうと、教師生命を脅かします。
もうこのへんで、「お、とても有能な臨床心理士もしくはカウンセラーってことだな」と民間の方はピンとくると思います。
【4】 次々に襲い掛かる難問に対して、不屈のメンタルを持っていること。
教科上の課題、生活上の課題、心身の発達の課題、部活動の成果、家庭問題などなど、子供達が成長しなくてはならない課題は山積しており、それらのすべての面×35人~40人の対応をしなくてはならない教師は、自分がメンタルをやられている暇はありません。
生徒同士ではセックスをして妊娠をしたり、パンチラがそこらへんに転がったりしていますが、男性教師は間違っても、そうした性的なあんなことやこんなことに心がふらついてはいけません。
女性教師は、男性教諭や男性生徒からあらゆる面でセクハラ的態度をぶつけられることが多いのですが、けしてめげてはいけません。
担任教師が、一時の気のゆるみで、「学級崩壊」なんかを起こしては、末代まで祟られます。
もう、このへんで「24時間戦えるリゲインビジネスマンだね」と民間の方はピンとくると思います。
【5】 やったこともないスポーツでも、勝利へ導けるくらい指導できること。
バスケでもサッカーでも、吹奏楽でも、バレーボールでも・・・。なんかよくわからないけれど、やったこともないスポーツにおいて子供たちを指導することが求められています。
毎日練習を組み立てるのみならず、子供たちや保護者からは「試合に勝つ」ということを望まれています。これを、まるで地域のスポーツチームの指導者のように、あるいは、スイミングクラブのコーチのように、求められているわけです。
もうこのへんで、「つまり、ジムのトレーナーくらいはできるってことだね」と民間の方はピンとくると思います。
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民間企業に置き換えると、教師の仕事は、ざっと挙げただけで、5つくらいのプロフェッショナル(専業職業人)と同等のレベルが要求されていることがわかります。
プレゼンテーション能力が高く、コミュニケーション能力が高く、なおかつ心理学にも行動学にも長けており、どんな難題でも顧客の将来や人格形成がかかっているので失敗が許されないという不屈のメンタルを有している笑顔が素敵なスポーツマン(もしくは何か芸術のセミプロ)であること。
これが、求められている教師の姿なのです。
ええっと。こういう人材を、民間企業の採用で考えればすぐわかりますが、こんなサイボーグみたいな人間はまず存在しません。
どれか一つの規準を満たすのがやっとなくらいで、それぞれ「営業マン」であったり、「マネージャー」であったり、「スポーツトレーナー」やら「カウンセラー」などとして一人だちしてゆくわけですね。
それを5つも6つも同時に教師に要求してゆくとどうなるか。
これは簡単で「そういう仕事をしたい」という人間が激減するだけです。
その昔「デモシカ教師」なんて言葉がありましたが、昔の教師は
「コミュ障だけど、勉強だけは好きだったので教科の教師になった」
とか
「部活大好きだったので、俺もサッカー教えてえ!と教師になった」
とか
「趣味の芸術に没頭していて、教師ぐらいしかなるもんがなかった」
とか、ぶっちゃけそんなんです。サイボーグというより、何か欠けている面があったりするのが普通でした。
夏目漱石が高校の先生してましたが、
「部活指導とか、不登校児への対応とか、保護者だよりとPTAとか、クリケットの指導とかしたわけなかろう!!!!あほかー!!!」
というのがオチです(笑)
ところが、いつの間にか「完璧な指導者であるべき教師像」みたいなのがどんどん一人歩きをはじめ、
「いじめを予防できる教師」とか
「ゆとりじゃない指導ができる教師」とか
「怪我をさせたり体罰をしない教師」とか
「君が代を歌う教師」とか
いろんな要素について「全部なんでもパーフェクトにできる教師像」へと変貌してゆくわけです。
こうなると、そんなことは物理的に無理なので、一刻も早く、せめて
「どれか一つか二つに特化できたらそれでOKよ」
と教師を解放してやらないと、みんな死んでしまうに違いありません。
スポーツ指導ができる教師は、数パーセントいればいい。
生徒指導がうまい先生は、何人かいればいい。
保護者とのやりとりは、だれそれ先生が窓口が一番ね
