変なもの好きの吉家ですが、ちょっと前に
あのMSXパソコンの再来か!
と一部のマニアを微笑ませた「キーボードPC キーボードパソコン」を入手しましたので徹底レビューでございます。
当然、モニタは別売りなのであしからず。
マシンはテックウインドさんの「キーボードPC WP004」ですが、現在は「キーボードPCⅡ」になっていて、初期旧型が激安で販売されています(2018年4月現在)
テックウインド
その激安ぶりは、わたしが購入した価格で12800円!
某ストアでは 9800円まで下がっているようで。
新型のⅡモデルでも2万円を切っているところもあるので、新型のほうも要検討ですね。
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さて、レビューです。
本体そのものは、ヨコ30センチ弱、タテ12センチ強のコンパクトなキーボードで、若干後ろが厚く傾斜がついていますが、薄くて軽いです。ハードディスクなどがないので、めちゃくちゃ軽いのが特徴。
基本スペックは
■CPU Atom Z3735F
■OS Windows10 home32ビット
■メモリ 2G
■ストレージ 内臓32G eMMC マイクロSDスロット
■USB 2口USB2.0
■出力 VGA端子15ピン HDMI
■LAN 有線LANポート 無線LAN 搭載
■その他 マイク内臓 ヘッドフォン端子
となっていて、モニタ端子や有線LAN端子が充実しているものの
「つまりは、タブレットから液晶を抜いてキーボードをつけたもの」
と言ってよいでしょう!
端子類の配列はこんな感じ。(ひっくり返しています)
左からマイクロSDスロット・電源端子・HDMI・USB×2・有線LAN・VGA・ヘッドフォン端子・電源SW
と並んでいます。
入出力や、拡張性は、このサイズにしてはよく練られていると思います。実際同封されているのは
「本体と電源アダプタだけ」
(説明書すらペラ一枚のみ)
※バッテリーはないよ。なので電源は必ず必要。
なので、超コンパクトで持ち運びも苦にはならないと思います。
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電源を入れて動作させてみると、初回のみWindowsのIDアカウント登録作業こそあるものの、いたってオーソドックスなPCの動きです。
そしてファンレスなので、まったく無音で動作します。
(これはなかなかよいぞ)
しかし、肝心のキーボードのほうは、独自路線を突き詰めすぎて、いろいろややこしいことになっていました。
マウスのかわりにタッチパッドがついているのですが、ダブルタップなどはここでできるものの、肝心のマウスのクリックスイッチが近くにはありません。
クリックスイッチは左はじにありますが、なんと単体では動作せず、ファンクションキーとのダブル押しではじめてクリックができるという
指でツイスターゲームをさせる気か!!!!
という変態的な作りです。なので、USBマウスを100均で即日買ってくるべきです。
また、
「ろ」キーが巨大なのも意味不明で、そのせいもあって
「右シフトキーがああああ! 右シフトキーがあああ!」
(ここはムスカ大佐風に叫ぶ)
ええ、無いんですね。 わたくし、いろんなIDにアンダーバーを入れ込んでいて、いつもは右手だけで入力するところを、
右手と左手のコラボレーションや~!!!
と叫びながら左シフトキーを使わざるを得ないというハメに。
・・・まあ、そんなこんなで楽しい相棒ですが、Atomとは言いながら4コアですし、ネットサーフィンなどにはもってこいなのではないでしょうか。
ちなみにキーボードPCⅡになるとどこが違うかというと
■ バッテリーを搭載するようになった!
■ Windows10PROになった
■ タッチパッドが面積比3倍くらいになった!
■ USB3.0になった! メモリも4Gになった!
■ スピーカー内臓になった
のだそうです。お好きなほうをどうぞ。
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