2016年12月9日金曜日

新卒でも転職でも、採用面接で訊けばすべてがわかる魔法の質問はたったの2つ!





 ふだんは、某中小企業の管理職としてサラリーマンをしている吉家ですが、これまでにいろんな職や役割をしてきた中で


 誰かを選抜するとか、試験する


ということを多々実施してきた経験があります。



 それは、今の会社で言うなれば、採用の可否を判断するとか、以前の仕事であれば、何らかの合否を判定するとか、成果物に点数をつける、とかそういうことなのですが、この日本社会においておそらく最も重要な試験や選抜となっているのは



 就職試験、採用選抜



において他はないと思います。




 この就職における採用選抜というのは、古くは



■  家柄などの出自に関わるもの


■ 学歴や出身校などの学力にかかわるもの




などが用いられてきて、それから近年はそれらに対する反省も踏まえて


■ コミュニケーション能力や、これまで身につけてきたもの


などを重視しているのが昨今だと思います。




 ところがどんどこしょ。





東洋経済オンラインより
「コミュ力だけ就活生は通用しない」
http://toyokeizai.net/articles/-/96991



などの記事にもありますが、実態としてはコミュ力だけある就活生に騙されて、実はあまり実務能力がない人を採用してしまう、などの問題が頻発しているのも事実なのです。




 では、採用試験や採用選抜、あるいは面接でどのようなことを注意すれば、その人の本来の力を判定することができるのでしょうか。



 吉家孝太郎的には、とても簡単で、かつ「その人物の仕事に対する真実を判定できる」ものすごい質問を2つ挙げたいと思います。




 明日からでも、さっそくすべての企業がこの質問を投げかければ、すばらしい人材が採用できることは請け合いです。




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 その前に、この質問では何を見ているのかを解説しておきます。


 仕事というのは、基本的にはプロとしてその業務内容をきちんと遂行することと、それによって利益を稼ぐことが中心です。


 そして、学生と社会人の大きな違いは、 



「学生時代までに行うことは、全て努力すれば一定の成果が現れるもの」

 であるのに対して 

「社会においては自分だけがいかに努力しても結果が出なかったり、あるいは完全なる不本意の状態でも任務を遂行しなくてはいけないことが多い」


 ということに尽きると思います。



 であれば、学生時代にどんなサークルでどんな成果を挙げたかとか、学生時代にどんなことに取り組んだかとかは、




 実はあまり関係がない




ということになるわけです。



 未来のことは誰にもわかりません。その人材がこの会社でどのような未来を「作り出せるのか」は採用面接者にはわからないのです。


 なので、採用人事では、これまで「学生時代という過去に何をやってきたか」ということを尋ねて、会社に入社後の未来に彼に何ができるのかを推測しようとしているのですが、実はそれは



「過去の実績と未来の実績はほとんど無関係」



と言ってもよいくらい、万人に予想するのが難しい命題だと言えるでしょう。



 すべての企業では、例えるならハンカチ王子が活躍するかどうかを高校生の時に面接で決めて判定する、ということをやっていますが、



 ハンカチ王子があんなことやこんなことになるなんて、どうして未来がわかりましょうや。


ということなのです。




 そこでヨシイエ式採用面接では、2つの質問をします。その質問は実は「尋ねている」のではなく


 未来を担保する


という作業を実はしています。これは受験者・就活生においても「未来を担保する」ということでもあるし、会社の方も「未来を担保する」ということをやります。

(会社と社員は公平な立場である、という前提に基づきます)




 では、いよいよ、その質問を公開しましょう。




■ 質問1

「うちの会社は、年商20億円です。従業員が50人ですから、一人当たり年間4千万円ずつ売り上げていることになり、毎月では333万円ずつ売り上げていることになります。


 さて、ここで会社はひとつあなたにお約束をします。あなたにはこれから、すぐかどうかはわかりませんが、何か一つの仕事を自由に遂行できる権限をお渡ししようと思っています。

 つまり、あなたが責任者で、あなたがリーダーとなって一つの仕事を立ち上げてくれてかまわないということです。


 そこで質問です。


 あなたは、毎月333万円売り上げるために、どんな仕事をしますか?あるいはどんなプロジェクトを立ち上げますか?そのアイデアと、実際にその任務についた時にあなたが何をするかを説明してください。」



 
■ 質問2


「最初の質問で、当社はあなたに一つのプロジェクトをいつか必ず任せるということをお約束しました。しかし、ここでもう一つだけ、お断りをしておかなくてはいけないことがあります。


 当社においては、すべての従業員に最初のお約束を叶えようとしていますので、そうなるとこれもすぐかどうかはわかりませんが、あなたの思いとは異なったり、アイデアや手法があなたの理想とは違う手段で仕事が遂行されている部署での勤務をしていただくことが必ずあります。その部署では、あなた以外の人が、その人なりのアイデアと手法で、最初の問題を解決しようとしているからです。