そういうのの総体として100%の円ができれば、学校は本来よき場となるはずなのです。
まあ、残念ながらそうはならんけどね。このままじゃみんな疲弊するよ。
2017年8月10日木曜日
2017年8月3日木曜日
教員志望者、またすべての教師が知っておくべき 「校長とはなにか」ということ
前回の記事、
「教員の部活動問題が、本音と建前で180度違う理由」
https://kotaro-yoshiie.blogspot.jp/2017/07/blog-post_29.html
は、多数の方に読んでいただき、またツイッターなどでは多くのRTを頂いて感謝しています。
部活動が、職務なのか、ボランティアなのか。あるいは、建前上はこうなっているけれど、本音ではこうだ、という点を「校長」という視点を通して書いたものですが、いまだに現役教師や、教師志望の方のツイッターやネットでの議論においては
「校長とはどういう存在か」
をよく把握していないものが多いので、今回は老婆心ながらそのあたりを書いておきたいと思います。
一般論としての校長職のイメージは
■ 学校の一番の管理者である。
■ 学校を統括するものである。
■ 教育内容と、職務内容について責任をもつ立場である。
■ 指導要領どおりの教育が行われていることと、職員が健康安全に勤められる事について責任をもつ立場である。
などがあろうかと思います。これはこれでOK。まったくその通りです。
しかし、現職の教員でもよく理解していない部分があるとすれば以下のようなことが挙げられるでしょう。
■ 校長は、行政官であり、教育を行う職分ではない。
■ 校長の権限は、高校ではお金を独自に扱うことができ、中小では独自に扱うことはできない。
■ 校長には、教員免許は不要である。
■ 校長は、校内の業務については、独自に物事を進めることができる。
■ 校長は、教員に対しての校外における人事権を持つ。
ちょっとわかりにくい点もありますが、やさしく解説します。
まず、校長は教師の延長線上にあるのではなく、教育を行う施設を管理監督しています。ですから、教育者である必要はなく、「管理者」であればよい、というわけです。
なので、教師から校長へと出世の階段を登る人が多いことは事実ですが、事務長から校長になる人もいるし、教育委員会の事務方の施設課などから校長になることだって可能です。
つまり、彼らは「教育者である」必要はないのです。
その権限は、小中義務校と高校では少し異なるのですが、小中義務校は、ほんのささいなお金の使い方にも教育委員会事務局が「やいやい言う」のが普通です。校長には、あまり現場サイドでお金を動かすことができません。
ところが、高校の校長は権力が大きく、「自分の裁量でお金を動かす」ことができます。
仮に「この教育内容が必要なので、生徒全員バスに乗せてどこそこへ連れて行く!バス代使うぞ!」という思い付きのようなことが突然ひらめいても、それを実行するだけの権限があるということです。
(極論ですが)
また、人事面でもお金が使えるので、「こういう教師・講師を追加で投入するぞ!」ということを本気で考えた場合、教育委員会と調整の上ではありますが、ひっぱってくることもできます。
また、近年よく知られるようになりましたが、「職員会議」は、法的決定権を持ちませんから、すべての現場の教師が反対しても、校長は独断で物事を決定し、遂行することができます。
しかし、校長といえども、法の下にありますので、「違法な労働活動を命令する」ことはできません。これは重要なポイントですね。
校長が行政官であるということは、現場の教師とは視点がまったく違う、ということでもあります。
たとえば、ある高校に「無茶苦茶悪い生徒」がいて、他の生徒に影響を及ぼすなど、問題行動が多かったとします。
現場の教師の視点では、「こういう生徒は置いておけないので懲戒なり退学なり、断固とした措置を取るべきだ」なんて職員会議で意見が出たりしますよね。
その時、校長がそれに同意するかどうかは、校長の視点によって大きく異なります。
「その生徒が、外部に出て、治安に大きな影響を与えるような育ち方をするのであれば、最終的に警察や司法のお世話になるようなことがあるだろう。そうなる前に、学校としてその子を正せるところまで教育するのが我々公務員の責務である」
