2026年10月7日水曜日

激安ワンセグ・MP4プレーヤー ZM-431 を分解する!

 

 2024年に買った倒産品らしきMP4プレーヤー・ワンセグプレーヤーの電源スイッチが不調になったので分解してみました。



 その時の記事はこちら↓

https://kotaro-yoshiie.blogspot.com/2024/11/mp4zm-431.html



 結論を先に言いますが、スイッチそのものは、どこが悪いのかよくわからず、そのままにしています。


 ただ、分解そのものは面白かったのでアップしましょうね。


(この機種、


■ 電源アダプタにつなぐと勝手に電源が入る

■ リセットボタンと2回くらい押すと電源が切れる


ので、実用性は下がるものの、意外にふつうに使えています)



 こういう機器です。


 


 もはや会社ごと、ございません。


 まず、全体をよく見ても、ネジらしきものが一切ないので、


「あっれれ〜、おっかしいぞ〜?」


となります。


 そこで、じーっと目をこらすと、どうも画面のところが、はめ込まれているっぽい。


 で、あやしいところにスマホ開封ツールをぶち込みました。




 そうするとなんということでしょう!ビフォーアフターです。


 



 最近、こういうアップルみたいな設計多いですね!笑


 iMacとかも、両面テープ貼りの画面だったと思いますが、そんなマネせんでええねんwww


(つまりは両面テープでガッチリ貼られています)


 そして、表にはネジがいっさいないのに、ここから先はネジだらけですwww


 ネジそのものは、とくに難しくないので、とっとこ外したろう。



 黒い中枠を外すと液晶そのものが現れます。これはグラグラしていて、とくにネジ止めはされておらず、ケーブルでメイン基板に繋げられています。


 黒い中枠は、このグラグラの「液晶押さえ」みたいな働きになっています。


 基盤のほうは黒いネジで止まっています。


 電源ケーブル・スピーカーケーブルなどに注意しながら外しましょう。


 



 中国製によくある1500mAhの電池が入っています。


 



 基盤を裏返すとこんな感じ。


■ お、ちゃんと電池はコネクタでつながってる!しょぼい中華製だとハンダ直付けのことがあるのに。

■ スピーカーもコネクタ接続。へんなところで好感がもてる。

■ 左上の黒い線は、アンテナから来ており、つまりこの「乗っかってる」基盤は、ワンセグ用。


■ ち、ちょまてよ。もともとこの機種はマイクロSDカードを挿せるのだが、もう一個SDカードが載ってるぞwww (これがメインストレージなのか)


 なんかこう。最近変なジャンクを分解したら「中からマイクロSDカードを取り出せますよ」みたいな機器が増えてますが、これもそういうやつです。


 


 サンディスクのHC 8GBのカードが刺さっていたが、ほんまかいなwww



 MTV818A と書いてある。


 AIが教えてくれました。


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MTV818Aは、韓国の半導体メーカーであるRAONTECH(ラオンテック)社が開発した、地上デジタル放送のワンセグ(ISDB-T 1-segment)受信用の高集積SoC(System-on-Chip)ICチップです。

主に以下のような特徴や用途を持っています。

📊 主な特徴と仕様

• 対応規格: 日本や中南米(ブラジルなど)で採用されているデジタルテレビ放送規格「ISDB-T(ワンセグ)」に対応しています。

• 受信帯域: モバイルTVやポータブル機器向けに、UHFバンドの電波を受信・処理します。

• 高い集積度: チューナーやデモジュレーター(復調器)などの機能を1つのチップに集約(SoC)しており、基板の省スペース化と低消費電力を実現しています。

🛠 主な用途

• 車載用ワンセグチューナー

• ポータブルテレビ・携帯型メディアプレイヤー

• 緊急警報放送(EWBS)対応のデジタルテレビレシーバー(セットトップボックス)


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 日本仕様ワンセグチップらしい。韓国製か・・・。


 




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SGM6505は、中国の半導体メーカーであるSG Micro(聖邦微電子)が製造している6ビット・1-of-2(2入力1出力)のマルチプレクサ/デマルチプレクサ(アナログスイッチ)ICです。

主にSDカードやSDIO、MMCのホストコントローラを複数のスロットや周辺機器へ拡張・切り替える用途(SDIOインターフェースは6本の信号線で構成されるため最適)や、PCのVGAビデオ、オーディオ・ビデオ信号のルーティングなどに使用されます