 このように全くあなたの意に添わず、あなたの考えるあなたらしさが発揮できない仕事内容が生じることも確実に生じることをお約束しておきます。


 では、あなたはこの任務についた時に、333万円に到達するためにどのように行動するかを教えてください」





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 これは大変に難しい質問です。


 どのようにすれば毎月333万円のお金を稼げるのか。そのアイデアを出せというのは、


■ 業界の状況と、業務の内容をしっかりと理解していること

■ 自分なりに意欲的に行動することの具体的中身

■ そのアイデアに誠意があり、コンプライアンスに適合するかの人間性

■ 口先だけでない実現可能性(必ず君にやらせる、と言っていることから)


などを総合的に判定することができるのです。



 まず、意欲や能力がない人材は、この質問に回答する前に辞退します。

  とにかくお金を稼げばいいんだ、という荒い発想の人間は、コンプライアンス的にグレーな方法を提示するでしょう。

 正直に、「思いつかなかった」と謝る人間もいるでしょう。その人材を合と見るか否と見るかは、会社次第です。


 滅私奉公的な労働量で実現させようとする者もいるでしょう。そういう人材が欲しければ採用すればいいことです。


 仮に、本当にいいアイデアを持ってくる若者がいれば、早期に彼を抜擢してさせてみればいいわけです。



 
  2つ目の質問では、逆境や苦しい・不本意な状況で受験者や就活生がどのような思考をするかを見ています。


 もちろん、この質問でも、辞退しようとする人材がいると思います。


 口先だけでは、破綻します。なぜなら会社はそういう状況に君を置く、と約束しているからです。


 そして恐ろしいことにその状況でも333万円を売らねばならないのです。




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 これから書くことは、面接における模範回答でも、正解でもありません。


 上の質問には答えなんか最初からありません。どんな人材でも、パーフェクトな正解を答えることは、難しいと思います。




 ですが、実際にあなたやわたしの会社では、毎月333万円を売り上げているから、今会社員でいられるということも



 紛れもない事実



です。



 なぜ、それが可能になっているのでしょうか?



 それは、「嫌なことや、自分が望ましいと思っていない状況下でも努力している」とか、「1人では達成できないけれど、チームやシステム全体でそれを実現している」とか、「表舞台もあれば裏舞台もあって、それぞれが誠実に任務を遂行している」とか、



 そういう日々の積み重ね



が、会社の成立を実現させているのです。



(だからといって、「日々の積み重ねとチームの仕事で333万円稼ぎます」と回答するヤツは、どうして合格することができるでしょう。

事実がそこだからといって、これは回答ではない、というのはそういう意味です)



 大事なのは、そうした事実の下であっても、自分は何が出来るかを考え、また答えのない業務であってもくじけずに励むことができる人材のはずです。



 上記2つの質問は、まさに最初からそのことを直接尋ねていることになります。


 ご活用ください。










 

































2016年12月7日水曜日

ライター業の終焉 〜ライターという仕事、肩書きが無力化される!〜



 ついに、他メディアも含めて、全面凍結の勢いになりつつある「キュレーションメディア問題」ですが、ネットメディアのあり方がどうあるべきかとか、著作権と引用の話とか、モラルとか、そういうのをぜんぶすっ飛ばして



 ライター業界が終わった!



ということを感じずにはいられない今日この頃です。




 それを痛感したのは、女子SPAさんのこんな記事



DeNAだけじゃない、300円でパクリ・嘘記事を書く”ブラック内職”の実情
https://joshi-spa.jp/628011



からです。


 ここでも、記事募集の実態が暴露されていて



■ コピペでよい、は当たり前


■ 架空記事でもよい


■ もはや妄想でもOK


みたいな無茶苦茶な実態が挙げられているわけです。




 そしてなおかつ、それらの駄文記事が、1文字1円以下の低報酬で調達されていることが、「ブラックである」と指摘されているわけですが、問題はここからです。




 じゃあ、今回のような事実が明かになったからといって、ネットメディアにおけるライター報酬が上がるか?



と言われれば、おそらくそういう方向にはいかないだろう、ということが想像できるのではないでしょうか?




 そうならないことが良いのですが、実際にこれから起きてくるのは、



「低予算、低報酬で、できる限り信頼性のある良質な記事を書くように」



という命令が生まれてくるだけで、 「高収入で責任ある文章」がライターに課せられるのではない、と考えるのです。




 なぜ、そう思うのか。





 もし、高品質かつ高収入な文章がライターとの間でやりとりされるとすれば、その書き手は、品質を担保できる人間でないといけない、ということになります。


 となると、仮に吉家孝太郎というライターがいて、この人物が品質を担保できるかどうかは誰にも判断できないことに、わりと早い段階で気づきます。



 そうすると、品質の確かな、たとえば医療記事であれば「医師、吉田浩一郎」さんが書き手であれば、その内容が担保されうるだろうと推定できます。



 ここで生じるのは、一人のライターが不要になり、一人の有資格者が文章を書くことになるという動きだと思うのです。




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 このことが示すのは、ライターという肩書きの無力化に他なりません。ライターという肩書きだけでは文章の品質を担保できないので、