と実際にある校長先生は言いました。つまり、警察・司法・学校という行政組織の一として、どの場面でどの人間に当たるべきか、という話です。
これが行政官の考え方です。
こうした考え方がベースにあるので、教育困難校(高校)で定員割れした場合、どんな生徒でもまずは受け入れろ、という校長が多いのは、そのような行政官としての訓練を受けているからにほかなりません。
==========
さて、最後にみなさんの立場に関係ある話をしておきましょう。
校長は、実はそれなりに強大な権力を持っていますが、校内で起きる出来事については、教頭や副校長、そしてその学校に長くいる古参の教師とある程度仲良くやっていきたいと考えていますから、それらの権力を振りかざすことはあまりしません。
しかし、校長が本気になれば、一つだけ「完全無欠の、誰にも逆らえない武器」を使うことが許されています。それが校外の人事権です。
これは、簡単にひとことで言えば、教師であるあなたを
「どこへ飛ばすか、好き放題にできる」
ということです。逆に言えば、校長が教諭に対して持っている武器はたったひとつこれだけです。
もし、校長の考えにそぐわない教師が校内にいるとします。そのままでは別に何もおきません。それだけで飛ばされることはないです。
ただし、校長に対して面と向かって考えが異なることを主張し、彼が大人気なく怒りを抱いたら、その教師は
「離島でも郡部でも、義務校なら中学から小学校へでも、好き勝手に飛ばされる」
ことだけは覚悟しなくてはなりません。
教師というのは、どこにいても教師であり、子供たちはどこにいたって教育を受けるべき可愛いこどもたちです。
↑この大前提の理論を悪用すれば、ある先生が「どの学校がふさわしくて、どの学校がふさわしくない」なんてことは全く無く、何処へ行っても教師たる職分を果たすべきである、ということを振りかざすことができるのです。
(この話は、実際に私のかつての同期が、離島へ飛ばされた事実をもとに書いています。そして、彼は帰してもらえず退職しました。)
組合活動などが盛んな地域だと、「校長に食ってかかるのはかっこいい」みたいな間違った風潮がある場合も見受けられますが、校長とはそういう存在だと正しく理解して、きちんと誠実に話をするのがもっともよいと思います。
校長とて人間ですから、誠実できちんと話ができれば、逆にさまざまな意味であなたの意見や気持ちを認めてもらうこともできるのですから。
2017年7月29日土曜日
教員の部活動問題が、本音と建前で180度違う理由
ここのところ教員の部活動問題が、教育界の内外で話題になっておりますが。
簡単に言えば、部活動の指導はボランティアであるのに、それが半ば義務化されているのが実態で教員のブラック労働の温床になっている、という話です。
そこで、一部の志ある若い教師からは、
「労働としてきちんと手当てされていないものであるならば、部活動を指導するしないの選択権を持てるなど、何がしかきちんとした体制がほしい」
という要望が上がっているわけで、逆にまた
「部活動の指導が労働の一部であるならば、給与面や労働時間についてきちんとした体制がほしい」
とも言っているわけで、これは確かにまったくもってその通りで、部活問題が「労働問題」として議論されることは
大いに正しい
と私も同感します。
ところが一方で、部活動にどう当たるべきか、という現実の現場サイドでの話で言えば、上記のようにきちんと体制が作られているわけではなく、
「先生方に置かれましては、部活動は労働ではないのですが、そこはうまく対応して、なんとか指導に当たっていただきたい」
という校長からの、お願いだか命令だかよくわからないままの無言の圧力によって、今日も明日もすぐには変革されず部活が続いていることは、みなさんご承知の通り。
そんななか、ちょっと面白い記事がツイッターに上がっていて、
ソラさんのツイート
https://twitter.com/SoraEduJapanese/status/890923567495249920
これはかなりRTされているツイートなのですが、要するに
大学で教員志望を指導している元校長が、
『部活動の職務は、教員の職務なんだから、やれったらやれ』
『勤務時間後の部活指導は、校長によるお願いによって、教員が分担してするものだ』
『わしらも若い頃からずっとやってきたので、たぶん変わらんよ』
という旨の指導をしたという話です。
