2016年9月11日日曜日

新型フリード レビュー 来て見て触ってきましたよ! ~トヨタ シエンタと比較する~



 さあ、みなさまお待ちかねの



 新型フリード



先行発表内見会に行ってまいりました!!!


 正式には、9月16日発表ですが、本日まだ9月11日!!一週間先取りの



 フリード実車レビュー



です!!!



 まずは概観から!!!



 一部では「ステップワゴン似」とされている新型フリードの顔ですが、初代よりもボンネットが高めになって(厳密には、初代は下からぐいっと新幹線のノーズのように上がっているだけ)ちょっと顔面の肉厚感が増しました。


 このあたりは事前の写真どおり、フリードスパイク寄りです。


 ただ、実車を見て思ったのは


 デザインのおかげで、車幅が初代よりも(横幅が)コンパクトに見える


という不思議な現象が!


 実際には十分5ナンバーサイズの横幅なのですが、「シュッっとしている感」がありました。


 概観からも十分に乗りやすそうな感じが伝わってきます。





 この概観、新型シエンタと比較するとやっぱり「背が高い」イメージが強いです。

 新型シエンタが、背の低いコンパクトカーだとすると、新型フリードは、コンパクトなミニバンの感じ。しっかり高さはミニバンしてます。



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 運転席からのまず第一の眺めはこれです。


 初代フリードに乗っている方は、絶対一度新型フリードに乗ってみてください。




 全然、運転席の感覚が違います!!!!




 これは、カタログデザインでは初代に似せてきているだけに、実際に座った時の違いがビックリします!







 ハンドル付近は、あまり変化なし。



 助手席の足回りは、かなり広くなりました。フリードおなじみの「テーブル」の作りが変わっています。

 前方に広がるレイヤーデザインは踏襲しているだけに、この変化はけっこう驚きです。



 新型シエンタとの違いは、着座ポイントの高さによる「車ジャンルの、根本的な違い」が感じられます。


 簡単に言えば、新型フリードのほうが着座位置が高いので、


「新型シエンタの運転感覚は、普通車やコンパクトカーを運転している感覚」


であり、


「新型フリードの運転感覚は、やや着座位置の異なるミニバンを運転している感覚」


なのです。これは、運転者としては全く別物ですね。




 インパネまわり。初代フリードよりは質感が増しました。高級ミニバンのゴージャスさはありませんが。





 後席まわり。


 確実に、2列~3列めの間が広がっています。3列目シートそのものはあまり変化がないですが、その間の空間が広がっています。

  今回見せてもらったのはベンチシート車だったので、新型シエンタとの中・後席の差はあまり感じられませんでした。





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 まとめです。


 新型シエンタが大きく変化したのは「フリードに似せてきた」からでした。

 そのフリードは初代の完成度が高かったゆえに、「新型との大きな差はないのかな?」と思っていました。


 ところが、まず運転席の感覚が全く違う!ということに驚かされました。


 これはいい意味での裏切りですね。


 三列全体の雰囲気、配置、トータルでのパッケージが大きく変わらないということは、安心感でもあり、面白さの欠如でもあるという矛盾なのですが、


 一度座ればわかります。


 これは、変化なしとみせかけて「変わっている」車だと!



 残念ながら言葉や写真ではこの変な感じは伝わりません。ぜひ実車を触りにいってください!



 フリードユーザーほど、逆に新鮮な驚きがあると思います。





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