「研究者が書いています」

「従事者が書いています」

「専門家が書いています」


というスタイルにせざるを得ないのです。(そこにゴーストを介在させたとしても)




 こうした肩書きなしではライター業が成り立たないとすれば、プロのライターであっても、生きていくのが厳しくなるのは必至でしょう。



 もちろん、今回のパクリメディアで利用された、兼業主婦ライターとか、クラウドネットライターなどがお払い箱になるのは言うまでもありません。





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 しかし、現実には、上の仮説のように「責任ある高コスト文章」ばかり調達するのは不可能ですから、数の上では通常のライターにかかせた文章も調達する必要があります。


 すると何が起きるのか。


  答えは簡単です。 低価格のままで、「責任ある文章を書けよ」という圧力に他なりません。


 クラウドソーシングでライターをやっている人の中には、それでご飯を食べようとしている人もいますから、完全にお払い箱になるよりは



 それでも、従わざるを得ない



人は多いことでしょう。



 まあ、こういうのはネットライターに限らず、下請け構造ならどこも同じなので、これからは胴元ビジネス側としては



「私たちはいっさい指示はしていません。誤りを犯したとすれば末端が勝手にやったことです」



という構造に持っていきたいと考えるのは、これまた自然なことだと思います。







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  このように全体像を考えていくと、どちらに転んでも



 ライター業の終焉




を感じざるをえない、ということになります。


 それより何より、低レベルの記事であれば、すでにAIでも書けるし、それが実際にネットに流れているのでは?という指摘を山本一郎さんがしているのも恐ろしいです。


DeNA「サイト炎上」MERY、iemoの原罪とカラクリ
http://bylines.news.yahoo.co.jp/yamamotoichiro/20161202-00065073/



 さあ、ほんとうにライターは終わった!のかどうか。ここから先はあなたの目で確かめてくださいね。









 

2016年12月3日土曜日

新型フリード 「フリード」と「フリード+(プラス)」の大きな違いは、おしりを見ればわかる!





 こんにちは


 嫁が乗っている旧型フリードは、まだまだ元気なのですが、私が乗っている某普通車がそろそろ、というか17年落ちでかなりくたびれているので、次の車検までには買い換えようとずっと画策しているところです。



 田舎なので、普通車+軽でもいいんですが、ここのところフリードに夢中なので、多人数乗車は旧型フリードに任せて



 いっそ、フリード+(プラス)を買ってしまおうか?!



と絶賛迷い中です。




 ところが、今回の新型フリードちゃん、



 フリードが6・7人乗り

 フリード+が5人乗り



という単純な話ではありません。


 そもそも、人数で区分けされているなら、5人しか乗れなかったらむしろ



 マイナス(-)やないけー!!!!



というつっこみが全国のホンダファンから入るところですが、 そこはホンダさんのことですから



「いいえ、絶対にプラスです」(キリッ)


と主張するだけのバックボーンがあるというのです。




 さらに、なんと6人乗り・7人乗りの「フリード」よりも、5人しか乗れない「フリード+」のほうが値段が高い!というその理由についても、これから違いをお見せすることで納得してもらおうじゃありませんか!





 そのためにも、フリードちゃん。理由がわかるおしりから見てみましょう!いやん。




(フリードのおしり。画像はホンダさんのサイトからの引用です)



(フリード+のおしり。画像はホンダさんのサイトからの引用です)




 間違い探しみたいですが、違いがわかりますか?



 そう!!!!



 フリード+(プラス)のほうは、おしりが割れているのです!!!!!




 ・・・いや、おしりだから割れているのは当然・・・ってオイ!(笑)




 そうじゃなくて、フリードのバックドアとフリード+のバックドアの形状が明らかに違いますよね?



 これが、すべての謎を解くカギなのです。



 ホンダさんのサイトで詳しく載っていますが、



 実はフリード+のほうが、はるかに開口部が広く、下の低いところまでオープンになるのです。



 今回の新型フリードでは従来よりも剛性の高い鋼板を採用しているのですが、 フリード+のほうは、リア部を強化するのに、



 3列目のイスよりも高いコストをかけている



ということが判明。だからお値段も高くなっている、というわけです。



 社内でも「3列目がないんだからマイナスじゃないの?」という声があったという新型フリードですが、


 手間隙かけた、大型空間がプラスされている



という意味だったんですね~。がってんがってん。



 








2016年12月1日木曜日

<吉家流儲かる起業塾15> WELQ(ウェルク)問題が見せつけてしまったネットビジネスの闇

 

 前回の起業塾でも取り上げましたが、「ネットビジネス」を取り巻く闇というか半分



 詐欺



みたいなことがやたら起きていて、このギョーカイに幻滅しそうな今日この頃です。





 で、「詐欺みたいな謳い文句でネットビジネスみたいなものに勧誘し、お金をいただこうとするヤカラ」について前回お話したところなのに、今度は



 ネットの最大手でもやってることはそれほど変わらない



という事実が出てきたので、みなさんも心がワサワサしているはずですね(苦笑)




 問題になっているのはWELQというサイトで、DeNAが運営しています。



 やっていたことは簡単に言えば、やっすい金額で素人ライターに大量に駄文を書かせ投入。しかし、SEO対策だけはきっちりやっていてキーワードやら構成には指導が入り、そのせいで



 駄文やら間違っている情報が大量に検索の上のほうに出てくる問題



を引き起こした、というもの。



 WELQはそもそも健康やら、医療に関係する情報を扱うサイトだったので、よけいに


命に関わるわ!