==========
勤務なのか、ボランティアなのか。勤務時間と部活指導時間はどのように労働時間として扱うか。
上記のような議論は、おそらく労働基準法に基づいて精査すれば、おのずと答えは出ます。
ところが、そうならないのは、建前はともかく教員の世界にはいろいろなウラ事情があるからです。
そのウラ事情として
(『なぜ教師は部活動を辞められないのか』
https://kotaro-yoshiie.blogspot.jp/2015/10/01.html
の中で、「部活動の指導実績が評価に直結するから」ということを説明しました。
今回は、この補足事項を「校長目線」でお話したいと思います。
学校の教師が、どのように評価されるのかは、上の記事でもある程度書いています。しかし、現実には、勤務年数によって、実際の評価はある程度横並びですから、教師が現実問題としてどのように評価されるかは
どの勤務校へ移動できるか
以外にはありません。あとは、指導主事になって教頭になるとか、そういう出世の話は別ルートです。
そうすると、教師がどの学校へ次移動するかは、教育委員会とやらが決めるわけではなく、
「各学校のトップである校長たちが合議して決める」
のです。
つまり、教職員一覧表がまず存在し、そこからある学校で、どの教科やどのポジションの教師が抜けるのか(異動対象になっているか)を検討するわけです。
今度は、抜ける側の校長からするとはないちもんめがはじまるわけで
「あのこが欲しい あのこじゃわからん ♪ 相談しよう そうしよう ♪」
というそれぞれの教師というコマのやりとりをすることになるのです。
その異動させ、動かし、ぐるぐる回すコマには、要素があります。
第一の要素は、もちろん中高教師では「教科」です。年齢はあまり関係ないです。
(基本的には、年齢が高い教師は、いわゆるいい学校や都市部へいける可能性は高いが、『田舎・郡部校のリーダー的存在として行ってくれ』ということも多々あるので年寄りでもOK)
第二の要素は、ある程度の「経験」です。学年主任をやったのか、生徒指導部長などの分掌のリーダーを経験したか、などですね。
そして、第三の要素は、「部活動の指導実績」なのです。だから、校長からすれば、人事異動でどの教師をひっぱってくるか、あるいは放出するかの重要なファクターになるため、この切り札が使えなくなることは非常にマズいことになります。
従って、校長経験者であればあるほど「部活動の指導は重要な仕事なので、文句を言わずにやりなさい(→それがあなたの将来のためなのです)」と言わざるを得ないのです。
校長同士も実はマウントしあっていますから「どの学校で校長をしたか」はものすごく大きな人生のテーマだったりします。
そして、校長としての一番の腕の見せ所は「人事異動」なので、
「どの分掌のベテランや力のある教師を引っ張ってこれたか」
「どの部活動のベテランや力のある教師を引っ張ってこれたか」
によって、校長としての実力が左右される、ということになっています。
間違ってはいけないのは、校長は学校内の「内部の人事」については、基本的には「教頭もしくは副校長の意見を最大限尊重」します。
そこに口を出す校長は、「懐がせまい」と思われるので、校長は「校外との人事」に全力を傾けます。
こういう事情をしっておくと、どうして部活動問題が本音と建前でぐちゃぐちゃになるのかがよく理解できると思います。
2017年7月24日月曜日
<吉家流儲かる起業塾18> ココナラTVCMの効果は?! 大量CM投下は、仕事を生んだのか?
2017年7月15日から30日までの予定で、テレビCMを投入しているココナラさんですが、かくいう私も、いちおうココナラユーザーです。
みんなの得意を売り買い ココナラ
https://coconala.com/
ちなみに吉家孝太郎は、ココナラでどんなサービスを提供しているのか、このブログでは一切告知しておりませんし、名前も違います(笑)
それは秘密ということで。そのおかげで客観的なココナラ批評ができると考えております。
ステマっぽい告知とか嫌いなので(^^;;;
というわけで、ココナラのスタッフにすれば、ここ半月のテレビCMの効果についてはやきもきしているところでしょうが、ヨシイエの体感でいえば
ココナラのテレビCMが入っても、依頼や顧客はあんまり増えていない!
