2016年6月4日土曜日

【営業刑事】  「営業刑事は取りっぱぐれない」 全ての離婚男がガクブル?! 裁判所があなたの口座を特定する!!

 ひさしぶりの営業刑事ネタですが、営業刑事が何かわからない方は、


 『営業刑事は眠らない』 アップルストア電子書籍 (無料)
 https://itunes.apple.com/jp/app/id570139408?mt=8


をご参考に! ワタクシ吉家孝太郎が書いた、短い小説です。



 そんな営業刑事こと、ヨシイエ孝太郎もビックリのニュースが飛び込んできました。



 

横行する養育費不払い、債務者口座を裁判所特定

 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160603-00050158-yom-soci





 ニュースは読売さんですが、主に

「離婚した元夫が、養育費を振り込んでくれないので差し押さえたい」

という状況を想定して書かれています。


 というのも、離婚をした後、慰謝料やら子供の養育費を払わずにトンズラこく男が世間にはいっぱいいるわけですが、実はこれまでそうした相手の銀行口座を差し押さえるには


「女性の側が、元夫の銀行口座などを探し出して、その支店まで突き止めないと手続きすらできなかった」


というわけなのです。


 ところが、それが今後は大きく変わるというわけです。ではどうなるのか?


  今後は



「なんと!裁判所が、金融機関に照会をかけて、相手の口座情報を教えろ!と圧力をかけて回答させてくれる」


というのです。これはすごい!!!



 記事では、離婚した元夫にばかり注目が行っていますが、これが実用化されると債権回収の上でも動きが格段に違ってきます。


 つまり、「お金を払ってくれない取引先の口座を全部調べる」


ということができるようになるのです!!!!


 いや、厳密に言えば、その調べる作業を国家権力がやってくれるぞ!ということなのです。



==========



 実はこれまで、営業刑事は自力で相手の銀行口座を特定し、そこから貯金を差し押さえたりしてきました。



 しかし、この作業を裁判所がやってくれるのであれば、回収率は格段に上がります。


 相手だって、銀行を使った決済をしなくてはいけない(自動引き落としとか)ので、銀行からお金を下ろして手持ち現金だけで生活するわけにはいきません。


 しかし、裁判所に口座を明らかにされてしまうのであれば、逃げられる範囲が極端に狭まってしまうのです。



 というわけで、もし裁判所が銀行口座探しをやってくれるようになれば、まっさきにその制度を使って



「追い込み」



かけてみたいですね。ね?山さん。






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