家でも仕事場でも、いわゆる普段使いの雑務は ChromeOS Flex で済ませているのですが、ここに来てすこし懸念すべき事項がでてきたので、メモ代わりに置いておきます。
通常のChromeBookも持っているので、こちらはASUSのC214MAのため、更新期限も2029年まであります。まあ、これがあるので困りはしないのだけれども・・・。
問題はおなじASUSでもC300MというChromeBookの最初期に販売された機種を、ChromeOS Flexで使っているヤツのほうですね。
もちろん、現在バリバリ普通に動いているのですが、これはもともとChromeBookだったのに、更新期限が2019年に切れてしまっているので、ChromeOS Flex に入れ替えてあるのです。
( *この時の実際のやり方は別記事にまとめてあります。
https://kotaro-yoshiie.blogspot.com/2024/05/chromebookchromeos-flex.html
)
さて、繰り返しますが、このC300Mに入れたChromeOS Flex 普通にバリバリ動いています。たぶん、「遅い」とか「待たされる」ということもなく、ふつうに触っている分には気づかないくらい快適に動いています。
ところが、この機種、メモリが2GBなんですね。おまけにストレージも16GBしかありません。
2025年最新のChromebookだとメモリ16GB/SSD128GBとか、メモリ8GB/eMMC64GBとか、そういう仕様の速いやつもありますが、まあ、この1〜2年を通じて標準的なのは
「メモリ4GB/eMMC32GB」
みたいな感じだと思います。ぶっちゃけストレージは、SDカードなりで増やせるので。
なので、ChromeOS Flexも、まあこのあたりを標準として設計されているらしく、
「メモリ4GB以上・ストレージ16GB以上」
がインストール要件になっているわけです。
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さて、ここからが本題。ChromeOS Flexのインストール要件は4GB以上なんだけれども、この時多くの先人が実際に試して
「メモリ2GBでもふつうに動くじゃん!」
ということに気づきました。
なので、元ChromeBookに限らず、普通のPCでも2GB時代の古いマシンにChromeOS Flexを入れる、という運用をしているブツがたくさん転がっているわけですね。
わたしの一台を含めて(笑)
さて、メモリ要件がそもそも推奨要件を満たしていないので、こちらサイドから文句をいうことができないのですが(笑)、物理的にメモリを増設できる機種ならいざ知らず、元ChromeBook系統は、そういう作りになっていないので、2GBの縛りは変えることができないわけです。
ここで、近い将来起きそうな問題が予感されます。(今日の時点では、だいじょうぶ)
それは
■ ChromeOS Flexは勝手にOSの自動更新が適用されて、バージョンが上がってゆく
■ ChromeOS Flexをインストールした2023年とか2024年ごろのOSは、もちろん2GBでもちゃんと動いている。
■ しかし、これからバージョンが勝手にどんどん上がると、いつか「メモリ不足」を宣言されるのではないか?
ということです(爆)
まあ、そういうことが当然あるので、もともとのChromeBookでは「自動更新年限」が決まっているわけですね。
いつまでも古いマシンの機器構成に囚われてはいられないので、OSのバージョンが上がってゆけば、容量なりが少ないものは切り捨てていこう、というのが真っ当なセオリーです(笑)
恐ろしいことにChromeBookのほうは「バージョンアップを止める」技が公式にもあるのですが、ChromeOS Flex のほうは「バージョンアップを止められない」っぽいのです。
2025年2月現在、ChromeOS Flexのバージョンは、
「132.0.6834.208(Official Build) (64 ビット)」
ですが、さて、これがどこまでいけるやら!
(もともとC300の場合 ChromeOS のバージョンは
「76.0.3809.38(Official Build)dev (64 ビット)」
で打ち止めでした。まあ、76から132まで延命できたのだから、文句は言えませんが)
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「人は、死んだ時と、その人がいたことを覚えている人たちが死んだ時の2度死ぬのだ」みたいなことわざというか、表現がありますが、
「ChromeBookは二度死ぬ」
ということですね!
007かよ!!
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<メモ追記>
Ver114時代のChromeOS Flexインストールメディアを持っていたので、再度インストールし直したのですが、初回起動のあと、自動で
バージョン: 120.0.6099.275(Official Build) (64 ビット)
までアップデートされました。
このまま「アップデートを確認」を押さなければ、120のままで止まるのか、それとも・・・。といったところです。
下部のライセンスのところが2025になっているので、ネットに繋がった時点でグーグルのサーバー的には、いつも「こっちを見てる」のだとは思いますが、はてさて120のままで「お目こぼし」してくれるのか、強制的にアップデートしようとするのか・・・(笑)
<メモ追記2>
やはり、そのうちに勝手にアップデートを探しにゆき、電源を切るごとに更新されるようです。次の段階では
バージョン: 126.0.6478.222(Official Build) (64 ビット)
バージョン: 130.0.6723.126(Official Build) (64 ビット)
バージョン: 132.0.6834.208(Official Build) (64 ビット)
に切り替わりました。何度かのステップで変わってゆくのだと思われます。
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