というのが、ひとつの真実ではないかと(苦笑)
その原因を探ってみると、いろんなことが思い浮かびます。
■ ココナラテレビCMは、「ココナラというサービスの認知度を上げた」
テレビCMの投入によって、「あ、ココナラというプラットフォームがあるんだ」という告知はできたんだと思います。そのことによって「売るほう、買うほう」の知らなかったユーザーの掘り起こしはたぶんできたのだと。
■ ココナラテレビCMでは、「サービス提供者の内容までは到達できない」
出品希望者から見ると「ココナラというサービスに自分のスキルをアップしてみよう」と思うきっかけにはなりますが、既存のサービス提供者からすれば、
テレビCMが即、既出サービスへのつなぎにはならない
可能性があります。 ぶっちゃけ、この機能でいえば、既に実行されているココナラのネットバナー広告のほうが、ダイレクトに顧客の希望している内容へとリンクするので有利です。
■ ココナラテレビCMは、ワオミーなどの「後発勢力」へのけん制か?
ネット上でのスキルの売り買いサービスは、実は後発組が少しずつ増えています。
ランサーズストア
http://www.lancers.jp/store
ワオミー
https://wowme.jp/
いずれのプラットフォームも、できることは似ているので、ココナラさんとしては先行者利益を最大にしたいので、まずはユーザーの囲い込みに走りたいところ。
そこで、ネットの世界から現実世界へと移動してのテレビCM投入、ということになったのでしょう。
~~~~~~~~~~
しかし、ココナラの経営上のポイントは、「とにかくたくさんのサービスを使ってもらって、手数料をかせぐ」ことなのですが、逆説的ながら、サービス提供者からすると
「提供側ユーザーが増えれば増えるほど、自分の商品は多勢にかすんでゆくので不利になる」
という一面もあります。要するに、ライバルが増えると、一サービスあたりの個性は消えてゆく、というわけですね。
このへんのバランスをしっかりコントロールできないと、アタリショックのようなことが起きてしまいます。
起業者としては、このあたりの「たづなの引き具合」を勉強材料としてしっかり見てゆきたいものですね!
2017年7月12日水曜日
子育てママにピッタリ? トヨタ新型ルーミー・タンク/ダイハツ新型トール/スバル新型ジャスティ を徹底解剖!
(画像はトヨタさんのサイトからの引用です)
みなさんこんにちは。
ふだんはホンダ・フリード乗りの吉家孝太郎ですが、うちの奥さんのママ友さんから
「新しく出たトヨタのソリオみたいなやつ!ってどうなの?」
と尋ねられたので、 子育てママ目線での
トヨタ ルーミー・タンク
ダイハツ トール
スバル ジャスティ
(この4車種は、ぜんぶ兄弟車)
の良しあしについて、つっこみを入れてみよう!という記事でございます。
ちなみにママともさん、「ソリオはスズキなので、そこんとこよろしく!!」
でも、そんな間違いをするくらい、このサイズのミニミニミニバンは、スズキのソリオが、かなり有名になっていることはたしかです。
スズキソリオは、簡単に言えば「軽自動車のワゴンRがでっかくなっちゃった、もの」だと思ってください。
なので、初代はソリオじゃなくて、「ワゴンR+(プラス)」という名前でしたね。
ということは、ソリオのライバルとして登場した「ルーミー・タンク・ダイハツ・ジャスティ」も、厳密に言えば
ミニバンが小さくなったものではなく、ダイハツさんが作っている軽自動車がでっかくなったもの
と考えることができます。
なので、たとえばホンダのフリードや、トヨタのシエンタのように
「ミニバンをコンパクトにしたもの」
とは、ちょっと考え方が違うと、覚えておきましょう。
従って、後席がスライドドアなのは、上記のミニバンとも同じなのですが、たとえば、フリードやシエンタは、6人、7人乗りができますが、ソリオやルーミー・タンク・トール・ジャスティは
「あくまでも5人乗りサイズ・おまけにコンパクト」
を目指しています。
このことがはっきりわかる証拠があります。
新型ルーミーなど 全幅1670
新型ソリオ 全幅1625
新型フリード 全幅1695
新型シエンタ 全幅1695
ほら、車体の幅は、ルーミーやソリオのほうが、明らかに小さいんですね。
このことは、当然、子育てママにとっては「コンパクトで取り回しがよい」 ことに繋がります。
新型ルーミーなど 最小回転半径4.6~4.7m
新型ソリオ 最小回転半径4.8m
新型フリード 最小回転半径5.2m
新型シエンタ 最小回転半径5.2m
ね!曲がりやすいのは圧倒的にルーミーやソリオでしょ?
