みなさんこんにちは。
ある時は不動産についてあれこれ言い、またある時は政治について、またある時は経済についてあれこれ言ったり、考えを巡らせている謎のブロガー吉家孝太郎です。
さて、今日はいつものごとくまたへんてこりんな理論を思いついたので、みなさんがあっと驚く自動車購入の理論についてお話しようと思います。
題して、
「目からウロコのマイカー選び!超クルマ標準理論で選ぶ、本当にお得なクルマの選び方!」
スペシャルをお届けしようと思います。
なんと、自動車評論家も、経済学者も、そしてファイナンシャルプランナーのみなさんも誰もこんな話を言ったことがない!という
全く新しい自動車経済理論
の登場です!
ハイブリッドも、ダウンサイジングターボも、電気自動車も吹き飛ぶような、本当にお得なクルマってなんだ?
ということをクルマ選びの「超標準理論」を元に解き明かします!
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さて、ではいよいよ本題に入りますが、まずは読者のみなさんをビビらすために、最初の一発をかましておきましょう。
結論から先に言います。
クルマを買うということは、マンションや一戸建てを買うのと全く同じだ!
という衝撃の事実をまずは覚えておいてください。
みなさんが、おうちを購入なさる場合、概ね2000万円から4000万円くらいのマンションとか、一戸建てを買われて、35年ローンでひいひい言わされることと思いますが、
クルマを買うと庶民からプチセレ、セレブまで、やっぱり2000万から4000万円支払うことになるのです。
これが、今回一番の目からウロコポイントです!
「なんで?うちは200万程度の普通のクルマしか買ってないし、ベンツとかBMWとか高嶺の花ですよ?」
とか、
「うちだって、軽自動車で頑張ってるよ」
とか言う方は、たくさんいるでしょう。
そういう方でも、「クルマ超標準理論」を読めば、すぐに納得するのです。
「ああ!確かにマイホームを買うのと、マイカーを買うのは同じだ!!!」
と。
(そりゃ、クルマが売れなくなるよね、とトヨタさんには申し訳ないけど、納得です。)
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さあ、ではクルマ超標準理論とはいかなるものか、その数式を「実に面白い」講義でお伝えすることにしましょう。
ふだん、みなさんは車選びをする際に、
「ハイブリッドだと燃費が良いよね」とか「ワンボックスかSUVかどんな形がいいかな」とか、「税金が安いクルマはどれかな」とか、たくさんの要素でものごとを考えると思います。
それらの視点は、もちろんすべて正しい見方です。
しかし、燃費とかハイブリッドとか軽油のほうが安いからクリーンディーゼルとか言う前に、肝心なことが最終的に抜け落ちていることにまず気付きましょう。
そう!最終的に重要なことは、
「で、結局最終的に、いくら支払ったのか」
ということです。
よく賃貸とマンション購入の場合に、どっちが得かを比較する記事なんかが載っていますが、それは
「生涯に結局どれだけ支払ったのか」
を比較して、検討することと思います。そうなのです、クルマもおんなじで、
「そのクルマに乗った年数に対して、どんだけ総額を支払ったのか」
が最終結論なのです。
ということは、燃費がいいとか、10万キロ乗ったとか、そういうことではなく、
A 「100万円のクルマに、3年乗りました」
とか
B 「300万円のクルマに、30年乗りました」
とか、まずはそこが重要になるのです。 なので、たとえば、Aの場合なら、残りの27年はどうしたの?いくらのクルマに何年乗ったの?ということを加算して、合計どちらも
30年間でいくら支払ったか
で比較することが可能になる、というわけなのです。
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というわけで、まずは、クルマ超標準理論の最初の数式、「車本体の公式」から講義することにします。
クルマ本体の公式とは、上に挙げた例そのものです。
クルマ本体の公式=「いくらのクルマに何年乗ったか」
という単純明快なものです。
ちなみに、庶貧民であるヨシイエは、比較的大事にクルマに乗っており、(何台か所有経験はあるものの)今の車は、
総額150万円で購入した車に15年乗って
います。
クルマ本体の公式を応用すれば、150万円払って15年活用したので、年あたり10万円の費用が、発生していることになります。
これを ①クルマ本体の数式=10万円/年 としてまずはメモしておきましょう。
総額150万円のクルマなので、車両本体は120万円といったところでしょうか。いわゆる普通のクルマで、15年乗っていれば、まあ大事に乗っているほうだと思いますし、まあこれまた普通の範疇に入ると思うので、これをいったん基準にしておきます。
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では次に、他の車を購入している場合を検討してみましょう。
例) 総額200万円のクルマに15年乗ったとしたら、200÷15=13万円/年
例) 総額250万円のクルマに15年乗ったとしたら、250÷15=17万円/年
例) 200万円のクルマが10年だったら、20万円/年
例) 250万円のクルマが10年だったら、25万円/年
こんな風に、車本体の数式は、けっこう簡単にはじき出せるのですが、私の150万円の車が10万円/年だったことを皮切りに、基本的にはどんどん値段は高くなる傾向にあります。
10万円/年を下回る場合というのは、
例) 80万円のクルマを10年乗ったら、8万円/年
とか、かなり激安中古車をしぶとく乗りまわす、という状態になることがわかりますでしょうか?