ということが大問題になっているのです。




WELQ問題のツボは




DeNAの「WELQ」はどうやって問題記事を大量生産したか 現役社員、ライターが組織的関与を証言

https://www.buzzfeed.com/keigoisashi/welq-03?utm_term=.eoALwoLQD#.vpAz3wzqb




の記事やら、



WELQ元ライターが告発した1文字1円以下の実態

http://wedge.ismedia.jp/articles/-/8340




の記事あたりを参考にするとよくわかります。



 こういうのを見ていると、安い金額で労働者(この場合は素人100円ライター)をこきつかいながら、物量のパワーで支配力を増そうとするネットビジネスの




 なんというか、うさんくささであったり、詐欺性



みたいなものがじわじわと染み出してくるので、しんどくなりますね。




 ヨシイエは、いちおう物書きのはしくれ(というか切れ端くらい)ですが、やっぱり

粗製濫造されたテキストが本来の良質なコンテンツを駆逐してゆく


のは、つらいなあ、と思います。





 その昔、つまらんゲームばかりが登場して衰退したというコンピュータゲーム界の戒めである


ATARIショック
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%82%BF%E3%83%AA%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%83%E3%82%AF



というものがありましたが、そういうことがネット上でも起きてくるのではないか、と危惧しているわけです。






 もちろん、それらの元凶となっているのは、ネット界隈では当たり前になっている



PV至上主義



なんですが、「良い文章でも駄文でも関係ない、とりあえずクリックさせれば勝ち!」という風潮を、



プロだからこそ



変えていかないと、ネットビジネスはどんどん詐欺化してゆくのは必定だと言えるでしょう。




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 じゃあ、ヨシイエはそうした詐欺性とは関わらずに、クリーンにネットビジネスができているのか?と問われれば、正直よくわかりません。



 ネットでもリアルな店舗でも「コンテンツや商品を知ってもらわなくてはならない」ということは正義正論ですから、



 ネットのどこかに、自分や自社のコンテンツや商品の情報をばらまく



ことはせざるを得ないわけです。






 ここに、まず詐欺性がなく、クリーンな広報活動であることが求められますが、じゃあ、仮に



ツイッターで一回だけつぶやくのは善かつ正義







ツイッターでおなじ情報やら商品を複数回つぶやくのは詐欺的(いやらしい)




のかどうか、と問われれば、これはめっちゃ難しい問題だと思います。





 また、この記事のタイトルにしている「儲かる」という語句も、本来は儲かるかどうかなんてわからないから詐欺的で煽ってると言われれば、そうだとも思います。



 とすると、合法なことはともかく、情報商材などで見られる「よくわからないけど、倫理的にスレスレ」なことは、悪だとは断ずることができないわけで、そこがこの界隈にからむ人間として悩ましいところなんだと思います。






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 もし、ネットビジネスの倫理憲章みたいなものを作るとしたら、そこにはどんな項目が立てられるでしょう。

 できるだけ、詐欺性や悪意のある誤謬を排除するための憲章にしたいなあ、と希望的観測で述べるならば、ですが。




<ネットビジネスの3大倫理憲章> 



■ 利益には、再現性があること


■ コストには、正当性があること


■ 反復には、純粋性があること




ちょっと哲学的で、理想論に寄ってますが、僕はこのあたりをベースにしたいし、してほしいなあ、と思っています。


 少し解説をするなら、こういうことです。



1)

 ネットビジネスでは「誰にでもできる」とか「簡単にできる」とか、そういう言葉で人を煽りがちですが、実際には「ごく限られた人にしか不可能」である商売が多かったりします。


 そこを誠実に説明していないのは倫理違反ではないかと考えます。


 なので、利益を産む行為は、やはり再現性(ちゃんと成り立つこと)がベースにないと倫理的ではない、と考えるわけです。



2)

 今回の問題もそうですが、安いコストでライターを募集し、コンテンツを粗製濫造することは、倫理的に問題があると言えるでしょう。

 なので、専門性のあるコンテンツであれば、相当の対価を払って責務に耐えられるライターにかかせる必要があるでしょうし、逆にどうでもいいコンテンツだったとしても、嘘やいつわりをそこらへんの人材に書かせて「お遊びです」で逃げるのも倫理的ではないと考えるわけです。


 まあ、このあたりは常識的に考えるところの「ちゃんとやるし、ちゃんとお金もかける」という普遍的な話なんですが。



3)

 「こうすれば儲かるよ」と言いながら、実はそれに乗ってくるカモの数が増えることによって成立するネットサロン系ビジネスのあやしさは、実は「看板と中身がちょっとずれてきている」ことが問題でもあるし、「看板そのものだけでは、反復性に難がある」というところだと思います。