ところが、子育てママ目線で見ると、たしかに買い物やスーパーには行きやすいんですが、ひとつだけ
ここだけはしっかり確認!
しておかなくてはいけないことがあるのです。
それは、ご家庭のお子さんの人数!!!
幅が小さいということは、言い換えれば、「後ろのイスも狭い」ということなのです。
ルーミーやソリオは、5人乗りなので、後席は3人掛けであることは間違いないのだけれど、後席がどうかなーと見てみると。
新型ルーミーなど 室内幅1480
新型ソリオ 室内幅1420
新型フリード 室内幅1455
新型シエンタ 室内幅1470
ん??
んんん??
ソリオはたしかに狭いけど、
ルーミー頑張ってるじゃん!!!
ということで、ソリオは、ちょっと5人しっかり乗るにはしんどいけど、
新型ルーミー・タンク・トール・ジャスティは子育てママでも安心!!
ということがわかりました。 買いだぜ!
2017年7月11日火曜日
<吉家流儲かる起業塾17> ココナラの売上が10万円を超えました。 ココナラ売上を晒すコーナー
みなさんこんにちは
そういえば、全然売上を晒していませんでしたが、やっとこさ総売上が10万円を超えました。
ちなみにココナラの表示は、「手数料引き後」の金額なので、いわゆる「総売上」というよりは、
「あなた、わたしに入ってくるお金の総額」
というほうが正しいかもしれません。
さてさて、売上10万円に到達するスピードが、遅いのはご愛嬌として、 それでも、私のやっている商材は
「在庫不要!物品不要!手間最小!」
なので、まあ、純粋に10万円貰えたと思えば、ありがたいものです(^^
個人的には、この商品の需要が、もう少し多くて、回転数ももう少し多いのではないか?と予想していたのですが、
「注文が来るときにはバタバタっと来るのに、止まると静かになる」
傾向があるので、 このあたりは頑張ってPRしていこうと思っています。
でも、ココナラさんには、自分でPRしなくても、ネット上のバナー広告に「あなたのココナラ商材を勝手に流してあげるよ」機能がついているので、
※詳しくは
<吉家流儲かる起業塾11> ココナラのバナー広告がすごい! 無料であなたをCMしてくれる方法
を読んでね。
CMがバチッと決まれば流入が増えるのかもしれません。(解析しろよ)
というわけで、ボチボチですが、頑張ります~。
2017年6月29日木曜日
質屋アプリ「CASH」がどうなるかは知らん!しかし、CASHトラブルに起業家にとってのヒントがあった!
