2024年に買った倒産品らしきMP4プレーヤー・ワンセグプレーヤーの電源スイッチが不調になったので分解してみました。
その時の記事はこちら↓
https://kotaro-yoshiie.blogspot.com/2024/11/mp4zm-431.html
結論を先に言いますが、スイッチそのものは、どこが悪いのかよくわからず、そのままにしています。
ただ、分解そのものは面白かったのでアップしましょうね。
(この機種、
■ 電源アダプタにつなぐと勝手に電源が入る
■ リセットボタンと2回くらい押すと電源が切れる
ので、実用性は下がるものの、意外にふつうに使えています)
こういう機器です。
もはや会社ごと、ございません。
まず、全体をよく見ても、ネジらしきものが一切ないので、
「あっれれ〜、おっかしいぞ〜?」
となります。
そこで、じーっと目をこらすと、どうも画面のところが、はめ込まれているっぽい。
で、あやしいところにスマホ開封ツールをぶち込みました。
そうするとなんということでしょう!ビフォーアフターです。
最近、こういうアップルみたいな設計多いですね!笑
iMacとかも、両面テープ貼りの画面だったと思いますが、そんなマネせんでええねんwww
(つまりは両面テープでガッチリ貼られています)
そして、表にはネジがいっさいないのに、ここから先はネジだらけですwww
ネジそのものは、とくに難しくないので、とっとこ外したろう。
黒い中枠を外すと液晶そのものが現れます。これはグラグラしていて、とくにネジ止めはされておらず、ケーブルでメイン基板に繋げられています。
黒い中枠は、このグラグラの「液晶押さえ」みたいな働きになっています。
基盤のほうは黒いネジで止まっています。
電源ケーブル・スピーカーケーブルなどに注意しながら外しましょう。
中国製によくある1500mAhの電池が入っています。
基盤を裏返すとこんな感じ。
■ お、ちゃんと電池はコネクタでつながってる!しょぼい中華製だとハンダ直付けのことがあるのに。
■ スピーカーもコネクタ接続。へんなところで好感がもてる。
■ 左上の黒い線は、アンテナから来ており、つまりこの「乗っかってる」基盤は、ワンセグ用。
■ ち、ちょまてよ。もともとこの機種はマイクロSDカードを挿せるのだが、もう一個SDカードが載ってるぞwww (これがメインストレージなのか)
なんかこう。最近変なジャンクを分解したら「中からマイクロSDカードを取り出せますよ」みたいな機器が増えてますが、これもそういうやつです。
サンディスクのHC 8GBのカードが刺さっていたが、ほんまかいなwww
MTV818A と書いてある。
AIが教えてくれました。
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MTV818Aは、韓国の半導体メーカーであるRAONTECH(ラオンテック)社が開発した、地上デジタル放送のワンセグ(ISDB-T 1-segment)受信用の高集積SoC(System-on-Chip)ICチップです。
主に以下のような特徴や用途を持っています。
📊 主な特徴と仕様
• 対応規格: 日本や中南米(ブラジルなど)で採用されているデジタルテレビ放送規格「ISDB-T(ワンセグ)」に対応しています。
• 受信帯域: モバイルTVやポータブル機器向けに、UHFバンドの電波を受信・処理します。
• 高い集積度: チューナーやデモジュレーター(復調器)などの機能を1つのチップに集約(SoC)しており、基板の省スペース化と低消費電力を実現しています。
🛠 主な用途
• 車載用ワンセグチューナー
• ポータブルテレビ・携帯型メディアプレイヤー
• 緊急警報放送(EWBS)対応のデジタルテレビレシーバー(セットトップボックス)
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日本仕様ワンセグチップらしい。韓国製か・・・。
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SGM6505は、中国の半導体メーカーであるSG Micro(聖邦微電子)が製造している6ビット・1-of-2(2入力1出力)のマルチプレクサ/デマルチプレクサ(アナログスイッチ)ICです。
主にSDカードやSDIO、MMCのホストコントローラを複数のスロットや周辺機器へ拡張・切り替える用途(SDIOインターフェースは6本の信号線で構成されるため最適)や、PCのVGAビデオ、オーディオ・ビデオ信号のルーティングなどに使用されます
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C300と書かれたチップはいちばん大きいのですが、型番的にはよくわかりませんでした。
しかし、グーグルレンズに読ませたら、
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画像に選択されている部品は、Allwinner F1C300 と思われます。これは、Allwinner Technology(全志科技)製の組み込みプロセッサ/メイン制御ICチップです。
特徴:
• パッケージ: LQFP128(128ピンのフラットパッケージ)
• 用途: 液晶ディスプレイ端末や各種組み込み機器のメイン制御(コントローラー)
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だそうです。
出た!全志Allwinner! 懐かしのPloyer MOMO9のSocを作ってた会社だ!
https://www.ebay.com/itm/373120682493
こいつだ!
さらに深堀りすると
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あと残っている大きなチップは↓くらいです。
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「HY5DU121622」は、SK Hynix(旧・現代電子産業/Hynix Semiconductor)製の512Mbit(メガビット)DDR SDRAM(メモリチップ)です。
主に古いPCのメモリ(DDR1世代)や、ルーター、ネットワーク機器、組み込み機器、電子工作(ESP32やSTM32システム周辺など)のキャッシュメモリとして使われている集積回路(IC)です。
主な仕様・型番の読み解き(一例:HY5DU121622DTP など)は以下の通りです:
• メーカー: SK Hynix
• メモリ容量: 512Mbit(32M x 16ビット構成)
• メモリ規格: DDR1 SDRAM
• パッケージ形状: TSOP-66(66ピンの表面実装タイプ)
• 主な用途: レガシーデバイスの修理、ルーターのメモリ改造(RAM増設など)、組み込み開発
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こいつは512MのSDRAMでした〜。
ということはメインストレージをわざわざ8GB別に載っけていて、さらに追加できるようになっているという
なかなか親切な仕様
ということですね。安物の機械だと、最低限のオペレーションができるメモリ類だけ載っけて、あとは適当にマイクロSDを突っ込んでね!という仕様が多いのですが、ちょっと良心的でした。
さて、もともとの電源スイッチの不調。電池も引っこ抜いて完全リセットを試したりもしたのですが、そういうソフト的不調ではなさそうです。
そうするとマイクロスイッチの取り換えなども発生するので、めんどくせ〜と、元通りにフタをしてしまいました。
とりあえずは使えるので問題ない。
全体の感想ですが、2015年製ということを考えると、当時の中華製1万円切りタブレットの派生品みたいな感じはします。
コストを考えても実売1万円くらいはしても変じゃない感じですね。製造コストはもっと低いでしょうけれど。
ウィキをみると
https://ja.wikipedia.org/wiki/Allwinner
MOMO9に載っていたA10とかA13は、ARM Cortex-A8のシングルコアで、Andoroid4.0くらいを動かしていましたが、そのひと世代前のチップという感じです。
なんか、古き良き深センの電子部品かいわいの名残を感じます。懐かしいなあ。
それが今や、世界のトップレベルに肉薄しているわけですから、中国もすごいね。