  なので、反復できる理論が、純粋にその商材やらコンテンツに付随しておらず、ズレていたり意図的な誤解をさせるようなしくみが存在しているのであれば、それは倫理的に「純粋ではない」ので問題があると言えるかもしれません。






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 これらの憲章に、もし付け加えられるような内容があったら、みんなで考えてみるのもよいと思います。



 ヨシイエは、個人的にはいくつかのネットがらみのビジネスをしていますが、今のところこの3憲章には違反していないと思います。


 私が考えた『絶対に儲かるビジネス』は、再現性があるので、誰にも言わないようにしているし(したら、真似されてしまう)、コストと利益もある程度きちんと設定しています。


 ただ、反復は純粋なのですが、「そういうサービスがあるんだ」ということを知っている人を増やすには、やっぱり広告めいたことが必要になる、というのは実感しています。


 看板だけ設置しておいて、誰かが見てくれるのをじっと待っている、のは高潔だけれども、それでは食べていけない、という事実も一方で現存します。




 渇しても盗泉の水は飲まず!



といいたいところですが、せめて泉を探しにゆく努力はしたいものだなあ、と思います。


















2016年11月18日金曜日

<吉家流儲かる起業塾14> ネット副業「稼げる・儲かる」は詐欺なの? ~逮捕事例で見るネットせどり詐欺~



 まいどおなじみ「絶対に儲かるビジネス」を実践中のヨシイエでございます。


 というわけで、久しぶりの「ココナラの売上を晒す」コーナー、今回はこんな感じ。






ドン!



 11月18日現在で、¥60196円なり。


 前回は5月末で4万3千円ぐらいでしたので、5ヶ月で1万7千円ぐらい・・・。月3000円かあ。

★前回はこちら
http://kotaro-yoshiie.blogspot.jp/2016/05/blog-post_30.html


 まあ、かなり停滞していると自覚していましたので、残念ですが仕方ありません。


 ただまあ、ちょっとCMしていただいたりした関係で、件数をちょっとこなしたのでこの後入金確定分がまだありますので、もうちょっと伸びてるかな。





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 さて、ネット上には「儲かる」「稼げる」なんて甘い言葉がたくさん並んでいますが、



逮捕




されましたね!甘い言葉でネットビジネスへ誘っていた輩が。




朝日新聞デジタルさんより 古本ネット転売「稼げる」とうその疑い 3人逮捕
http://www.asahi.com/articles/ASJCH3CJJJCHUNHB002.html


BLOGOSさんより 「せどり」発摘発!
http://blogos.com/article/198147/




 ”せどり”ということばは、本来は専門用語だったのに、ネットビジネスのおかげで有名になってしまいました。


 簡単に言えば、ブックオフで100円均一の中から本を選んでヤフオクで1000円で売る、みたいなことを「せどり」と言います。


 実は、ヨシイエがメシを食わせてもらっている業界でも「せどり」という言葉は使っていて、ある商品をAという工場(業者)にあるのをBという工場に持ってきて(売ってもらってきて)、Bの工場でトラックに積む、みたいなときも「商品をせどりしてくる」と言ったりします。

 どちらかといえば、こちらはマイナーな使い方ですね。競り取り、という意味なのかな?






 さて、この事件、犯人たちは「せどりが儲かりますよ」とバーコードリーダーなど薦めて買わせ6800万円もの収益を上げていたそうなので、


す、すっげー!


と思う一方、被害者たちが実際にせどり作業をして稼げたのは、月に


1000円


 ぐらいだというので、さらに


し、しょっぺー!!


と撃沈。



 ちなみに、「せどり」行為は、古物を扱うので、古物商免許がいるんだよ、というのはまた別のお話。




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 で、ブログやらネットやらに詳しい人とちょうどそんな話をしていて、結局こういうことなのだ、という結論に落ち着きました。



【結論】 ネットビジネスを煽る側は儲かる。しかし、煽られてネットビジネスをやるものは儲からない



これで決まりです!



 なんでも胴元が一番儲かる、というのと似ていて、



「こうやれば儲かりますよ」という話を売るのが一番儲かる



ということなんです。


 実際に何かをしたり、物品を販売して儲かるためには、その商品や行為に「価値と魅力」がないといけませんが、「こうやれば儲かるよという話」には、その話そのものに


欲望という魅力


があるので、みんなひっかかるのですね。





 ヨシイエも自分がやってる現行のビジネスを「こうやれば儲かりますよ」といえば、もう少し儲かるのかもしれませんが、


月3000円ぐらいしか儲からんもんを薦めるな!!!!!


