2016年11月3日木曜日

新型フリードで「ダウンサイジングターボ・1リッターターボ」エンジンが採用されなかった理由



 旧型フリード乗りの吉家孝太郎です。こんにちは。



 このブログでも再三、新型フリードちゃんについて取り上げてきましたが、その理由はもちろん



 新型フリードがほちい!



からに他なりません(笑)



 ところが、実は吉家の興味は、「新型だから欲しい」のではなく、



1リッターダウンサイジングターボエンジン



だったらすげええええ!



というのが根幹でありました(苦笑)




 想像してみてください!1リッターですよ!軽自動車に毛が生えたようなエンジンで、7人乗りを引っ張るという凄さ!その技術力に注目していたのです。



 ところが、新型フリードに1リッターターボエンジンは搭載しない



という結果に。トホホ。




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 で、ここからが本題。なぜ、新型フリードには、ダウンサイジングターボが搭載されなかったのでしょう。そこにはいろんな理由があったそうです。


 ちょびっとホンダの事情に詳しい人のお話だと、概略はこんな感じ。





【理由その1】 ダウンサイジングターボの先輩、ステップワゴンがコケた。

 2015年に登場した現行5代目ステップワゴンSTEPWGNは、2リッタークラスのエンジンを「1.5リッターダウンサイジングターボ」に置き換えたいわば


 フリードの先輩


に当たるはずだったのですが、これがいろんな意味でコケた(販売が低調)ので、戦略が変わったのだとか。


 個人的には、ヨシイエは現行ステップワゴン嫌いじゃないし、わくわくゲートも



バスの非常口みたい(うふふ)



で好きなのですが、 世間のうわさでは「フロントのデザインが嫌い」とか「奥様ウケしない」とか、逆に


「2Lじゃないから非力感が・・・」


みたいな話もあるようで。


 結局、ダウンサイジングターボなる技術は、 男にとっては、「えーそんなんで走るの?マジ?各上リッター車に負けないの?試したい!」になるのだけれど、奥様にとっては、


「なにそれ。わかんなーい」


ってことだったのかもしれません。








【理由その2】 多品種生産になってしまった新型フリード。これ以上バリエーションが増やせない。


 スパイクを廃して、最初期のように「フリード&フリード+」の展開になった新型フリードですが、なんと最近明らかになったのは


「7人乗りより、5人乗りの方が値段が高い」

 という驚愕の事実と

「7人乗りと5人乗りの、そもそもの構造が違う」

という仰天の事実でした。


5人乗りのほうは、イス代よりも高い値段をかけて車体後部の剛性を高めているので、「両モデルとも車体は共有」ではないのです。


 おまけに、「1.5リッターガソリン」と「ハイブリッド」と「4WD」設定を設けたので、バリエーションがそもそも多くなっています。


 となると、ここにさらに「1リッターダウンサイジングターボ」を追加するのは、


組み合わせが複雑になりすぎる


という結果になるわけで・・・。







【理由その3】 世間は「ハイブリッド」という言葉が好きだった。


 そして最後はこれしかないでしょう!


 ダウンサイジングターボというのは、その目的は「これまでの走りを低燃費で」ということでした。


「2Lのガソリンを消費するより、1.5リットルのほうが少ないじゃん。だから低燃費」

ということに加えて

「ターボにしたからパワーは落ちないよ」

というのがダウンサイジングターボの発想ですから、 ようは燃費が目的だったのです。




 ところが、世間のみなさんは燃費と言えばハイブリッド!だと思っていますから、わけのわからん「ダウンサイジングなんちゃら」という言葉より


「ハイブリッドに飛びつくぜ!」


ということになってしまったのです。


 なので、新型フリードもハイブリッド押しです(笑)





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 というさまざまな理由により、ダウンサイジングターボが出なかった新型フリードですが、ヨシイエ的には、


1リッターで7人を運ぶ


という荒業がいつか実現することを願っています(^^




 しかし、実はそれを実現していた恐ろしい車が存在していたことを、誰も知りません・・・。



1リッターで7人を運んだ、驚愕のマシン。それは・・・。





初代スバル・ドミンゴじゃあああああ!!!!!



おあとがよろしいようで。





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