2016年10月3日月曜日

【学校をめぐる諸問題06】 ポストゆとり、の学校問題を考える。 ~これからガッコウはどうあるべき?!~



 こんにちは。

 ヨシイエが学校問題を扱うのは、久しぶりなのですが、新潮デイリーさんに、これからの教育にまつわる面白い話が載っていたので、そのへんを紹介しながら今日は書いていこうと思います。


 これまで、ヨシイエの記事では主に「学校管理職と職員がカスだと学校は悪くなるぜ!」みたいなノリで書いていたのですが、今回はもうちょっと広い視点で。


 まずは、以下の三本の記事を読んで下さいな。

 

(新潮デイリーさんの記事より)

「学力テストでトップ級」秋田県は、なぜダメなのか

http://www.dailyshincho.jp/article/2016/09301340/?all=1



いじめ自殺を考えた藻谷浩介さん「俺が死んで、あいつらを反省させてやる」

http://www.dailyshincho.jp/article/2016/09301305/?all=1



新時代のリーダーは「進学校」より「崩壊学級」で錬成せよ

http://www.dailyshincho.jp/article/2016/09301310/?all=1





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 話はたいへんに面白く、たとえば「県別学力試験」をやった結果上位に来ている県が経済的や文化的に潤っているかといえばそうではない事実とか、あるいはその県を卒業した人間が東大や京大で有意に多数入学しているかといえばそうではないこととか、


 学力、とされるものと、現代社会における何らかの成果


が、実はあんまりリンクしていなくて、これは変だぞ!?となっていることがまずはスタートラインでした。



 逆に、賢い子供を一生懸命都会に送り届けている田舎の県が衰退していたり、せっかく東大に入ったところが、企業社会の中で生きてゆけなかったり、と問題山積の”学校”なんですが、結論は


「学力や偏差値と、”生き抜く力”はどうやらそのままリンクするのではない」


ということなのです。


 だったら、学校で教えるべきことの内容を見直したほうが、いいよね。ということになるわけで。




 ところが、記事にも出てきますが、


「じゃあ、学校に対して望むことや、あるべき子供たちの成長の中身に対して、共通認識やビジョンがあるか?」


となると、



実は、日本中、誰も望ましい子供の成長なんてわかってない



ことが露呈するわけですよ。



 記事の中では「まともな大人」という言葉が出てきますが、実はだれも


「まともな大人像」


を定義できないのが昨今の日本人なわけで。



 ホリエモンのような起業家はまともな大人なのか。


 政治家はまともな大人なのか。


 シャープやJALの経営者はまともな大人なのか。


 ブラック起業の従業員はまともな大人なのか。


 みたいに具体例を挙げてゆくたびに、



もう、まとも、とか普通の大人像がわからない!


ことになっているのです。





 なので、相変わらず旧来の基準である「偏差値」とか「大学名」とかに頼らざるを得ない、ということが問題点。


 せっかく「ゆとり教育」からも脱して、新時代の「教育のあり方」を模索できるチャンスなのに、単純に「詰め込み復活」みたいになっているのも大問題だとヨシイエは思います。



 恐ろしいことに、賢い大学教育を受けても、世間の荒波にもまれてすぐに



 ポキン



となってしまう子供たちが多いのが実際で、類稀なる「メンタルブーム」は、まさにそこらへんにも根源的問題があると考えます。



 記事の提言では、ガリ勉ヤンキー入り混じった「泥臭い環境」の中で、いろんな視点から立ち上がることができる人材が「新しいリーダー像」として求められていることが出てきますが、個人的にはそうした



 清濁併せ持った人材



が魅力的だとは感じますが、そこへ至るまでにいろいろ叩かれて出る杭が打たれたりもするんだろうな、と思います。


 なんせほれ、失敗とか逸脱を許容しない度は、さらに増しているのが現代日本ですから。



 というわけで、現時点ではまだ学校がめざすべき「ポストゆとり」の理念は未発見なのだと思います。


 とりあえずは学力回帰でしのごう、と誰もが思っていますが、センター試験も改革されるようで、大学全入をどうするかとかを含めて、



 迷走が続く



ことは疑いないわけで。



 そんな中で個人的には、ヨシイエにも子供がいますが、うちの子にはまず



「タフであることと、コミュニケーションがとれること」


を主眼に置きながら育てようとは思っています。



 よくも悪くも、タフさは、ある種のキーワードになってくるんじゃないかな〜、と思いながら。












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