いやはや、今日のこのニュースについての盛り上がりはすごいですね。
ニュースというのはこれ。
担任、息子の入学式へ・・・県立高校教諭勤務先を欠席、教育長が異例の注意
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140411-00010005-saitama-l11
簡単に言えば、「担任を受け持った先生が自分のこどもの入学式へ出るために休んだ」ということです。
ニュース上は、「これはあんまりよくないので是正しなさい」と教育長が注意をした、というくくりになっていますが、厳密には
年次有給届けを出して、それを校長が受理したのであれば、なんの問題もないので、むしろ、その校長を指導しろ!
ということになると個人的には思います。
校長は「職務命令」をかける権限があります。なので、「入学式には何を差し置いても出てください」と命令することは可能です。
それをしなかったのだから、悪いのは校長です。一刻も早く更迭するべきです!なーんて。
↑というのは教育長サイドに立ったお話。
さて、このことに関して世論は真っ二つに割れています。
「自分のこどものことを大切にして、権利を行使するのはかまわない」
という意見と
「自分の職務を置いておいて、自己の都合を優先するのはどうか」
という意見です。
個人的には、とてもいい教材ですので、ぜひ「話し合いで解決して」ほしいものです(笑)
注)当ブログでこないだやりましたね。
【新社会人に贈る10の金言 その1】話し合いで物事は解決しない
http://kotaro-yoshiie.blogspot.jp/2014/03/blog-post_28.html
ヨシイエ的には、最後は「フォース」で解決しなくてはなりませんから(笑)、
「職務命令をかけて、入学式・卒業式には出なさい」という圧力をかける
VS
「個人の権利は、尊重されるべきである」という人権圧力をかける
の一騎打ちですから、これは見ものです。
人権と職務命令の対決ですから、さあどちらが強いでしょうか!!!!
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そこでヨシイエから提案があります。ぜひこのことを「人権学習」として埼玉県のすべての学校で話し合いをしてみたらいいと思います。
「人権とは何か」「個人の権利は全体の利益の前に我慢するべきか」「有給休暇とは何のためにあるのか」など、学ぶべきことはたくさんあります。
このネタ、実はすごく壮大なテーマなので、埼玉版マイケル・サイタマの「白熱教室」「これからの教育の話をしよう!」としてガッツリやってみてほしいですね!
と思ったら、すでに埼玉県では「白熱教室」に熱を入れているそうです(笑)
白熱教室 埼玉県立本庄高校
http://www.honjo-h.spec.ed.jp/?page_id=257
埼玉県の先進的な「高校生白熱教室」の試み
http://astand.asahi.com/magazine/wrpolitics/2013080600008.html
だったら、一刻も早く生徒に議論させたらいいじゃん!!!
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