いつもは、不動産の話とか、もうちょっと社会的な話をしているのですが、今日は、全然雰囲気が変わって
『つわり』
の話をしようと思います。
なんでまたそんな話をしているのかというと、ちょうど今うちの奥さんが妊娠中で、「やたら、つわりがひどい」ので、そこに着目したわけで。
どんなことでも、興味を持って考えてしまうのがヨシイエの悪いくせです(^^;;
どうして、奥さんがずっと吐きまくっているのか、「逆流性胃炎みたいになってるわー」と苦しんでいるので、その謎を解明しようと思ったのです。
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そしたら、なんと!!全く新しい、ものすごい学説が誕生してしまいました!!!
ヨシイエ流、超絶「つわり」の真実大発見?な仮設を、今日はじっくりと書いてみたいと思います。
そもそも、つわりというのは「妊娠初期に吐き気や嘔吐が起きる」現象です。そして、面白いことにそのメカニズムが解明されていないそうです。
ウィキペディアより つわり
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%A4%E3%82%8F%E3%82%8A
医学の学説としては、ホルモンが関係しているとか、体質が変わるからとか、あるいは子宮等のスペースをつくろうとして胃が上がってくるなどの説があるようですが、私はもっと興味深いことに気付いてしまいました。
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その謎を解くヒントは、「京都市立動物園」のペンギンさんにありました。
昨日、動物園でペンギンを飼育なさっているドキュメンタリーをやっていたのですが、ペンギンという生き物は、卵を産んで、それを暖めて”ひな”が卵から出てきて、そのひなにお母さんペンギンが、自分の食べたものを胃から吐き戻して与えることで、ひなが成長するのだそうです。
そのため、卵からかえったばかりのひなは、お母さん自身がごはんをしっかり食べないと自分にも回ってこないし、お母さんがしっかり「吐き戻し」をしないと体重が増えないのだそうで。
あれ?吐き戻す・・・?
胃で一度仮消化されたものを、ひなに与える・・・?
も、もしや!(笑)
というわけです。
ヨシイエが考えたのは、「つわり」というのは、卵から返ったひなどりにエサをお母さんが与える行為なのではないか、という仮説です。
しかし、大半の人は、「妊娠初期とひなどりは全然関係ないやん!」と突っ込まれることでしょう。
そもそも、おかあさんが吐いても、それは全く赤ちゃんには食べさせられないじゃん、と。
いやいやいや、違うのです。ヨシイエの仮説は、そこから一歩踏み込んだことを考えているわけです。
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そもそも、赤ちゃんの姿は、成長するにつれそれまでの進化の過程を真似したような形態になっていることは、よく知られています。
ウィキペディアより 反復説
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%8D%E5%BE%A9%E8%AA%AC
簡単にいえば、赤ちゃんが受精卵から成長する間に、魚類っぽかったり、両生類っぽかったり、進化の歴史に似た形になりながらヒトへと形が変わっていくというお話です。
ヨシイエの仮説は、ちょっとそれに似ていて、人間の母体も、妊娠初期において「鳥類だった頃の動きを再現している」とするものです。
そう!なぜつわりは起きるのか。それは、「人間が進化する前に、鳥さんだったころの動きをなぞっている」という説です。
もう一度、妊娠のメカニズムを考えてみましょう。受精卵は卵巣から「排卵」されます。実はこの時点でおかあさんは「産卵」を終えています。
ふつうの動物の場合は、産卵は体内から体外へと卵を出す行為を指しますが、人間の場合は、卵巣から排出された「たまご」は、まだ体内である「子宮」へと向かいます。しかし、排卵そのものは、卵巣という機関から外に出て、体から切り離され、ただ体内をさまよっている状況なわけです。
鳥さんの場合、「産卵」すると、体温を上げて「卵を孵化させよう」と抱卵に入ります。
そして、人間の場合も、排卵から「体温を上げて」ゆくのです。受精がうまくいって、赤ちゃんが育ちはじめるとこの「高体温」が続きます。
つまり、人間は鳥さんの頃のように「抱卵できるように、卵を孵化させるように」体温を上げていくわけです。
ただし、鳥さんは卵を外に出していますが、人間は卵をまだ体内に持っています。しかし、鳥さんの記憶が体にプログラムされているので、卵が成長し、ひなどりになって卵から出てくる段階を見据えて
エサを吐き戻す作業に入る
というわけです。どうですか?!この仮説!これが「つわり」なんです。
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ところが、人間の場合、エサを吐き戻す必要はまったくありません。そこで、このあと、胎盤が作られ始めると、今まで「鳥だった頃のプログラム」が動いていたのが、
「あ、あたしトリじゃなくて、哺乳類だったわ」
と新プログラムが動き始めて更新されるわけです。ここで「つわり」が止まります。
おもしろいことに胎盤は胎児側に形成される臓器で、お母さんと退治は直接血液が交じり合うことがまったくありません。
ということは、赤ちゃんは母体から見ると、胎盤を通してつながっているようではあっても
「完全に外」
にいるということになるのです。
(言い方はアレですが、赤ちゃんという異生命体が、お母さんに外から取り付いてチュウチュウ栄養を吸い取っているということです。エイリアンみたいなもんです)
だから、チュウチュウされはじめる前までは、母体からみると「卵を外部に放出した」という意味では鳥さんの時代と同じ、ということになりそうです。
そこから「哺乳類」プログラムのスイッチが入るのは、やっぱり赤ちゃんが子宮に取り付いて組織を形成するあたりから、ということになるのでしょうか?
(私は専門家ではないので、このへんは概略で書いています)
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