この金銭的に世知辛い世の中、なんとか副業で収入の足しにしたい!と思っておられる紳士淑女のみなさんに人気だというクラウドソーシングのサイト
クラウドワークス!
http://crowdworks.jp/
それに、当ブログでもおなじみの絶対に儲かるビジネスをやってやるぜスペシャルな
ココナラ!
http://coconala.com/home
のふたつのシステムを徹底比較しようという今回の試み。
実は、両者とも、「ネットでお仕事して、主に電子納品とかして、おこづかいを稼げるんだよね」的ニュアンスで語られることが多いのですが、ヨシイエ的には、
あえて言おう!両者は似て非なるものである!!
と宣言しておきます。
たしかに実際にやる作業は似ているんです。
たとえば、「何がしかの記事を書いて、報酬をもらう」とか、「何がしかの作品を提出して、手数料を引かれながらも現金にする」とか、そういう意味では、利用者が行う動作はめちゃくちゃ似ているのです。
ところが、クラウドワークスやランサーズに対して、ココナラは全くベクトルが違う、というところを押さえておく必要があります。
そうしないと、儲かるものも儲からない!ということが起こってくるのです。
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では解説。
クラウドワークスなどのクラウドソーシングシステムは、
【A】 「こういう仕事をして欲しい!」という依頼者が、「こういう金額でやってほしい!」ということを公募するものである。
ということをまず押さえておきましょう。
それに対してココナラは、
【B】 「こういう仕事が出来ますよ!」という提案者が、「この金額でどうですか?」ということを公示するものである。
というスタイルを取ります。(ただし、ココナラの場合はスタートは500円から)
簡単に言えば、クラウドワークスは「お仕事をもらうためのシステム」であり、ココナラは「お仕事を作るためのシステム」だというわけです。
ということは、結果として何が起こるのか?!
普段生き馬の目を抜くようなフツーのビジネスの世界で生きているヨシイエからすれば、そんなこたあすぐに予想がつきます。
よろしいですか?
「お仕事をもらおう」とすると、売り手市場ですから、仕事の単価は、値下げ圧力がかかります。
「はーい!ここにこんな仕事ありますよー!やりたい人~!手を挙げて!」
と言われて10人くらい手を挙げたら、最終的に仕事がもらえるのは
「仕事の内容が高く、単価が安い人」
になるのは当たり前の話ですね。
だから、クラウドワークス利用者の大半の感想は、
「なしてあんなに価格が安いんや!」
とか
「搾取されている!中抜きされてる!」
とか、そういうネガティブなものになるわけです。だってそうでしょ?クラウドワークスで仕事をする人たちは、単価を叩かれるシステムなのですから。
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ところが、ココナラは、
「わたしにはこんなことができますよ!」
というコンセプトですから、最初こそ500円から仕事を始めなくてはいけないものの、ちょっと実績さえ出せば、「こっちの言い値で仕事が受けられる」という方向性になります。
今では、ココナラの単価は最大5万円まで引き上げられていますから、なかなかのものです。
ただし、ひとつポイントがあって、その「こんなことができますよ」という提案が他の人とかぶってしまうと、クラウドワークスと同様に単価合戦のワナに陥ります。
例を挙げれば、「イラスト描きます」なんかだと、すでに数百人単位のライバルがうごめいていますから、こっちの言い値もクソもなくなってしまうことは当然の理屈なわけで。
しかし、この提案できる仕事内容が、「他にはない、変わったもの」だとすればどうでしょう。ライバルが少ない内容だったら、一気にあなたの提案が、魅力を生み出すことになるわけで。
そして、ここからがツボですが、その価格は、「あなたに決定権がある」ということになるのです。
たとえば、「宝塚歌劇出身者がほにゃららをアドバイスします」とか、「なんとかに載った飲食店の経営者が、カフェ指南します」とか、そういう独自性や希少性が、価格に反映させられるのが、ココナラの良い点、ということになるでしょう。
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ここに、資本主義社会におけるひとつの真理がズバッと現れましたね!
「同じことを行えるヤツが多いほど、単価は下がり搾取される。儲けるためには、誰にも真似できない人材となることだ!」
という重要な指摘です。
めざせ、オンリーワン!
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