 という声がありそうなので自粛しています。いや、そうじゃなくて、この技術は他者に教えるつもりはありませんので、あしからず。














2016年11月5日土曜日

もし、国語の教書に「PPAP」が載っていたら ~PPAPはなぜ面白いのか~

 世界的に大ヒットとなっているピコ太郎氏の「PPAP」ですが、世の評価としては


「どこが面白いのかよくわからない」


という感想も多いようです(^^;



 そもそも、お笑いとか、この手の「ナンセンスギャグ」に「どこが面白いのか」の講釈をつけるのは、それこそナンセンスで無意味だったり、笑いとはそういうものではないということになるのでしょうが、国語の教材としては、この「PPAP」はとても



面白い(興味深い、よくできている)



と思います。 というわけで、”もし中学校や高校の国語の授業でPPAPを取り上げたら?”というスタンスで、その面白さ(学術的な、教育的な意味での)を実践してみようと思います。


では、元高校国語教師による、「PPAP」の授業をお楽しみアレ。

※今回、教育的観点から「PPAP」の歌詞について全文引用しております。古坂大魔王氏の著作物ですので、引用お許しくださいませ。




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♪キーンコーンカーンコーン


「はい、では今日の授業は、新しい単元です。現代文、詩歌「PPAP ピコ太郎」のページを開いてください」

(一同、教科書を開く)

「じゃあ、最初に、まずは一度朗読してもらおうかな。山田君。朗読お願いします。ちょっと注意事項ですが、なるべく英語っぽい、外国人っぽい発音を意識して読んでください」

山田「はい。読みます。

PPAP

I have a pen.

I have an apple.

ah

apple-pen.


I have a pen.

I have  a pineapple.

ah

Pineapple-pen.


Apple-pen

Pineapple-pen

ah

Pen-pineapple-apple-pen (読了) 」


(一同クスクス笑い)


「はい、ありがとう。文章の意味を考える前に、まずは、この詩に用いられている技法を、見つけて発表してください。わかったら手を挙げて・・・はい!吉田さん」


吉田「繰り返しがあります。アイハブなんとか、がたくさん出てくるところとか」


「いいですね。OKです。まずは『繰り返し』を使ってますね。これ、別の言い方があったのを覚えていますか?以前にも詩歌の単元ではよく出てきましたが・・・はい!山本君」


山本「リフレイン!


「そうですね。リフレインです。リフレインや繰り返しを使うと、内容を強調したり、意味を強めたりできますが、今回のPPAPの場合はアイハブなんとかにあまり意味はなさそうです。では、どんな効果が得られるでしょう・・・前川さん」


前川「んーっと。あまり意味はないけど、リズムにはなっている気がします」


「いいでしょう。リフレインによって、ことばのリズムを生み出している。これも一つの効果ですね。はい、ではもう一つ! この詩で特徴的な、リズムや語調を整えている別の技法がありますが、それはなんですか?」


鈴木「を踏んでいると思います!」


「はい、鈴木君、いいですね。ことばの最後に同じ音や似た音を配置して韻を踏む、というのを漢文でもやりました。漢文の時には、これをなんと言うんだっけ?鈴木君」

鈴木「押韻(おういん)」


「よく覚えてますね。正解です。 ちなみに、このPPAPでは、どんな韻が登場しますか?はい・・・上山さん」


上山「・・・エン♪とかアン♪のところですか?」


「とっても発音がいいですね(笑)文末ではエンが、といってもペンしか出てこないので当然っちゃ当然なんですが、韻になってます。上山さんの言うとおり、アンのところもいいリズムになってますね」


「さて、今度は内容に入ります。この文章、言ってることはペンやらリンゴやらをくっつけているだけですが、全体としてはあまり意味はありません。じゃあ、こうした表現をすることはどんな意味があるのでしょう。太田君どう思いますか?」


太田「うーん。あんまり意味がない、ってところが面白かったり、逆にそこがいいんだと思いますが・・・」


「そういうジャンルが、なかったっけ?」


太田「あ!ナンセンスとかナンセンス文学!」


「はい、OK。ありましたね。ナンセンス、つまり意味をなさないところにユーモアを成立させるという技法やらジャンルがある、と現代評論のところで習ったと思います。ナンセンスは言葉遊びだけの場合もあるし、何かを風刺するときなどにも使われますね。ちなみに、この詩では、どこが一番ナンセンスですか?」


泉「そりゃ、ペンパイナーッポーアッポーペンでしょ!(一同爆笑)」


「お、学年一のお笑い王子、泉君さすがだね」


泉「アポーペンの時に既にあやしくなってるけど!」


「ですね。でもまあ、リンゴの形をしたペンがあるとしたらそれはアポーペンなので、そこまではまだ許せます。パイナッポーペンも同様です。でも、最後のやつは、どう頑張っても意味不明ですね!
ではもうちょっと突っ込んで尋ねてみましょう。ペンパイナッポーアッポーペンは、究極のところ、何が面白い?」

(全員少し考える)


泉「やっぱり、リズム・響きちゃいますかね?ペンパイナッポーアッポーペンという響きだけで笑えるっていうか」


「いい指摘ですね。もともと、Pの音には人を和ませる力みたいなのがあります。たとえば、”おならプー!”というだけで小学生は爆笑します」


(何人か声を上げて笑う)


