いよいよ、東芝さんのパソコン生産全面撤退のニュースが入ってきました。
ヤフーニュースより 東芝、パソコン生産撤退へ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160216-00000077-san-bus_all
まあ、昨今の東芝の状況を考えればやむなし、というところでしょうが、私もかつてユーザーであったノートPCの雄である
ダイナブック
のひとつの終焉かと思うと、感慨深いものがあります。
厳密には、東芝ブランドのPCがなくなるわけではありませんが、生産は富士通&VAIOの工場に委託するということで、すでに国内PCの生産は
「肩を寄せ合って小さくなりながら作る」状況
に陥っているのが実態です。
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パソコンの時代は終わった。
そう感じずにいられないのは、ここ十数年のメーカーの動きを思い出せば一目瞭然です。
■ 復活前の元祖VAIO終了
■ IBMの撤退と中国Lenovoへ
■ HPもパソコン撤退
■ 日立やシャープも早々に撤退
■ その他諸々
逐一数え挙げれば切がありませんが、高度情報化社会の中で、最も複雑で先進的な商品というイメージのあったパソコンは、すでに
アメリカの手も、日本の手も離れてしまった
わけで。
ぶっちゃけ、それを小さくしたスマホやタブレットなども、中国や韓国の手に渡って久しくなっています。
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わたくしヨシイエなんかは、Windows95世代ですので、パソコン時代の終焉はとてもさみしいものがありますが、だいたい今の若者は
タッチタイピングができない
そうじゃあーりませんか。そんなので仕事になるのかね、まったく。と思うところ。
その代わりオヂサンたちは、フリック入力ができませんが、何か?
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しかし、真面目な話をすれば、白物家電や薄型TV・ブルーレイなどの映像機器をはじめ、パソコンまでが日本の手を離れるということは、
あとは何を生産したら、技術立国として世界を牽引できるのか
という大問題が起きていることになるわけで。
これはアメリカでも一緒で、かろうじてiphoneという先端商品を作っていますが、すでに技術的には中華アンドロイドに追いつかれているわけで、これも残りわずかの先行リーチしかありません。
ましてやiphoneだけで一国が食っていけるわけでもなく。
(そういう意味では韓国っておもしろいですね。SUMSUNGだけで国家の半分くらいが食わしてもらっているという特殊な財閥事情)
ああ、アメリカにしても日本にしても、これからは凋落の一途をたどるんだろうなあ、と思えば気が重いですね。
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