トヨタパッソ/ダイハツブーン
(写真はトヨタさんのサイトから)
に乗る機会があったのでレビューです。
最近、この手のクルマは「Aセグメント」なんて呼ばれ方をするらしいですが、古くは日産マーチからはじまって、初期のシビックなんかもこのタイプですね。(ああ、古い人間だとばれてしまう)
いわゆる最も入門編な小型車ですが、普通登録車なので、近年はすっかり
「軽自動車」
にお株を奪われている感もありますが、まだまだ人気です(^^ なんとも、やっぱり5人乗れてしまうところも大事ですね。
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さて、今回260Kmぐらいを市街地あり、高速ありで織り交ぜて走りましたが、 今回乗ったのは
1.3リッタータイプ
でしたので、公称燃費が19キロ/Lぐらいです。 実燃費は14キロちょいでしたので、まあ、そんなもんではないでしょうか。
結構遠乗りしたのに、ガソリン代が2000円で十分おつりが来るのはやはり魅力的。1リッタータイプだと、公称27.6/Lなので、 これはこれで魅力的(^^
まあ、燃費うんぬんについては、近年だとハイブリッド車もあるので、お好きなのを選べばよいと思います。
さて、実際に運転席に座ってみての感覚なのですが、
このインパネまわり、よーく見てくださいね!実はハンドル前方のパネルそのものが、
垂直に切り立っている
ので、かなり不思議な圧迫感があります!
近年のインパネデザインや、メーターの配置は、センターレイアウト(メーターが中央にあるやつ)とかが流行なので、目線からみて遠いところにいろんなものがあることが多いのですが、このパッソは違います。
ハンドルのすぐ前、もうなんか目の前にメーターの針がある!
って感じで、好き嫌いが分かれそうです。よく言えば、見やすいのですが、悪く言えば、本来以上にせまっくるしい感じがしますので、絶対一度座席に座って判断してください。
小物入れなどはそこそこ充実しているし、ひざ元センターにも入れ物があるので、そこらへんは使い勝手がいいです。
この独特の「崖・壁」感覚は、マーチと比較するとわかりやすいです。
(日産さんのサイトから)
おなじ車格のマーチさんは、丸みをおびて、斜めにカットすることで、広さを感覚的に演出しています。メーターも幅の広いものにしてあるので、これは普通の車っぽい。
この画像を見て、もう一度パッソのインパネを見ると、なんということでしょう!
メーター回りとか、覗き窓みたいになっていることがわかると思います(笑)
あ、でもマーチと違って、パッソは「前席ウォークスルー」なので、そこはとっても使っていてらくちんでした。
わたくし、ベンチシート最高(^^派閥ですから。
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一方今度は、運転のしやすさについて。こちらは断然文句なしです(^^
ハンドルの取り回しも、最小回転半径が4.7mだけあって、小回りOKだし、なにせ軽いです。
何が軽いって、車体が軽いということはすごいですね!加速の感覚も軽いし、走っていても全てが軽いです。
私はミニバン界最小のフリードにも乗っていますが、おなじCVTでなめらか加速の2車であっても、
フリードは車体が重いから、”のたーっ”と加速する。
パッソは車体が軽いから、”ふわーっ”と加速する。
という大きな違いが(笑)
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あとは、マイナス点というほどではないけれど、ハッチバックらしく荷物の積載については、ど普通なところ、女性向けアレンジなので、ヴィッツなんかよりは、内装が全体的に安っちいところは、人によって評価が変わるかもしれません。
しかし、総合評価としては、私は嫌いじゃない車でした。女性に優しいということは、「実用的に乗りやすい」ということでもあります。
そしてなんと言っても、
「軽い普通車サイコー!!」
ということを改めて教えてくれた一台でした。
昨今の軽は、エンジンに対して重たくなりすぎで、運転フィーリングは実際悪いのですが、1.3リッターエンジン車って、本来こうだよね!という、教科書みたいに清く正しく美しい運転感覚を取り戻すことができたのは、良かったです(笑)
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