中古iPhoneや中古iPadを購入しても、iOSが古いと
「新規にアプリをインストールすることができない」
ということが起きがちです。
アプリは日々更新されており、新しいiOSに対応してバージョンアップしてゆきますから、古いiOSしか載っていない機種ににインストールしようとしても
「対応していません」
と弾かれてしまうようになっているからです。
その回避方法は、すでにいろんなところで述べられていますが、
『最新機種など、別の新型iPhoneを持っていて、そのアップルIDを使って中古にもアカウントを作る』
という方法がテッパンです。
新しめの機種のアップルIDを使えば、新しいほうに、自由にどんなアプリでもインストールできます。
そのアカウントと共通なアップルIDで中古や旧機種にアカウントを作れば、
「以前のバージョンのアプリをダウンロードできる」
ため、かなり多くのアプリを(ほぼ)問題なく使えるようになります。
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<やり方>
■ 中古iPhoneで動かしたいアプリの最新版を、新型iPhoneにインストールする。
■ 新型で使っている既存のアップルIDを使って、中古iPhoneを設定する。
■ AppStoreを動かして、右上の「人」型のアイコンをタップする。
■ 購入済みをタップ → 雲マークをタップ → 旧バージョンをダウンロード
■ 中古iPhoneでも、以前のバージョンのアプリが使えるようになる。
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ただ、この方法だと、iCloudに保存される「バックアップ」の容量がどんどん大きくなってしまい、ひとつのアップルIDに複数台のiPhone等のデータが紐付いてしまうので、本来一番大切な「新しい方のiPhone」のアップルIDがバックアップできない事態になってしまいます。
(iCloudの容量を、いくらでもお金を出して増やすなら別ですが)
そこで、どれだけ中古iPhoneが増えても、自在にアカウントを増やして、なおかつ自在にアプリを使う方法として、次のワザをオススメします。
<無限中古iPhone活用法>
■ 自分の新機種のiPhoneには手をつけない。そのまま持っておく。
■ 中古でいいので、iPhone8以降の機種を一台持っておく。(買っておく)
■ iPhone8はiOS16(2023年時点で最新OS) が動くので、どんなアプリもインストールできる。
■ iPhone8の中古は1万5千円程度からある。
■ このiPhone8は、基本的に「中古iPhoneの設定用」として使う。
■ ターゲット用の中古iPhoneとして「iPhone6」と「iPad4」と「iPadAir1」があると仮定する。
■ iPhone8 で毎回アカウントを作ってゆく。同時にはできないので、それぞれ一回ずつ。
■ iPhone8で、「iPhone6」用のアカウント(アップルID)Aを作る。入れたいアプリを「iOS16」の環境下でインストールする。
■ 「iPhone6」 にもアップルIDのAで入り、設定する。
■ AppStoreから、旧バージョンのアプリをダウンロードする。
■ iPhone8を初期化して、今度は「iPad4」用のアカウントを作る。これをアップルIDのBとする。
■ 同じように「iOS16」の環境下で、入れたいアプリをインストールする。
■ 「iPad4」にもアップルIDのBで入り、設定。その後アプリのインストール。
■ 以下繰り返し。アップルIDのCを作ってゆく。
いくらでもIDのかぶらない中古機種が作れる。なおかつアプリもかなり自由自在に入れられる。
■ ただし、考え方としては、「iPhone6」と「iPadAir1」はiOS12までのアプリが入れられる。「iPad4」はiOS10までのアプリが入れられる、ということ。
■ ターゲットとなる中古iPhoneがどこまでのiOSバージョンに対応しているかによる。
■ iPhone8は、アカウントを作らずに「空っぽの状態で置いておく」。中古iPhoneたちのメンテナンス用や、新たにアプリを追加するときのために使う。
という感じです。ご活用ください。
上記の方法を使って中古のiPhone6を買ってきて設定したもの。
iOS15やiOS16を要求されるApple純正のアプリ、「Clips」「Numbers」「Keynote」「Pages」「GarageBand」「iMovie」などが入っていることがわかると思います。
中古iPhoneは「iOS12」までしかないので、本来は新規インストールしようとすると弾かれてしまいます。
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