みなさんこんにちは。
質屋アプリ「CASH」がスタート初日でコケた(審査中止に追い込まれた)ニュースは、ネット界隈を騒然とさせていますが、
質屋アプリ「CASH」
https://cash.jp/
キャッチフレーズは「目の前のアイテムが、一瞬でキャッシュに変わる」でしたが、実際には、「目の前の3億円が、一瞬でキャッシュで出て行く」事態だったようで、運営さんも大変ですね。
さて、この質屋アプリ、しくみをおさらいしておくと
■ 自分の持っている現物を写真を撮って送り、審査を受ける。
■ 査定され金額がわかる。
■ 現金が振り込まれる。
■ 2ヶ月後にお金を手数料を乗せて返すか、品物を送って質流れにするか選ぶ。
■ 金融的な一回当たりの限界値は2万円。
■ 手数料は2ヶ月で15%
という流れです。
まあ、このしくみが、金融としてはグレーなんじゃないの?とか、悪用するやつが出てくるとか、そのあたりの悲喜こもごもは、みなさんの井戸端会議に任せるとして、
「この話には、ネット起業家にとっては、実に重大なアドバイスが含まれている!」
という点は、学んでもよかろうと思います。
質屋アプリCASHさんが、初日にして総崩れになることは、体制の不備やら、想定の弱さやら、
「そもそも資本金が600万円で、社員4人で対応できるの?」
という部分も含めて、いろいろ話が出てきている最中です(苦笑)
しかし、賢明なる読者諸君は、運営のBANKさんのことをいろいろ批評したり、悪く言っている場合ではなく、
「この大いなるネタから、大いなる教訓を得ようではないか!」
と感じ入ってほしいところです。
そう!このCASHの失敗には、重要なポイントが隠れていたのです。
その大事なポイントを指摘しておられるのは、現時点ではこの人しかいません。
シェアーズカフェオンラインの中嶋よしふみさん。
質屋アプリ「CASH」が一日でサービスを停止した、たった一つの理由。
https://news.yahoo.co.jp/byline/nakajimayoshifumi/20170629-00072707/
詳しく読みたい人は、彼の記事をよく読んでください。
この記事でいわんとするところを簡単に言えば次のようなことになります。
「ウェブサービスを成功させる唯一にして絶対の方法は、コンピュータにやらせて自分は何もしないことだ!」
おなじことをいろいろ言い換えてみましょう。
「ネットで起業する時、一番の成功の鍵は、自分がいかにして何もしないか、ということだ」
ほかの言い方もできます。
「ネットやウェブで成功するには、自分自身は実際のモノを扱わないことだ」
なんとなく見えてきましたね?!
そう!今回CASH陣営がやらかしたのは、最終的な末端顧客との間で、
「モノを査定する」「金を送金する」「モノを送りつけられる」などの実際の作業を担当してしまったこと
にあるのです。
ネットでウェブですから、顧客が増えたりサービス利用が増えると、「実際の作業が膨大に膨れ上がり」ます。
アマゾンさんじゃないのですから、物理的な倉庫や、集配システムが追いつかなければ、
「実際の作業」
なんてものは、やらないにこしたことはありません。
質草の受け取り作業に4人しか社員がいないなんてのは、もはやネットサービスでも、ウェブでもアプリでもなく、
永遠なる人力作業
以外の何者でもありません。
==========
アマゾンなどの国際巨大企業ならともかく、個人や少人数ではじめるベンチャー的スタートアップであれば、
「パソコンが勝手に作業をしてくれ、顧客が物を実際に触る作業をやってくれるならば、手数料が黙っていても入るんだけどな」
というしくみを構築するのが、最善だと言える訳です。
そういう意味では、ヤフオクは自分では売り買いそのものや発送をせず、「そういう場を自動化して提供しているだけ」なので、収益を上げやすいことがわかりますね。
あるいは、個人ベースでは、「電子書籍を作って売る」なんてのは、印刷製本流通を無視して、「ファイルをコピーして送るだけ」なので、手間がほとんどかかりません。
===========
で、吉家孝太郎ならどうするか。
質屋アプリを作りたいなら、
■ 写真を撮ってモノを査定
■ 金額が出るが、提携先の質屋や買取ショップへ持っていけばその金額が担保される。
■ あとは質屋でどうぞ。会社はバックマージン(手数料)を得る
とか
■ 写真を撮ってモノを査定
■ ヤフオクやメルカリで売れた最高値と、ハードオフの査定金額を瞬時に表示
■ ハードオフへ走るか、メルカリで売れ!
■ 毎月定額の使用料を取る。
とか、そんなのが考えられそうですね。
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