2015年8月26日水曜日
【PC関係メモ】 古いパソコン・PCの活用法 ~古くなったパソコンを再利用するアイデア12選~
ムーアの法則でしたっけ?
ざっくり言って、コンピュータの性能は1年半で倍になる、とかいうパソコン超進化論を唱えたお話は。
まあ、その進化速度が維持されているかどうかはともかく、おかげでぼくたちわたしたちのおうちには、古くなったパソコン・コンピュータがごろごろしている、という状況に!
(ぶっちゃけ、パソコンだけならまだしも、うちなんかガラケーの山とかスマホの山とかもあるからね)
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というわけで、おうちに眠っている古くなったコンピュータ・パソコンの活用法をいろいろ考えまくってまとめてみました。(あるいはネットからも探したよ)
なんと12パターンもあります。みなさんのヒントになれば!
《 初級編 専用マシン構想 》
このパターンでは、「なんでもできるパソコン」を、あえて機能を絞って使うことで生き延びさせてみよう、というアイデアが満載です。
1) CD・音楽プレーヤとして。 ~現代のジュークボックス~
CDドライブだけを利用して音楽を鳴らすのは、さすがに普通のCDプレーヤのほうが使い勝手や音質が上なのであまり意味がないかも。
しかし、少し工夫すると有意義な使い方に!たとえば、HDDに好きな音楽をたくさん詰め込んで、朝から晩までかけたり、お店やラウンジなどのBGM専用機にしたりすると有線放送と契約しなくてもいいじゃん、ということに。
2)DVD・動画プレーヤとして。 15~インチサイズのポータブル映画館
7インチクラスののポータブルDVDプレーヤは、今や数千円で買えてしまいますが、ノートPCの13インチとか15インチクラスの画面になるとやっぱり迫力が違います。
軽量LINUX+動画プレーヤだけ、みたいな構成にすれば、軽やかに映画や動画を楽しめることでしょう。
子供部屋や寝室に置いておけば、大人でも子供でも活用できそうですね。
3)ブラウザ専用マシンとして
重要なファイルが入っているパソコンを、子供に触られてウイルスでもぶちこまれたら大変です。
いざとなったらどうとでもできる「ブラウザ専用マシン」を作ってしまうのもよろしいかと。
WindowsXPが動いていたクラスのマシンなら、軽量LINUX+chromeもしくはFireFox専用機にするのは簡単です。
あるいは、ライブCDブート機能と組み合わせると、毎回要らん情報が保存されないクリーンなブラウザが維持されます。まさにチャイルド向け。
4)専用ソフトと組み合わせて
私は動画編集をやるので、いっそのこと他のソフトを全部削って動画編集専用機を作ってしまおうと思っています。
そのむかしエディロールさんがビデオ編集専用パソコンを作っていましたが、なんとBeOSが陰で動いていたという衝撃のマシンでした。
あれを作りたいよ!
・・・別に動画だけでなく、あえてのワープロ専用機にしてもいいし、汎用的に使っていたからこそ不安定だったソフトが、専用使いにするだけでとたんに安定して動くので不思議なものです。
5)いっそゲーム機に
まあ、書きたくなかったけどこれもありですね。エミュレータとROMデータぶちこんで、ファミコン祭りしたり、逆にひとつのソフトに絞ってコックピットや運転席を再現してしまったり。
ベニヤ板と角材買って来て筐体を作り、なんとかでGO!の実車風を作るとか、夢はつきませんね。でかいモニタを買ってこないといけないので、いらぬ出費ですが(笑)
6)テレビ電話専用機に
おじいちゃんおばあちゃんと離れた孫がいる家庭で、いつでもSkypeやらテレビ電話できるように専用マシンを作るのもいいかもしれません。
しかし、よくNTTのCMとかでジジババと孫が笑顔でしゃべくり倒している映像が出てくるが、あんなのたまーにしかしないぞ、普通。
それよりも、webカメラでもつけて「介護・看護・子守」用の遠隔監視システムを作ったほうがよっぽど役にたつような気が。
《 中級編 あれこれサーバ・ルータ構想 》
コンピュータに詳しい人なら、サーバとしての再利用法がちらりと頭に浮かぶはず。でも企業とかお店とかじゃないかぎり、家庭内にまずサーバなんていらんのだけれど(トホホ)
7)ファイルサーバに
いろんなところからアクセスしてくるためのファイル置き場としての利用法ですが、企業や仕事場ならともかく家庭内で使うことはあまりなさそう・・・。