「ほら、うちにもまだ小学生レベルのヤツがいるでしょ?(笑)”ぴゅー”とか”ぺろぺろ”とか、なんか聞くだけでちょっと可笑しいみたいな力が隠れてるんです。音声とか音の響きと感情の関係でいえば、『怪獣の名前はなぜガギグゲゴなのか』という黒川伊保子さんという人の本があるので、より深く知りたい人は、ぜひ読んでみてください」



「さて、ここからまた真面目な話に戻りますが、実はみなさんがこれまでにならった詩歌で、構造的には今回のPPAPとまったく同じ構造を持っている詩があるんです。知ってますか?」

(シーン)


「学校で習う、詩歌の単元で、一番強烈なやつといえば?(ニヤリ)」


(何人かが失笑する)


「はい、吉田さん。今笑ったのなんで?」


吉田「合ってるかわからないんですが。詩の授業の時は”オノマトペ”という言葉を聞くと絶対笑っちゃうみたいな・・・」


「出た!オノマトペ!」


(一同爆笑)


「オノマトペって何だっけ?だいたいみんな”オノマトペ”という言葉は覚えるんだけど、それが何なのかは忘れてしまうという謎の言葉ですね。・・・はい!鈴木君」


鈴木「擬音語?擬態語?なんかそんなのだったような気がします」


「OK、OK。擬声語という言葉もありますが、リアルな音とか様子を文字にしたものですね。ペタペタとか、ブーブーとか。はい、じゃあ、吉田さんがオノマトペを出してきたのはいい線いってるんですが、思い出しましょう。詩歌の単元で最強のやつ。上山さんどうぞ」


上山「中原中也でしたっけ。ゆあーんゆよーんのヤツ」



「はい(拍手)大正解。中原中也「サーカス」という詩を前にやりました。構造的には、PPAPとかなり近い、というかおんなじだということを今から証明しますね」


(板書する)


”幾時代かがありまして
茶色い戦争がありました

幾時代かがありまして
冬は疾風吹きました

幾時代かがありまして
今夜此処でのひと盛り
今夜此処でのひと盛り

サーカス小屋は高い梁
そこに一つのブランコだ
見えるともないブランコだ

頭倒さに手を垂れて
汚れ木綿の屋根のもと
ゆあーん ゆよーん ゆやゆよん”



「まだ続きますが、ここまでにします。繰り返しもある、韻も踏んでる、そして肝心のところ

”ゆあーん ゆよーん ゆやゆよん”



”アポーペン パイナッポーペン ペンパイナッポーアッポーペン”

とまったく同じ構造ですね。ゆあーん ゆよーん、まではまだ分かりやすいけど、最後は”ゆやゆよん”ですから強烈です。PPAPも最後に強烈なのをもってくるんです。だいたい中原中也の詩も、誰も戦争とかサーカスの話だとは覚えていませんよね?覚えているのは、ゆあーんゆよーんだけ、という(笑)」


「さて、では、この詩のタイトルPPAPはなぜ”PPAP"なのか、考えてみましょう」


(ちょっとざわつく)


泉「ペンパイナッポーアッポーペンの略だからPPAPなのじゃないですか?」


「そりゃ、誰でもわかるがな」


(爆笑)


「でも、泉はいいところに眼が言ってます。じゃあ、なぜタイトルがペンパイナッポーアッポーペンではダメなんでしょう」


泉「・・・あ!そうか!出オチになるんや!」


「はい。それです!・・・この詩の一番面白いところは最後の一文なので、そこは見せてはいけない、ってことが大事なんですね。そしてPPAPという伏字にしてることで、そこには何か意味があるはず」


泉「何かわからんから、なんやろ?って思いますね」


「いいねえ、さすがは泉君です。PPAPって何?と思いながら客っていうか読み手はその先へ行くわけです。すると、おもむろにペンやらアポーペンが出てきて、まだ何かよくわからず、また先へ行く・・・」


太田「クライマックスへ山を登っていく感じですか?」


「それもいい見立てですね。文章の構成で、一番山になるところ、なんていい方をしますがそれがクライマックスです。PPAPの場合は最後の一文へ行くまで期待値を最大限上げながら一気に落とす、みたいな笑いがありますね。じゃあ、そろそろ授業も終わりに近づきましたが、ここで問題。みなさんがもしタイトルをつけるとしたら、なんてつける?PPAPは使えないとして」


(考え込む)


「アップルでもペンでもないし、それぞれ一つの事象に囚われてもいけないし、ネタをばらしてもいけないし・・・」


山田「ポーペン、とかどうですか」


「うん、それ!私は意外と嫌いじゃない!タイトル”ポーペン”と聞いてどう思う?鈴木君」


鈴木「意味がわからん(笑)」


「わからない、っていうのはちょっと利点ですね。なんせオチを言ってはまずいのだから、ポーペンだったら「え?ポーペンって何?」からはじまって、ちょっとずつ答えがわかってゆく感じがあります。オチもばらしてないので使えそうですね」


泉「えー?、でもポーペンの場合は笑いが分散するっていうか、アポーペンのところでちょっとだけネタバレになっちゃうじゃないすか。やっぱり最後の最後まで引っ張りたいという意味ではPPAPの方が勝ちかなあと思います」