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 C300と書かれたチップはいちばん大きいのですが、型番的にはよくわかりませんでした。

 

 しかし、グーグルレンズに読ませたら、


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画像に選択されている部品は、Allwinner F1C300 と思われます。これは、Allwinner Technology(全志科技)製の組み込みプロセッサ/メイン制御ICチップです。

特徴:

• パッケージ: LQFP128(128ピンのフラットパッケージ)

• 用途: 液晶ディスプレイ端末や各種組み込み機器のメイン制御(コントローラー)


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だそうです。


 出た!全志Allwinner! 懐かしのPloyer MOMO9のSocを作ってた会社だ!


https://www.ebay.com/itm/373120682493


こいつだ!


さらに深堀りすると


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このICシリーズ(F1C100s、F1C200sなど)は、極めて低コストながら単体で超小型のLinuxシステムなどを構築できることから、DIYハードウェアや組み込み機器開発、レトロゲーム機などのメインICとして電子工作愛好家の間でも広く知られています。
主な特徴と仕様
• CPUアーキテクチャ: ARM9プロセッサコアをベースにしたSoC(System on Chip)です。
• メモリ内蔵 (SiP): 一般的なマイコンとは異なり、同一パッケージ内にSDRAM(DDRメモリ)を内蔵(SiP:System-in-Package)しているため、基板面積と部品コストを大幅に削減できます。
• パッケージ: 多ピンの LQFP128(または近しいピン数のQFP型)パッケージを採用しており、手作業でのデバッグやはんだ付けも可能なリード付き形状をしています。
• マルチメディア機能: 720PクラスのH.264/MPEGビデオデコーダ、オーディオコーデック、液晶ディスプレイ(LCD)RGBインターフェース、カメラ入力(CSI)などを統合しており、動画・音声再生機能を持つ小型スマート家電やドライブレコーダー、電子フォトフレーム等に適しています。

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 まさに!この機器にうってつけのチップですね。




 あと残っている大きなチップは↓くらいです。




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「HY5DU121622」は、SK Hynix(旧・現代電子産業/Hynix Semiconductor)製の512Mbit(メガビット)DDR SDRAM(メモリチップ)です。

主に古いPCのメモリ(DDR1世代)や、ルーター、ネットワーク機器、組み込み機器、電子工作(ESP32やSTM32システム周辺など)のキャッシュメモリとして使われている集積回路(IC)です。

主な仕様・型番の読み解き(一例:HY5DU121622DTP など)は以下の通りです:

• メーカー: SK Hynix

• メモリ容量: 512Mbit(32M x 16ビット構成)

• メモリ規格: DDR1 SDRAM

• パッケージ形状: TSOP-66(66ピンの表面実装タイプ)

• 主な用途: レガシーデバイスの修理、ルーターのメモリ改造(RAM増設など)、組み込み開発


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 こいつは512MのSDRAMでした〜。


 ということはメインストレージをわざわざ8GB別に載っけていて、さらに追加できるようになっているという


 なかなか親切な仕様


ということですね。安物の機械だと、最低限のオペレーションができるメモリ類だけ載っけて、あとは適当にマイクロSDを突っ込んでね!という仕様が多いのですが、ちょっと良心的でした。



 さて、もともとの電源スイッチの不調。電池も引っこ抜いて完全リセットを試したりもしたのですが、そういうソフト的不調ではなさそうです。


 そうするとマイクロスイッチの取り換えなども発生するので、めんどくせ〜と、元通りにフタをしてしまいました。


 とりあえずは使えるので問題ない。




 全体の感想ですが、2015年製ということを考えると、当時の中華製1万円切りタブレットの派生品みたいな感じはします。


 コストを考えても実売1万円くらいはしても変じゃない感じですね。製造コストはもっと低いでしょうけれど。


ウィキをみると


https://ja.wikipedia.org/wiki/Allwinner


MOMO9に載っていたA10とかA13は、ARM Cortex-A8のシングルコアで、Andoroid4.0くらいを動かしていましたが、そのひと世代前のチップという感じです。


 なんか、古き良き深センの電子部品かいわいの名残を感じます。懐かしいなあ。


 それが今や、世界のトップレベルに肉薄しているわけですから、中国もすごいね。







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