応用バージョンとしては、テレビチューナと連動させてテレビ番組保存機として使うのはいいかな。
ただし、現行のブルーレイレコーダの標準的HDDが500Gとかなので、古いPCだとHDDが100Gとかそれ以下なので、番組保存数はあまり期待できないです。
外付けHDD買ってきてまで動画サーバ作るのはやりすぎだと思うぜ。ベイベ。
8)プリントサーバに
家庭ではいらんだろうけど、昔職場でこれ同僚と二人で作って活用してました。SOHOとか向き。
今のFAX複合機なんかには、プリントサーバ機能はついているので、PC何台もぶら下がっていても大丈夫なのですが、ちっこいプリンタ一台置いているようなオフィスだとプリントサーバは必需品ですよ。
プリンタの共有機能そのものも大切ですが、でかいファイルのバッファ機能がありがたいです。出力側PCが印刷終わるまで開放してくれない、というあの拘束プレイが無くなります。
9)無線LANルータ・中継器にしてしまおう
有線でも無線でも、ルータを作ってしまうことが可能です。しかし、専用機が3000円くらいで売っている今、わざわざPC一台つぶしてLANポイント作ったり意味あるのかね。
自分の技術力を磨くには、いいかも。
《 上級編 それはコアな使い方だね編 》
10) ボードPC(組み込み型)の母艦に ~マニアのための開発環境~
秋月電子と聞いて、「お世話になりました&なってます」な人にはすぐわかりますが、ちっこい基盤だけのコンピュータが山ほどこの世には存在していて、そいつに命令を組み込んで電子機器を動かす、ということがこの世界では行われているのです。
で、そいつに命令を刷り込んだり、動作を開発したりプログラムするときに、母艦が必要になるわけですね。基盤コンピュータには画面もキーボードもないので。
でで、基盤コンピュータと母艦をRS-232Cで繋いでとか、パラレルポートで繋いで、とかやるんですが、最近のコンピュータはUSBばかりになってしまってそういう「レガシーポート」(古い伝統的な穴)は無くなってしまったのです。
だから古いPCは大事な人には大事なんですってば。
11) そりゃもう、Telnet端末を作ろう、でしょ。
ごめんなさい、そろそろネタ切れで怪しくなってますよ(笑)
むかーし、メインフレームが主役だった頃、OA機器として事務員のお姉さんがタイピングしながら向かっている画面は「ただの端末」でそれ自体はアホな入力・出力だけの機械でした。
重要な計算そのものはすべてメインコンピュータがやってて、それを離れた端末の画面に映していただけ、という。
それと一緒で、世界に転がっているtelnetサーバに入るための、単なる端末として使おう、というUNIXな人にしか意味不明なネタです。
いや、それするなら普通に今のPCのターミナル立ち上げたらええやん、というただそれだけのお話。
12) 変なOSを入れて独善的なマシンを作ろう!
そりゃもう、見たことのないようなデスクトップ環境が動いている怪しげなマシンを作って友達(いないけど)を驚かす、もしくは一人にやにやするに限ります。
ではでは、いわゆるDOS/V互換機(x86系)に入れられる香ばしいOSの数々をラインナップ!
第1位 LINUX …言わずと知れた置き換えOSの雄!実働もNo.1でしょうね。
第2位 Android …x86でもアンドロイドは動きます!タッチパネルの扱いとか、縦横画面の扱いとか、ちょっと癖があるけれど。
第3位 BSD …LINUXよりも本家に近いUNIX系OS。ひねくれ者もしくはマニアが好む。
第4位 DOS …そりゃ今こそ原点に戻ってDOSでしょう。MS製ではなくフリーのDOSもあるし。
第5位 BeOS/Haiku …フランスMac出身、ジャン・ルイ・ガセーの夢だったBeOS。夢のままで終わった幻のプロジェクトです。
第6位 TRON/超漢字 …こちらは国産OS、日本の夢だったTRONプロジェクトから超漢字は今も続いてるんだ!
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とまあ、いろいろ考えてきたけど、以外に使い道ってないのですね〜。困ったものです。早いうちに売り飛ばすというのもありかも。
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