「するどい意見が出ました!まあ、このあたりは感性の問題になるので、ピコ太郎さんの場合は、最後の瞬間までネタを明かさない、という姿勢だったことが判明したということで、このあたりにしておきましょう。それでは、宿題です。リフレインと韻を使った詩をひとつ、次回までに書いてきて提出してください。ピコ太郎氏はこれで数千万円稼ぎましたので、みなさんも世界にヒットするようなネタをぜひ書いてみてくださいね。では本日はこれにておしまい」



キーンコーン♪



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とまあ、授業としてはちゃんと成立すると思います。英語科の先生には英語詩を作る、みたいな単元と絡めてもできるのではないかと。


 上記で解説したとおり、このPPAPは非常に教育的にも面白いです。誰か実際に授業でやってみてください(笑)


2016年11月3日木曜日

新型フリードで「ダウンサイジングターボ・1リッターターボ」エンジンが採用されなかった理由



 旧型フリード乗りの吉家孝太郎です。こんにちは。



 このブログでも再三、新型フリードちゃんについて取り上げてきましたが、その理由はもちろん



 新型フリードがほちい!



からに他なりません(笑)



 ところが、実は吉家の興味は、「新型だから欲しい」のではなく、



1リッターダウンサイジングターボエンジン



だったらすげええええ!



というのが根幹でありました(苦笑)




 想像してみてください!1リッターですよ!軽自動車に毛が生えたようなエンジンで、7人乗りを引っ張るという凄さ!その技術力に注目していたのです。



 ところが、新型フリードに1リッターターボエンジンは搭載しない



という結果に。トホホ。




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 で、ここからが本題。なぜ、新型フリードには、ダウンサイジングターボが搭載されなかったのでしょう。そこにはいろんな理由があったそうです。


 ちょびっとホンダの事情に詳しい人のお話だと、概略はこんな感じ。





【理由その1】 ダウンサイジングターボの先輩、ステップワゴンがコケた。

 2015年に登場した現行5代目ステップワゴンSTEPWGNは、2リッタークラスのエンジンを「1.5リッターダウンサイジングターボ」に置き換えたいわば


 フリードの先輩


に当たるはずだったのですが、これがいろんな意味でコケた(販売が低調)ので、戦略が変わったのだとか。


 個人的には、ヨシイエは現行ステップワゴン嫌いじゃないし、わくわくゲートも



バスの非常口みたい(うふふ)



で好きなのですが、 世間のうわさでは「フロントのデザインが嫌い」とか「奥様ウケしない」とか、逆に


「2Lじゃないから非力感が・・・」


みたいな話もあるようで。


 結局、ダウンサイジングターボなる技術は、 男にとっては、「えーそんなんで走るの?マジ?各上リッター車に負けないの?試したい!」になるのだけれど、奥様にとっては、


「なにそれ。わかんなーい」


ってことだったのかもしれません。








【理由その2】 多品種生産になってしまった新型フリード。これ以上バリエーションが増やせない。


 スパイクを廃して、最初期のように「フリード&フリード+」の展開になった新型フリードですが、なんと最近明らかになったのは


「7人乗りより、5人乗りの方が値段が高い」

 という驚愕の事実と

「7人乗りと5人乗りの、そもそもの構造が違う」

という仰天の事実でした。


5人乗りのほうは、イス代よりも高い値段をかけて車体後部の剛性を高めているので、「両モデルとも車体は共有」ではないのです。


 おまけに、「1.5リッターガソリン」と「ハイブリッド」と「4WD」設定を設けたので、バリエーションがそもそも多くなっています。


 となると、ここにさらに「1リッターダウンサイジングターボ」を追加するのは、


組み合わせが複雑になりすぎる


という結果になるわけで・・・。







【理由その3】 世間は「ハイブリッド」という言葉が好きだった。


 そして最後はこれしかないでしょう!


 ダウンサイジングターボというのは、その目的は「これまでの走りを低燃費で」ということでした。


「2Lのガソリンを消費するより、1.5リットルのほうが少ないじゃん。だから低燃費」

ということに加えて

「ターボにしたからパワーは落ちないよ」

というのがダウンサイジングターボの発想ですから、 ようは燃費が目的だったのです。




 ところが、世間のみなさんは燃費と言えばハイブリッド!だと思っていますから、わけのわからん「ダウンサイジングなんちゃら」という言葉より


「ハイブリッドに飛びつくぜ!」


ということになってしまったのです。


 なので、新型フリードもハイブリッド押しです(笑)





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 というさまざまな理由により、ダウンサイジングターボが出なかった新型フリードですが、ヨシイエ的には、


1リッターで7人を運ぶ


という荒業がいつか実現することを願っています(^^




 しかし、実はそれを実現していた恐ろしい車が存在していたことを、誰も知りません・・・。



1リッターで7人を運んだ、驚愕のマシン。それは・・・。





初代スバル・ドミンゴじゃあああああ!!!!!



おあとがよろしいようで。