車両本体の数式を本気で切り詰めようとなると、実は以下のようになります。
例) 50万円のクルマを10年乗ったら、5万円/年
しかし、これでは、おそらく10年持ちこたえません。総額50万円ですから、車両本体価格はおそらく20万とか30万のボロ車です。
そうすると、実際に起きるのは、
例)50万円のクルマを、頑張って5年乗った あれ?10万円/年に戻ってしまったぞ
ということです。これが現実なのです。
なので、クルマ本体の公式は、いくら頑張っても 10万円/年 を下回ることは厳しいのです。
こういうことがあるので、この理論を「標準理論」と呼べるわけです。
標準的なクルマの経費を考えると、まず、クルマ本体にかかる経費は、年間10万円である、と標準モデルを設定して、そこからグレードが上がるごとに経費が上がってゆく、というさらなるモデルをっ設定できそうですね。
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では次に、本体以外の経費を見てゆきましょう。
② 車検の数式=かぎりなく10万円/年に近づく。
車検は、普通車だと最初3年目からで、その後は2年ごとです。最初のうちはあまり修理に費用がかかりませんが、年数が経つとブレーキパッドも減るし、各オイルやベルトも変えるし費用が張ってきます。
それらをなべて考えると、ざっくり一回の車検で20万円かかると予算をみておくことは、まあ妥当です。
すると、総乗り年数が5年だと、2回の車検を経験するので40万円支払います。これだと5年で割ると8万円/年です。
総乗り年数を7年にすると、計算してもらうとわかりますが、8.6万円/年、9年にすると8.8万円/年なので、
最終的には10万円/年にどんどん近づきます。
ということで、②番目の車検の数式は、10万円/年です。
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③ 税金の数式=標準4万円程度/年
三番目は、自動車税です。普通車なら3万数千円台から少しずつ大きさによって増えてゆきます。これも、標準4万円見ていればいけるでしょう。
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④ 任意保険の数式 = 5万円程度/年
これも等級などいろいろありますが、ネット保険などで節約しまくらなければ概ね5万円程度からが標準としてみることができると思います。
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⑤ 燃料代の数式 =(月5000円なら)×12で6万円/年
この燃料代については、人によって多少異なりますので、自分にあてはまる金額を入れてみてください。
私の場合は月5000円程度で、燃料代がリッター10キロ走る車で年間5000キロ走ることになります。
燃費がリッター12キロなら年間7500キロぐらいです。
ただし、ここでは総支払い金額が重要ですから、「いくら結局払ったか」を考えるようにしましょう。
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⑥ その他消耗品やら、オイル交換やらいろいろの数式=1万円程度。
これも雑費をみておきます。いろいろグッズを買う人は、もう少し加算してもいいでしょう。
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これらを合計すると、
あなたの年間クルマ維持経費
が算出できます。
これを、
クルマ超標準理論の数式=①+②+③+④+⑤+⑥
とします。
すると、わたしの場合、150万のクルマに15年も乗りやがった貧しいマイカー生活での年間支出は、
総合計して、10+10+4+5+6+1=36万円
ということになるのです。
これをここから切り詰めるのは、並たいていのことではありません。
たとえば、単純に燃費がいいくるまだったとして、リッター15キロ走るんだったら、燃料代が年4万円に抑えられますが、それで合計34万円です。
さらに、保険もみなおして1万円引きのネット保険にしても33万円。
ん?あとはどうにも絞れそうにないぞ、ということなのです。
そうです!つまり、クルマ本体の10万円/年をはぶくと、残りの26万円/年の部分は、削りようがないし、頑張っても23万円/年くらいはどうしてもかかってくるというわけです。
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はい。ではここから結論です。
私の場合、年36万円の経費をクルマにかけています。20歳から40年間クルマに乗るとして、60歳時点で、
36×40=1440万円
70歳まで乗るなら、
36×50=1800万円
なんと、中古の家が買えてしまうのです!!!
だから、クルマを買うことは、マイホームを買うことと全く同じ、というわけです。
次の記事では、もう少しリアルな事実をお伝えしましょう!
さらにみなさんは恐怖におののくことになると思います。
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